The Nameless City: 5月 2016

2016年5月30日月曜日

DCC関連メーカーメモ

自分が調べていた車両以外のDCCを扱うメーカーについてもまとめようと思う。

完全独学なので間違っていたり勘違いしているものもあると思うので
読まれる方はあくまで参考と言う事でお願いします。
だいたいのソースはWikipediaか公式HP、または海外フォーラムです。
ご指摘、ツッコミももちろん歓迎です。

まずはドイツ語圏から--------------

Roco/Fleischmann www.roco.cc www.fleischmann.de
元々別々の会社だった両社、2008年にRocoの親会社であるModelleisenbahn Holding
がFleischmannを買収した。
本社はオーストリア、元々Rocoがオーストリアで1960年創業、Fleischmannがドイツの
会社で1887年創業。
両社ともにHO、Nゲージを販売していたが今はRocoはHOのみ、FleishcmannがRoco
のNゲージを引き継ぎつつHO、Nの両方。
現在デジタルシステムは共通化をはかっていてRoco製に統一されている。
Fleischmannの旧DCCシステムはUhlenbrockのシステムだった。

私の愛用するz21もRocoのシステム、操作を100%スマホかタブレットに依存する事により
価格をさげスターターセットにつく白箱のz21は車両レールこみこみで安いパッケージは
200ユーロ以下で購入する事が可能。
上位の黒箱Z21は単体販売のみで定価400ユーロ。
白と黒の差はインターフェースの数の違い。

DCCアクセサリーも豊富で便利だが、Roco10775デコーダでソレノイドモーターの
ポイントマシンを駆動するのは難しい。

Lenz www.digital-plus.de
DCC規格の元をつくったドイツの会社。
レンツさんはMärklinのモトローラ規格を作った人でもある。
製品は基本的にDCCシステムだが、Oゲージにも力を入れていて車両も販売している。
標準化はされていないがLenzでデコーダとコマンドステーションを組み合わせる事で
簡単にシャトル運転など自動化を楽しむ事ができる。
ただ個人的にはタッチパネルやスマホ、タブレットへ標準対応してほしい。
私はLS-150という定番ポイント用デコーダを使用中。
使っている人も多いので情報量が多く安心できる。

ESU www.esu.eu
大変メジャーなECoSと言うコマンドステーションやLokSoundと言った
サウンドプログラミングが出来るデコーダを扱うドイツの会社。
DCCアクセサリーも充実しているのでいつしかほしい。ECoS3がでたら考えよう。
今年ECoS用のAndroidベースのリモートコントロールも販売開始。

PIKO www.piko-shop.de
たぶんここで唯一紹介する東ドイツ生まれの会社。1948年創業
デジタルシステムはPIKO Digi-Fernというテレビのリモコンみたいなものしかないと
思っていたら今年PIKO SmartControlというAndroidベースのDCCシステムを販売開始。
たぶんソックリなのでコントローラはESUのOEMかもしれない。

ZIMO www.zimo.at
オーストリアのZIMOも小さいながら古くからデジタルシステムに取り組んでいる会社。
コマンドステーションやデコーダがメイン。
自分が持っているFleischmannのBR52蒸気機関車をJMRIで認識させるとZIMOのデコーダ
だった事が判明、サウンドが強いのかもしれない。

Uhlenbrock www.uhlenbrock.de
ドイツのUhlenbrockはIntelliboxで有名、コマンドステーションとDCCアクセサリーが
充実していてラインナップはESUと並ぶかもしれない。
ボタンやボリュームなどアナログインターフェースのあるモジュールをレイアウトに
あわせて組み合わせ、スマホやタブレットに頼らないインターフェースが作れる。
機関車やポイントの操作などDCCだけどアナログ操作感を重視できる。
ただ見た感じでかい。

Viessmann www.viessmann-modell.com
ドイツのViessmannもコマンドステーションやアクセサリーが充実。
信号機などもたくさんあるのでそのうち導入するかもしれない。

Märklin www.maerklin.de
ヨーロッパシェア1位なだけでなく世界的に見てもメジャーな鉄道模型会社。
HO以外にもさまざまなゲージを取り扱い、Nゲージは傘下のTrixが受け持つ。
Lenzの所でも書いたようにMärklinのデジタル化はDCCではなく専用のモトローラ規格で
DCCとは別物だけどサードパーティのデコーダやアクセサリーはDCCとMärklinと
両対応してる事が多い。z21もモトローラを選択する事は可能。

アクセサリーもとても充実していて前回ブログに書いたように設置して即対応。
とくにmfx対応と書いてある製品はコマンドステーションから認識しに行くらしく
アドレスなどの設定が自動化されている。
DCCと言うかLenzのRailComもそれを目指しているのかもしれないが現状は
機関車のアドレスを返すだけかもしれない。

そして重要なのはMärklinのコマンドステーションにあたるCentral Stationは
DCCのコントロールにも対応している。
今年Central Station3が出るそうで実際のタッチパネルの動作がどの程度か楽しみ。

Littfinski Daten Technik www.ldt-infocenter.com
ターンテーブルデコーダやフィードバックモジュールを扱う。
RocoのフィードバックモジュールをContact Track化できる製品もある。

その他の国々--------------

Digitrax www.digitrax.com
日本人ならはずせないアメリカDigitraxは強力なコマンドステーションの他
DCCアクセサリーも充実していてDigitraxだけですべてが解決する。
ただLenzの時も書いたけどRocoやESU、Märklinのように時代にあった
インターフェースが標準であればと個人的には思う。

DigitraxはKATOが積極的に国内へ流通させていて、日本語マニュアルも充実。
KATOのホビーセンターでは改造や相談も受け付けている模様。
おそらく日本で一番DCC環境にやさしく入りやすいシステム。
英語が苦手ならば間違いなくKATO経由のDigitraxが良い。

私が持っているDigitrax/KATO製品はデコーダのみだけど、安いし物も大変良いし
何より量販店で買えるのが良い。ただKATOはNEM規格にもあわせて欲しい。
コネクタ共通化するだけでもDCCがやりやすくなるだろうに。
海外輸出用はNEM651つけてるのになぜ差別化するのだろうか。

Digikeijs www.digikeijs.com
オランダのDigikeijsは最近自分が大注目してる会社。
かゆいところに手が届くDCC関連製品が多く、同じフィードバックモジュールでも
バスのタイプ別に用意されていたりするので多種多様なコマンドステーションに
そのまま対応できる。もちろんDigikeijs自身もコマンドステーションを出している。
先日CAD画像だったけどボリュームのついたコマンドステーションも開発中と
発表された。

NCEとMRC www.ncedcc.com www.modelrectifier.com
アメリカのDCC関連メーカーNCEとMRCは一緒にしちゃったけど書く事ないだけ。
良くアメリカの方のYoutubeを見ていると両社がDigitraxと並んで良く出てくるので
たぶんアメリカでは一般的なんだと思う。
Model Railroader Magazineにも良く広告がでている。

Tam Valley Depot www.tamvalleydepot.com
アメリカのすごく小さな会社で、Youtubeでレイアウト製作を公開してる
アメリカの方を見ると良く出てくる名前なのでDCC開始当初から調べていた。
結果Frog Juicerはとても良い事がわかった。DigitraxのAR1は不具合も
あるなんて聞いていたけどFrog Juicerは今の所一度もエラーになった事はない。
ただこのTam Valley Depotさん、個人なのか在庫は抱えていない。
自分が注文した時、ちょうどModel Railroader Magazineで取り上げられてた
みたいで注文が殺到し、結局18日もかかった。けど満足。
Hex Frog Juicerを現在使用中。

他にアクセサリーブースタやポイントマシン、簡易自動シャトル運転の出来る
コマンドステーションを扱っている。

DCC Concepts www.dccconcepts.com
DCC Conceptsはオーストラリア(カンガルーの方!)の会社で
Cobaltシリーズが有名、スローアクションポイントマシンとしてはTortoiseと
並んでよく見るかもしれない。
しかし自分はそういう認識のみでまさかポイントデコーダー単体を作ってるとは
知らなかった。
フログへの給電端子、LED用の端子、物理スイッチ用の端子がついたデコーダ
DCD-ADS8FXを現在使用中。

SPROG www.sprog-dcc.co.uk
イギリスのメーカー、低価格でコンパクトなDCCプログラマーを扱っている。
DCCプログラマーと言ってもJMRIなどソフトウェアからコントロールできるので
普通にDCCコマンドステーションとして機能する。
SPROG II が12V-15V対応の標準機でわずか45英ポンド。
SPROG 3が12V-18V対応でコマンドステーション向きだが機能はIIと一緒。
SBOOST 2.5がブースター。
S-NanoがUSB直結のSPROG、USBパワーなので5Vだと思われるので
使用用途が限られる。
私は現在SPROG II を使用してJMRI専用環境を作っている。

Bachrus Inc www.bachrus.com
カナダのメーカーで、Running StandやSpeedometerを扱う。
私も使っていてSPROGとあわせるとJMRIで自動で速度が計測できて便利。
なかなかNゲージでSpeed Matchingをやっている人はいないので情報不足だが
何とかこれで速度をあわせている。

ECKONとBerko 公式HP不明
イギリスの信号機のみ作っているメーカー達、詳細は不明だけど種類が多い。

Circuitron www.circuitron.com
アメリカのメーカーでスローアクションポイントマシンで有名なTortoiseを扱う。

DCC Specialties www.dccspecialties.com
アメリカのメーカーで、電圧の測定などができるRAMPMETERがおそらく一番有名。
他にサーキットブレーカーやフィードバックモジュールを扱う。

Gaugemaster www.gaugemaster.com
イギリスの鉄道模型専門店だがオリジナルのデコーダーやコマンドステーションなども
扱っている。

Harman DCC signalist.co.uk
イギリスの信号機用モジュールを作っている。UK、USタイプの信号が制御できる模様。

Train Tech www.train-tech.com
イギリスの信号機を主に扱うメーカー、アクセサリーデコーダなども扱っている。

BLOCKsignalling www.blocksignalling.co.uk
DCやDCC向けの自動化やセンサーを主に扱っているイギリスのメーカー。
扱っている販売店がほとんどないにもかかわらず取り扱い製品の幅の広さがすごい。

日本--------------

Desktop Station desktopstation.net
開発者ご本人である「やあさん(Yaasan)」様からコメント頂いたので加筆、修正しました。
16.06.13修正


日本の方で低価格コマンドステーションなどを扱っている。基盤の頒布なども行っている
ので他のメーカーとは違うかもしれないがご紹介。
ソフトウェアも積極的に開発しているようで100%日本製DCC環境が作れる。

メインであるDesktop Stationにはボタンやボリュームがついているので本体である程度
操作でき、4Aという大電流が利点。
ソフトウェアを組み合わせると他の高級コマンドステーションを遥かに上回る性能が
低価格で手に入るし、拡張性の高さもすごい。

自分はMint缶 DCCコントローラが欲しいと思った時があったのだけど、すでに
完成品は在庫がなくあきらめた。
そしてこのMint缶 DCCコントローラは最新版でかなりのバージョンアップが行われたようで
「アナログ車両運転、ポイント操作とCV書込み」が追加されたとの事。
おそらく小型コマンドステーションでは世界初な多機能っぷりじゃないだろうか。

他に似ている小型コマンドステーションは
Tam Valley DepotのDCC Train Shuttleも電源付きで79.95USD。
こちらもPCなしで本体のみで操作可能、むしろPC接続は単体でできず。
BLOCKsignallingのDCC Shuttle SDCC1も同じ感じで39.99 GBP。
低価格DCCコマンドステーションも種類が豊富で良い感じ。

Web Nucky HPは検索してください。
さまざまなDCC関連を扱っていて基盤の頒布が基本。
低価格ワンコインデコーダというのはDCC関連を検索すると必ずヒットするほど。
NMRA Manufacturer IDを取得されているが法人かどうかは不明。
(特定商取引に関する法律に基づく表示に記載なし)

SPROGやTam Valley Depotも似た個人開発者だと思うのだけど、やはりこうした
活動は応援したい。基盤へのハンダ付けは自分には無理だけど。

永末システム事務所 www.snjpn.com
永末システムさんを書くのを忘れていた。
赤い箱という名で有名なデコーダプログラマを扱う、これも普通にコマンドステーション
として動作するし、専用ソフトもあるもよう。
他にBoosterや電圧計測デコーダなどアメリカのDCC Specialtiesに似た製品を扱うが
何よりもデコーダの豊富さがすごい。

-------
他にもたくさんあるので随時思い出したら追加していくかもしれない。

DCCの自動化へ向けてのメモ

ほんとにメモ。

DCCで自動化と言うのはDCCやる方ならば行き着く所だと思いますが
自分ははじめた時は興味がなく、DCCで複数の機関車を制御、ポイントを制御
しかもタブレットやスマホで一括管理できるz21でいいや、なんていう
安易な考え方だった。

色々なコメントを頂いたりしているうちに結局興味がわいてきて、仕事のあいまに
調べまくる、というか現実逃避。
最初に自動化するための前提である在線検知について調べる。

まず調べるとやはり素晴らしいと思えるのがMärklin!のHO。
昔から変わらぬ独自の三線式を貫き、アナログ時代から自動化も進めてきた
のもあっておそらくノウハウも最強。
子供から大人まで遊べる事をアピールしているのも素晴らしい。
公式HPを見るとカテゴリー的に3歳から、6歳から、15歳からとある。
在線検知のセンサーは3通り。
Reed Switch 磁石で接点が動くタイプ
Circuit Track 集電シューが接触すると動くタイプ、進行方向も分かる
Contact Track 絶縁された閉塞区間をつくるタイプ
これらを使えばすぐにスターターセットにあるCentral Stationで自動化できる。
おまけに各種信号機を設置すると信号によって自動制御もできる。
ただし親爺ぃ様によるとヨーロッパの信号のため日本とは違うとの事。
Märklinは独自とはいえサードパーティ製品も数多く出ている。
DCCと規格は違えど考え方は同じなので各社両対応している事が多い。

では自分のDCC環境で在線検知するには何がいいのか。
z21のアクセサリーであるRocoの10787、これがフィードバックモジュール。
しかしこの10787はMärklinでいうCircuit TrackかReed Switchが必要になる。
Nゲージ担当であるFleischmannにリードスイッチ付きレールがあるが
手っ取り早くContact Trackでやりたい。
その場合10787をContact Track対応にするLittfinski DatenTechnik (LDT) 社の
GBM-8と言う製品もある。

調べると最近気になっているdigikeijsというオランダの会社がだしている
DR4088RBが10787互換かつ直接z21へR-BUSで接続可能。
しかもGBM-8なしにContact Trackで在線検出が可能。
さらに16チャンネルもあるのに59.95ユーロという激安価格。

ちなみにPecoでContact Track化するのも簡単でギャップを何箇所か設けて
あいだにモジュールを挟むだけ。

これで在線検知が出来たら次にJMRIなりで自動化という流れ。
まずはこのモジュールを手に入れてからになりそう。
だけど、やるのはまだまだ先・・・。


2016年5月28日土曜日

DCCについて色々

先日ニコ動へアップした動画で「在線検知が」とコメントを頂いたり、
最近では親爺ぃ様のブログやコメントを見て興味がわいて来た自動化。
色々考えていたら、そもそもなんでDCCなのかと自問自答したりしてみる。

まず自分はDCCをはじめるきっかけが純粋というかシンプルで

・鉄道模型自体ほとんど初めての経験
・車両もこれから揃え始める段階
・レールもない
・そもそも鉄道に詳しくない、というか何も知らないに等しい
・今興味があるのが欧州の鉄道、特にドイツ語圏

という訳でハイテクっぽいDCCでいこうと決めた。
そしてDCCなら複数パワーパックを買う必要もないので同時運転するにも
これからはじめて行く人間にピッタリ。
ちなみにメルクリン/モトローラ式も魅力的だけど選ばなかったのは
HO広げるスペースがないと言う理由。

日本国内向けの製品でDCCを行おうとするといっきに敷居があがる。
まずTOMIXやKATOなど大手がDCCに消極的。
KATOはアメリカでの販売も盛んで、ヨーロッパではLemke等と提携している
のでDCC製品を作ったり扱ったりしている。
しかしコストの問題なのか日本車両のほとんどはDCCに対応していない。
対応していても独自のDCCフレンドリーというフワっとした製品をラインナップ。
欧米のNMRAとNEM規格にそったNEM651コネクターなどを装備しているのは
輸出向けで国内販売もしているものだけ、たぶん。サウンド付きもたぶんない?
KATOはポイントについてはアメリカで販売してるのもあってかDCC対応化しやすい。
TOMIXは完全選択式のポイントらしく大幅な加工なしにはできないのかな?

ニコ動のコメントにもあった価格の問題も書いておこうと思う。
自分はすべて直輸入してるので輸入屋さんからしたら半額かそれ以下で購入してる。
本当は国内で消費したいのだけどさすがに元の価格見てしまうと高すぎて買えない。
サポートはしっかりしてそうだけど。

とは言え国内製品からしたらそれでも高額。
国内製品は国内生産であってもとても安い。
これは思想の違いなのかな?
メルクリンは例外として、欧州販売店では14歳以上と書いてあったり。
おもちゃではありませんと書いてあったりする。
とても精巧に出来ていて、自分が最初に買ったFleischmannのTaurusを手に取った
時の感動は今でも忘れない。それまでTOMIXの車両を見てたせいかもしれない。
しかしそんなFleischmannも「え?プラスチックじゃん?」と馬鹿にされていたりする。
確かに真鍮製を目の前で見るとその差は歴然!見なかった事にします。

価格は例えば電気機関車のTaurusでDCC+サウンドなしで定価194ユーロ。
Lippeで買った場合175ユーロでVAT引いて147ユーロ。
(VATは付加価値税、消費税のようなもので輸入する場合免税)
現在、円高気味でだいたい18000円くらい、送料と輸入時にかかる税金や税関手数料で
1000~3000円と考えると2万超える!たかっ!
(ちなみに個人輸入の場合60%して1万以下は非課税)
DCC+サウンド付きは3万超えるじゃん!と思うのは当然。
だけど自分はそれに見合う価値があると思っちゃう。
手にとってじっくり見入ってしまう意匠。しかもレールにおけば音を出しながら動くとか。

国内の製品ももっと高くて豪華なプレミアムなモデルが蒸気機関車以外にもあっても
良いんじゃないのかな?って思うけど詳しくないのであまりいえない。
去年買った箱根登山鉄道たちも倍くらいの価格設定のモデルもラインナップして
プラスチックベースで良いから鉄製のパーツ多様してたら高くても買うのに。
まぁそんな無駄な事するほど需要もなさそうだしビジネス的じゃなさそう。

とはいえDIYで何とかする「のりしろ」と思えば良いのかも知れない。
もちろんこれも模型の楽しみでしょう。
それに対して欧州は購入時から展示レベル的な発想なのかもしれない。

良くわからない感じで脱線気味だけど自分のDCCにする理由はこうした色々が
重なっての結果。必然でもあったかもしれない。
あと忘れてはならないのは日本のパワーパックの一部が欧州のDCC対応アナログ車両に
不向きだと言う事をどこかで読んだ。どうも常点灯機能が良くないらしい。
去年購入したTaurusをDCC化した理由のひとつでもある。

仕事そっちのけで今計画している自動化についてや、HOの小規模レイアウトに
ついても書こうかと思ったけど長くなったので今度。

2016年5月24日火曜日

PECOのDCC化関連の整理

過去に書いたブログの記事は間違っていたり勘違いしてたりと
初心者ならではな感じなので今一度整理してみる事にした。
まぁ、今でも初心者なのでそんなに変わりないかもですが・・・。
とは言え元記事をリンクにしてここでアップデートして行こうと思う。
Youtubeを大量に埋め込んでいるので別ページにしました。



自分のDCCテストを時系列順にメモ。
2016-02-05 PECO Turnout
IMG_2822.JPG
この初期の頃見ていたDCC化関連のサイトは主にHOのレールだったようで
勘違いしていた。見ていたサイトのHOはCode83なのでCode80のNゲージ用と
勘違いしやすいと言うのもあるかもしれない。
PecoのHO用レールはCode75、Code83、Code100がある。
2016-02-05 続PECO Turnout
すぐ後に勘違いに気付いて、さらにフログへの給電方法を模索するようになった。
2016-03-09 PECO PL-10Wを試す

PL-10Wを駆動するのにRoco10775アクセサリーデコーダでは無理という結論。
A&H Modelsさんでも同様の書き込みがある。
PecoやSeepモーターではLenz LS-150を使うようにとの事だった。
現在自分はLS-150の他にDCC ConceptsのDCD-ADS8FXを使用中。
2016-03-12 PecoのエレクトロフログポイントをDCC仕様にする

この時はまだPL-13も持っていなければフログへ給電が出来るデコーダの
存在も知らなかったので先に購入していたFrog Juicerに任せていた。
そして切断箇所の修正を2016-04-06にしている。
枕木1本分トングレール寄り(下記写真左側)に変更。これが今の所ベスト切断ポジション。
160406A_0005.jpg
2016-04-03 Peco PL-13を試す

これも2016-03-09の記事と同じでRoco10775問題があるけどPL-13の動作の勉強。
なんて事ない機能だけど実際やるといかに簡単かわかる。
2016-04-09 DCC Concepts COBALT Solenoid Accessory Decoder DCD-ADS8FX

そしてとうとうRoco10775と別れを告げDCC ConceptsのDCD-ADS8FX
とLenzのLS-150を使用。
LS-150は電源にAC-ACアダプターが必要なのでこの記事の後に別途購入している。
詳細は2016-04-11の記事へ。
2016-04-17 PECO SL-383F Scissors CrossingをDCC対応化

難しいと思っていたScissors CrossingのDCC対応化は意外と簡単。
リードレールはPL-15やPL-13を使う手もあるけど、現在DCD-ADS8FXで一括管理している。
配線もシンプルだし動作も安定。ただしエンドフログだけFrog Juicerが必要。
2016-05-24段階でのDCCテストレイアウトの様子。

DCC関連アクセサリーは
Tam Valley Depot / Hex Frog Juicer
DCC Concepts / DCD-ADS8FX
Lenz / LS-150
そしてポイントマシンであるPL-10W、LS-150管理のフログ用にPL-13を使用。
簡単にまとめたシステム図はこちら
DCC_Test_Layout_BUS.jpg
細かく書いてしまったのでクリックして拡大してください。
分かりやすく書けていないので随時アップデートするかもしれません。
アナログDC環境でPECOを使用している親爺ぃ様のブログも大変参考になりますので是非。
帰ってきた・鉄道萌え系親爺ぃのレイアウト製作記 > PECO製ポイントの最新情報
他にArduinoでのポイントや信号機の制御など素敵な記事満載です。

2016年5月23日月曜日

BR52のサウンド調整メモ

BR52が最高速度が70kmくらいだったのでSPROGとJMRIで調整。
設定を変えるとモーター的に140kmが限界だったので、それにあわせて
Speed Tableを調整。

ついでにサウンドボリュームとドラフト音を速度にあわせて調整。
現実とは違うかもしれないけど、スケールスピードに対してドラフト音のサイクルを
もう少しゆるめたかったので調整してみた。

気に入るまで何度も調整すると思うのでどこをいじるのかメモ。
ZimoDecoder_SoundFunction.jpg

さらにRh1116偉人Taurusがうるさかったのでボリュームを下げた。
基本CV266が全体のボリュームの値。

BLS485の調整と小田急VSEの動画

BLS485機関車が低速だとScissors Crossingでカクカクなるので分解してみることに。
ピックってほんと便利。
160523A_0000.jpg

初めてバラしたけど、デコーダーの位置や集電の仕方がTaurusとはまったく違う。
160523A_0001.jpg
良く見ないとわからないけど台車にある折り曲げた板がボディ側の基盤へ接触して
電力を供給してる事がわかった。
しかしこの板、すごく弱くて基盤へ接触していないものが1本あった。
そりゃかくかくなるよなって事でこの板を基盤側へ反発するように強制したみたけど
弱すぎて曲がりぐせのついた所ですぐに折れてしまう。

折れ方を色々工夫したけど、そのうち最初からついている曲がりぐせの所から切れてしまった。
こういう所はやはり日本製の方がしっかりしてそうだなぁと思うけどTaurusはまったく
問題ないのでこのBLSは古い設計なのかもしれない。

結局自分で銅版を折り曲げてはんだ付けして元の感じに戻したけど、結局かくかくなるのは
あまり直らなかった。そもそもこの集電の仕方がいまいちな模様。
このBLSは速度をそこそこ出す必要がある、という事で納得することに。

そして先日DCC化した小田急VSEのリバース線テストを動画化した。


2016年5月18日水曜日

小田急VSEをDCC化

今朝リバース線も完成したDCCテストレイアウト。
やはり数少ない外国車両だけでは満足できず去年購入した
小田急VSEをDCC化する事にした。

ググってもVSEをDCC化してる人はいるけど、具体的な方法を書いている人は
見つからなかったので自分でなんとかしてみる。

まずはバラす。
160518A_0000.jpg
やはりDC車両の構造は簡単。
台車から給電されてそのまま銅版を伝ってバネでモーターへ送られてるだけみたいだ。
手っ取り早くこのバネと銅版の間にデコーダーを挟むことにした。

バネ側に短くきった銅版をつけ、元からある銅版にはカプトンを貼って絶縁。
160518A_0001.jpg
バネ側の銅版からすぐ上へコードを出せるように小さい穴を二つあけた。

こんな感じでバネ側の銅版から2本、先ほどの穴から上へ。
元からの銅版から2本、こちらは室内灯用の穴から出した。
160518A_0002.jpg

横から見るとこんな感じ。JMRIで見ると普通にEM13を認識。
160518A_0003.jpg

ケースにおさめてもほとんどでコーダは見えない。
160518A_0004.jpg
TOMIXのこのモーターは元気で15VのSPROGでスケールスピード360kmに到達。
うちで最速のモーターという事になる、けど200kmにスピードテーブルを書き換えた。

レイアウトへおいてみた。はやり1/150はでかく感じる。
ついでにBR52と合わないけどサロンエクスプレスも。
160518A_0005.jpg
こうしてみると1/150のBR52も見てみたくなる。どのくらい大きいのだろう。

リバース線も完成しかなり遊べるレイアウトになった。
160518A_0006.jpg

2016年5月17日火曜日

DCC用テストレイアウト制作4

DCCテストレイアウトほぼ完成
ただしリバースの結線がまだ済んでいない。

LenzのLS150もばっちり導入。
160517A_0004.jpg
LS150単体ではフログ給電はしてくれないのでポイントマシンにPL-13
を搭載して切り替え。やはりアナログで切り替えは安心。

DCC Concepts DCD-ADS8FXもすべて結線して完成。
160517A_0005.jpg

しかしこのDCD-ADS8FX(写真下)は結構クセがある。
そのクセを発見するために正直3日くらい悩んでしまった。
160408A_0003.jpg

DCD-ADS8FXはフログへの給電がデコーダから出来るのでPL-13いらずで便利だけど
そのフログへの給電がどちら側へ流れているのか確認するすべがない。
そこで一度結線してから通電し、レール側からどちら側か導通確認した。
その確認を元にすべてのポイントで正しいようにDCD-ADS8FXの結線をしなおすと
次にポイントを切り替えた時にまためちゃくちゃになっていた。

海外のフォーラムでDCD-ADS8FXのフログの話題を発見したので読んでみると
結構荒れてて、そもそもけんか腰なやりとり。確かにイラつくのは分かる。
DCC Conceptsの人が現れてマニュアルに書かれていない方法を書いていた。

まずポイントの分岐直進の自分なりの初期状態を決めておく。
DCD-ADS8FXのフログ給電側は通電毎にリセットされるのでリセット後と
ポイントの初期状態をあわせて結線をしなおす。
ショートなどでリセットされても同様にポイントの初期状態とDCD-ADS8FXの
初期状態をあわせる必要がある。
もしくはアクセサリーのみに給電できるブースターなどを使うようにとの事だった。

Frog Juicerの給電用に買っていたTam Valley Depotのブースターが
ショートで切断しないアクセサリー用の給電機能があるのでこれを
使う事も出来るけどリセットはそんなに手間じゃないので毎回直すことにした。

しかし、その書き込み通りに結線したのにいくつかのポイントでフログの給電が
切り替わらない事が判明。なんでだ!っと思って適当にぱちぱち切り替え
まくったらいつの間にか給電が切り替わっていた。
どうやらリセット後数回切り替えないと動作を開始しない箇所がある様子。

面倒だけど自分の環境ではこう。
・z21起動時やショート時にリセットがかかる。
・電源を入れなおしポイントを初期状態にして、もう一度電源を落とす。
・もう一度電源を入れた段階でDCD-ADS8FXとポイントの初期状態が同じになる。
・ScissorsCrossingとLarge Right Handのポイントを3回操作し切り替える。
これさえやれば完璧に動作する事がわかった。

素直にPL-13を使えばこんな事にはならないけど結線が増えるし、そもそも
PL-13のコストが馬鹿にならない・・・。
実は2つしか使ってないのであと6個あるけど。

そんなこんなやってまともに動作するようになりリバース線は後回しにして
まずは走らせる事にした。動画↓


長距離走らせるのは楽しい!
まだ機関車4両とスターターセットの貨車が4両しかないので寂しいけども・・・。


2016年5月11日水曜日

DCC用テストレイアウト制作3

DCCテストレイアウトも少しずつ前進中。

天板を最小限の穴あけで済ますために選らんだPL-10Wのマウントに
PL-9を使う方法。まずはPL-10WにPL-9をつけてしまう。

マニュアルによると固定にPL-10Wの爪を折るんだけど後々大変そうなので
接着剤でつけてみた。しかしこれ折るの大変そう。
160511A_0000.jpg

モジュールを裏返して電気工事。
DCC Concepts DCD-ADS8FX デコーダとTam Valley DepotのFrog Juicerは
穴をあけたケースへ収納して張り付ける予定。
動作中は冷却のため蓋をあけられるようにしておく。
160511A_0003.jpg
普段まったく使わない脳と手作業で楽しくてどんどん進めていたらハンダやコネクタが
なくなってしまった。突然作業がとまってしまいがっかり。
コード類も途中で長めの買ったけどハンダなども予備買っておかないと駄目だなぁ。

いよいよPL-10Wをマウント。
正面と裏を行き来できるようにクランプで支えて立ててみたら効率がよかった!
160511A_0004.jpg

しかしまたもや問題が発生。

PECO Code55の複線間隔27mmでは、どうやってもPL-9を使ったPL-10Wを
並べてマウントする事が出来なかった。
そこで仕方なく片方のPL-9のネジ部分を切断、PL-9同士ぴったり並べればそこそこ
片方が支えてくれるので、それを頼って接着剤を使った。
160511A_0005.jpg
以前Scissors Crossingをテストした時は直接マウントしたので分からなかった・・・。
テストしたつもりがやはりまだまだ分からない事がおきる。
将来的にはサーボタイプにしたいけどそれはそれででかいし色々問題ありそうだ。
そしてすべてLenzのLS150で動作確認。
このモジュールの8個のPL-10Wの設置が完了。

モジュール同士の電気的接続もAWG16の太めのトラックバスで集中管理。
レールやアクセサリーへはAWG22で接続。16/05/20追記修正
リバース線だけ独立したトラックバスを接続するので結局全モジュールを
接続するのに4本ずつコードが出ることになる。

色々初心者なのでたびたび問題が起きるけど、何もかも初めてな事で楽しすぎる。
モチベーションあるうちにモジュールは完成させて、Railjetを迎える準備しておこう。
年内に出てくれ!

2016年5月8日日曜日

Speed Matching その2

SPROG II v3とMTS-DCC Speedometerを使ってみる。
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どちらもドライバが署名なしなのでWindows8以降ではインストールに少々手間がかかる。
けど簡単、スタートアップ設定で「ドライバ署名の強制を無効にする」をすればOK。

そしてこんな感じでRunning Standも設置してみた。
160508A_0001.jpg

まずはサウンド付の1116偉人Taurusをやってみると結構良いラインを描いていたので
まっすぐになるように少しずつ調整してみた。BEMFはオフ。
160508A_0002.jpg

そしてマルチトラクション、重連をしたい1216Railjet Taurusの調整。
160508A_0003.jpg

しかし、なかなか動き出さなかったり、途中オンオフ繰り返してガックンガックン。
160508A_0006.jpg
Speedmeter見てもおかしな挙動がくっきり。
しかも最大速度が140kmと1116偉人Taurusより遅い。
普通に走らせてもかなり早い車両なのにどうもおかしい。
BEMFもオフにしている。

この後、USBポート変えてみたり、別のPCでやってみたりと色々やってみた。
結局不明で、デコーダを後付けした車両なのでデコーダのマニュアルを見て
CV64にファクトリーリセットがある事を発見して一応試してみた。
160508A_0005.jpg
リセットも3つあり、3point curveにしてみた。

するとSpeedometerはきれいなラインになった。
160508A_0008.jpg

しかし最高速度は遅いまま。
ためしにトラックだけSPROGからz21に切り替えてSpeedmeterで見ると。
なんと260km行く様子。
160508B_0000.jpg

という事はSPROGとデコーダの相性のようなものがあると言う事なのだろうか?
海外のフォーラムを巡って見るとドイツ語サイトにしかなかったけど、どうやら
FleischmannとHornbyの純正デコーダがSPROGかJMRIで問題がある様子。

試しに残りのFleischmannのBLS014とBR52も試すとBLSは1216Railjet Taurusと
デコーダが同じなのか似た現象だった。
BR52はJMRIの自動デコーダタイプ選択によるとZIMOのデコーダのOEMのようで
動きも1116偉人Taurus同様まともだった。

ちなみに1216同様後付けデコーダの車両もやってみた。
おもりだらけのメスファーツォイゲ君。デコーダはKATOのEM13。
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結果がこれ。
160508A_0010.jpg
とんでもない最高速度とともに美しいラインを描いた。
EM13は中身Digitraxかな?NMRA Manufacturer IDが129だった。

こう考えるとうちにあるデコーダでまともなのは
サウンド付FleischmannとFleischmann/ZIMOとKATO/Digitraxの3つ。

いろいろ勉強になるけどどうしたものか。
せっかくSPROGとSpeedometerで簡単セットアップ環境を作ったのに
相性問題があるのでは難しい。
海外のフォーラムを見ると全体的にデコーダはZIMOやLenz、Digitraxを
推奨してる気がした。

2016年5月6日金曜日

DCC用テストレイアウト制作2

DCC用テストレイアウトの制作続き。

複線間隔はScissors CrossingとSL-336の狭い方を基準にしているので27mm。
そのままカーブも敷いて見たら接触しそうな勢い。
ためしに30年以上前の客車を並べてみた。
160505A_0001.jpg
R400近くあるけど1/150の車両でぎりぎり。

サロンエクスプレス東京は全長21mなのかな?日本型Nゲージの1/150だと140mm。
これだとこれから揃えて行こうと思っている欧州型1/160の目安にならない。
しかもまだ26mを超える欧州型の客車は1両も持っていない!

という訳で取り急ぎ自作。台車も30数年前のものを適当に。
余裕をみて全長170mmの車両っぽいものを作成。1/160なので27.2mになる。
去年から首を長くして待っているRailjetの車両がバッファ込みで26.5mなので良い目安。
160505A_0002.jpg
27mm間隔では完全にアウト。

結局40mmほどあけると良い感じになった。
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SL-336の広い方がひょっとしたらカーブ用なのかもしれないけど
PECOは英国なのでNゲージは1/148でまた考え方が違うのかもしれない。

ついでに作った自作欧州サイズ車両と日本型サイズ車両の比較。
160505A_0004.jpg
3cmの違いは相当大きい事がわかる。

さらに27mmの複線間隔で日本型サイズ車両を置いたときの感じ。
160505A_0005.jpg

とても狭くて現実に近い。これがやりたかった。
160505A_0006.jpg

そんなこんな色々やって1800x450を4枚使ったモジュールレイアウトの
レール敷設が完了。電気工事はおいおい。
160505A_0000.jpg
前も書いたけどこのテストレイアウトは簡単に片付けられるように景観も高低差もなし。
4つに分解してから戻してもレール同士のずれがなく、とりあえず満足。
何より作ってて楽しかった。早く車両を増やしたい。

そして今日イギリスから届いたもの。
実際には30日に日本にあったけどGW入ってしまったので川崎から5日もかかった。
CoastralDCC.jpg
この通関手続中の連続!いろいろ仕方ない。
RoyalMailのInternational Tracked & Signedを使用してもらったけど発送から
3日か4日で届く事が分かったし、トラッキングも可能なのでDHLと比較しても良い感じ。

箱もきれい!ほんと小さなショップに頼んだので丁寧でありがたい。
160505A_0007.jpg

Invoiceにある「DCC by modeller for modellers」という言葉がまたいい。
160505A_0008.jpg

届いたSPROGとSpeedometerとRunningStand。
160505A_0009.jpg

これからSpeed Matchingをやってみよう。

2016年5月3日火曜日

DCC用テストレイアウト制作1

いつも三日坊主で終わるブログ、今回は誰も見てないけど自分用のメモとして
だらだらと続いている。

しかしこうした記録はいつしか役に立つもの。
自分はPECO Code55を使ったDCC環境についてググった時にあまりにも日本語の情報が
少なくてびっくりしたので少しでも同様の環境で始める人の手助けになればとも思う。
なので失敗も成功もすべて書いていくつもり。
とくに失敗談はこれから始める人にとってとても重要だと自分は思う。

さてテスト用に作ったモジュールにレールを敷き始める事にした。
まずはPL-10wすべてに配線とはんだ付け。
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モジュールにずらっとポイントとレールを並べてみる。
160503A_0001.jpg

PECO公式にあるPDFは実寸サイズで印刷できるのでそのまま切り取って確認。
160503A_0002.jpg
赤いプレートはPECOのSL-336、純正のゲージを測るもの。
レールの間隔はすべてこれで合わせていく。

さらに仮置きを進めて。
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モジュール間は海外の人が良くやっているネジにはんだ付けをして切断する方法にした。
まずは手前の2本だけ。
160503A_0004.jpg
手持ちの木ネジがなくなり新たに買ったものを使ったらはんだがつかない。
ググると買ったものがステンレスネジで、ステンレス用のはんだじゃないとつかないとの事。
仕方なく鉄のネジを買い足す事に。。。これも勉強。

さらにレールを敷いていて気づいた。
モジュールの天板がコルクを全面にボンドで貼ったせいか梁のないところが沈んでしまった。
重量を抑えようと薄いMDFやコルクにしたのが失敗だったかも。
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やはり天板は10mm以上の厚さが必要かもしれない。
今回はあとで裏の梁を増やすことにする。

Scissors Crossingの下はこんな感じで最低限の穴をあける。
160503A_0006.jpg

ポイントが複数あるブロックが完成に近づいてきた。
160503A_0007.jpg

SPROGとSpeedometerは4/30に入国してるけど税関がGW休みのせいか
通関手続中が続いている。