The Nameless City: 新PC構築 Core i9 12900K + RTX 3080Ti

2022年1月29日土曜日

新PC構築 Core i9 12900K + RTX 3080Ti

このブログへPCの事も写真付きで書いておくと後々見直した時に便利なので今回も記録する事にした。
年取ると備忘録大切。

去年末からちょっと調子の悪かった2020年に買ったAlienware Aurora R11。

Alienware Aurora R11 はゲーム + レンダリング用マシン。
仕事マシン含む10台以上のマシンはエアコンの効いたマシン用の部屋で常時キンキンに冷やしてるけど
これはゲームでも使うので描画を安定して240hz以上出すためにはDisplayport ケーブルを短くしなくては
ならないため近くへ置いている。
仕事マシンは7メートルのDisplayportケーブルをOAフロア経由でマシン部屋から引っ張ってる。

去年末ゲームやレンダリング中は問題ないのに診断に引っかかって起動出来ない事がたびたびあった。
そのたびにコンセントから抜き、十分に冷やしてから起動を何度もチャレンジしてようやく起動。
シャットダウンするとこれが毎回1,2時間かかる。

起動時なので診断がおかしいかマザーボードに安定した電力を供給出来てないんじゃないか
と思って今年はじめにSeasonic OEM で安心だと言うASUS 1000W ROG-STRIX-1000Gに交換。
するとあっさり解決、PCはとにかく電源が大切。

何事もなく2週間使い続けて来たけど先日また起動時に診断で止まり、とうとう何をしても起動しなくなった。
やはりマザーボードのコンデンサ周りが逝ったか?
2週間安定していたのでもしマザーボードだとしたら原因究明は1つずつパーツを交換しないとだめだ。
ゲーム依存症の自分にそんな暇はない。

と言う分けで生きていそうなグラフィックボード、メモリ、などは流用して新しいマシンを自作する事にした。
CPUは簡易水冷がついてるのでとりあえずそのままにしておく。

数年ぶりの自作PC、自分は10年くらい前までは自作PCの方が当たり前でBTOで作った事がなかった。

Amazonが速かったのでぽちっと翌日には中身、翌々日にはケースが届いた。
今ってAmazonが最安値って事が多い、マケプレは怖いので使わない。
Intel Corei9 プロセッサー 12900K 3.2GHz( 最大 5.2GHz ) 第12世代 LGA 1700 
ASUS INTEL 第12世代CPU(LGA1700)対応 Z690 チップセット TUF GAMING Z690-PLUS D4 
Fractal Design Lumen S24 簡易水冷CPUクーラー 240mm FD-W-L1-S2401 HS1390
Fractal Design Define 7 Compact Black ミドルタワーPCケース FD-C-DEF7C-01 CS7691
アイネックス 究極静音タイプ [ 140mm ] CFZ-140GLA

今のコンシューマー向けハイエンドCPU Core i9 12900K がこんなパッケージだとは!
久しぶりに単品で購入だったのでビックリしてしまった。

ゲームするのになぜAMD Ryzen じゃないのか?
これは単純に仕事のレンダリングでも使うのでIntel で揃えておきたい。
今は大丈夫だと思うけど昔は浮動小数点の扱いがどうとかでレンダリング結果が微妙に変わった。
そのせいで今でもIntel、それにThreadripper は在庫がない。

LGA1700 のパッケージになったCore i9 12900K はでかい。

途中の写真もなくサクッと組み立て。
調べると最近のハイエンドCPUは水冷を推奨してる。
ハイエンドマザーボードもCPUのポンプ用、ファン用コネクタが当然のように搭載されてる。
簡易タイプだけどケースに合わせて買ったFractal Design Lumen S24 はそこそこ良いみたい。

しかし起動テストしてみるとマザーボードのエラーが出て起動しない!!
え?って事はグラボじゃね?あっさり原因特定。

12900K なのでオンボードのグラフィックが使える。
グラフィックボードを抜いてオンボードから画面を出してみると問題なし。
ゲーム中もレンダリング中も問題なく動いていたのでグラフィックボードは疑わなかった。

RTX 2080Ti は問題が多いと聞いていたけどこれは電源なのでコンデンサの問題な気がする。
仕事マシンもRTX 2080Ti でゲームマシンよりも古いマシンだけどいまでも大丈夫。

ゲーム依存症の自分は原因が分かったと同時にすぐにAmazonで在庫のあったRTX 3080Ti をポチっ。
翌日には届いた。

最初に買ったパーツ一式よりも高額なグラフィックボード。
近年のマイニング流行でGPUは高騰、盗難事件も多い。
今回も発売時よりも値上がりし198,970円。

MSI GeForce RTX 3080 Ti VENTUS 3X 12G OC とドナドナRTX 2080 Ti。

2枚ほど在庫があったけど朝には売り切れていたのでセーフ!
悩まずに買うのも大切。

そして改めて今見てみたら在庫あるけどAmazon 販売でも238,667円にさらに値上げ、怖い!

リファレンスではなくMSIオリジナルの冷却機構のついたボードはでかい。
約1.4kgあるのでボードを支えるサポートもついてる。

TUF GAMING Z690-PLUS D4 だからかもだけど、マザーボード側のPCI-Expressコネクタ
もプラスチックの周りが金属で補強されていて本気さが伺える、こう言う所大切。
画像は公式サイトから。

結果的にRTX 3080Ti にしたらあっさり解決。
性能はAlienware Aurora R11 Core i9 10900KF + RTX 2080Ti から全体的に1.5倍のパフォーマンス。
GPUやCPU単体ではもっと上になる。
仕事マシンのCore i9 9980XE + RTX 2080Ti と比べるとレンダリングパフォーマンスは
5%~10%ダウンと言った感じ。

とは言え3年前のCore i9 9980XE に迫るパフォーマンス。
1年半前のCore i9 10900KF + RTX 2080Ti から1.5倍は凄い。

結局Alienware Aurora R11 もグラフィックボードを変えればまだ使えるので安いGPUも購入。
メモリも流用してしまったので追加で購入。
結果今回の自作PCは35万くらいかかった。

自作PCは久しぶりでいくつか驚きの点があった。
まずFractal Design のケースは使って見たかったけど自作はアルミケースと決めていた自分はスルーしていた。
今回は水冷にもするので同じメーカーが良いだろうとFractal Design にしたけど1.2万円のケースでも凄い。
重いけどエッジの処理もしっかりしていてケガの心配がない。
ケーブルマネージメント、エアフロー、スイッチ関係、すべて大満足な設計だった。
ATXだけどデスクに置くので奥行きがコンパクトなこのケースは完璧。

次にASUS TUF GAMING Z690-PLUS D4 だと思うけどOSインストールで再起動後勝手にドライバを入れ始める。
これが一番の驚きだった、EFIにドライバ格納してるんだろうか。
ハイエンドはOS標準のドライバで動かないものも多いので普通は自分でネットでドライバを
ダウンロードしてUSB経由でインストールしたりする。
おまけにASUSのマザーボードマネージメントソフトもインストールされてドライバもファームウェア
アップデートも簡単に出来るようになってる。
EFIで設定する電圧やファンの回転数などもすべてソフトからアクセスできる。

35万のマシンが3年前の100万のマシンに迫るなら、もう1台仕事用に作っても良い気がしてきた。
もしくは12980XE が出るのを待とう。















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