The Nameless City
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2018年8月15日水曜日

3Dプリンター:トラス強度テスト

ここ最近Anycubic Photonで出力していたトラスを振り返り。

まずトラス自体色々あるので何か自分のレイアウトに適したものを作ろうかと考えていたけど
とくに使う場所がないので思い切ってGutさんが建設中のハンブルク中央駅のトラスを同じように
作って見てどの程度強度があるかテストする事にした。

そのGutさんのハンブルク中央駅トラス。
ドーム見直し https://gut.blog.so-net.ne.jp/2018-07-09
紙のトラス https://gut.blog.so-net.ne.jp/2018-07-16

何しとんじゃワレ!って怒られちゃうかもしれないので一応コメントでトラスをやって見る事を
お伝えしてからチャレンジ、と言いつつモデリングを途中までやったものの他の事ばかり
やっていたのでだいぶ遅くなってしまった。

実際の図面があるわけではないのでGutさんの図面からサイズを見て近い感じでモデリング。
さすがにNスケールで樹脂なので厚みをリアルにしてしまうと簡単に折れてしまいそうなので
全体的にそこそこ太くした。

まずはトラス下部から、手動でサポートをつけていった。
実はこのスライサーソフトは再修正できる保存方法がないので一旦ソフトを閉じてしまうと
また最初からやりなおしになってしまう。そんなに大変じゃないので良いけど対応してほしい。

今まで出力したなかでもっとも高さがあるので相当時間がかかるけど途中の状態が良く見える。
今回は失敗回数を減らすために純正レジンを使った。

結局23時間36分かかった。

トラスにサポートがついてるとトラス on トラスって感じで不思議。

こうして見ると大きい!これでも高さ方向はまだ多少余裕がある。

IPAで洗うのにサポートが邪魔だったので先に外してから洗浄。

UVで追い焼き焼き。

続いてトラス上部、そして大きいので2分割。こちらもサポートは手動でつけた。

こちらは2分割したおかげで高さを低く出来たので14時間34分。

プラットホームを見ると片方がない!

がっかりすぎる、サポートはしっかり出来ているのでただ落ちたとは考えにくい。

レジンバット側に哀れな姿で出力されていた。
初期の段階で落下して落下した方との癒着が強くて出力しては剥がれてと繰り返したのかな?

一応ぺりっと剥がして焼いてあげた。立体物を平面にぺしゃんこにした状態。

ぺしゃんこな奴以外上部、下部どちらもうまく出力出来ているように見えるけど、スライサーでは
問題なかったのに角が出力範囲から外れていたりとまだまだ問題が山積みだった。

とは言え強度確認は出来そうなので上部のひとつと下部を瞬間接着剤(セメダイン3000多用途)で
くっつけて1.5㎏のレンズ付きカメラを乗せてみる。

ボキッ!と接着箇所で折れてしまった。1.5㎏はやりすぎかもしれないけど。

これを見ると下部が上部にくっついて折れているので接着力は問題ない。
接着する部分自体広くないためだとわかった。

上部トラス単体では1.5㎏は余裕で、おそらく3㎏くらいは耐えられると思うので接着してからも
1.5㎏いけるだろうと思っていた。
しかし問題は接着部分と言う事でモデリングからまた見直す事にする。

しかし3Dプリンターは楽しい、自分がモデリングしたものがサクサク出せる。
まだまだテストは続く。






2018年8月14日火曜日

祝!無断転載(Youtube)

先日「おまえの動画が無断転載されてるぞ!」とコメントを頂きついにその時が来たかと
驚きと同時にちょっとうれしくなった。

私自身このブログは右のサイドバーにも書いている通り。

・リンクは自由(報告の必要はありません、DCC認知のためたくさんのリンクお待ちしてます)
・文章や画像は引用元としてこのブログへのリンクを明記して頂ければ使用してかまいません。
 (ただし著作権は放棄していませんので改変はしないでください)

としています。
これはブログ自体を収益化していても微々たるものなのと、DCCを認知してもらうために
たくさんリンクをしてもらう事でSEO(検索エンジン最適化)対策になるためです。
実は収益化もSEOの1つで広告のあるなしで検索エンジン上位へのヒット率がかわる。
検索エンジンにヒットしやすくなればDCCについて学ぶ機会も増えるのでリンクは大歓迎。

私が2年半前にDCCを始めた時に日本では検索しても難しい玄人向けな情報が多く
初心者向けはほとんどなかった。
そのため海外のフォーラムばかり見るようになってしまった。
ただ検索の上位にヒットしない埋もれたサイトもあるはずで初心者は何を検索したら
良いのかもわからない、わからないものがわからない状態なので少しの情報で検索に
ヒットしやすくする必要があると思った。

と言うわけでリンクは報告の必要はなしとした。

しかしYoutubeの動画は別。
私はいつか動画の収益で鉄道模型にかかる費用をすべてまかなうと言う遠い夢があるので動画を盗み
別のチャンネルで公開するのは許さない。
無断転載された動画は私のチャンネルで最も再生されている現在165万再生の動画。
ここまで再生されてるとRocoやTrain-Safeなどメーカーにも多少の利益につながっているはず。
実際アクセス解析を見るとRocoやTrain-Safe、ModellbahnShop-Lippeなどそうそうたる会社から
見られている事がわかっている。

無断転載したのはトルコの方のようで収益化も出来ていないチャンネルだったのでひょっとしたら
悪い事だと思っていなかったかもしれない。
しかし私が見た時すでに100再生以上されていたので、その再生分私が損をすることになる。

一応コメントに警告を書き、Youtube運営へ違反報告をした。
報告から権利の侵害をクリック。
ここから先は住所や本名などを書いてデジタル的に誓約書にサインする形で報告する。
報告したのは8月12日の8時半、削除されたのは8月13日の20時半。
約1日半で完了した。しかしその間に50再生以上されていた。

しかし無断転載されるほど動画が有名になったと言う事なのでうれしい事でもある。
ひょっとしたら検索したら他にもあるかもしれない。
そして有名ユーチューバーの方々はどうやって違反報告をしてるのか気になる。
そのためにマルチチャンネル ネットワークが存在するのかもしれない。
有名ユーチューバーでもなく、たった数千人登録のチャンネルだと自力で地道に報告して
削除してもらうしかない。

ところで先ほど「DCCの認知のため」と書いたけど、なぜ「DCCの普及のため」ではないのか
ちょっと補足しておこうと思う。

まずは前に書いたおさらいリンク。
2018年5月21日月曜日「鉄道模型の楽しさを伝えると言う事」

ツイッターでDCCの普及に関して話題になるとたまに出てくるDCCを体験した事がなく
普及の必要もないと思っている人が言うのが「自動運転なんてしたくないから」と言う言葉。
DCCが自動運転のためと思ってしまっている。

自動運転はDCCで出来る事のひとつに過ぎないのだけど、こういう認識にどうしてなってしまったのか?
確かに自作でNゲージにサウンドの搭載やリモートカプラーの搭載は難しいかもしれない。
H0やナローゲージで良いから体感して欲しいと思うけど、それ以前の問題として大手メーカーが
デジタルへの対応に消極的な事があげられる。

これは何度も何度もこのブログで書いていることだけどアナログ、デジタル両対応にする事で
選択肢を与えユーザー層の幅を広くしてほしいと思う。
車興味ないから車なんていらない、と同じで車に興味がない人がいるのは仕方がない
だからと言ってこの世から車が消えてなくなれと言うのはおかしな話。

欧米の鉄道模型へ目を向けるとアナログ、デジタル両対応で必ず両モデルが発売されるし
更にサウンドありなしなどユーザーに選択してもらうように出来てる。

日本でもコレクションしたいだけの人、走らせて楽しみたい人、デジタル制御したい人
それぞれたくさんいると思うので、それぞれに対応できる選択肢が欲しい。
人それぞれだから何も言う必要ないと言う人もいるけど、それでは思考停止してるだけ。

まずは認知から。
異論反論があるのは分かっているけど何度でも書く。

そして最後にYoutubeで無断転載を教えてくれた見知らぬ外国の方に感謝!




2018年8月12日日曜日

3Dプリンター:水洗いレジン比較

先日の「H0モジュール50:Feldbahn-H0fの基礎作成」の続き。
いきなり初めての水洗いレジンで初めてのデータだったので案の定失敗。

もう一度おさらい、まずFeldbahn用の橋をサイズを測ってからモデリング。


いきなり初めての水洗いレジンでチャレンジ、そして失敗。

まずAnycubic純正レジンと比べて思ったよりも水洗いレジンは柔らかい。
10時間超えていたので溶剤が分離して沈殿もしていたのがいけなかったかもしれない。

モデリングも見直して3%ほど肉厚にした。
出来上がりの正解がわからないとだめだと思いまずは純正レジンで出力。
0.01mm/10sec/12時間23分。

あっさり完璧な状態で出力された、「Anycubic Photon用 Easy Z=0」も利いてる。

純正のZ軸調整パーツと「Easy Z=0」の差がわかるのがベースレイヤーの水平具合。
純正だとしっかりボルトを締めないと硬化したレジンが剥がれる時にほんの少し斜めになる。

プライマーサーフェイサーを吹いてつないで見た所。
モデリングした通りだしサイズも問題ない。

リファレンスが出来たのでいよいよ水洗いレジン。
設定も0.01mm/15secにして、途中50%くらいでレジンをつぎ足す感じで攪拌。14時間25分。

ほぼ完ぺきだけど、若干歪んでる。しかし水で洗えるのは楽。


レジンバットの方の底に硬化はしていないけどベースレイヤーの形っぽく分離したレジンが残った。

これに水を入れるとこんな感じに球状になってまとまる。油のような感じ。
しかしうちの環境では水で洗うだけでは油っぽい膜が残ってしまい最後はIPAできれいにした。

プラットホームから外してすぐはこんな感じだけど。

UVランプでさらに硬化を進めると徐々に収縮して曲がってしまった。
この写真はプライマーサーフェイサーを吹いたあと。

ベースレイヤー部分の比較、左が純正レジン、右がWanhaoの水洗いレジン。

薄い物を出力する際はレイヤーの厚みを変えて単純に出力スピードを上げる必要がある気がする。
そしてUVランプで硬化させる前にベースレイヤーから剥がした方が良さそう。
純正レジンのように1~2回でコツをつかめる感じがしない、おそらく5回くらいはトライアンドエラーが必要。

同じパーツを純正レジンと水洗いレジンで比較。豪快に曲がってる。
そしてサポートがあっても垂れ下がった場所がある、これは照射時間が短く柔らかいからだと思われる。

斜め上から俯瞰で見ればそんなに気にならないけど、全体的に収縮してしまっているのでこれは使えない。

他の比較画像、正面から。
純正レジンのモデリング結果の再現性がすごい!ボルトまでしっかり見えてるし、一部木の質感が出てる。
水洗いレジンも細かさでは優秀、若干純正よりぼやけるけど素晴らしい。収縮するけど。

水洗いレジンは収縮でサポートが外れるほど、まだまだ設定を詰めなければ。

上から見るとまともにみえる。

やはり短期間で簡単に完璧に出力するなら純正レジンが確実。
おそらく水洗いレジンでも設定を追い込めば普通に扱えるようになるはず。
何より水洗いで処理できるのは大きい、とは言えPhoton側も出力したものも水洗いした後に
軽くIPA洗浄した方が良い。



2018年8月11日土曜日

FALLER 130961 砕石工場をある程度仕上げる

H0f Feldbahnの橋をプリント中に今年の2月にざっくり作ったっきりのFALLER 130961 砕石工場を
ある程度仕上げる事にした。久しぶりのペイント作業。
前回:2018年2月3日土曜日「HOモジュール44:Nマガ59号と採石工場」

塗装前段階までは進めていたのでまずは室内と外壁を塗装。
塗装出来た所からさらに組み立て。

屋根は治具があるとほんと楽。PROSES製のマグネットクランプ。

夢中になってやっているので写真はほとんどなく進む。
1階部分は事務所使いしてるけど後はもう廃墟状態みたいな謎設定で作るのでサビだらけに。

緑化もしてみた、きれいに塗ってから汚すのが楽しい。

Martin Welbergさんの草とMininaturの蔦が便利。
ここから先の細かい塗装や緑化はレイアウトへ設置してからにしよう。

今夜、水洗いレジンの3Dプリントが完了する予定なので純正レジンとの比較をする予定。
失敗していたらまた延期。


2018年8月9日木曜日

H0モジュール50:Feldbahn-H0fの基礎作成

前回久しぶりにモジュールレイアウト2層目の制作を開始して動画にした時の演出として
Faldbahnよりもストラクチャがたくさんあった方が良いのではないか?と最後に書いた。
しかし「両立できるプランを存分に考えるべし」とGut先輩からコメントを頂き方針をまた変更。

Gutさんは2度目の巨大レイアウトを制作中、1度目のストラクチャも多い素敵なレイアウトを
踏まえての2度目なので何年ものノウハウとプランの塾考があるので言う事を聞かないわけにいかない。

Gutさんの1度目のレイアウトのダイジェストはこちら。見せ場の作り方がうますぎる。
https://gut.blog.so-net.ne.jp/2012-04-29

私のレイアウトはそもそも完成を目標にせず気が向いたら手を入れて行くスタイルなので
Gutさんのおっしゃる通り急ぐ必要もない。
美大受験で散々書いたデッサンと同じで終わりなんて絶対にない、何なら一度書いて消して
最初から書き直すと良い物が出来たりもするので、とにかく書く、消す、書く、消す、の繰り返し。
とは言えレイアウトは後戻り出来ない部分がほとんどなので頭で書いたり消したり、時には
パーツを作って並べてみたりして考えてみる事にした。

固定しないでパーツを置く場所を作って見ても良いかも?と思って3年前に買ったジオラマシート
を敷いて色々置いて見た。

建物と地面の設置部分がもっと違和感あるかと思ったけどそうでもない。

ただこのジオラマシートは明るすぎてファンシーになりすぎる。
もう1つ暗めの緑があるので後で試す予定。

並行して2層目レイアウトのHACK BRÜCKENの橋と橋のあいだにくる築堤部分も制作。

次に2層目レイアウトの最下層部分にくるFeldbahnを設置してみる事にする。
まず購入してあったBUSCHのレーザーカットBRÜCKEN 12385と12386を組み立て。

ストラクチャを増やさなくとも変化がでるように2層目レイアウト自体も複雑に。
まず置いて見て様子を見る。

下のスタイロフォームを切って見るとこれだけでドラマがありそうな予感。

いつもの動画の感じで撮影してみると小さな橋だけど結構見切れる事がわかった。

別のアングル、2層目レイアウト越しの撮影も面白くなるかもしれない。

しかしまだまだやる事がたくさんある・・・。ゆっくりやっていこう。

3DプリンターSK本舗さんで予約していた「Anycubic Photon用 Easy Z=0」と言うZ軸調整が楽になる
パーツが届いたのでこちらも組み込み開始。

最初から付いているボールハウジングをばらした所。
このボールは調整しやすいけどしっかりとめておかないと硬化したレジンを引き離すときに
少し動いてずれる事がある。

この「Anycubic Photon用 Easy Z=0」は調整しやすいうえに確実に固定される。

そして先ほどのBUSCHのFeldbahn用の橋の下にくる橋脚は自作する事にした。
サイズをはかってぴったりに来るようにモデリング。

多少ばらつきがあるように斜めにしたりゆらぎを持たしてる。
こういう工夫は既製品だと逆に大変なのでモデリング+3Dプリンターの利点。

しかもボルトの表現もしてみた、果たして0.01mmで出力できるのかわからないけど作っておいた。

Photonのスライサーを行き来して1度で出力できるように場所を調整、ギリギリだった。
もっとバラして出力すれば良いんだろうけど後が面倒なのでとりあえずこれで。

今回は初の水洗いレジンを使用してみるので1度ではうまく出ないかもしれない。
粘度からして純正のレジンと違う、しかも溶剤と分離しやすいとの事で結構大変そう。


購入した後に分離しにくい新しいバージョンも入荷する事が発表されていた。
1Lじゃなくて500mL買えばよかった。

追記:出力終了、10時間55分。

案の定失敗していた。

まずプラットホームの軸調整部分を変えたので基礎が薄くなりすぎてしまった。
前回の0地点よりも0.1mm上げる事にする。

そして水洗いレジンが純正よりもかなり柔らかい。
あと10時間もかかっているのでかなり溶剤の分離が進んでしまっていた。

と言うわけで基準を見るためにまず純正のレジンでやる事にした。
そのあともう一度モデリングでもより厚めに設定したものを出力する予定。
それがうまく行ったら水洗いレジンをもう一度試す予定。
これからやるものだけで3回試す。

こんなにやるならバラバラで出した方が良いけどテストも兼ねているのでやってみる。