ČD Baureihe 380
過去を振り返ると言っておきながら唐突に新しい動画から。前回の動画で地蔵になってるČDのBR380が見たいとコメントでリクエストがあったので軽く編集。
Point of No Return
鉄道模型を本格的に開始したのが2016年、まもなく4年目に突入。同時にブログも積極的に書くようになり、たくさんの人に支えられこの趣味をまだ全力で楽しんでおります。
ある意味後に引けなくなったとも言える3年間。
2018年を振り返ろうと思ったけど、よく考えたらほとんど過去を振り返った事がないので一気に全部。
2015年
この年はいったい何が起こったのか突然鉄道模型趣味に目覚めた。鉄道も興味なかったのに、すごいきっかけになった。
強羅で見かけた箱根登山鉄道の模型が無性に欲しくなって購入。
2015年1月29日木曜日「レイアウト構想中」
何を思ったのか2ヵ月後にはRh1216を注文していた。今はなきデュッセルドッグで注文。
2015年3月26日木曜日「ドイツ鉄道模型を勉強」
仕事でお世話になっている方がMärklinを会社や自宅に飾っていてドイツ旅行行った時に
お土産に何か買って行こうかなとミュンヘン中央駅の模型屋Gleis11に行った。
しかし日曜で閉まっていて断念、当時はまったく興味がなかったけど記憶には残っていた。
そして2015年は残念ながら今ほど鉄道模型に本気で取り組んでいなくて半年以上放置。
2016年
この年は本格的に鉄道模型を開始した年、そして本気でDCCを開始した年。2016年2月3日水曜日「ちょっとした目標」
日本でDCCと言うと改造がメインでとても初心者向けではない印象、これは今でも変わらない。
この年幸い欧州型に目覚めたのでDCCはとても簡単だった。
そして最初にz21を手に入れた事で理解の進みも早かった。本格的に個人輸入を開始したのもこの時。
記念すべき最初のVLOG、ただひたすら鉄道模型を楽しむ動画の投稿1回目。
Youtubeも自分にとって鉄道模型趣味がすごく楽しい物だと思わせてくれた。
ニコニコ動画にもアップした事でたくさんの方から助言を頂き勉強させてもらいました。
テスト用のレイアウトも5月に完成。Frog Juicerを使ったフログの処理とリバース線が見所。
しかし色々買い始めるとNゲージとH0ゲージで価格の差がない事が気になってきてまだ始めた
ばかりだしと思って6月にH0へ方向転換する事にした。
2016年6月30日木曜日「テストレイアウトの問題と今後のメモ」
この時すでにコメントでやり取りをしていたYaasanさんから助言を頂き、始めるならMärklinのレールが良い
メンテナンスが少なく済むのでドイツのミュージアムでも大活躍と教えて頂きレールは
Märklinでしかもモジュールレイアウトを作るのでK-Gleisで行く事にした。
しかしこれが間違った選択だとすぐに気付いた、Yaasanさん曰くC-Gleis!…と言う事だった。
ほんとK-Gleisには悩まされたけど今は工夫して安定動作してるし2線式と3線式のフランジに対応した。
こういう経験も鉄道模型趣味の醍醐味と言う物。
H0に移行してある意味泥沼のはじまり。
欲しかったRocoのRailjetもÖBB、ČDと運よく両方手に入れる事が出来た。
ČD Railjetは2線式しかなかったので3線化した。
2016年8月13日土曜日「2 rail to 3 rail:Roco 73499 ČD Railjet Rh1216編」
9月には現在のモジュールレイアウトの原型が出来る。
2016年9月25日日曜日「HOモジュール:1 レール仮設置とテスト」
そしてある程度レールの固定が進んだ10月のテスト走行動画がのちになぜか人気が出る動画。
アップしたてのこの年は数百再生くらいだった。
今はありがたい事に216万再生を突破、作りかけのこの動画がとにかく外国人に人気。
12月のクリスマスセールで安い1番ゲージのセットがある事に気付いてポチった。
しかしこれはショップのアカウントが乗っ取られていたようで後にキャンセル扱い。
2016年12月27日火曜日「Spur 1 / Spur 0」
大型ゲージに興味が出てこの時いつかKM1買おうとか書いてるけど、実はこの後すぐにポチってる。
2017年
去年は色々考え方が変わった年、視野が急激に広まったのが大きいかもしれない。2017年1月23日月曜日「真鍮製鉄道模型についてのメモ」
真鍮製1番ゲージ蒸気機関車を購入したのも鉄道模型趣味について色々考えるようになったキッカケ。
2017年2月4日土曜日「KM1 111849FS BR18.478 Museum Nördlingen:開封編」
そしてSo-netの重いブログシステムに嫌気がさして現在のブログに移行したのが2月。
z21で1番ゲージを動かすとz21が強制リセットがかかり設定が初期状態になってしまう事がわかり
3月にはECoSを導入、ついでにコマンドステーションの歴史も学ぶ。
2017年3月14日火曜日「ESU ECoS と Märklin CSについて」
2017年3月18日土曜日「ESU ECoS 50210 :開封編」
ECoSも購入したので簡単自動往復運転もすぐに試した。
面白い試みでMärklinの機関車にRailComトランスミッターを仕込む実験もした。
2017年3月27日月曜日「Märklin BR64にRailcomトランスミッターを仕込む」
8月にはある鉄道模型関連機器のメーカーが日本の市場規模は100億!と大きく
書いていたのを見て衝撃を受けた。
実はその後しばらくしてその文言を消してしまったようなので名前は伏せて置く。
2017年8月8日火曜日「鉄道模型市場規模について」
ギリギリな規模を大手2社が奪い合ってると言う事に気付き始めた。
引用元:Xビジネス「鉄道模型市場の実態と展望」より
https://xbusiness.jp/model-railroad/marketing
これを知ってからDCCの認知どころではない鉄道模型の未来そのものが気になりだした。
2017年8月18日金曜日「DCCで遊ぶ - 0 / 国内DCC普及について」
そして去年大きな変化があったのが最初の方にも貼った2016年10月のYoutubeへアップした動画。
2017年9月6日水曜日「Youtubeアナリティクスを見てみる」
この件から「自分が楽しんでいる様子は人を楽しませる」と言う事がわかってきて今まで適当に
やっていた動画制作をもうちょっと頑張ろうと思い始めた。
本来趣味を楽しむのは広めるためではないはずなのでマーケティングとしても矛盾するけど、Youtubeで
学んだのは鉄道模型の動くさまやサウンドが楽しい様子をただ撮影して公開しただけで世界には同じ
感性の持ち主が数万、数百万人いると言う事が分かった事。
啓蒙するのではなくただ楽しい様子をブログや動画で公開しておけばいい、好きな人は必ず見に来るから。
もちろんそれではビジネスにならないので大手メーカーは多様性を理解して普及させてほしい。
多様性のある鉄道模型を作ってくれれば楽しむのは我々ユーザーに任せてくれれば良い。
と振り返りじゃなくなってしまった。
9月末に母が他界してバタバタしていたけど、10月はまだまだ個人的鉄道模型趣味調査が続く。
2017年10月9日月曜日「趣味にかけるお金の話」
11月には国産DCCコマンドステーションと国産鉄道模型を使った自動交互運転の動画も作った。
2017年11月28日火曜日「DCCで遊ぶ-3 / 在線検出と自動交互運転」
こんな感じで2017年は色々思う所があった年だけど、実は購入した鉄道模型の数もすごかった。
2017年1月1日日曜日「海外購入記録まとめ:2(2017)」
2018年
ようやく今年の振り返り!何と言ってもブログやSNSでの交流がいっきに広まった年。
2017年からちょいちょいやり取りさせて頂いている方々ももちろんだけど今年は更に欧州鉄道模型を
はじめたいと言ってくれた方が数名いて本当にうれしい。
何がうれしいってこのブログやYoutubeの動画がきっかけと言って頂いた事。
まさに2017年に感じた事が分かり、微力ながら鉄道模型やDCCへの貢献にもつながった。
1月はESUのEilzugwagenに室内灯を仕込んだり、ダブルスリップの話を書いたり。
2月にはデジタル鉄道模型フォーラムが誕生してようやくドイツのStummis Modellbahnforumのような
フォーラムの基盤が出来た。
2018年2月21日水曜日「デジタル鉄道模型フォーラム誕生」
3月は、どうも日本でH0ゲージと言うと「部屋が狭い」と言う理由で諦める人が多い気がして
こんな動画も作った。長い編成を楽しみたい場合はNでやればOK。
2018年3月11日日曜日「小スペースH0ゲージのススメ」
実際、欧州で鉄道模型を楽しんでいる人達の多くは日本の家屋と変わらない広さでやってる。
日本は狭いは言い訳でしかない。そのため欧州鉄道模型はR360を曲がれる事が基準になってる。
登坂テストもなかなか良いデータになったので参考になるかもしれない。
登坂テスト:その1 登坂テスト:その2
5月に入るとDesktopStationのDSairが届く。
2018年5月6日日曜日「最強コントローラ DesktopStation DSair が届く」
どれがDSairかな?
こんな話もあったのか!と言う話。
2018年5月23日水曜日「トミーテックのDCCへの取り組み(2014年)」
そしてこの3年思ってきた鉄道模型趣味についてまとめたのもこの月。
2018年5月21日月曜日「鉄道模型の楽しさを伝えると言う事」
この件に関しては終わりはないと思うのでまたいつか書こうと思う。
6月に入ると国内製品でも増えてきたスマホ/タブレットコントローラを比較した。
2018年6月3日日曜日「鉄道模型スマホ/タブレットコントローラ比較動画」
そして撮影方法についてもブログに残すべしと助言を頂き、駆け足だけどまとめた。
2018年6月10日日曜日「鉄道模型の動画撮影について:1」
このシリーズはまた書く予定。
7月になると例のやたら再生されている動画が100万再生を突破。
これは正直うれしかった、何が良いのかはまったくわからないけど兎に角外国人に大人気。
2018年7月6日金曜日「100万再生と皆様への感謝」
妻が作ってくれた飾り。ちなみに200万再生突破では作ってくれなかった。
8月は3Dプリンターと2層目レイアウトのジオラマ作成ばかり。
そんな中、鉄道模型の多様性について書いた。
2018年8月19日日曜日「鉄道模型の多様性1」
生物多様性でも勘違いされやすいけど「皆それぞれ受け入れ合いましょう」はちょっと違う。
それぞれあってそれぞれ良い、と言うのが多様性。
意見が合う合わないも含めて色々あるのがこの世の中なんだよって事。
鉄道模型でもアナログは駄目だ、デジタルは駄目だ、と言う意見があって良い。
ただその双方へ行き来できる選択肢がなければその議論すら成り立たない。
それが出来ているのが欧米の鉄道模型。まずは多様性から。
9月は何と言ってもRocoの Railjet "Spirit of Venezia"の発表ではないだろうか。
実際は2019年モデルとしてSpielwarenmesse後に発売するつもりだったのかもしれない。
最初に情報をリークと言うか掲載したのがドイツの大手家電量販店Conrad。
一番最後のページに掲載されていたので後で追加されたのだろう。
9月は他にDesktopStation活用例を作ろうと工夫した自動運転&自動回転台。
2018年9月3日月曜日「ロクハン自動運転&自動回転台テスト」
これは作っていて楽しかった、3Dプリンターも活用したし。
10月は水景制作と苦手意識について書いて終わった。
11月になってくると忙しくて大した事をやっていない。
面白い発見としてTOMIXのコントロールパネルがあった。
2018年11月20日火曜日「TOMIXコントロールパネルブロックの魅力」
あと11月はKATOホビセンがPECO製品取り扱い開始と言うのもうれしい情報だった。
今月はMärklinのICE4フライング発表。
そしてお待たせしましたDSair2動画。(実演Yaasanさん)
2018年12月21日金曜日「DSair2 キット品組み立て動画」
後半になるにつれて疲れて来て雑になってきた。
来年はちゃんと1年だけ振り返ろう。
今年は趣味の幅が更に広がり楽しいことだらけだった、来年も継続して楽しんで行こうと思う。
ここまで雑なブログへお付き合いして頂いた皆様ありがとうございました。
そして来年もよろしくお願い致します。