The Nameless City: 9月 2016

2016年9月28日水曜日

HOモジュール:3 レール固定2

K-Gleisフレキシブルレールのジョイナーを何とか外して構造を確認してみると
なるほど良く出来ている。

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レールもジョイナー側は突起が枕木にがっちり食い込み完全にロックがかかって
曲げた時にジョイナー側は動かないようになっていた。
そしてジョイナー自体も突起がレールに引っかかっていて簡単に抜けないように
なっていた。

ジョイナーはかるく開き枕木の犬釘部分をカッターで削り取れば外れる。
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ようやくジョイナーを切断側に移植できて、2枚目のモジュールも完成。
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2016年9月27日火曜日

HOモジュール:2 レール固定1

ちょいちょいモジュール制作。
そもそも全体が小さいのでさくっと行くだろうと思っていたけど三線式は
色々と面倒で慎重になってしまう。

前回の仮組を踏まえてまずは2251のR618.5、2241のR553.9を設置、固定。
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K-Gleisの固定は固定用の穴が空いている。
しかしMärklin純正のネジを買っていないのでKATOの釘を使ってるけど、遊びがそこそこ
あるので純正買っておけば良かった。ただたくさん打てばガッチリ固定される。

次にフレキシブルレールを使って2241と2231のあいだのカーブを作った。
だいたいR500だけど、実際車両を置いて複線間隔をチェックするとR520くらいでも
大丈夫だったかもしれない。
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R500でのオーバーハングはこんな感じで10mm以上出る。
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フレキシブルレール2本を使ってカーブを作っているので途中ハンダでがっちり接続。
こうすれば角も出来ないしスムーズにカーブが作れる。
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K-Gleisのフレキシブルレールというか三線式のフレキシブルレールの面倒な所は
この切断面。7595のジョイナーがあるけど、これはあくまでセンターレール用の金具。
レール用のジョイナーを元からついているもの使えばいいかなんて思っていたけど
簡単には抜けない事が判明して、C-Gleis用のジョイナーを買おうか考え中。
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とりあえず1枚完成。
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2016年9月25日日曜日

HOモジュール:1 レール仮設置とテスト

動かなければ始められないので無理やりモジュールレイアウトの制作を開始。

レールは気密性の高いケースに入れていたけどフラックスがちゃんと除去できて
いなかったのかダブルスリップのひとつがサビていた・・・。
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あとあとサビが広がっても困るのできれいにしてモジュール制作開始。

ちょいちょい変更してるSCARMでのプラン。
4000mm x 1350mm
ScarmHOLayout.jpg

まずはモジュールのベースを適当に並べる。
ヤザキのΦ28イレクターパイプで高さを座った時に良い目線になるように90cm。
モジュールの板はOSBパネルだけど接着剤の匂いがすごかったので届いた7月の段階で
壁用塗料でコーティングし、コルクシートを片面に貼った。
あと情景を作るパネルは黒に一度塗った。
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置いてみると想定していたけど実際に見ると大きい!
そして意外とまだ部屋のスペースに余裕があった。

さくっと線路を一部だけ仮組して、さっそくTrain-Safeのアダプターをつけて入線させてみる。
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簡単に2編成のRailjetを入線できて素晴らしい。
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HOのRailjetが1編成直線にまるまる収まるので満足。
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カーブも問題ない事を確認。
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反対側のカーブも確認。
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まだフレキシブルレールを直線でしか設置していないのでのちほど。
モジュール間の凹凸ももうちょい修正できそう。
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1周の距離は短いけど1編成2300mm近いRailjetが複線で2編成走る姿はなかなか。
やはりHOにして正解だった。

次はフレキシブルレールをプラン通りに曲げたり切断したりしよう。

2016年9月24日土曜日

ÖBB Nightjet

ÖBB Nightjetが誕生すると言うニュースをInternational Railway Journalの記事から
OeBB_Nightjet.jpg
引用元:ÖBB reveals Nightjet brand for overnight trains

ÖBB Trainspotter
https://www.facebook.com/oebbspotter/photos/a.330187570360773.81828.312278988818298/1203509499695238/?type=3&theater

恐らく既存車両のカラーリング変更で星空と赤白のライン。
そしてRailjet、Cityjetと同じフォントでNightjetロゴ。

今年で終了のCity Night Lineからいくつか車両がÖBBへ移りEuro Nightになり
そして今回DBの車両もいくつかÖBBへ移り、今年12月からNightjetを運用する予定。
すでに購入済みの2階建て寝台のWLABmz/WLBmzの2両でEuro Nightの何かの
編成を再現しようと思っていたけど恐らくこの2両もNightjetカラーになりそうな予感。
JägerndorferのCityjetも買おうと思っているけどNightjetも出たら大変だ・・・。

どんな編成でどの機関車で引っ張るのか楽しみ。
イタリアへも行く予定なので1216 Taurusかな?

ついでにÖBBはBOMBARDIER TALENT 3も導入する様子。
TALENT 2もそうだけど、バッファが義務付けられてからデザインの試行錯誤で
とても苦労してるのがわかる。

2016.10.07追記:
Wir weiten unser Nachtreisezug-Angebot in Deutschland aus
ÖBB 公式ブログに大量の写真がアップされた。
Rh1116が使用されるようだ。TaurusのカラーリングパターンはRailjetを踏襲している。
ナンバーはENのままのようだ。
Online_Nighjet_Innsbruck_1200x628px-1000x400.jpg

2016.10.14追記:
ÖBB Nightjet by unsereOEBB


2016年9月23日金曜日

Train-Safe Visionようやく設置

先週までの年末のような忙しさが終了し、週明けは行きはVSE、帰りはMSEに乗って
小旅行しつつぶっ倒れようやくTrain-Safe Visionを先ほど設置。
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石膏ボードの裏の構造は建設時に決めて把握している場所と把握していない場所が
あってここはまったく使う予定がなかったので把握していなかった。
下地探し工具やアンカーを使って固定するけど水平出しはとにかく細かく確認した。

まずはČD Railjetから。
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中間車3両は約910mm+通電カプラーで20mmほどオーバーしている。
前回書いたように本当は1000mmのVisionがあれば良かったけど、仕方がない
あとで2両にするか3両のまま工夫しようと思う。

ÖBB WLABmz/WLBmz
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ÖBB Railjet見上げ
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ÖBB Railjet逆から、こちらも中間車は20mmほど飛び出す。
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ČD Railjet逆から
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全体1
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全体2
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残りのVision3本はテーブルスタンドへ設置する予定。地震対策もしなければ。
そして年末へ向けてまだまだ忙しくなるのでモジュール制作をどうにか
あいまに出来るようにスケジューリングしよう。

2016年9月14日水曜日

Train-Safe Vision到着

次の土日の案件が終わればモジュール制作作業に取り掛かれる、と思っていたけど
次から次へと仕事が入ってきて今年前半に書いたように結局しばらく作業できない。
そんな時のために眺める用ケースTrain-Safe Visionを2016.09.01にぽちった。

いつもの記録から。
今回思ったより早く2日に発送してくれた。しかし船便だったようで約12日ほどかかった。
DHL_TrainSafe.jpg

初の船便。いつもはここが航空小包になっている。
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箱はでかい、そしてLippeなみに堅牢。素晴らしい。
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箱にはX線検査のスタンプがあった。
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あけると前にLippeでもあった箱を出来るだけコンパクトにするための工夫。
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ぷちぷち梱包材だらけ。
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ぷちぷちをどけるとたくさんのVision本体。
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今回のぷちぷちと梱包材の量。
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Visionの900mmが11本、ウォールマウントとテーブルスタンド。
その他トラックアダプターなど細かいもの。
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ほとんどの車両が300mmを少し超えるので900mmだと微妙。
1000mmが欲しいけど実はHOだけ用意されていない。なぜだろう!
次の1200mmだとさすがに置く場所を選ぶのであきらめて900mmにした。
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アルミの壁掛けフックとトラックアダプター。
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試しに1つだけ出してテーブルスタンドに置いてみる。
中央の段がVison、下の段は去年小田急トレインズで買ったアクリルケース。
「小田急電鉄オリジナル車両ケース90-R」5970円で安かったけどもう売っていない。
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小田急トレインズのケースに比べて薄いけど美しい。
そしてやはり通電するレールがいい。
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テーブルスタンドのフックにぴったりはまる溝があるので簡単には外れない。
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小田急トレインズのケースは全体を開けられる(そのかわり留め具などはない)けど
Visionはただの筒で車両は端から入れる事になるのでレールを接続した方が簡単。
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今回サマーセールで7%オフ、さらにたくさん買えば買うほどディスカウントがあるので
結果17%オフで買う事が出来た。送料と梱包手数料は900mmまでだと55EURだけど
1200mmになると急に140EURになる。

2016年9月7日水曜日

プラレール「ダブルカメラドクターイエロー」

プラレールの「ダブルカメラドクターイエロー」6月には発表されていたそうだけど
さっき知ってびっくりしたのでメモ。

スマホで運転!ダブルカメラドクターイエロー
http://www.takaratomy.co.jp/products/plarail/tettei/set/16_09_pte/

引用:プラレールスマホで運転!「ダブルカメラドクターイエロー」タカラトミー | nippon.com


日本国内はプラレールが熱い。電池でここまで出来るとは。
Rocoのカメラ付きも環境が悪ければFPS落ちてしまうけど、電池でここまで
FPS出れば十分だと思う。車窓カメラも素晴らしい。
もちろん運転もできる。録画とSNS連携と言うのもさすが。
そして映像を合成しちゃうあたり夢があっていい。
そのうちグリーンの床にしてクロマキーで抜いてAR的に合成とか夢が広がる。
z21アプリも頑張ってほしいな。

そしてWLABmz/WLBmzまた出品されてる、この方二度目だ。
転売か本当に複数コレクションかは分からないけど。転売だとしたら
まぁまぁの儲けなのか、自分は労力考えると安すぎてやらないけど。

2016年9月1日木曜日

憧れのK-GleisレイアウトとTrain-Safeについて

2016.07.18に書いた「メルクリン K-Gleis ガタガタ対策とまさかの不良品」
引用している動画は自分がK-Gleisで行こうと決め手になったレイアウト。
まさに憧れのレイアウトなわけだけど、レイアウト制作記みたいなものないのかな
とずっと思っていてようやく先ほど見つけたのでメモ。
驚きの連続だったのと前の動画紹介時に書いたショートの謎も解けた。

スイスのPhilippさんのBLS Nord- und Südrampeと言うレイアウト。
地下の5.3m x 9.5mの広大なスペースを使い2011年からプランを練り2012年から
制作を開始している、2015年に大規模エンドレスが完成した模様で現在も
拡張が続いていて最初のプランを見ると山や川など情景も作り込む前提で進んでいる。
BLSnord00.jpg
引用元:http://www.stummiforum.de/viewtopic.php?p=862186#p862186

197レス目で裏側の写真があるのだけどHex Frog Juicerらしきものが見える。
Philippさんも自分と同じFrog Juicerを三線式で使っていて驚き、そして
自分の選択は間違っていなかったのだとうれしくなった。
BLSnord01.jpg
引用元:http://www.stummiforum.de/viewtopic.php?p=829077#p829077

自分のK-GleisのダブルスリップとHex Frog Juicerの投稿。
メルクリン K-Gleis 2275とFrog Juicer


しかしこの197レス目付近ではFrog Juicerについては触れられていない。
読み進んで行くと1013レス目に再び登場、しかも大量のHex Frog Juicer。
BLSnord02.jpg
引用元:http://www.stummiforum.de/viewtopic.php?p=1082767#p1082767

この表側が動画でショートする所だった。
そして出ているコードの量も自分と似ている。
BLSnord03.jpg
引用元:http://www.stummiforum.de/viewtopic.php?p=1071654#p1071654

しかし良く見るとMarklinのK-Gleis 2275ダブルスリップと見た目が違う。
文章をよく見るとDKWs von Weichen Walter. と書かれている。
DKWはDoppelKreuzungsWeicheの略でダブルスリップの事。
Weichen Walterは2016.08.10の投稿「K-Gleis塗装開始」で書いた
三線化キットを売っているショップで複雑なポイントも作っている。
このショップのカスタム品のダブルスリップのようだ。
C-Gleis版はネットでも購入できる。694EURするけど。

Weichen-Walter Product no.: 1.87.3LC.DKWe.24740
BLSnord04.jpg

他のカスタム品を見るとFrog Juicer付きのものがあるので、どうやらデフォルトで
Hex Frog Juicerがついてきて配線するようだ。
そして前の投稿でショートしたと書いた所はまさにFrog Juicerがショートを検出して
極性を切り替えた瞬間だという事がわかった。

標準の2275ダブルスリップはやはり信頼できないと言う事なんだろうか。
憧れのレイアウトだけどコストの掛け方が半端なかった・・・。
ダブルスリップが連続する区間だけでも3本なので2000EUR超える。
置いてある駅舎や橋も数千EURする代物だった。
とはいえ車両の数、レールの数を考えれば安いものかもしれない。
自分はこのレイアウトを参考にしつつも庶民なりの工夫でなんとか頑張ろうと思う。

まださらっと読んだだけなので、また時間が出来たらじっくり見返してみよう。
とくに信号機に使っているQdecoderと言うのが気になる。

あと前にドイツのフォーラムで見たTrain-Safeと言うディスプレイケースが
気になっていて、サマーセール中だと言う事でついに購入する事にした。
http://shop.train-safe.de/
TrainSafeHP.jpg
2016.09.04まで7%オフ。

Train-Safe VisionとTravelは中のレールまで通電させられるので出し入れを
レール to レールで行える便利なもの。


10年以上前からあるそうで、上記のPhilippさんも使用しているし、検索すると日本でも
導入している方が何人かヒットしたので安心して購入できる。
自分はSpur:H03L MärklinのTrain-Safe Visionでいくつか車両を飾れるように
するつもり、だけど去年出荷がだいぶ遅れた事があるそうなのでいつになるか不明。

忙しい時は飾って眺めたいのでとても楽しみ。