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2023年5月27日土曜日

新規2線式車両の走行テスト

たいした話じゃないのでツイートだけで済まそうかと思ったけど、またいつTwilog が止まるかわからない。
ブログに残した方がまだ安全かもしれない。

今日は来客ついでに2線式のオーバルを組んだので今まで新規で購入した2線式車両のテストもした。

まずはJägerndorfer ÖBB DoSto Cityjet にLokpilot 5 FX を搭載。
AC 版では標準搭載のデコーダも2線式だとちょっと安い代わりにデコーダなしのアナログ仕様。
とは言えAC 同様8PIN があるのでデコーダ即インストール可能。
ちょっと問題なのがピン番号を合わせるとLokpilot 5 FX のケーブルの出てる方向がいまいち。
でもスペースに余裕があるので問題なし。

Roco Rh1116 Cityjet と組み合わせて進行方向のチェックなど。
室内灯良い!
AC版買った時はベーシックモデルなのでデコーダ内蔵でも室内灯がなかった。

続いてまたまたCityjet スキーム。
室内灯良い!
Brawa 44264 ÖBB 4124 Talent は連結器が相変わらず面倒な感じ。
全長77cmほどなのでこのまま箱には戻さずTrain-Safe にいれちゃう。

先月届いたKöf III も問題なく動作。
2線式も増えて来た。
ぼちぼち仕事も落ち着いてきたのでポイント部分の制作から開始するかな。


2020年1月15日水曜日

Roco Railjet 2020 情報まとめ

毎回Railjetの新製品が出るたびにまとめている気がするので今回も。
まだ公式の写真がPhotomontageと書いてあるので実際の製品写真ではなく合成写真。
すべて2020年1月15日の情報。

Rocoが発表した2020年1個目のRailjetはTaurusがÖBB自社の広告機でオーストリア近隣向け。
「Heute. Für Morgen. Für Uns.」https://blog.oebb.at/heute-fuer-morgen-fuer-uns/
包括的な企業変革プロセスのスローガン。
制御客車にはSpirit of Viennaのタイポが入る。

アナログDC
Electric locomotive 1116 225-4, ÖBB Art. No.: 73266 € 234,90 (2020, cw 10)


デジタルDCC(2線式、サウンド、通電カプラー付き)
Electric locomotive 1116 225-4, ÖBB Art. No.: 73267 € 319,90 (2020, cw 12)


デジタルAC(3線式、サウンド、通電カプラー付き)
Electric locomotive 1116 225-4, ÖBB Art. No.: 79267 € 319,90 (2020, cw 11)

客車はいつも通り4両セットと3両セットに分かれていて、フルセットにすると1等車が2両になるセット。

アナログDC(カプラーは標準のため車間が広い)
 4 piece set "Railjet", ÖBB Art. No.: 74083 € 309,90 (2020, cw 18)

デジタルDCC(2線式、室内灯、通電カプラー付き)
4 piece set "Railjet", ÖBB Art. No.: 74084 € 399,90 (2020, cw 20)

デジタルAC(3線式、室内灯、通電カプラー付き)
4 piece set "Railjet", ÖBB Art. No.: 74085 € 399,90 (2020, cw 21)

アナログDC(カプラーは標準のため車間が広い)
 3 piece set "Railjet", ÖBB Art. No.: 74086 € 209,90 (2020, cw 22)

デジタルDCC(2線式、室内灯、通電カプラー付き)
3 piece set "Railjet", ÖBB Art. No.: 74087 € 269,90 (2020, cw 23)

デジタルAC(3線式、室内灯、通電カプラー付き)
3 piece set "Railjet", ÖBB Art. No.: 74088 € 269,90 (2020, cw 24)

客車は現行のRailjetのカラーリングとロゴタイプで、ゾーン分けもされているタイプ。
Family Zone車両。

Quiet Zone車両。

広告機も合成写真のためのっぺりした画像だけどデザインはなかなか良い。
通電カプラーはDIPスイッチでON/OFF出来ると書いてある。

Rocoはここの所毎年のようにRailjetの新製品を投入してる。
そして全体的に徐々に値上げもしていて5EUR~10EURあがってる。



2020年1月8日水曜日

Roco BR515 ロングアドレス設定方法

1月1日に年賀状と共に届いたBR515のアドレス設定が若干ややこしかったのでメモ。
2020年1月1日水曜日「Roco 78081 BR 515 蓄電池電車などが届く」

去年末に出たばかりのRocoのBR515は届いてから気づいたけどサウンドデコーダを積んだM車と
T車の連結が通電カプラーではなく普通のドローバー。
だけど両方とも室内灯の制御が出来る。
つまりT車にもデコーダを積んでいると言う事、なんて贅沢な仕様!
これで292EURはほんとお買い得。

しかしロングアドレス設定をしようとして困った事が起きた。
マニュアルを見るとデフォルトのアドレスはM車が4、T車が5。
その両方を協調運転するためのアドレスが3。
通常、協調運転設定はコマンドステーション側でやるけど、これはデコーダ側でやってる。

協調運転部分のマニュアルは別紙になってる。

CV21とCV22でどのファンクションを独立で制御できるか決められる。
基本的にデフォルトの協調設定のままで良いと思う。
もし分離して使う場合はCV21とCV22の両方をBit0に。
T車もM車同様に読み込みも対応していてCV設定がやりやすい、どういう仕組みなんだろう?

そして個別のアドレスをロングアドレスにする事も出来るけど、問題は協調運転時のアドレス。
CV19で変更せよとマニュアルには書いてあるけど255までしか設定できない。

そこでM車、T車ともにアドレスを1102とロングアドレス設定にしてみる。
しかし1102では制御できず、デフォルトの3でしか動かせない。
CV19をロングアドレス化するにはどうしたら良いかマニュアルには書いてない。
試しにCV19をBit0にしたら無効化できた!

これで1102のロングアドレスでファンクションも操作も共通で操作できる。
M車とT車の室内灯のファンクションは別々のファンクションに割り当てられていてかぶってない。

テストした動画をTwitterにアップした。





2020年1月5日日曜日

PIKO ICE4 の謎が解けた

昨日PIKOのSmart DecoderをDCC専用モードにしてファンクションを押してないのに
個別のサウンドが鳴り出す問題を解決した。
2020年1月4日土曜日「PIKO Smart Decoder AC版をDCC専用にする」

たしかにサウンドは鳴らなくなったけど、今度はリレーがカチカチ鳴るのが気になるようになった。
どうやら押してないのにサウンドが鳴るタイミングはデコーダにつまれたリレーが作動する
タイミングだと言う事が分かった。

おまけにリレーが作動すると一瞬だけど停止信号が送られていて速度が落ちる、でもすぐに
持ち直して設定速度に戻るという良く分からない挙動をしてる事がわかった。

あれこれリアルタイムでやっている事をツイートしていたら放浪鉄道さんからこんなツイートを頂きました。

これだ!放浪鉄道さんありがとうございました!
どうやらRocoのICE3なども同じ仕様なようでDC機でもリレーがある事を夏蜜柑さんに教えてもらいました。


AC版のPIKO ICE4、Roco ICE3、Märklin純正の電車型(+Rheingold 1928セットなど)のシューが
両先頭車にあるのは集電効率を上げるためだと勝手に思っていた。
実は違う、Märklinの自動運転システムの利点にシューを利用したサーキットセンサーがある。
シューがセンサーを通過すると進行方向も分かるし停止コマンドなどを送れる。
先頭車についている事で列車長を考えずに先頭合わせで停止する事ができる。
2線式DCC車両でも前後どちらかの先頭車だけで集電していればコンタクトセンサーでやはり
先頭合わせで停止させる事が出来る。

おそらくだけどPIKO ICE4は同様に片側のシューからしか集電していないので、モジュールを
跨いだ時の一瞬の無通電区間をたまに誤検知して
「電力失ったぞ逆転して後ろの先頭車に切り替えろ!」
「いや、また設定速度のコマンドが来たぞ!さっきの先頭車へ戻せ!」
を一瞬やっていたのではないだろうか?リレーがカチカチとなるのはこのためじゃないだろうか。
mfxを有効にしていた時はこのカチカチで信号が乱れてファンクションのコマンドと誤認していたと予想。

まだまだデジタル制御で分からない事がたくさんある。
皆様のおかげでどんどん知識が深まる、感謝感謝!

と言うわけでここからはどんな事をやったか遡ってメモ。
まずM車をオープン!中央にリレーの載ったICE4専用デコーダ、右にSUSIサウンドモジュール。

この時は前後先頭車が同時に通電していないのは不具合だと思っていたので前後直結をテストする事に。
テスターでどこに通電しているか見るためデコーダを外した所、専用品のみ使うように書いてある。

PIN数は20でPluxのようでPluxではない、表ではテスターで見れなかったので裏からやった。
するとデコーダは各先頭車別々の2ヵ所から給電していた。リレーで切り替えるためだ。

この時はまだわかっていないので1等車側、2等車側で基板への給電部分のハンダを溶かし
外れたコード同士を結んで直結。

赤がシューからの給電、黒が車輪からの給電。
1等車側を外したり。

2等車側を外してみたけどまったく動かず、両サイド繋がっていないとデコーダは動かないようだった。

続いて両先頭車側のコードを物理的につないでみるとどうなるかテストする事にした。

1等車側と。

2等車側の赤と黒のコードをそれぞれ直結。


動きはするけどヘッド/テールライトがつかなかった。今考えれば当然。
結局外してしまって元に戻した所、一応壊れてないかノーマル状態でチェックした。

次にシューを増やそうと裏を見た所、下はT車で台車の裏にシューを付ける余裕がない。

灯台下暗し、M車にシュー取り付け場所が用意されていた。
なぜここに付けなかった?とこの時は思ってた。

たくさんストックのある部品、Rocoの静かなシュー、そしてSchoenwitsの車軸用シュー。

もう1つ、1月1日に届いためちゃくちゃ薄いESUのV200用のシュー。
なぜかLippeでスペア品が出ていて思わず買った、だれか取り寄せてキャンセルしたものだろう。

まずRocoを試すも厚みがありすぎてダメだった。

買っておいて良かったESUのシュー、大きめだけど薄いので厚みは1㎜以下になる。

配線も済ませて2等車側へ給電する事にした。

とりあえず車軸からの集電は大変そう、と言うか出来なそうなのでこれでテストする事に。

ESUのシューはやはり優秀だ、静かだしK-Gleisのダブルスリップも問題ない。

車両を押し上げないかも確認。

そしてこの作業のタイミングで最初に書いたリレーの謎が解けてスッキリした。
進行方向と周回方向を変えてリレーがカチカチ鳴らない方を探って完了。

台車を変える必要があるけど別の先頭車側にもシューを増やせばどちらの周回も問題なくなるはず。

今回はまった原因は
・自動運転用に最適化された給電仕様 → DCもACも実質1両で給電していた
・モジュール間の隙間 → 瞬間的に無通電になってる事が分かった
・mfxのコマンド誤認識 → デコーダのCVをいじる事で解決した

複数重なった問題を解決するには1つ1つやって行くしかない、最終的にリレーの謎が解けて
すべて辻褄があったのですっきりした。
次のレイアウトではモジュール間に数㎜でも無通電区間がないように工夫しよう。





2020年1月4日土曜日

PIKO Smart Decoder AC版をDCC専用にする

PIKOのSmart DecoderのAC版はMärklin対応でECoSでも自動でmfx+扱いになり全自動で読み込まれて便利。
しかし去年購入したICE4はECoSとの相性なのか押してもいないファンクションが突然鳴ったりする。
去年12月末にECoSのファームウェアにmfx+周りのバグを取ったと書かれていたのでさっそく
アップデートしたけど改善しなかった。
と言うわけで自動登録はあきらめDCC専用モードに強制的にしようと思う。

まずICE4を先頭車とM車だけレールに置いてECoSはプログラミングモードで接続。

驚いたのがSmart Decoderは一度でもmfx+登録されてしまうとDCCを受け付けなくなる。
ECoS、LokProgrammer、DSblueでもCVを読み込めないので試しにmfx+をファクトリーリセットする。
ECoSのEdit locoのAdvancedにある。

するとDCCを受け付けてくれるようになった、裏ではmfx+に自動読み込みが始まっているけど無視して
ECoSのSetup2にあるADDR DCCでまずショートアドレスを設定する、仮なので44にした。

これでDCCモードから離れなくなる。
続いてEdit locoのAdvancedにあるRead decoder profileを一応実行する、やらなくても大丈夫。

そしてロングアドレスにしたいのでCV17/18 Ex. decoder addressを変更。

戻るとM4-ok、つまりmfx+の自動読み込みが出来ているので登録するか聞いてきている。
この状態になるとDCCアドレスでも動かなくなってしまうのでデコーダ側のmfx+をオフにする。

マニュアルを見てCV 12を4にすれば強制的にDCCのみに出来る事が分かった。

ECoSのSetup2にあるCVプログラミングでCV12を4にしてWriteを押す。

これで無事にM4登録するか?の文字は消えてDCCですべてコントロール可能になった。

今の所押してないファンクションが鳴る事もない。
Märklin製の機関車はどうしようもないけど、こうした互換デコーダの場合はベースがDCCなので
DCCで動かした方がエラーがない。






2019年12月6日金曜日

KATO ICE4用 ZIMOサウンドデコーダ搭載と試運転

先ほど到着したKATO ICE4用Zimoサウンドデコーダを早速搭載してみる。
KATOのEM13互換のフレンドリーデコーダ、しかも世界初のサウンドフレンドリーデコーダを
Zimoが作ってくれた!オーストリアからはるばる日本のKATOのために!
このビッグウェーブに乗らないわけには行かない!
と言うわけでキャンセルして買わなかったKATOのICE4を結局買った。
しかも在庫はけてない店だと結構安い。

Zimoがやってくれた、まさかこのサイズでサウンドデコーダとは想像もできなかった。
しかも先頭車用のヘッドテールライトデコーダが2個ついて90EURだから安すぎる!!

スピーカーはZimoでお馴染みの3Dプリンターで出力したエンクロージャに収まってる。
そしてとても小さい。

スピーカー側にはコードがはんだ付けされているけどデコーダ側はついていない。
マニュアルにスピーカーをどこにはんだ付けするか書いてある、正直難易度高めだと思う。

マニュアル反対側にはCV値などが書いてある。この大きさでほんと恐ろしい。
ZimoのプログラマーMXULFAとコマンドステーションMX10でアップデート可能と書いてある。
つまりZ21(黒)でも可能なはず。

左:KATO(Digitrax)EM13、右:Zimo K10950-DS(MX605)

左:KATO(Digitrax)EM13、右:Zimo K10950-DS(MX605)

左:KATO(Digitrax)FL12、右:Zimo K10950-DS(MX605SL)

左:KATO(Digitrax)FL12、右:Zimo K10950-DS(MX605SL)

7両基本セットしか買っていないのでデコーダを搭載するのはこの3両。

まず先頭車、KATOの他の日本型フレンドリーデコーダ搭載車両とまったく同じデザイン。

パカっと開くと中にデコーダを入れるところがある。

デコーダの裏と表を間違えるとデコーダが即死するので注意。

入口が狭いのでまず斜めに差し込んでから水平になるように置く。

そこからグイっと押し込むけどICE4は他のフレンドリー車両と比べて緩い。
接触も悪いようで確認しながらグイグイ押してなじませた方が良いかもしれない。

コマンドステーションで前後ちゃんと点くか確認。

反対側の先頭車にはデコーダを前後逆に付ける、これは日本型のFL12と同じ。

続いてM車のデコーダ取り付け、全然フレンドリーじゃないので覚悟が必要。

ボディはピッタリ収まってるので台車付近からピックなどを入れて少しずつ外す。

ボディが外れた所、日本型のフレンドリー車両とは違い床下のパーツが簡単に外れない。

インテリアパーツは外さなくても良かったけどバラしてみた。

インテリアパーツとカプラーは一緒になっているので外すときバネが飛び出る。
必要でなければ外さない方が良い。

床下パーツを外した所。爪は全部で4ヵ所を外すだけで良い。

デコーダを挟むにはドライブシャフトを外す必要がある。これは日本型でも同じ。

スピーカーを付ける前にテストしたいのでまずデコーダだけ搭載してみる。裏表間違えないように。

シャフトを戻す。

ガイドになってるプラのパーツを挟まないように注意して床下パーツを戻す。

コマンドステーションで操作して問題ない事を確認。と言うかアナログでテストするの忘れてた。

続いてスピーカーの準備、コードは自分で剥く必要がある。

デコーダ側のスピーカー取り付け部分にはんだを盛っておいた。

ちょんちょんっと軽くはんだ付け、あまり長く熱を伝えるとデコーダが破損する恐れがある。

もう一度デコーダを戻す、正直スピーカー側のコードを外してからやった方が簡単かも。

コードを出す隙間がちょうど良い所にある。

もう一度動作確認、F8が動力の音。PIKOより全然良い音かもしれない。
スピーカーを良くしたい、と言うか移植したい。

インテリアパーツを戻してスピーカーは購入時についていた練りゴムで貼り付けた。

横から見るとこんな感じ。

ボディを戻すときも爪が外側へ来ないように少しずつ戻す。

3両まとめてテスト、この大きさでしびれるサウンド!買って正解だった!

最後に簡単に撮影した動画、駅アナウンスも3つ入っていて最高。