まだデコーダーやシューが届かないので下準備。
まずはすでに所有しているNのH5系 北海道新幹線と並べてみる。
東北新幹線との違いは横のラインの色とロゴマーク。H0はN同様リレーラー付きだった。
ヘッド/テールライトの構造を見ようと裏を見たら見覚えのある形状のスイッチがあった。
下のNとまったく同じ構造でFL12デコーダが入りそう。
さっそく入れて試してみる、そろそろうちのFL12の在庫が切れそうだけど壊れても痛くない価格。
しっかり奥まで入れないとショートする、これはNでも同じ。
アドレス3番でテスト、まったく問題なくDCC化できた!
H0も先頭車だけDCCフレンドリーだという事をマニュアルにも公式サイトにも書いてない。
2線式ならこのままでもう終了、しかし私は3線式に対応させるので一度バラす。
DCCフレンドリーの中の構造も知りたかった、基板もNと共通なようだ。
基板とのあいだにパンタグラフ状の銅板もあってフロアを外したら飛び出してしまった。
このパンタグラフ状の銅板がアナログの状態だと基板の4ヵ所の接点へ給電する。
FL12を差し込むとこのパンタグラフ状の銅板を押し上げ4ヵ所の接点へFL12が接触する仕組み。
H0 E5系新幹線のカプラーはユニークで良く出来てる、ストロークも長く欧州鉄道模型のように
小さな半径でも曲がれるような工夫が出来ている。実際R370通過可能と書いてある。
3線化するのでライトユニットへ給電するウェイト部分の裏側をいったん絶縁。
パンタグラフ状の銅板を戻してFL12を差し込みフロアに穴をあけて絶縁した方は室内へコードを出した。
もう一度動作チェック、ショートする事なくDCCで制御できるようになった。
これで先頭車の3線化の準備が完了。
このH0 E5系新幹線は通常の2線式であれば先頭車だけは簡単にDCC化出来る事がわかった。
しかしM車はまったくDCC化を考えてないようでちょっとした工作が必要になる。
共通パーツを使う事でコストダウンしてるのだろうけど、せっかく先頭車がDCCフレンドリーなら
コストがあがってでもM車もDCCフレンドリーにすれば欧州でも新幹線は必ず売れる。
作りも塗装も素晴らしいのにこのちょっとした所がほんともったいない。