The Nameless City: 6月 2023

2023年6月23日金曜日

L2122:Peco Code 100 ポイントの3線化制作① 開始&今後の課題

ここ1週間くらいの記録。

まずは自分のMärklin K-Gleis との闘いからPeco Code 100 へ変更の話。
K-Gleis の闘いの歴史はこちら。

からの3線式と2線式の共存で行く事にして苦労しそうなダブルスリップからテストしていた。

ダブルスリップはうまく行ってるけど、それでも加工がかなり大変。
次期レイアウトではダブルスリップの3線式対応はやめてSL-E88/89 だけにする。
と言う分けで過去の検証記事を再度確認してどう加工するか考える。

エレクトロフログのSL-E88/89 

裏のワイヤーを切断しない場合のホット/グラウンドの関係はこんな感じ。

分岐側にするとこうなる。
エレクトロフログは基本的に左端のフログレール側はジョイナーで絶縁する必要がある。

そして今回は3線式との共有を目指すのでセンターレールを通過するシューの挙動も考える。
Märklin のレール同様にリードレールをシューがまたぐ必要がある。
Sl-E88/89 はPeco でもっとも緩いポイントでまたぐ距離も長い。
そのためおそらくシューがリードレールに接触する瞬間もあるだろうからギャップを設ける事にする。
緑色がフログ、リードレールはオレンジと黄色で分離。
リードレールはTam Valley のFrog Juiver で自動極性変換させる。

今回もセンターレールは見た目がすっきりするWeichen-Walter 製を使用する。
過去に何度も買い増ししてるので手持ちで十分間に合う予定。
下段のポイント用センターレールは徐々に高くなっていてリードレールをまたぐように出来る。

まずはギャップを設ける。

切断箇所はリードレールのトング近く。

いったん切断はしないけどXuron のニッパーであたりを付ける。

グロベッドの糸鋸0.3mmでスパッと切断、めちゃくちゃきれい。
0.16mmもあるけど導通してしまうので0.3mmが良い。

リードレール裏のワイヤーはそのまま活かす。

裏のフログとリードレールをつなぐワイヤーは切断する。

プラ版で治具を作ってセンターレールの加工をしやすくした。

まずは出来るだけセンターレールでリードレールに接触しない方法を探る。

裏のセンターレールの埋め込みが複雑に。

Märklin製の貨車にRoco の長いシューを付けたテスト車両を通過させてみる。
やはりまたぐ距離が長いのでリードレールに接触してる。

と言う分けでリードレールに接触させる前提で考え直し。
多めに設置したセンターレールはいったん減らす。

ちょっとすっきりした。

もうひとつ懸念だったトングレールへの接触の可能性も考えてここも高めのセンターレールに。

センターレールとリードレールの接触具合をさらに別のテスト車両で試す。

Märklin のNEM340 規格の分厚いフランジがたまにセンターレールにヒットする事がわかったので若干折った。

写真に残してないけど導通確認や配線をする。

希望では1発で問題なく行く予定で、動画も撮る予定だったけどそうもうまく行かない。
実は2線式はセンターレールにもぶつからずうまく行くけど、3線式はダブルスリップ以上に大変だった。

まずRoco のシューはスムーズにのるけど、Märklin のシューは硬くてすべりが悪い。
Märklin 製の軽いKÖF やグラスカステンは前に進まない事が判明。
これはセンターレールを更に1mm ~2mm 下げる必要がある。

次にRoco の3線式機関車で問題がでた。
意外とバックトゥバックゲージが狭くリードレールのフログ側、ウィングレールに接触する。
ダブルスリップでは問題ない。
まさか通常ポイントのガードレールに押されてウィングレールに接触するとは思いもしなかった。

と言う分けでまともに走らせるにはまだ工夫が必要。
今後の課題として、ウィングレール部分は通電の必要がそもそもないのでギャップを設ける。
センターレールを全体的に1mm ~2mm さげてリードレールより若干低くする。

更にリードレールをFrog Juicer の自動極性反転にした事で隣のフログの自動極性反転はできない。
フログの極性反転をアクセサリーデコーダで行おうと思ったけど、3線式時に問題がでるのでトグルスイッチを追加する必要がある。
もしくは分岐側も3線式の必要がある箇所だけInsulFrog にするかもしれない。

まだまだテストする事が山積みだ。





2023年6月20日火曜日

Z21 本体と Z21 pro LINK のネットワーク設定

昨日届いたZ21 製品群をさっそくセットアップ!
過去にz21 白のセットアップをしてるのでやる事は変わらない。

過去のZ21 シリーズのセットアップ記録はこちら

今回はZ21 黒とZ21 pro LINK のセットアップをする。
z21 白の頃から使ってるエレコムのコンパクトなモバイルルーターを接続。
このモバイルルーターのIPアドレスは192.168.0.1 でZ21 付属のルーターと同じですぐに接続できる。

ノートPC もモバイルルーターに接続してZ21 Maintenance Tool を起動。
デフォルトでZ21 のIPアドレスは192.168.0.111 なのでそのまま接続。

接続されると黒Z21 のイラストになりファームウェアのバージョンや電圧など確認できる。
白z21と比べると設定項目が多くて楽しい!

まずはファームウェアアップデート、1.32 → 1.42 へ。

今はZ21 アプリでも変更できるようになったけどRCN-213 のチェックを入れておく。
これはアクセサリー類のアドレスを他社製品と合わせるための規格。

別のローカルルーターへ接続したいのでIPアドレスを変更する。
ネットワークに詳しくない人はこの設定を変更するべきではない、サポートもしない!と注意書き。
最悪IPアドレスを忘れた場合Z21 Maintenance Tool V1.27 以降のファームウェアから前面の
ボタン長押し(紫点滅)で、工場出荷状態へ戻す事が出来るようになってる。

ローカルルーターにポートマッピング設定をしてあるので、他のIPv6メインネットワークに接続された
PCやスマホ、タブレットからもIPv4で接続できるようにした。
これでいつでもどこでも、どんなDCC制御ソフトウェアからも接続できる。

続いてZ21 pro LINK の設定。
届いてすぐに技適マークがある事を確認したのでWiFi 接続設定をする。
メニューはデフォルトで英語なのでWLANmaus より理解しやすい。
Search Networks でZ21 と同じローカルルーターを探したのち頑張って十字キーでパスワード入力。
上下が文字選択、左右がカーソル移動、真ん中ボタンで決定。

同じローカルルーター内なのでZ21 アプリからもZ21 pro LINK を接続できる。

Z21 アプリからZ21 pro LINK で出来る設定をそのままスマホ、タブレットで出来て便利。
Z21 pro LINK にZ21 Signal Decoder をつないでいるのでZ21 アプリでも同様に
Signal Decoder の設定画面が表示される。

プリセット設定をそのまま設定できるので即Z21 アプリのコントロール画面に設置できる。

Z21 pro LINK にSwitch Decoder を接続すればまた別の設定画面が自動で出る。
超絶便利になったZ21 ワールド!
さくさく設定できればその分他に時間を使える。
楽しくなってきた!



2023年6月19日月曜日

Z21 シリーズなどが届く

今月の輸入最後は久しぶりに高額品。

次期レイアウトのDCC デバイス機器を大幅変更する事にした。

次期レイアウトのテストレイアウト段階でもう必要なのですべてではないけど
重要なデバイスを先に購入してしまう事にした。
「Z21 黒」は「z21 白」につづいて2台目のZ21 コマンドステーション。

在庫があったのでいつものLippe で6/12に注文。
トラッキングから、14日発送で約5日で到着。
今回は日本郵便ではなくクロネコヤマトに引き継がれて通知もなく届いた。

Lippe は簡易的な梱包になってしまったので凹みが目立つ。

円安急加速前の150円ギリギリのうちに決済してクレカの通知で13万。
昔のように箱 in 箱にして欲しかった。

国内Amazon のような梱包。

小さい箱でも結構高額なDCC デバイス、FedEx だから安心なのかもしれない。

メインのZ21 黒は元から化粧箱が入った外箱がある。

届いたもの。
Roco 10808 Z21 Detector
Roco 96321 Z21 - Steckerklemme RM3,5 2p
Roco 10820 Digitalzentrale Z21
Roco 10806 Z21 Booster
Roco 10837 Z21 signal Decoder
Roco 10749 DC Buchsenadapter
Roco 10838 Z21 pro LINK
Viessmann 4197 Mastpositionslehre
Sommerfeldt 158 Montagelehren fur Maststandpunkte
Sommerfeldt 184 Fahrdraht verkupfert 0,5 x 500 mm offen (5 Stuck)
Sommerfeldt 002 Die Sommerfeldt-Aufbauanleitung
Peco P001 Pappabdeckung fur PECO-Weichenantriebe PL-10, 10 Stuck

ダンボールに挟まっていて気付かず写真に写っていなかった試しに買った架線完成品。
Sommerfeldt は工作ガイドも購入したので次期レイアウトでデビュー。

Z21 の箱の中身も確認。
最初本体の上が汚くて開封済みか?と思ったけどBooster の方も汚れているから工場の問題っぽい。

Z21 pro LINK はマニュアルを読んだ時に知ったけど、実はWiFi 経由でZ21アプリから制御できる。

技適!技適!
と言う分けで動作確認する前に箱を開けて確認する!

裏蓋に接着剤でくっついてるみたいでこれ以上開けると基板が割れそう。
何とかマクロレンズで撮影して拡大して確認!!!
フォーカス合ってないけど、見える!見えるぞ!あのマーク!

型番はハッキリと見えるので念のため総務省の「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」で調べる。
あったあった、しかもこのモジュールは日本国内で普通に買える、秋月で360円のWiFiモジュール。

動作確認する前に分解したので事後動作確認。
なつかしのeSATA ケーブルでシグナルデコーダと接続、すぐに認識した。
これは便利!!!

WLANmaus の技適に関してはハルバーさんが分解して確認して技適マークがある事を確認してくれてる!
そしてZ21 pro LINK と同じモジュールだ!







2023年6月13日火曜日

Peco Code 100 追加レールが届く

またブログに書くほどの量でもないけど記録に必要。
この数年でポイント買いすぎていて次期レイアウト用のポイントはすでに持っている物で大丈夫。
とは言え4本だけInsulfrog が混ざっていて気持ち悪いのでElectrofrog に置き換える。
Peco のレールはコロナ禍で在庫切れが続いていたけど今は安定供給されてる。

久しぶりのHatton's さんへ注文。
レールだけなので超久しぶりにRoyal Mail のトラッキング付き。

トラッキングから、イギリスのDHLだと2,3日で届くけどRoyal Mailは約13日。

国際書留で届いた、課税対象以下の価格なので久しぶりに消費税納税なし!

緩衝材だらけ。

今回購入したもの。
Peco SL-E88 Right hand large point - electrofrog x1
Peco SL-E89 Left hand large point - electrofrog x3

これですべてElectrofrogになった。
今月はあとZ21関係が届く予定。
その後、いよいよ次期レイアウトのテストレイアウト制作が始まる。