The Nameless City: 7月 2017

2017年7月30日日曜日

HOモジュール28:バラスト撒き2

ようやくバラスト撒き続きと小物制作。
Auhagen 42652 Schatzkiste 小物セットは使うか分からないけど塗装。

給炭所に小物とフィギュアも設置。しかし肝心な給炭所の設置場所に悩む。

その他設置する場所が確実に決まっているストラクチャを固定。
側溝も固定してバラストに備える。

本線用に使用してるバラストSpurenweltenのSchotter Spilitは全部で1.5kgある。
どのくらい消費するか見えてないけどバラバラ~っと適当に撒いた感じ本線だけでモジュール2枚に
1袋500g消費する感じだった。幹線のように少し盛るにはあと100gは必要かもしれない。

適当にバラバラっと。

そして時間をかけて丁寧に揃えるけどそれでも結構ばらつきがある。

パッと見気にならないけど斜めから写真を撮ると枕木のあいだにばらつきがあるのが分かる。

固定する前に車両を走らせてテストをするけど、そこで気付いたのがたぶん現実でも同じだと思うけど
固定していないバラストと固定したバラストでは全然音が違う。
固定していない方がジョイント音だけが響いてシャーと言う金属の擦れる音が聞こえない。
固定しつつこの音になるように出来ないものか。


2017年7月29日土曜日

Fleischmann 390072 E69 などが届く

先日から続くEP3車両揃えたい病。EP3で良く見る客車UmbauwagenやDonnerbüchseを購入。
さらにEP2だけどE69を購入。

トラッキングから。今回は結構かかって出国から9日ほど。

今回もLippeで購入。

梱包材が紙くしゃくしゃ、たまにある。

いつもの箱 in 箱。

中の箱は発掘系梱包材だった。

相変らずきれいな梱包で安心する。

今回購入したものは主に客車。そしてミニネイチャーのツタ。
実はミニネイチャーのメーカー名がSilhouetteと言うのを知らなかった。
日本でもミニネイチャーを買う事が出来るけどメーカー名はSilflorだ。
これは調べるとディストリビューションをSilflorと言う社名でやっていて作っているのはSilhouetteになる。
Lippeではメーカー検索にSilhouetteがあるのでまったく同じ物が買える。
実際届いた商品にはミニネイチャーと書かれている。日本で買うより大きくてなにより安い。
ちなみにSilhouetteの創業者Albert Rademacherさんは今年亡くなられてしまった。

今回購入したものリスト。
Fleischmann 390072 Electric locomotive E 69 05 / LAG 5 of the DRB, epoch II
Märklin 43173 Type AB3ygeb and type B3ygeb "Umbauwagen" of the DB, epoch III
Märklin 43183 Two type B3ygeb, 2nd class "Umbauwagen" of the DB, epoch III
Märklin 43184 Two type B3ygeb, 2nd class "Umbauwagen" of the DB, epoch III
Roco 44222 Baggage coach "Donnerbüchse" of the DB, epoch III
Roco 44212 1st class passenger coach "Donnerbüchse" of the DB, epoch III
Roco 44211 1st/2nd class passenger coach "Donnerbüchse" of the DB, epoch III
Roco 44201 2nd class passenger coach "Donnerbüchse" of the DB, epoch III
Silhouette 725-22 Weed tufts, summer, ca. 42 x 15 cm
Silhouette 936-22 Efeu "Sommer"

RocoのこのEP3客車は古くからあるようでとても安い。ひとつ15.13EURしかしない。
Donnerbüchseは英語でThundebox、乗るとうるさくて乗り心地も悪かったからこんな愛称に。
しかも大量にあるようで信号所や詰所的なものになっていたり、1998年のベルリンLoveparadeでは
山車になったりと様々な物に化ける。
MärklinのUmbauwagenは英語でRebuild coachでドイツ統一前の客車をDBが改装しつけられた愛称。

そしてHOでは初のFleischmann機関車。

このかわいい電気機関車 E69 05 / LAG 5 も調べると面白い。
しかもこのモデルはバッファキャパシタもついているので安定してそう。

テールランプは片側なんだな、いちいちかわいい。

ヘッドライトは両方。こんなに小さいけど音量もほどほどで心地良い。
このLAG5はLAGシリーズの中で最もパワーがあって客車も引っ張ったようだ。
しかも今でも現役なのがすごい。

次にMärklinのUmbauwagen 3種類。照明付きモデル。
行先のデカールが大量で迷う。まだ貼らなくていいかも。

そして衝撃の事実、照明付きだけどシューがない。

実は3軸車両でどうやってシューがつくんだろうと思っていたけど細かい事を気にせずにぽちってしまった。
慌ててMärklinの公式HPで調べると「Pick up shoe is required to supply power」とあった。

推奨はMärklin 39417  E41機関車で通電カプラーが最初からついているのでセットで
どうぞって事らしい。しかもデコーダでON/OFF出来る。商売上手。

ちなみに2013年発売のMärklin 43194 Personenwagen-Setはどうなっているか調べると
2等&貨物車のBD4ümにシューがついているらしい。

このセットの在庫も探せばあるけどBD4üm自体1:93.5でショートタイプ。
今の所ショートタイプは1両もないので導入は躊躇する。
Umbauwagenのセンターレールの電力供給をどうするかしばらく悩もう。
E41機関車にすべきかPersonenwagen-Setにするか・・・。
または他社のBD4üm的な車両にシューを付けて給電改造するか・・・。



2017年7月28日金曜日

Auhagen 11445 Bekohlung 給炭所を作る

バラストを進める前に作る物がまだあった。
Auhagen 11445 Bekohlung 給炭所、そして先日届いたAuhagen 42652 Schatzkiste 小物セットもついでに。


Vallejo VA70150 Rost und Stahl セットを使って塗装もしてみる。
レンガは以前使ったタミヤのハルレッドが青すぎたのでファレホを混色してみてレンガ色を作ってみた。
しかしファレホはシタデルに比べて結構テカる。見た目プラスチックそのままの色と変わらない。

仕方なくタミヤのハルレッドにフラットブラウン、フラットレッドを混ぜてレンガ色にして塗装した。
なかなか単色で理想のレンガ色に出会えない。

Auhagenの給炭所のベースになるパーツはなんとなく石炭の山が作ってあるけど、それが仇となって
全体的に歪んでいるのでレンガの壁をクランプで固定して無理やり接着。

ある程度パーツを作ったら塗装も開始する。

Vallejo VA70150 Rost und Stahl にはステップバイステップ マニュアルもついているのでやってみる。

書いたある事はセットに入っている塗料を使う順番とちょっとしたTIPSくらい。
基本的に自分次第なので適当に塗っていく。

最後にウォッシングからのピグメントとあったけどやりすぎてしまった。錆すぎ。
途中結構細かく塗装したのに見えなくなってしまった。けど遠目にはこれくらいが良いかも。

給炭用のトロッコも同様にサビさせてバラストを乗せてみた。

ベースに固定して手摺を付け、レンガもスミ入れとウェザリング。石炭も適当に。
ベースに変化を付けるためシタデルのAgrellan Earthを塗る。

乾燥を待つ間に小物セットも組み立て開始。

そして乾いたAgrellan Earth、良い感じでひび割れ表現ができた。

別の角度から。

トロッコをクレーンに吊るけどワイヤーはついていないので自分で0.3mmの真鍮棒を使って
ワイヤー替わりにしてみた。
地面もがっつり汚して他のトロッコも固定。
あと寝ぼけて階段を逆につけていたので修正。

地面の汚しはシタデルのNuln OilやAbaddon Black。ファレホのMarron Cueroなど。

錆過ぎて長年放置されてる感じになってるけどEP3の機関車もあるので現役にもなる。

まだ手を加えたいけどレイアウトに設置してからにしようと思う。

Auhagen 11445 Bekohlung 給炭所の手摺はレーザーカットされた厚紙なので結構歪む。
後で修正したい。





2017年7月26日水曜日

久しぶりにKM1 BR18.478を動かす

普段は棚に飾っているSpur1/1番ゲージのKM1 BR18.478。
親友たちが来た時にお披露目するためにテーブルへ出したのでついでに撮影。
ローリングスタンドと合わせて10㎏近くあるのに繊細なので輸送はすごく慎重になる。
ドラフトに合わせたダイナミックスモーク。
静かな所で聞くとファンでスモークを押し出す音がまた心地いい。

重厚なサウンドは過去の投稿で。
KM1 111849FS BR18.478 Museum Nördlingen:テスト編
KM1 111849 BR18.478とMärklin 58026

一度スモーク用のオイルを入れたら使い切らないと長時間停止したくないのでひたすら排気。
とくにシリンダーからはなかなか抜けきらない。

スモークを抜いているあいだにNとHOとの比較をついやりたくなってしまう。

いつしか各サイズの同じ色のS3/6かBR18を揃えたい。

遊んでいる間にスモークが抜けきったのでまた棚へ戻す。
いつしかコンパクトなレイアウト作ってシャンティングを楽しみたい。
60㎝あるので3.6mあってもスローで遊ぶことになるけど。




2017年7月25日火曜日

Rokuhan e-トレインコントローラー

RokuhanからDCCコントローラーがいよいよ登場する模様。


https://www.youtube.com/watch?v=336htktej-I

詳細はこちら
DC操作でも音が本体から出るようだ。ただ12Vまでかな?海外HOにはきつそう。
簡単にDCCと言うけどz21はほんと簡単、日本ではなかなか購入できないから仕方がない。
アプリのUIのひどさはどうにかならなかったのだろうか。
グラデーション多用したりスーパーのチラシ状態。いやチラシの方がまだ良いかも知れない。
デザイナー雇う余裕ないのかもしれないけど。

価格は税別24800円、ライバル機を意識してるのかそこそこ安い気がする。
ただz21 white/z21 StartやYaasan様のDesktop Stationシリーズからすれば当然高くなるけど。
KATOもそうだけど大きな企業がサポートも充実していてDCC参入と言うのは歓迎すべき事だと思う。
修理やアフターパーツが長く保たれると言うのも重要。
どうしても上から目線になってしまうけど今後に期待。とくにUI関連なんとかした方が良い。

そして先日masato様に教えて頂いたPowerpackをさっそくRSで注文。
10個以上だと1個123円。ESU 50710はLippeで2個5.29EUR(VAT抜き)。

外見はESUのとまったく変わらない。そしてPanasonic製でMade in Japan。
若干形が違うのでESUは別のメーカーの物だと思う。そしてMade in Chinaと書いてある。

何となくコンデンサは日本製の方が良いだろうと思うのでこちらを使う事にする。
ESUの方もったいないけどそのうち使おう。






NEM310/340、改めて車輪にまつわる話

ずっと気になっていたそれぞれの車両の車輪の間隔、車で言うトレッド。
ホールド機能付きのデジタルノギスを購入したのでチェックしてみる。

シンワ測定 19974 デジタルノギス ミニ 100mm ホールド機能付

ほぼ1年前に投稿した「メルクリン K-Gleis ガタガタ対策とまさかの不良品
この時も気にはしていたけど主にショートする箇所に関して注目していた。

3線式Märklinタイプ=ACタイプ、2線式タイプ=DCタイプとあって、この1年走らせてきて
思ったのはK-Gleisはどちらも問題なく走行できると言う事。
脱線したのはほんのわずかでシューがセンターレールに激突した時と急カーブからすぐにポイントへ
差し掛かる場所、どちらも簡単に対策できた。

改めてNEM規格をチェック。
NEM310は所謂2線式DCタイプの方で16.5mm軌間に対してトレッドは14.4~14.6と定められている。

続いて3線式ACタイプの方は16.6mm~16.7mm軌間に対して14.0mm~上限記載なし。

前にも書いた事があるけどMärklinは規格がゆるく、そもそも軌間が16.6mm~16.7mmと言うゆるさ。
そこへトレッドが14.0mmなので、どちらかと言うとフランジ頼みなのがわかる。
図でいうNの部分が実物を見るとだいぶなだらかなので余裕を持っているのがわかる。

早速実物を測ってみようと思う。トレッドを軸部分で測定。
左からMärklin 37008 V100、ESU 31151 Class 261 MRCE、Roco 79242 Rh1116 Nightjet。
左からAC3線式、AC/DC両対応、AC3線式。

まずはMärklin 37008 V100、さっそくおかしなことになってる。
NEM340のはずだけどほぼNEM310

次にESU 31151 Class 261 MRCE、ESUは両対応だけどNEM340寄りなのがわかる。

次はRoco 79242 Rh1116 Nightjet、教科書通りって感じでNEM340。
うちで最初からスムースに走行するのがROCO製品だった理由が分かった気がする。

他のMärklin製品はどうか見てみる。
Märklin 39644 BR64の動輪もNEM310に近い。

しかし先輪や従輪はちゃんとNEM340。

次に参考までにDC用として販売されている車両を見てみる。

思ったよりNEM310と340の間って感じだった。ちなみに全部の車輪が同じ感じ。

こうして見ると意外だけどESUやROCOがちゃんとNEM340を意識して作られていて。
逆にMärklinがNEM310寄りと言う謎な展開。これはまったくの想像だけどTRIXから同型機が
2線式として販売されるので車輪は共通なのかもしれない。
しかし各社ちゃんとACホイール、DCホイールを販売しているので謎だ。
追加で購入して交換でどれだけ効果があるのか疑問に思うけど脱線する人は交換したら
良いのかもしれない。

とりあえずDC製品やESU製品がまともに走行できる理由が分かった気がする。
無理にAC対応車輪に交換する必要もない。

2017/07/31 追記
名称について調べてみた。
鉄道ではトレッドと言えばホイールトレッドで車輪のフランジから端までの事を指すとの事。
ホイール間の名称は色々言い方があったけどDCC Conceptsなどが販売している製品に丁度いいものが
あってホイール間の距離を測るものがある。
それに「Back-to-Back gauges」と書かれていた。
ちょっと面倒だけどこれからはバックトゥバックゲージと書くことにしよう。