The Nameless City

2017年8月18日金曜日

KATO Nゲージ UNITRACK M2セットなどが届く

久しぶりにNゲージ関連を購入して先ほど届いた。
DCCを今一度おさらいするために広く普及している日本のNゲージを購入した。
欧州HOばかりで食わず嫌いも良くない。

ヨドバシさんいつもエクストリームですみません。
仕事が忙しい事を理由にお店へ行かないと言うのも本当は良くない。

大きな箱にはKATOのUNITRACK M2セット。
そしてDCCフレンドリーで在庫があってかつ一番安いE231系を購入。
基本セットだと箱がしょぼかったので結局増結セットAも購入してしまった。
これ全部合わせてもESUの機関車1両も買えないとは。やっぱ安いのは良い事なのかな。
これだけでも相当遊べると思うから費用対効果はでかい。

E231系東海道線・湘南新宿ライン基本セットの外箱にはDCCの文字は少しも書いていなかった。
ちなみに湘南新宿ラインは良く乗るので馴染み深い。けどこれはもう走ってないのかな?
正直全然知らない。近所を走る小田急がやっと少し分かるくらいのポンコツっぷり。

中のマニュアルにようやくDCCの文字。てことは店頭では見れないからいきなり難易度が高い。
カタログや公式サイトで調べるかお店の人に聞くしかないのか。

Assyパーツ表にもない、やはりDCCは自分で公式サイトを見て調べてねと言うスタンス。

このE231系だいぶ古い製品で再販の物らしいけど、もっと新しい例えばE233系は公式サイトによると
DCCフレンドリーとは書かれていない。
必ずしも新しい製品だからDCCフレンドリーになるわけではないっぽい。
金型の問題など何か複雑な事情があるんだろうか?
とりあえず仕事が落ち着いたらこのNゲージを使って前回書いた「気楽にDCC」の続きを書いて行こうと思う。




気楽にDCC - 0 / 国内DCC普及について

「簡単に」「手軽に」だけではなく「気楽に」DCCを楽しもうと言う計画、タイトルは仮。
過去様々な方が同様のブログを書いたり動画を作成したりしているなか、鉄道模型を始めて2年、しかも
電気知識もない、工作技術もない若輩者だけども微力ながらDCC普及に貢献しようと思い始めた。

今までこのブログはほぼ「備忘録的」「ライフログ的」な役割として書いてきたけどこれから一部の
コンテンツは発信向けに不定期で書いたり動画にする事にした。
ただ基本的に大人向けになる予定、DCCは常にレールへ電気が流れていて危険。
市販の機器を使用する分には安全対策がされているので安心だけど自作をして
安全対策を怠ると火災の恐れがある。

事の発端は2017年8月8日に書いた「鉄道模型市場規模について」から。
あまりにも国内市場規模が小さい事を知り愕然として、なぜ国内でDCCが普及して
いないのかも分かってきた。

もう一度市場規模のグラフ。
引用元:Xビジネス「鉄道模型市場の実態と展望」より
https://xbusiness.jp/model-railroad/marketing

2017年8月15日に書いた「国産DCCコマンドステーションについて」のコメントにDesktop Station
Yaasanさんから「日本はアナログDCユーザーが圧倒的で、デジタルへ興味のある層が非常に少数派というのが、
国産DCCがなかなか成長しない、一番苦しいところです。」とコメントを頂いて、それ以来ずっとなぜなのか
考えるようになってしまった。

メーカーは日本の小さい市場で他社と争い少ないユーザーを奪い合ってる。
これにはゲージ、スケール問題なども絡むと思うけど、海外製品を見ているとあまりにも
時代遅れで衰退したガラケー(フィーチャーフォン)のようなガラパゴス化をしているように見える。
そのまま世界からフェードアウトするのはモッタイナイ。

もちろんユーザーの中には新しい技術を求めない必要ない。飾れれば良い、動けば良い、などなど意見が
あるとは思うけど、メーカーにはせめて海外の鉄道模型団体NMRA(全米鉄道模型協会)や
MOROPのNEM(欧州鉄道模型標準規格)の規格にあわせて共に歩むべきだと思う。

海外でももちろんアナログDCユーザーはいるし、製品の多くはアナログ、デジタル両方発売される。
しかもアナログ車両を簡単にデジタル化できるように規格化されているので後から変更する事が簡単だ。
2016年2月17日「OBB Rh1216 にデコーダーを組み込む

国内大手のKATOは1980年代にカトーデジタルというシステムを発売していた事がある。
そして現在もデジタルへ一部対応している。
KATOのDCCはアメリカDigitraxの技術を使い、一部の車両はDCCフレンドリーと言う名称で簡単にアナログから
デジタルへ変更できるようになっている。ただしアメリカやヨーロッパで普及しているNEM規格ではない。
KATOでもDCCフレンドリーではない車両やTOMIXなど他社の車両は自力で改造する必要がある。
ただしKATOのなかでアメリカ、ヨーロッパ向けの車両はちゃんとNEM規格のソケットがある
日本の車両ではソケット代をケチりたいだけなのか専用デコーダにして囲い込みをしたいのかはわからない。

KATO TGV Lyria
「DCC対応:6ピンソケット付」と書かれているけどNEM651規格のソケットの事。
逆にこのTGV LyriaにはDCCフレンドリー用のデコーダを直接搭載できない。

市販のデコーダを使って自力でライトや動力をデジタル化する改造は比較的簡単だけど一部の人しか
出来ない、選択肢がない事が問題だと思う。
先程書いたように海外では標準でハンダごての使い方も配線も専門的知識もなしでアナログもデジタルも
楽しめるように出来ている。
国内大手のKATOとTOMIXはもっと海外に目を向けるべきだと思う、必要ならRocoとFleischmannのように
合併でもして海外車両もより多く作ったら面白いのに。

かなりネガティブに書いてみたけど価格の面で見ると日本のNゲージはとても優秀だ。
価格設定が低ければ低年齢層、学生でも買いやすい。
過去に何度も書いてるけどヨーロッパのNゲージはとても高い、HOゲージに迫る勢い。

ただ安ければ安いほど良いと言うスタンスには疑問を感じる。
メーカーとして存続するには購買層を広げる必要があるだろうし、そういう意味でもDCC対応の余地も残して
しっかりお金を落とす層を広げるべきなんじゃないかと思う。
DCC人口が増えればより幅の広い製品を展開できる。
ブレーキシステム、信号システム、照明システム、自動化、PC上でのソフトウェア制御など。
現状これらを日本語でオールインワンでコントロール出来るのはDesktop Stationだけだと思う。
是非国内メーカーはDesktop Station含むDCC電子工作連合と協力して行ってほしい。

Desktop Station

そんなわけでDCCをすでに楽しんでいる身としては、今後も楽しさをどんどん伝えていきたい。
このシリーズではまずベーシックな部分から書いて行くようにして、徐々に難しくして行き
自分も勉強して行こうと思う。
ただしスポンサーなどいないので好き勝手に書いていく予定で不快に思われる方や反論する方も
なかにはいるかもしれない。
そうしたご意見ご感想、助言なども含めてコメントして頂けると幸いです。





2017年8月17日木曜日

レイアウトデザインソフトSCARMメジャーリリース

最近色々思う所がありNゲージのDCCレイアウトをもう一度考えてみようと思っていて
何となくSCARMを立ち上げたらv1.0.0が来ている事に気付いた。

SCARMは2016年2月7日の「SCARMでDCC用レイアウトを考える」で初めて使用。
バージョンは0.9.32だった。
そして先月の2017年7月30日にメジャーリリース。

去年6月にはTodaProductionさんによって日本語化もされ公式サイトも日本語対応に。

1.0.0になり3D Viewerなど一部機能が有料化、今までもDonate出来たけどライセンス化は素晴らしい。
やはり優秀な作者にはしっかり支払っていきたい。
今までとほとんど変わり映えはしないけどAutomatic full-size printoutは便利だ。
前はフルサイズ化するの大変だった。

SCARMアカウントを作ってPaypalアカウントもあればすぐにライセンスを発行してくれる。

ライセンスキーをダウンロードしてダブルクリックで有効化するけど、そのまま立ち上げると
認証されていなかった。毎回「管理者として実行」をする必要があるようだ。(Windows 10 Proにて)



2017年8月15日火曜日

国産DCCコマンドステーションについて

まもなく発売されるRokuhanのコマンドステーションの詳細が分かってきた。
そしてうたい文句の「かんたん」と言う言葉についてちょっと考えてしまった。

私がDCCと言う言葉を知ったのが2015年の3月26日「ドイツ鉄道模型を勉強」の頃。
この時は鉄道模型を始めて2ヵ月、そもそも小学生の頃少し触った知識しかないので
現在の鉄道模型がどういう仕組みで動いているかも分からなかった。
実際の所何も変わっていなかったけど。

そして本格的にDCCについて調べたのが2016年2月3日「ちょっとした目標」の頃。
主に調べたのはKATOで、たぶん日本で最も普及しているDigitraxのコマンドステーション。

私は文系出身なうえに頭も良い分けではないので電気はおろか数字が出ると途端に面倒になってしまう。
横着していかに簡単にDCCを楽しむか、まずはそこから考え始めた。

KATOのDCCのサイトはデザインが古臭いけど分かりやすい。
http://www.katomodels.com/hobby/dcc/

「DCCについて」に書かれている内容はとても分かりやすい。
「DCCをはじめてみよう!」に書かれている内容をみてDigitraxはやめようと思った。

http://www.katomodels.com/hobby/dcc/start.shtml
D101(今は102)は今時4文字しかでない画面でボタンで何とかして行くスタイル。
古いからとその時は思ったけどMärklinのCSやESUのECoSを考えるとそうでもない。
低価格で提供と言う意味も分かるけど簡単からは程遠い。

結局日本語だけで調べるのをやめて海外へ目を向けるとDCCが驚くほど普及している事に気付く。
各社DCCコマンドステーションを比べ、価格も考慮した結果行きついたのがz21だった。

日本語のページもあるけど機械翻訳で簡易的。
しかし日本と言う小さすぎる市場にここまでしてくれてありがたい。
http://www.z21.eu/jp/Roco-Z21
スマホが扱えればおそらくこの時もっとも簡単なDCCコマンドステーションだった。
UIもシンプルかつ直観的で分かりやすく、レイアウト画面も良く出来ていてポイントなど自由に配置が出来る。
そして何よりも白箱のz21(zが小文字の方)は低価格。
Youtubeで調べれば世界中の人が簡単操作を教えてくれる。
ただし自動化は今の所PCへの接続と他社ソフトウェアが必要。

そして私が本格的にDCCを始めたのは2016年2月17日「z21 Starter Set を試す」の頃。
仕事の都合上LANやネットワークの知識はあったのでこの時IPアドレスなど自分で設定したけど
ネットワーク知識がない場合は付属のルーターが初期設定済みなので簡単にDCCを始める事ができる。
z21はDCCの入口として本当に良かったと思う。

この時点では知らなかったけどDesktop StationもPCとUSB接続すれば同様に簡単低価格だと思う。
ただ勝手な事を言うと法人ではない点が今後問題かもしれない。
ちょっと脱線するけど法人化するメリットは主に信頼度、企業間では特に重要。
私も収入が増え9年前に個人事業主から法人に切り替えた、デメリットももちろんあるけど
会社設立後すぐに正解だったと思えた。
はたから見ればブラックな働き方だけど時間は今でも自由に使えるし家庭を持って家も建て趣味を楽しめてる。

KATOやTOMIXからこのDesktop Stationが発売されていたらDCC導入が更に簡単だった気がする。
しかし前に書いた「鉄道模型市場規模について」の事を考えると国内大手がリスキーな個人開発の
DCCコマンドステーションを扱うとは思えない。

話を戻して今年3月に簡単なz21から始まったDCC生活もIPリセット問題に出くわしECoSに切り替え。
そしてRokuhanから簡単をうたい文句にした国産DCCコマンドステーションが今月発売される予定。

http://www.rokuhan.com/e-train/
これもz21同様スマホが扱えれば簡単に素早くセットアップも出来るようだ。
コマンドステーションとスマホ接続がz21のようにWiFiでもなく、Bluetoothでもない。
なんとオーディオケーブルで有線接続して操作する。
電話でネットしていた時代を思い出すとピーガーガガーって音が聞こえてきそうな気がする。
その代わりz21のように複数の端末で同時に扱えない気がする。何か方法あるだろうか?

そして無線化する場合はオーディオをBluetooth経由にすると言う発想。
Bluetoothで直接操作するDCCデコーダは海外ではすでにあるけど、今の所技適の問題で
簡単に日本へ輸入できないようだ。
例えば2016年8月18日に書いた「Blue Rail Trains:Bluetooth smart train control system

メーカーとしてこの仕様にした一番のメリットは海外輸出じゃないだろうか?
無線であるWiFiやBluetoothは許可が必要だけど無線化は自分でやってねと言う事なら何も問題ない。
WiFiやBluetoothがない分ハード的にもシンプルなのかもしれない。
そしてRokuhanはKATO同様すでにドイツNOCHと提携してる。
http://www.noch.com/en/about-noch/trademarks/rokuhan/

TOMIXも頑張ってアナログの自動化を目指しているけど、Märklinのアナログ自動化から
かなり遅れているにも関わらずいまだにこだわってるのはいかがな物だろうか。
(ちなみにMärklinは1979年にデジタルへ移行を開始、DCC誕生もこの時期)

KATOは1980年代に独自にデジタルへチャレンジした経験があるけど今はDigitrax頼み。
そのDigitraxが微妙にやる気を感じない。これはアメリカの鉄道模型事情も絡む。
自動化や複雑なレイアウトを楽しむ欧州に対してシンプルでゆっくり進む長編成やスイッチングを楽しむ
アメリカでは操作方法が異なるのかもしれない。
KATOはアメリカ市場に昔から参入しているので国内もアメリカ産DCCになるのは当然だったろう。

Rokuhanは新規参入の強み、しかも(Märklinのおかげだけど)欧州で強いzスケール。
そこへ低価格DCCコマンドステーションだから結構いけるんじゃなかろうか。

ただ前に書いたしTwitterにも辛辣な意見を書かせてもらったけどUIを何とかしてほしい。
せめて真似で良いからz21を基準にして欲しかった。

Apple含め近年フラットデザインに移行したのは操作性や視認性に意味があるからで決して
カッコいいが先に来ているわけじゃない。
そこであえてリッチなデザインにこだわるならちゃんとデザインしないと。
とは言え触ってみたらこの意味不明な装飾にも重要な意味があってすごく扱いやすいのかもしれない。

あとRokuhanは自動化も目標にあるんだろうか?
自動化できるかどうかがz21との差別化にもなる気がする。

だらだら書いてしまったけどとにかく国産DCC頑張れ!
Rokuhanも実は国産じゃないかもしれないけど・・・。




2017年8月14日月曜日

HOモジュール35:ポイント塗装1

世の中休みだけどささっと明日納品のものを片付けポイントの塗装へ入る事にした。
大量に買ってあるシタデルのシェイドを使う。

シタデルカラーにはいくつか種類がある。
ベースコート:下地用の塗料で隠ぺい力が強いのに目地を埋める事がない。どろっとしてる。
シェイド:ウォッシングやスミ入れに適してる。さらさらしてる。
ドライ:名前の通りドライブラシに適してる。固め。
レイヤー:ベースコートに近い、色数が多く良く使う塗料。どろっとしてる。
グレイズ:ウォッシングに近いけど透過や発光表現などエフェクト的に使う。さらさらしてる。
テクスチャー:パテのような素材で塗るとひび割れ表現などが出来る。固め。
テクニカル:薄め液、艶出し、パテなど特殊な塗料。

シェイドはタミヤやクレオスのスミ入れ塗料よりもしっかり色が乗る。
バラストへの染み込みも良いので試して見た。
写真じゃ良く分からないけど3種類のシェイドを塗った。これだけでも表現の幅が広がる事が分かる。

まずはポイントへバラストを慎重に置く。
最初MOD PODGEだけで固定しようと思ったけど、慎重にスーパーフィックスで固定する事にした。

シェイドはポイント周辺にAgrax Earthshade、オイルの染み表現にNULN OIL。
そしてがっつり黒くしたい場所へはAbaddon Blackを使う事にした。

とりあえずテストで1本だけやってみた。こんな感じでどうだろうか?
写真はまだ乾いていないのでテカりがある。

こうなるとセンターフログのフラットな部分が気になる。
K-Gleis 2275 ダブルスリップのセンターフログは塗料で絶縁させているため真っ黒。
もともと単色の金属パーツなのでかっこ悪い。

そこであたかもレールがちゃんとありますよ的に塗装してみる事にした。
使用したのは同じシタデルのIronbreaker。
近くで見るとレールっぽく塗りました!って感じだけど遠目には2275ダブルスリップに見えない。

車輪でそのうち剥がれてくるだろうけど、とりあえずすべてのポイントをこの塗装で行く事にする。
しかしぼちぼち忙しくなってきたのでペースダウンする予定。