The Nameless City

2026年2月8日日曜日

L26 コストと情景検証

前回同様に今回も技術的なメモ。
前回は素材選びで、今回はさらにその素材と構成を詰めてコストも検証する。

そういえば海外ではL字のアングルでレイアウトを作る人は見た事あるけど、規格化されたアルミフレームを使ったレイアウト制作をしてる人を見た事がない。
こういう時はLLM のナレッジを頼る。
するとアメリカでは80/20と言う会社がアルミフレームを作っている事がわかった。
そして日本よりも圧倒的に高い、

この動画によると約1メートルで125ドル、中国製の互換品で80ドルだと言う話。
一部に採用する人はいるけどフルアルミフレームで全体を作るのは家が建つレベルだと言う。
それは言い過ぎだと思うけど自分が今まで買ってきたNIC のアルミフレームは黒塗装されたものでも1メートルでたったの992円だ。
ドル換算だと現在の為替で6.31ドル。
アメリカで同様のレイアウトを作ろうとすると家が建つほどじゃないけど車が買えるレベル。

日本の高品質な産業用アルミフレームがミリ単位でカスタムオーダー出来てこの価格は幸運だ。
温度と湿度の差が激しい日本ではこの選択はかなりありだと思う。
とは言え木材より遥かに高いのでコストの計算が必要。
とくに高いのはアルミフレームそのものよりもブラケット類。
単価は安くても膨大な数が必要なので高くなる。

話はそれるけど動画の中でモート氏がフルアルミで作っているけど、これはAluset 社にフルオーダーして設計からやってもらったらしいので2300ドル(現在だと約36万円)かかってる。
サイズはわたしのレイアウトの半分くらい。
NIC や80/20 のようなアルミフレームではなくモート氏が航空機設計のプロでもあるそうなので軽量で柔軟なAluset 社のアルミフレームを選択していたようだ。
そのためブラケット接続ではなく内部で接続するタイプで見た目は美しいけどかなり弱い。
実際モート氏のレイアウトは上部に支柱が突き出てしまい高密度ウレタンボードが割れている。

話を戻してテストで買ってある3030アルミフレームに執着せず2020で設計しなおした。

















かなりスリムになったけど、1メートルの梁の中間耐荷重が1/8 くらいになるので支柱を増やした。
そして最も荷重のかかる手前のセクションは2040を縦使いする事にした。
これで逆に3030よりも耐荷重が8倍くらいになった、でも3030より安い。

そして手の届かない部分は潜って下から顔を出せるように考えているけど、アルミフレームのような軽量なワークベンチならキャスターつけて動かせるのでは?
そもそもカグスベールのようなものはどうだろう?
とLLM と相談しながら考えて行きついたのが「超高分子量ポリエチレン=UHMWPE」
産業用の摩擦が極端に低いつるつるの素材。

これを穴あけ加工してアルミフレームの足に取り付ける。
支柱は全部で30本ほどあるので、全重量が100kg を超えても1本あたり3.3kg で余裕。
おそらく10kg くらいあっても余裕で動く。
下がそこそこ高級な分厚いフローリングなので耐久も問題ないはず。

UHMWPE自体50 x 50 x 5mm 中央にザグリ穴加工してもらって1枚900円。
30枚必要なのでこれだけで27000円、でも将来性を考えたら投資したい。


そして3dsmax 上でブラケットの数も把握する。
ヘビーブラケットとノーマルブラケットを使い分けて引っ張った時に歪まないように設計。
それだけでも足らなそうな部分はステーで補強。

2020 総延長  38,620 mm
2040 総延長  24,000 mm 
ヘビーブラケット x 83
ノーマルブラケット x 117
総重量       約 37.8 kg 

これでアルミフレーム全体のコストは約11万円。
さらにUHMWPE や路盤ベース用の高価なフォーレックスなど含めると25万くらいになる。
何だかんだで30万くらいになりそう。
でも2021年から考えていたレイアウトの時は100万くらいかけるつもりだったのでかなり下がった。

次は3dsmax 上で仮の情景を作ってみてアルミフレームや勾配用ステーに矛盾がないか確認。


まずは駅が入っていくトンネルセクション、カーブ全体を隠す。
内部のステーはヘリックスのような作りになってるけどシンプルなので破綻してない。
1層目の高さも稼げてるのがわかったので架線も問題なく張れる。
2層目のカーブ隠しは建物や樹木でごまかす。


逆側のカーブは山で隠す、こちらは自然多めのセクション。
前に書いたけどここには古城も作る予定。
こちらは特に重なりとかないので問題ない。


問題が起きたのはゼメリング風セクションのFleischmann Viaduct  付近。
ここはどうしても掘り下げないと高さを稼げない。
地面を掘ってみるとアルミフレームが出てきてしまう。
下げ過ぎると地下ヤードへ続くスロープと衝突する。
ここは構造を考え直す必要がありそうだ。


下をのぞくと地面のへこみはスロープをぎりぎり回避していたのがわかる。
問題はアルミフレームとステーが飛び出さないようにする必要がある。
オープントップだとここが難しい。


あれこれ考えてアルミフレームを橋の構造に隠す方法を取ろうかと思う。
橋は3D プリンターで作るつもりなので中空にしてアルミフレームを囲うイメージ。
そうすれば3D プリンターのレジンなどが劣化しても勾配が変わる事がないし修正も可能になる。
ライフワークなので長いスパンで考える。


アルミフレームがかなり増えてしまったけど、それでも数千円のコスト増レベル。
ヤードへのスロープとの干渉も問題なく設計できた。


まだまだ考える事がある。
撮影前提なので次は情景のどこからの眺めが最高になるかを見ていく。
でもこれはじっくりやりたいので次回。


いつもの事だけど、ここまでCG で制作してレンダリングまでしちゃったら現物作る意味あるの?
ってグレッグ・イーガンのディアスポラで確かオルランドが言った言葉。
「予測と現実の結果が同じなら何故シミュレーションで済まさなかったのか?」
という皮肉を思い出す。
でも手を動かしたい、何より車両も走らせたい。

まだまだプラン検証は続く。

2026年1月30日金曜日

L26 プランの技術検証

前回に引き続きプランを考え続けてる。
今回は技術的な内容が多く、ほぼ自分用のメモ。

ずっと同じことを言ってるけど自分は天然素材を避けてレイアウトを作成したい。
以前簡易的に作っていたレイアウトは木材をベースにして作っていたけど極端に乾燥した環境だったので変形が激しかった。

次のレイアウトはほぼ天然素材がない予定なので検証とコストも考えなければならない。
幸い以前作ろうとしたレイアウト用にアルミフレームはすでにある程度買ってあるので残りの資材とコストを計算する必要がある。

今回のプランのレール全表示。
地下ヤードも含めると総延長は175メートル。

















そのレールを支えるワークベンチから。
前回から少し考え方を変えて、2メートルのアルミフレームを更に増やした。






















SCARM 上だと簡易的なので、これから実際にスケールを合わせて3dsmax 上でシミュレーションする。
前にもやった事があるので手順は同じ、SCARM からPDF で書き出し、Illustrator でパスを編集。
3dsmax へパスをスプラインとして読み込み編集という流れになる。

SCARM に限らないけどベクターを扱う系のとくにCAD 系のソフトは後の事を考えないで出力する。
これはVectorWroks もそうで仕事でプロジェクションマッピングの制作などする時にPDF を元に3D化しようとすると必ずパスの最適化と言う重労働が待ってる。
SCARM が吐き出したPDF をIllustrator で見ると酷い、いらない線や文字が大量にある。
しかしVer2 になってまだましになった気がする。




















これをシェイプ形成ツールなど駆使してごみのない状態にする。
近年Adobe は非破壊編集へ舵を切っていてパスファインダーもシェイプ形成ツールも
複合パス前提になってしまった。
複合パスだとトポロジーが定まらず3dsmax 上で閉じたスプラインにならない。

ではどうするか?ハサミツールで一旦ぶった切って1つの閉じた輪にしてやる。
なんでこんな面倒な事をしないといけないのか、自分の使い方がマイノリティなのは分かってるけど強制複合パスはやめてほしかった。




























Illustrator できれいにした結果がこれ。




























Illustrator もかれこれ29年も使ってる。
3dsmax も3D Studio MAX Release 1.0 というWindows NT 専用ソフトとしてリリースされた最初のバージョンを当時大学生だったので学生版を購入した。
しかも大学に入っていた画材屋のToo で買ったので、いまだに購入代理店登録がToo のまま。
そして大学はMac で学んでいたので自分は完全に異端児だった。
Illustrator Ver7 のWindows 版が出た時はめちゃくちゃうれしかった。

そんな懐古なんてどうでもよくて、さっそく3dsmax へ読み込み。

















今回は勾配をちゃんと見たかったのでAI の力を借りてスクリプトを書いてもらった。
最初はGemini の方がMaxScript のナレッジが詳しいと思ってGemini と格闘したけど少しも動くものを生成してくれなかった。
あきらめてChatGPT にやってもらったら初手から微妙に動くスクリプトを書いてくれた。
これならいけると思い1時間格闘して、最終的にダミーを始点と終点にするアイデアを出したら完璧なスクリプトを書いてくれて複雑に曲がりくねる勾配のある路盤を作れた。
前にもSCARM から3D に起こしたけど、その時は勾配をただオブジェクトを斜めにしただけだった。

まずやるべきは路盤同士のクリアランスの確認。
こればかりはSCARM 上では確認できない。






















80mm 以上、最大で100mm ほどのクリアランスがある事がわかった。
NEM 規格の架線は65mm 前後なので余裕がある。

すでに2メートルのアルミフレームでPC を複数支えてるので強度はわかっているけど、念のためGemini とChatGPT に意見を聞いてみた。
経年劣化はないけど2メートルだと何か大きな負荷がかかった時に変形するだろうと言う。
ワークベンチは1メートル置きに支柱を設ける事にした。

ついでに勾配区間の微調整もできる構造体の検証。
3dsmax で自分のイメージ図を作り、これをGemini に読ませて意見を聞く。
Gemini はChatGPT より鉄道模型のナレッジが豊富。

















ワークベンチのアルミフレームの上に純粋に1.5%勾配のためのアルミフレームをのせる。
そこから勾配区間用の構造体をのせて最終的にナットで微調整しやすい設計図が出来上がった。

























片持ち区間もどうしても出来てしまうので、勾配用アルミフレームをサンドイッチして片持ち対応する。

























Gemini はおりこうすぎて過剰な設計になるけど、そこは人間の直観も入れて柔軟に考えた。
やはり最終的に決定するのはクリエイティブ、人間の仕事。

それぞれの素材の特性も聞いてガルバニック腐食が起きない組み合わせも考えた。
アルミフレームはもう決まってるので、ロッド、ワッシャー、ナット、プレートの素材が重要。
三価ホワイト/三価ブラック、ユニクロームなどで構成。
ステンレスバネ線も使うけど路盤のスタイロフォーム補強のためだけに使う。
ステンレスだけは他の金属に接触させるわけにはいかない。

そして路盤の構成もGemini とChatGPT の力を借りて考えた。

1  Woodland Scenics Track-Bed
2 スタイロフォーム15mm嵩上げ・消音吸音
3 発泡スチロール用ゴム系層間固定(点で複数個所接着)
4    ステンレスバネ線3mm + 発泡スチロール用ゴム系層間固定
5 フォーレックス5mmメインベース
6 No.5000NS(0.16mm)層間固定
7 路盤ベースプレート

かなり強力な路盤だけど、厚さは約20mm しかない。
天然素材を使わず、加工もしやすい素材が選定できた。

3dsmax へ戻ってワークベンチを実寸で作成。
さらに勾配用構造体も組み込んだ。

















一部を拡大、1.5%勾配用アルミフレームの上に微調整用構造体。
複雑にレイヤーがある所は一般的なヘリックス構造にした。

















レールをのせてみるとこんな感じ。

















下のフィドルヤードへ続くスロープはいくつか吊り下げ式にした。
地下スロープの見た目はどうでも良いので精度と安全性だけを考える。
下には巨大な総延長90メートルのヤードが作れる。

















そして前に作った部屋と合わせてみる。

















前の部屋ぴったりのレイアウトよりかなり余裕がある事がわかる。
3D 化してみるとよりサイズ感がわかるようになって良い。
しかも構造の把握もできるので、SCARM からかなり変わった。

だいぶ見えてきたけど、まだまだ検証を続ける。
つぎは実際にH0 スケールサイズの列車の動きを見てみるため動画をレンダリングした。
7両と10両を用意して外周と内周で2編成ずつ計4編成。
スケールスピード100m/h で見てみた結果がこちら。


ありがたい事に久しぶりに動画をアップして2時間で3件も温かいコメントがついた。
ぼちぼち再開だ。

最後にAI について...
もう欠かせない存在になったAI サービス。
今回レイアウトプランを数年ぶりに再開してAI も活用、ChatGPT Plus とGemini Pro に課金してる。
どちらも独自のリアリティフィルターを設定して極力ハルシネーションを起こさないようにして、起きたとしても推論として分離させてる。

鉄道模型はGemini Pro の方がナレッジの幅が広く理解力もある。
ChatGPT は若干苦手なようでナレッジになさそうな事が多かった。

ではGemini だけで行けるかと言うとそうでもない。
Gemini は文脈を読むことよりもその場のチャット構造を理解しようとする。
なので以前話した内容はすっかり忘れて同じことを何度も言ってきたり説明もする必要がある。
そのくせ強力なワードを記録するようで何度も「プロフェッショナルなあなたは」みたいにおべっかを使う。
パーソナライズしてもなかなか収まらない部分。
ChatGPT は文脈をよく読みちゃんとIQ の高い人と会話をしてるような進め方ができる。
なのでChatGPT には文脈が必要な設計や相談をした。

現在のGPUで加速するAI はLLM (Large Language Model:大規模言語モデル)
なのでAI といってもなんちゃってAI だ。
アニメや映画やゲームに出てくる未来的なAI とは全く違う。
それらはAGI (Artificial General Intelligence:人工汎用知能)と呼ばれるもので、イーロン・マスクの楽観視だと2026年内に誕生すると言う。
1年前ならそんなの嘘だぁ!って思ったけど今はそうは思えない。
そして更に先にはASI (Artificial Superintelligence:人工超知能)が待ってる。
ASI まで来るといよいよシンギュラリティで人間を超える存在になる。
しかもそんなに遠くない。

自分はAI に仕事を奪われる側の人間だけど、正直AGI /ASI は大歓迎。
早くAI とロボティクスで人間をサポートして欲しい。
そしてUBI のようなシステムになってくれれば仕事は必要ない。
ただひたすら趣味に没頭したい。
がんばれAI!


2026年1月25日日曜日

L26 新レイアウトプラン

ようやく仕事が完全に戻り鉄道模型もぼちぼち再開するかなと思ったら円安地獄。
最後にレイアウトを考えてからだいぶ経ってしまった。

まずはレイアウト制作に直結する英ポンドの様子を見てみる。














私が欧州鉄道模型を開始した2016年の英ポンドはまさに天国、130円前後だった。
良い時期にPeco のレールを使用したレイアウト制作を開始していた。
それが今日は212円...

では一応ユーロも見てみる。














私がLippe で購入開始した時期は114円時代、もっと良い時代もあるけどこれでも黄金時代に見える。
それが今日は184円...

円の信用度が低いという事もあるけど、世界情勢に伴う未来予測が出来ない時代。
日本自体もっと明るい未来が見えてくれば世界から注目されまた150円台くらいに戻るのかもしれない。
少子化や高齢化、労働力不足はこれからAI やロボティクスでカバーできる。
アニミズムベースの文化を持つ日本はAI とロボティクスと親和性が高い。
特定宗教や銃崇拝のあるような国ではこれは難しい。
私は日本の未来は明るいと思ってる、でもまだ世界はそうは思ってない。

そんな事いっても円高にはならない。
今この時代、この瞬間を生きて楽しむことが私の人生観。
昔のようにまた鉄道模型も楽しもう。

と言うわけで新たなレイアウトを考える事にした。
SCARM もVer 2 にメジャーバージョンアップされたので触ってみる事にした。

まずは前回までのレイアウトプラン、もう2年半放置していた。
2021年から部屋を広く使えるようになり考えたプラン。

部屋をフルで使い、人のいる場所を最低限にし、撮影を重視した設計。
アイランドキッチンが邪魔だけど何とかなると思って考えていた。












地下フィドルヤードもフルで考えていた、ワークベンチや情景を避けたデザインもしてる。


撮影と情景ジオラマ重視、誰かと一緒に眺める事はいっさい考えてない。
完全に自己満足のレイアウト構成だった。
しかし円安のせいでモチベーションが下がり停滞。

2年半経ち、年末から続く仕事もいったん落ち着いてやっと正月気分。
そういえばSCARM 2 が出たな?
ちょっとレイアウト見てみるかと思っていじりはじめたら楽しくて止まらなくなった。
まだバグも多いけどちょっとした思考のひっかかりがなくなった。

これが新レイアウトプランの1回目。































2年半前までのレイアウトから1ループ減らし、ぎゅっとサイズも半分近くになった。
情景ジオラマをつくるスペースはなくなったけど部屋のなかでの圧迫感は減った。
それでも巨大だけどテーブルやソファを置く余裕はできた。

個人的に大満足なリバースも出来る複雑なポイント部分は活かしたいのでそのまま。
上部ループは10cmくらい登れるので駅も下に入って行くように変更。
これでも前回同様最大勾配は1.5%になってる。

フィドルヤードは名前の通りTrainSafe からの入れ替えをメインにした。
総延長は170メートルで2年半前から70メートルくらい小さくなった。

しかしもう少し大きくして手の届かない部分へのアクセスを増やす事にした。



























あまり変わってないように見えるけど、奥行き全体を5cm ほど広くした。
これでメンテナンスも楽になった。

地下フィドルヤードへの進入を駅からに変更、これで右側がすっきり。
そして地下をもっと広く使うためにヘリックスを採用してみる。
SCARM2 からヘリックスのデザインが簡単にできるようになった。















ヘリックスを設けた事で地下を広く使えるようになりヤードは最大6メートルの長さに。
ヘリックスのベースボードはGemini Pro に考えてもらって設計。

鉄道模型のナレッジはChatGPT Plus よりも豊富なのでヘリックスの理解度も高い。
ただリアリティフィルターを設定してもGemini の方が余計な事をしつこく言う。
でもどちらも便利なので両方課金してる。

寸切りボルトを使ってヘリックスを建てる方法などをGemini と対話して設計。
そうやって思考してるうちに面倒なヘリックスじゃなくても同じ設計でスロープでも良くないか?
と思って次のプランへ。



























ヘリックスを廃止しつつヤードの長さはほぼそのまま。
複雑にうねってるのがスロープ。
うねりはワークベンチと支柱を避けつつ上の階のレールから7cm下を通過するため。
寸切りボルトを使う前提にしたら急に自由度があがった。
ワークベンチとオープントップデザイン。
アルミフレームのみで構成するつもりだったけどこれでかなりコストも下がるし自由度もあがる。
ちなみに総延長は196メートル、結局昔と変わらない。

SCARM の3D View 表示をいくつか。

















全体的に均等に高さを稼ぎ、70mm 以上にして架線のNEM 規格が通るようにした。
でも架線をやるかはまだ決めかねてる。

















地上も地下も勾配は最大1.5%。
実際は制作開始してから資材の厚みなどで上下するだろうけど1.8% は超えないはず。

















ヤード部分の3D View かなり広い、ライフワークとしては不十分だろうけどTrainSafe がある。


次はいくつか詳細。
















複雑なポイント部分は2年半前と変わらず。
自分がやりたい理想的な構成なので変更する必要がない。
センターのクロスレールが極小リバース線、しかも複線どこからでもリバース可能。

そして2線式と3線式の切り替えもそのまま計画にいれる。
外周のみ3線式対応にするけど、地下フィドルヤードの3線式対応はやめる事にした。
これで面倒なポイントの制作がInsulfrog の4本だけになった。
KÖF など短い3線式車両は走行させない、代わりに別レイアウトを後で考える事にした。

次は左側ループ部分。


ここは上に来る複線も含めてトンネルに消える。
出来るだけカーブを見せないのも昔からのコンセプトのまま。
駅が入り込んでる事でまだ先があるように見せる演出もする。
ここは2年半前は渓谷だったけど、今回は地方都市のようなイメージになる。

次は右側のループ。

















ここもカーブ部分はトンネルで隠す。
そしてトンネルを抜けるとゼメリング峠のような情景、これは2年半前から変わってない。
トンネルの上にはクラムの古城を作る予定。
Fleischmann Viaduct はゼメリング線にある低い橋、これも自作する予定。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Railjet_on_Fleischmann-Viaduct,_09.07.2016.jpg

情景ジオラマを作れるのはほぼここだけ。
2年半前のように渓谷や川、湖などはたぶん作らない。
実際に制作に入ってから余裕があれば作るかもしれない。

次は地下フィドルヤード。

















地下の高さは20cmで手が入るようにした。
右側にTrainSafe の入線も出来るようにする。
地下だけで総延長は92メートル。
当然すぐにはこんなレールを揃える事はできないので、何年もかけて拡張する事になる。

Peco のフレキはすでに50本買ってある、でも上層だけでも50本足りない。
ポイントはすべてあるし、予備もたくさんある。
今より円高の時に買っておいて良かった。

フレキは当時Hatton’s があったので25本セットが55GBP で当時8000円くらい。
Peco は段階的に値上げをしていて10年前とは比較にならない。
Hatton’s  を引き継いだRails of Sheffield の現在の価格はVAT を引くと99GBPになる。
更に円安で25本が約2万円、2セットプラス送料で5万近く行くかもしれない。





















ちなみに現在KATO はPeco の代理店でもあるので日本国内での価格を見てみる。























1本1265円なので50本だと63250円。
まだ個人輸入の方が安いけどレールはイギリスからだと雑に送られてくる事が多い。
KATO で買うのも良いかもしれない。
10年前は送料入れても2万円くらいだったのが今は3倍以上といえる。

円安が続けば地下のレールはKATO のフレキにするかもしれない。
Code 83 とCode 100 の変換はPeco も出してるのでいける。
ダブルスリップはPeco を買うしかない。

次はワークベンチ。

















すでに購入してあるアルミフレームを使ったワークベンチ。
高さはフィドルヤードの基礎が床から80cm、上の情景ありのステージが100cm~130cm くらい。
アルミフレームなので更に上空にシェルフのように2層目も計画してる。

私は湿度が低い環境が好きなので冬20%以下で夏40%以下。
そのため木材が使えない、購入して何か月も反りを強制すれば良いけど資材スペースがない。
前から書いてるけどアルミフレームとプラダン、スタイロフォームをメインに使用する。
しっかり固定する必要のある部分だけ木材を使う予定。


プランの段階からすでにライフワーク感がある。
とくにプランはじっくり考えて間違いのないようにしたい。
制作開始はいつになるかわからない。
ライフワークとしてじっくりやっていこう。

2026年1月20日火曜日

Roco 7710007 Spur H0 Set Triebzug RABe BR 502 der SBB, Epoche VI mit Sound が届く

2026年、新年一発目の輸入はRoco 7710007 Spur H0 Set Triebzug RABe BR 502 der SBB, Epoche VI mit Sound.
と2024年の最初の投稿と同じ書き方で始めたけど実はその2024年の一発目からほぼ2年輸入してなかった。

2年…ほんと長い、何をやっていたのか?
実際は2年前に予約したものがやっと発売されただけ、スパンは長いけど細かく購入してないだけだ。

先日ChatGPT にLippe での購入履歴を読ませて購入回数と総額を計算してもらった。
このRABe 502 がちょうど100回目、総額約3.85万ユーロ、Lippe だけで…。

もちろん他のショップを含めたり1番ゲージのKM1 S3/6(3117EUR)を含めるともっといく。
でも購入時の為替レートとか考えれば日本円で総額700万円くらいだと予想。
たぶん欧州鉄道模型好きからしたら平均レベルだと勝手に思ってる。
回数も他のショップを含めて130回くらいだろう。

さて…
注文したのは2025年12月27日、入荷連絡がきてすぐ注文した。

少し出荷連絡が遅い気がしてLippe に連絡をすると12月12日に送った添付のアメリカのTSCA の書類にサインをして送り返してください、確認でき次第出荷しますと言われた。
TSCA と言うのは米国有害物質規制法に基づく証明書類、添付にはアメリカ在住の人の名前。
思いっきりプライバシー情報だけど名前を調べたらCPUメーカーの研究者だった。

さすがに不安になって名前が違う事、注文してる商品とわたしの国を伝えると別の人から返信があり謝罪してくれた。
謝罪文の程度が知りたかったのでChatGPT に読ませたら日本人なら当たり前レベルの謝罪だけど欧米では珍しいレベルだそうでありがとうも返信もしないでOKと言われた。

結局出荷されたのは2026年1月15日。
久しぶりのトラッキングから、フランスから日本への直行便に空きがあったようで早かった。
別に特別待遇されたわけでもFedEx のプランを変えてくれたわけでもない、たまたま。

なか4日で到着、ロシア上空を飛べなくなってからのLippe にしてはかなり早い方。
国内はヤマト運輸を経由して到着。
消費税と手数料もすぐにメールとSMS で届くようになって安心。

そしていつもの箱、安心する。
なかの梱包ももう定番、FedEx なら投げられたりしてないと思うので大丈夫。

中の箱も動いていないのがわかる。

素晴らしい写真の箱、ルツェルン湖の横を走行するRABe 502 
番号が771で始まるのがDCC デジタルサウンドモデル。
770から始まるのがアナログ、772から始まるのがAC デジタルサウンド。
中身は最近のRoco のフルセットの仕様、2段重ね。



とりあえず先頭車。

ワイパーなど細かいパーツは取り付け済み、運転手もいる。
重連用のパーツも入っていた。

連結部、ケーブル類がLSM やJägerndorfer のように細かい、通電カプラーも最新のしっかり仕様。

マニュアルどこにあるのかと思ったら底にあった。
すでにPDF で確認済みだけどないとさみしい。

テスト走行はのちほど。
久しぶりにテンションのあがる模型が到着。
ジオラマというかレイアウトも作りたい意欲がまた湧いてきた。
もう少しコンパクトにする方法を模索しよう。

あとBlogger のエディターの仕様がかわってかなり使い難くなった。
モバイル仕様にあわせてバグもあるし、どうにもならないらしい。
その代わりありがたい事に少しだけ収益が上がってる。