The Nameless City: 11月 2017

2017年11月29日水曜日

ČD Cargo Vectronの初期不良

午前中YoutubeにアップしたRoco 79932 ČD Cargo Vectronの動画に「梯子が1つ壊れてるよ」と
コメントがついて、慌てて動画をチェック。

動画はこちら

確かに動画のサムネールでも一目瞭然で前後扉下についている梯子の長さが違う。
ぶつけた記憶はないので初期不良か店側のテスト走行時に折ってしまったのか・・・。
ガッカリしつつ仕事をしていたので実物はあとで確認する事にして、またLippeへメールして
取り寄せてもらう事になるので写真を撮ったりしないと行けないな、などなど考えていた。

以前Märklin K-Gleisのポイントでガードレールがなかったことがある。
2016年7月18日「メルクリン K-Gleis ガタガタ対策とまさかの不良品
2016年8月4日「メルクリン スペアパーツが届く
ModellbahnShop-Lippeはとても親切丁寧で期待以上の対応をしてくれるので正直こんな
小さなパーツを取り寄せてもらって高い送料を払ってもらうのは気が引けてしまう。

と言うわけで自分でROCOから取り寄せようとスペアパーツの価格を調べてしまった。
ちなみに価格は141136 TS - Kinematik, Deichsel, ...3.95 EURだった。
送料は確か25EURくらいだったと思う。

仕事のあいまを見て実物の確認。こうしてみると全然長さが違う。

短い、しかし折れた感じではない。

正しい方の長さ。

もう一度よく見てみると上に長い。つまりパーツが逆に取り付けられてる。

正しい方の上は長くない。

と言うわけで初期不良と言うか取付けミスだった事が分かった。
自分で修正して完了。

しかしYoutubeの動画でこんな細かい事に気付いてくれるなんて、なんて良い人なんだろう。
そこまで細かく動画を見てくれる人がいるだけで動画にした甲斐がある。
これからもどんどん動画にしていこう。



2017年11月28日火曜日

DCCで遊ぶ-3 / 在線検出と自動交互運転

前回「DCCで遊ぶ-2 / DCCフレンドリーデコーダの取り付け」でDCC化した列車を使って
DesktopStation DSmain R5.1を使用した自動運転をしてみたいと思います。

さっそく動画から。


在線検出装置は最近テストしていたDigikeijsのDR4088CSを使用しています。
DesktopStation S88 Button DecoderはテストとDR4088CSとDSmain R5.1とのつなぎに使用しています。

閉塞区間は全部で6つ。使用するのはこのうち2区間のみになります。

DesktopStationの画面では在線の確認をリアルタイムで出来ます。

今回使用した交互運転用のスクリプトはDesktopStation公式サイトのものを使用しました。。
http://desktopstation.net/play_jp.html#S88
このスクリプトをベースにイベントの開始トリガと在線チャンネルを書き込み。
そしてそれぞれの列車のDCCアドレスに変更し、車両ごとに運転速度や停止速度などを調整しました。

DesktopStationのレイアウト画面の在線を示す点はそれぞれのブロックにチャンネルを割り当てます。

小田急VSEは2016年5月18日「小田急VSEをDCC化」でDCC化したものを使用しています。

ポイントデコーダは「DCCで遊ぶ-1 / アナログ的にDCCを使う」でセッティングしたものです。

今回DesktopStationを使う事で簡単に自動化を楽しめました。
やってみるとこんなシンプルな交互運転でもずっと眺めていたくなるとは思いませんでした。
スクリプトは複雑な事が出来るようなので追々チャレンジして行こうと思います。



2017年11月26日日曜日

各コマンドステーションでコンタクトレールテスト

(追記あり)

本日届いたDigikeijs DR4088CSを使ってコンタクトレールのテスト。
今回3台のコマンドステーションと3線式、2線式両方でテストする。

前回やろうとして出来なかった3線式のコンタクトレールはセンターレールをコンタクト化。
まずは同じメーカーDigikeijs DR5000コマンドステーション。

DR4088CSではまったく問題なく検知しさらに機関車の動作もOK。
このセンターレールのコンタクト化が「Digikeijs DR4088GNDに敗北する」の時に
出来ると思っていたけどGND式では出来ない事が分かった。

センターレールのコンタクト化が出来ると言う事は2線式にも使えると言う事なので
KATO Nゲージ Unitrackでテスト、こちらもまったく問題なく検知して動作もOK。
これもGND式では出来ない。

続いてコマンドステーションをDesktopStationに切り替えてみると問題発生。

S88Nで接続すると前回同様全チャンネル検知になった。
DesktopStationソフトを再起動してみてみると普通に検知しているように見える。

しかし走らせてみると前のチャンネルが検知したまま。

更に移動させると3分割している3箇所すべて検知になってしまう。

次にECoS2.1ではどうかやってみる。
S88をS88Nにするアダプターをかまして接続してみると同様に全チャンネル検知状態。

どういう事だろうとまずDR4088とECoSの接続についてググってみる。
あまりヒットしなかったけどドイツのフォーラムに書いてあった。
Stummis Model Railway Forum「ESU Ecos2 with Digikeijs DR4088CS
読むと「S88のケーブルには4種類あるよ」と。S88とS88Nのそれぞれに2種類づつ。
良く分からないのでS88-A-SRでググってみると。詳細を書いているショップを見つけた。

tams elektronik http://tams-online.de/
このサイトにあるインストラクション。
これを見るとS88デコーダをデイジーチェーンする時にIN側とOUT側で違う事が書いてある。

ひょっとしてと思ってECoS裏のS88をS88Nに変換するアダプターを逆にしてみた。

たったこれだけでECoS解決。検知も動作も問題ない。

Digikeijsのサイトを見るとこのS88アダプターをUhlenbrockのIntelliboxに接続している写真があって
それと同じ方向に最初からしていれば良かった。情弱と言うよりケアレスミス。

ECoSはS88アダプターを逆にするだけで解決できたけどDesktopStationはそういうわけにいかない。
しかしこれはDesktopStationのせいではない、DR4088を他社製品で使う場合にクセがある。
DesktopStationでも自動化を色々やろうと思ってCSにしたけどどうしたものか。

結局DesktopStationでS88デコーダを使うにはMärklinの2線にも使えるS88DCを買うか。
Art.Nr. 60882 Decoder s 88 DC

もしくはMärklin純正のS88→S88N変換ケーブルを買うか。
Art.Nr. 60884 Adapterkabel

DesktopStation用のデコーダはまた何か買う時についでに買う事にしよう。
安いからとDR4088にするから安物買いの銭失いになっている。
おそらくMärklin純正ならこんな事起きないんじゃないだろうか。DC版あるの知ったのは最近だけど。

とりあえずDigikeijs DR5000とESU ECoSで使えるのでこれからじっくり自動化の勉強をしようと思う。

追記:
Yaasanさんにコメントを頂いてから、もう1つやっていない事を思いついたのでやってみた。
Digikeijs DR4088CS > Yaasanさん製S88 Button Decoder > DesktopStation DSmain

これでまったく問題なく検知してくれるようになった。
1~8がS88 Button Decoder、9~24がDR4088。
1と3はS88 Button Decoderのボタンを押しているので検知している。

車両を動かすとちゃんと10が消えて9が点いてくれた。

やはりDR4088のS88Nポートはデイジーチェーン用なのだろうか?
これでDesktopStationの自動化も勉強出来る。




2017年11月25日土曜日

Digikeijs DR4088CSとセンサーが届く

以前購入したDigikeijs DR4088GNDで在線検出用モジュールは数タイプある事を知り。
実際Digikeijsだけでも3タイプ、ESUやMärklinでもそれぞれ2タイプある事がわかった。
2017年11月13日の投稿「DR4088のCS/GNDとコンタクトレールを理解する

例えばDigikeijsの4088はCS、GND、OPTOの3タイプ。
CSは検出+給電タイプなので2線、3線式で使用できる。
GNDは検出のみのタイプで3線式かリードコンタクトなどに利用できる。
OPTOは購入していないので詳しくは分からない、光センサーに使えると思われる。

ESUやMärklinにも名称は違うけど2タイプある事がわかった。
どちらも2線、3線で使えるDigikeijsで言うCSとGNDタイプになる。
以前購入したESUのDetectorはRailcomタイプだったのでCSタイプのみしかなかった。
そのため私は在線検出モジュールと言えばCSタイプのみしかどのメーカーも存在しないと勘違いしていた。
2017年3月25日の投稿「ESU ECoS 50210 :Shuttle train編

細かい動作内容は良く分かっていないけど仕様は理解したので、今回CSタイプを取り寄せた。
ModellbahnShop LippeでDigikeijsの取り扱いが開始してまだ在庫はなかったけど取り寄せてもらった。
13日に注文して18日に入荷して出荷、そして本日到着。
入荷した時に他のDigikeijs製品を見たら他にも大量に発注したようでDigikeijs製品がたくさん在庫ありになった。

まずはトラッキングから。今回は国内で休日を挟んでしまったので時間がかかった。

今回購入したものはどれも小さいので一番小さい箱できた。

それでも箱 in 箱。

ほんといつも感心する、送料はそれなりだけど。

ぎっしり。たまに入っている梱包担当者の名前。

今回購入したもの。
DIGIKEIJS DR4088CS x2
Märklin 2299 Straight Circuit Track
Märklin 7555 Reed-Kontakt-Set x2

MärklinのセンサーはDR4088GNDで使用してみようと思う。
何事も勉強。
今日は少し時間があるので、これらを使って色々と検証してみようと思う。




2017年11月21日火曜日

レールをMärklinにして良かったと言う話

色々あって散らかり放題だった部屋を少しずつ整理し始めた。
Train-Safe Travelを購入したのでRailjetの一部を移しTrain-Safe Vision内も整理。


HO動力車はここに写っている車両+先日届いたVectronですべてのはず。すべてデジタル、サウンド付き。
Roco 7両、ESU 6両、Märklin 3両、Jägerndorfer 1両、Fleischmann 1両。
ちなみに他に動力車はNはFleischmannが4両、1番ゲージはKM1が1両ある。

HOに切り替えて14カ月、そこそこ揃ってきてこうして並べてみるとコレクション感ある。
欧州型鉄道模型ファンの人からすると拘りのない適当な揃え方だと思うけど、本当にその通り。

たびたび書いているけど私はまず鉄道に詳しくない。
最初は鉄道模型と言うか欧州型のミニチュア模型に魅せられたと言うのが一番適当かもしれない。
そこからDCCやサウンドの魅力に取りつかれ様々な鉄道模型を揃えるようになった。

Nを揃えていた時の音が途切れる経験からHOを始める時レールを三線式(海外ではACや3 railと書かれる)
を選択したけど最初の半年くらいは正直後悔する部分もあった。
二線式(海外ではDCや2 railと書かれる)の方が車両のラインナップも多いしレールの選択肢も多い。

そんな事やK-Gleisがひどい事からMärklinをDISる事も多かったけどECoSに切り替えMärklinの車両を
購入しはじめてからちょっと意識が変わってきた。


まずMärklinが素晴らしいと思えるのがC-Gleis。
トラブルはほとんどない、K-Gleisでは試行錯誤する部分も何も考えないで済む。
そしてこれは三線式のメリットでよく言われる事だけど二線式のようにポイントのフログや
リバース線で極性の反転の必要がない。

そして次にMärklinがすごいと思うのが動力車がサウンド付きなのに低価格。
もちろん高級なモデルもあるけど、だいたい他社製の同じ車両より安い。
例えばVectronなんかは全体的に低価格なPIKOのサウンドなしモデルにせまる価格。
そしてRocoのサウンドなしモデルとほぼ同額。
例えば今MSLでMärklinのRailpool Vectronを買うと151.40EUR(VATなし)、今の為替で2万円ほど。
もう一度書くけど完全にデジタルでサウンド付きモデルでこの価格。

日本に目を向けるとTOMIXのプレステージじゃない方より少し安いのかな?ちなみにKATOはもっと安い。
購入した事がないので塗装やパーツなどどれくらいの物なのか分からないけどどちらのメーカーも
アナログでサウンドなし。企業の体力の違いが分かる。

Märklinのダイキャストは時間が経つと劣化するなんて話もどこかで読んだけど、こればかりは時間が
経ってみないと分からない。

私が購入したMärklinの動力車はまだ3両ほど。
Märklin 37008 V100.20 DB (MHI)
Märklin 36814 Köf II als BR100 (MHI)
Märklin 39644 Tenderlokomotive BR64

写真右のKöf IIはこのサイズでデジタル、サウンド、そしてTelexカプラー搭載で
リモートでカプラーを操作できる。
左のV100もTelexカプラーだけどK-Gleisではたまにセンターレールにぶつかるので少し調整してる。
正直見た目はTelexよりESUのリモートカプラーの方がスマートだけど確実なのはTelex。

私に散々DISられ、酷使されているBR64はかなり愛着があって好きな機関車の1つ。
Railcom化とスモークジェネレータも搭載してかなり優秀な機関車。
これも蒸気機関車としてはかなり低価格。約195EURで購入してる。
ボディも簡単に外せてオイルまみれになった時に洗浄したけど、手入れがとてもしやすい。
来年Roco製の同価格帯BR64が発売されるので買って比較しようと思ってる。

当初DCの方がラインアップが多いと思っていたけどこうしてMärklinの車両も揃え始めると
逆にACの方が選択肢が圧倒的に多いのでやはりMäklinの三線式にして良かった。

とは言え今の所三線式のレールで走らせてみて最も優秀な動力車はRoco製だったりする。
K-GleisもC-Gleisもどちらもすいすい走ってくれる。
前に書いたけどこれは車輪の作りに寄る所が大きそう。

ちなみに私はDC車両も購入していてAC化したりしているけど、基本的に車輪はDCのまま使用してる。
今の所脱線などのトラブルがない、最初K-Gleisと相性が良いのかと思ったけどたぶん関係ない。




2017年11月19日日曜日

Roco79932 BR383 サウンドチェック

ようやくRoco 79932 BR 383, ČD Cargoのサウンドチェック用の収録終了。
早速Youtubeにアップした動画から。



予約した時はLeoSoundLabだからデコーダもESUかと思っていたけどちゃんと
Manufacturer IDを調べたらZIMOだった。
正直スピーカのエンクロージャはESUよりもZIMOの方が良いので良かった。

ちょっと驚いたのが届いてすぐにデフォルトのアドレス3でテストしたらヘッドライトが点かなかった。
アドレスを変更したら点いたけどアナログ走行用に何かしてるのかもしれない。
マニュアルを見ると切替スイッチがあるようだけどぱっと見どこにあるか分からなかった。

 届いた日にパーツの取り付けもした。今まで購入した機関車でもっとも後付けが多かった。

ワイパーや手摺を付けると顔が引き締まった。

全面の手摺が付くだけで横から見ても結構変わる。

パーツの取り付け時に気付いたけど運転士が乗っていた。ESU製品みたいだ。




2017年11月17日金曜日

Roco 79932 BR 383, ČD Cargoなどが届く

予約していたVectronが届いた。RocoのAC版はDC版からだいたい1週間遅れで出荷されるけど
今回は同時に出荷だったのかもしれない。

トラッキングから、だいたい1週間だけど今回ドイツ→日本で少し時間がかかってる。
そろそろ年末の遅延時期に入ってきてるのかもしれない。

今回もModellbahnshopLippeで予約。

今回は余裕のある箱 in 箱。

発掘。

中の箱OPEN。

今回はVectronの他にESUのカプラーとMärklinのポイント。

またROCOの箱変わったなって思ったら中身がプラケースなしの発泡スチロールのみに。
こんな所まで退化して低価格化が進む。保存に向かないので工夫しなければ。

初Vectron、前に書いた「年内発売予定のものについて」でROCOを選択した理由を書いた。
やはりLeoSoundLabと言うのは大きい、今夜収録する予定。

ČD Cargo塗装にしたけど、PKP Cargo塗装の方がグリルが目立たずカッコいい。

詳しくないので良く分からないけどTaurusの後継になるのかな?電源周りはTaurusの1216に似てる。

このチェコ中心に運びます!って感じのインフォグラフィックがいい。

愛称のVectronは名前からしてかっこ悪いけど全面のグリルのデザインからしてやはりトランスフォーマーを
意識しているのだろうか?Tronってあたりもトランスフォーマーっぽい。
全体的にVectronは濃いデザインなのでTaurusのようにいろんな客車に合わせるのは難しそう。