まずは自動交互運転がうまく行ったので簡単な動画をTwitterにアップした。
ロクハンでDCC自動交互運転上手くいった。こんなに小さくてもDCCコントロールが出来る事が素晴らしい。ただ小さいのでサウンドは出せないしスモークも出せないのが残念。自動運転に何かプラスしようと模索中。そして取り急ぎの動画。 pic.twitter.com/NOTNzGxVib
— Nardi (The nameless city) (@NamelessCityTky) 2018年8月30日
そしてこの動画までの道のりをメモ。
8月26日に追加で購入したロクハンのレールやZショーティ。
DCCでZショーティの小ささを利用したものを考えているけどまだうまく行くかわからない。
Zショーティがフログの給電で止まらないかアナログでテスト。何の問題もない。
ロクハンのポイントのフログ部分はすべて金属、絶縁されているのはフログレール先端部分で
トングレールからウィングレールにかけて一体化した部分はポイントの切り替えで極性が
変わるようになってるっぽい。
フログレールへは導通していないのでエンドレスではない場合、逆側からも給電が必要。
そしてKATOのように非選択式へは簡単に変えられる、2本のビスを指定の所へとめるだけ。
不思議なのはテスターで測ってもフログへ導通してる気配がない事。
しかし止まらないので微弱に流れてるのか自分の測り方がいけないのか、よくわからなかった。
ロクハンの純正デコーダを使ったZショーティの動力4両いっきに操作するテスト。
個体差は多少あるけど、かなり力強く動く。
115系1000番 湘南色 3両セットの動力もDCC化。
ヘッド/テールライトがないのですぐに完了。そのうち先頭車へ配線してしまおうと思う。
左のキハ52形と比べると室内灯の透過がない、塗料の問題かもしれない。
続いて自動運転テストで使用する私のDSmainは2017年モデルなのでロクハンのデコーダを動かすには
Coreを最新にアップデートしなければならない。
アップデートしないと集電不良のように突然止まる、こうなると線路への給電を
一度オフにしないとデコーダが反応しない。
これはNMRA仕様範囲内の120us超のパルスを処理するデコーダじゃない事が原因との事。
ロクハンの他、サウンドトラックスが同様との事。
と言う事でDSairのアップデート用に買ってあったArduinoを使用する。
何もかも初めてなので壊してもいいように心臓部であるATMEGA328P-PUも予備で購入。
Amazonで適当に安いものをチョイス。
HiLetgo UNO R3 ATmega328P ATMEGA16U2開発ボード UNO R3 Arduino互換 [並行輸入品] 1180円
Elecrow Arduino用 AVR ISPシールド 1580円
aitendoにて
AVRマイコン[ATMEGA328P-PU] 1個 230円
IC引抜治具[EXTR-JIG-105G] 150円
書き込みの詳細は別の機会にDSairのアップデートとして書く予定。
DesktopStation公式サイトにある書き込み情報を見てやったので無事成功。
ただし真新しいマイコンなのでOLED対応可してしまいディスプレイが出なくなってしまった。
後でこっそりOLED化する予定。
ATMEGA328P-PUの取り外しがどのくらいの力でやって良いのかわからず、一番手こずったかもしれない。
壊す覚悟で一気にやったけど問題なかった。
次にこちらもDesktopStation製品であるDSturnout DecoderのCVを変える。
公式サイトに各メーカー向けの設定が書いてあるので合わせて変更する。
https://desktopstation.net/wiki/doku.php/dsturnout
実はこのブログでは初登場のいつのまにかいるDSblueboxでCV48を200に変更。
Yaasanさんとお会いした時に安く譲ってもらったもの。行商DCC屋状態。
前にNゲージで行った自動運転と同じポイント2つとエンドレスで交互に運転。
在線検出するためコンタクトレール化するのにレールを自分で切ろうと思っていたけど、カーブでは
この大きさの枕木と犬釘ではレールの反発に耐えられなさそうなので純正の絶縁方法で行く事にした。
ロクハンの絶縁ジョイナーはちょっと面倒で左右両方同時にしか絶縁できないし1~2㎜ほどのプラの
レールを挟み延長する事になる。そして片方は自分でハンダ付けする事にした。
あとこれは絶縁ジョイナーのせいかエンドレスにすると逆バンクになる、車両の侵入方向によっては
カーブポイントで脱線する。後でガードレールを追加して対策しようと思う。
コンタクトレール化、実はロクハンのレールはMärklin K-Gleisと同じでステンレスっぽい。
この大きさでステンレス用ハンダはきつい、当然道床は溶ける。
在線検出は前回Nゲージの時使用したものと同じDigikeijsのDR4088。
ポイント用デコーダは先ほど設定を書いたDSturnout Decoder。
イベントスクリプトは公式サイトにあるものを流用。
https://desktopstation.net/play_jp.html#S88
Zゲージのメーカー製品でDCCはMärklinもやっていないのでこれからの展開も期待したい。
ロクハンはe-トレインコントローラの出来は悪いけど、デコーダは良さそうなのでまだまだテストは続く。
ここまでアナログとデジタルを本格的にやっているメーカーは80年代のKATO以来ないそうなので
個人的に応援したい。そしてさらにZゲージ車両を増備予定。頑張れロクハン!