The Nameless City: 2019

2019年11月8日金曜日

ZimoのKATO ICE4用デコーダについて

このブログを書いたと同じくらいにLemkeがサウンドモジュール込みのデコーダや
サウンド付き12両フルセットなどを発表したので最後に追記しました。

先日届いたPIKOのICE4について調べると増結中間車にスピーカーを内蔵する場所があって
調べるとデコーダ搭載車からスピーカー出力が来てる事が分かった。

アナログモデルもあるので後でデジタル化できるように当然デコーダは別売りになってる。
しかしPIKOは去年から自社デコーダがあるのに最新のICE4は形状がかなり特殊でSUSIコネクタまでついてる。
https://www.piko-shop.de/index.php?vw_type=artikel&vw_id=25256&vw_name=detail 

別売りのSUSIサウンドモジュール、2つ合わせたらかなり高額!
https://www.piko-shop.de/index.php?vw_type=artikel&vw_id=28031&vw_name=detail 

しかし、なぜわざわざSUSIサウンドモジュールにしたんだろう?
すぐに思いついたのがKATO ICE4用のZimoのデコーダのSUSIに使えるのではないか?と言う事。

2019年3月14日木曜日「KATO ICE4 Zimoデコーダ価格発表」

おさらいになるけどKATOはICE4用のフレンドリーデコーダをDigitraxのEM13ではなく欧州で
一般的なRailComに対応させるためZimoへフレンドリーデコーダの製造を委託。
当初サウンドデコーダと書いていたけどいつのまにか消してサウンドなしデコーダになった。

その代わりかわからないけど公式サイトのドイツ語のページをみるとSUSI対応とあった。
SUSIは汎用モジュール規格で主にサウンドなしデコーダをサウンドありデコーダ化出来る。

https://www.kato-ice4.com/dcc-german

公式サイトの写真は実はDigitrax製のEM13のままでZimo製のフレンドリーデコーダではない。
ICE4発売ちょっと前に代理店のLemkeのサイトの写真がアップデートされた。
https://www.lemkecollection.de/de/Uebersicht/Spur-N/Decoder-Satz-ICE-4-Grundset-2x-Funktionsdecoder-1x-Motordec 

Digitrax製とは全然違う事がわかる。しかし不安なのがRailCom対応は確実だろうけど
SUSIのコネクタがどこなのか?

どう検索してもKATOの型番では購入した人の話がヒットしないので、別の方法で検索してみるとヒット。
どうやらZimoの製品名はMX605N、MX605SL。パッケージもこのフォーラムで見れる。
https://517820.forumromanum.com/member/forum/entry_ubb.user_517820.1465555274.1136686453.1136686453.1.kato_k10950_ice_und_zimo_mx605n_setmx605n-lemke_technik_info.html

マニュアルはないか調べて見るとZimoのサイトにあった。
http://www.zimo.at/web2010/documents/Digitalisierungs_Anleitung_Kato_ICE4_EN.pdf

しかしSUSIに関する記述が一切ない。
KATOの公式サイトがまた適当な事書いてるのかもしれない。

ところで室内灯用のデコーダがマニュアルに書いてある事に気づいた。製品名はMX605FL。

KATOのICE4公式サイトにある室内灯デコーダはFR11で製品名はDigitraxのまま。
Zimoの製品名は書いていない。
これですべてZimoでKATOのフレンドリーデコーダがそろう事になる。
Digitraxを使っても問題ないけどZimoで揃えればCVなどが共通化できる。
あと良く見たらF0でフロントライトも制御できるっぽい。

まだMX605FLのKATO/LEMKE製品名がわからないのでどこで買えるのかもわからない。
もしこれが出ればフレンドリーデコーダの種類が増える。しかも高機能。

結局SUSIコネクタの存在が不明なのでPIKOのICE4 SUSIサウンドモジュール流用は出来ないかもしれない。
出来たらやって見たいんだけどなぁ。

追記:
YaasanさんにコメントでSLの横のパッドが怪しいとコメントを頂き最初マニュアルを見ても
方向がわからないと思ったけど、フォーラムの実際のパッケージの写真にGNDとV+と書いてあった。

Dietzのマニュアルを見るとGNDとV+がわかる。これ通りに結線すれば音なるのかな???

こっちはZimoの最新のMSシリーズに搭載されたSUSIパッドの詳細、これと同じっぽい。

ちょっと試すには最悪100EURぶっこわれるので怖い。
DietzのSUSIサウンドモジュールが1個余ってるのでテストに使おうかな。

更に追記:
灯台下暗し、LippeのKATO/LEMKEのデコーダのリストに製品が登録されてた。

更に更に追記:
橋本 孔明さんのツイートで昨日と言うか今日1zu160にサウンドデコーダ発表の情報が乗ったとの事です。

サウンドデコーダのセットの製品番号はK10950-DS。
さらにサウンドデコーダ組み込み済み12両フルデジタルモデルの製品番号がK10950-12S。
7両フルデジタルセットはなく増結5両フルデジタルセットも出る模様、こちらはK10951S。

12両サウンド付きフルデジタルセットはもうelriwaに価格が出ていた。584.99EUR。

5両サウンド付きフルデジタル増結セット。259.99EUR。

なんか日本でZimoのICE4サウンドデコーダで喜んでるのって自分だけなんじゃないか?って気がしてきた。
サウンドデコーダと先頭車用ファンクションデコーダ2つが入ったセットがめっちゃ安い。

SUSIだと思うのでPIKOのICE4にも積めるはず、PIKOサウンドのクオリティが微妙なので
聞いてみて良ければ載せ替えようかと思う。

日本製品向けにオーストリアのデコーダメーカーがここまでした事が今まであっただろうか?
結構歴史的な事だと思うけどそう思ってるのは自分だけな気がする。
と言う事はこれっきりの出来事で、今後はなさそう。


2019年11月6日水曜日

PIKO ICE4 詳細編

の続き!

今回はPIKO ICE4 詳細編で写真大量。
そのド迫力な大きさとディテールを見ていく。

まずは先頭車から、Railjetの制御客車(標準的な全長303mm)と比較。
今まで見た事のない大きさでビビる。全長は実車28.606m、模型328.9mm。

オーバーハングが結構ある事がわかる。

前方から、デザインのせいもあると思うけどどっしり感ある。

連結部分、PIKOとRocoでクオリティに差はあまり感じられない。

続いて中間車、こちらは318.9mmで先頭車より10mm短い、それでも長い。

中間車の連結部分。

ほぼ真俯瞰で比べてみた、まずは先頭車。

続いて中間車。

 先頭車の塗装をチェック。

先頭のロゴ部分。

車両番号はタイプコードや国籍などは薄く、大きく変わるドイツ国内番号が濃い色。これは実車も同じ。

プリントはかなり細かい、ほんと出来が良い。

続いて中間車。

中間車の台車はカバーのない車両がある、これは実車も同様。

最近のRocoの塗装よりも良いかもしれない、台車も結構細かい。

若干濃い数字がずれてる気がするけど俯瞰してみれば気にならない。

そして通電カプラー、PIKOはアナログ車両もDigital Readyなのでこの通電カプラーが標準。

10ピンなので連結は難しいかと思ったけど、Railjetよりもスムーズに入る。
このカプラーの特殊な構造の詳細はのちほど。

パンタグラフ周り。

連結付近の碍子など。

食堂車の屋根のプリント。

そして走行させる前にボディを開けてみる。マニュアルを見るとネジで止まってる模様。

NOCHの作業台を大きくはみ出る。試しに増結車両58593のアナログ車両を分解。 

ネジは台車部分に計4ヵ所ある。

ネジを外してもボディは簡単にゆるまない、ぴったりとくっついているのでピックを入れる隙間もない。
これは素晴らしい事だけど、外すのに中央部分をグイっと押し上げる必要がある。
アルコールなどで出来るだけ脱脂した指の腹でやると簡単に外れる。

両端が特にひっかかるので中央部を広げたら爪やピックを入れて両端を外す。

外れたボディ側と室内のついたフレーム側。

模型的にはT車だけど室内パーツの下に基板が見える!

そして照明ユニットのためのコネクタがすでに用意されている!

室内パーツを外すと通電カプラーから配線された基板が出てきた。

どうやらM車と共通でデコーダもつけられそうな雰囲気。
ACとDC共通で使える工夫もしてありそう。

通電カプラー部分のコードのまとめ方も美しい!

反対側、かなりカプラーが飛び出るので余裕をもたせてある。

その飛び出るカプラーの機構。
このおかげでメーカー公称R421、実際はR360曲がれる。

戻ると何事もなかったような形に。

カバー付き台車は、他社でも良く見られるタイプ。

良く見ると通路狭くない?ボディ側の関係とPreiserなどのフィギュアを乗せる事を考えて
通路を犠牲にしたのかもしれない。

ボディを戻す時は端からはめると簡単にきれいにはまってくれる。

このT車はM車と共通なためかスピーカーをいれる所があった。

先ほどの基板の裏にスピーカー配線がちゃんとある。
あとでこれにモーターとデコーダーを追加して2ヵ所からサウンドを出しても良いかも。

2019/11/07 スピーカー搭載スペースについて追記:
仕事中ふと、ひょっとしたら基板にあるLS-AとBはデコーダ搭載車からスピーカーの出力が来てるかも?
と思いテスターで調べて見ると案の定10ピンのうち2つが繋がっていた。

オス側正面から見て一番右側の上下2ピンがスピーカー用っぽい、一応あとでデコーダ搭載車も見てみる。

カタログのデコーダの所に別売りでICE4用のスピーカーがある事に気づいた。
まだLippeにないけど、これは買うしかない!
とりあえず手持ちの8ohm/1Wのスピーカーで試してみよう。
追記ここまで・・・

グラスカステン君と並べてみた。

グラスカステンと1216 Taurusをもってしてもこの長さには及ばない。

食堂車などを連結して7両すべてつないでみる。

ČD Railjetと並べてみる。

7両+機関車のRailjetの方が若干長い、うちのレイアウトはRailjet基準なのでICE4は7両で良さげ。

ECoSの電源を入れるとmFx+で読み込みが開始された!

ファンクションもすべて自動で読み込まれた、だけど後でDCC制御にしよう。

ファンクションは0~26。

サウンド付きデジタル4両基本セットは室内灯も標準装備。M車も室内灯装備。

先頭車の室内灯の様子、明るすぎず暗すぎずで素晴らしい。

増結車両は購入した時まだ別売りの室内灯が発売されていなかったので買っていない。
食堂車用がようやく発売された所。

軽く走行もさせてみたけどとてもスムーズ、サウンドのクオリティは正直低い気がする。
あとセンターレール用のシューがうるさいタイプでRocoのシューに変えたい。
ちなみにM車にはシューがない、両端の先頭車についてるので集電効率が良さそう。

模型的にディテールや塗装は素晴らしくぱっと見では問題点はなかった。
あと個人的にうれしかったのはPIKOにありがちな窓の厚みが気にならない、うまく工夫して隠されてる。
PIKOと言うとExpertでも窓だけなんだか残念なのでICE4はほんと良く出来てる。
価格は高めだけど、これだけ充実した装備とディテールなので個人的には安い方だと思う。

今回初のICE、いつか1,2,3も揃えて行きたい!
次の仕事が落ち着いたら動画の撮影をする予定。