The Nameless City: 1月 2021

2021年1月30日土曜日

DCC Concepts Cobalt Alpha シリーズが届く

次期モジュールレイアウトではミミックパネルを作ろうと思っているので本格的な制作に
入る前にテストするためにDCC Concepts Cobalt Alpha シリーズを購入。
コロナ禍で在庫のあるうちに買わないとタイミングが合わなくなる恐れもあるため早めに。

DCC Conceptsはオーストラリア(カンガルーの方)からイギリスへ移転してイギリスのショップで
買いやすくなった、とは言えHatton'sだけでは買えなかったのでGaugemasterからも購入。

まずはトラッキング。
Gaugemasterは問い合わせないとトラッキングナンバーを教えてくれない。
Hatton'sがちょっと遅かった、理由はあとでわかった。

まず昨日届いたのがGaugemaster。

イギリスのショップの梱包はどこもこんなもん。

GaugemasterはRoyalMailなので心配だけど今回はきれい。

中身。
DCC Concepts DCD-ACL Cobalt Alpha Adaptor Digitrax
DCC Concepts DCD-SNX Cobalt Alpha DCC power bus driver and Sniffer Adapter

Hatton'sが先ほど届いた、どうやらイースト・ミッドランズで抜き打ちチェック開封されたようだ。
こっちは早く送ってもらうためにDHLにしたけど結局時間かかった。

Hatton'sの梱包はいつも素晴らしい。

トランクシステムを利用して集まったものをいっきに送ってもらった。

中身。
DCC Concepts DCD-ACL RJ12 6pin Curly Cord for NCE Powercab and Cobalt Alpha – 2 metres
DCC Concepts DCD-ADS-4SX 4-way accessory decoder for solenoid point motors
DCC Concepts DCD-AEU Cobalt Alpha Main encoder unit
DCC Concepts DCD-DSB Cobalt Alpha Switch D Set Digital Devices (12 x Blue)
DCC Concepts DCD-RGB Cobalt Alpha 3 Wire RGB Ribbon (5m)
Peco Products PL-13 Accessory Switch for fitting to turnout motor PL10
Peco Products SL-88 Right hand large point - insulfrog

軽く中身の説明。

PecoのPL-13は2016年頃使ってたやつは外せなくなっていたので新品を予約して購入。
SL-88は3線/2線切り替え線用にInsulfrogが欲しかったので購入。
Pecoはちょいちょい再生産分が入荷始まっているのでこまめにチェックすると良いかもしれない。

DCC Concepts製品は細かいけどそれぞれ軽く説明。

DCC Concepts DCD-ADS-4SX 4-way accessory decoder for solenoid point motors
これは前回書いたけどTrain Techのデコーダだとフログ給電が出来ないので急遽追加購入。

DCC Concepts DCD-AEU Cobalt Alpha Main encoder unit
今回ミミックパネルの心臓部になるボタンのエンコーダーユニット。

DCC Concepts DCD-DSB Cobalt Alpha Switch D Set Digital Devices (12 x Blue)
ミミックパネルはただ光るだけじゃなくボタンを押せるようにするデジタルスイッチ。

DCC Concepts DCD-RGB Cobalt Alpha 3 Wire RGB Ribbon (5m)
デジタルスイッチとエンコーダーを結ぶためのコード、別にこれじゃなくても大丈夫。

DCC Concepts DCD-ACL Cobalt Alpha Adaptor Digitrax
エンコーダーとコマンドステーションをつなぐためのケーブル。
ECoS用、Roco用もでる予定はある見たいだけどまだないのでDigitrax Loconetを変換する。

DCC Concepts DCD-SNX Cobalt Alpha DCC power bus driver and Sniffer Adapter
万が一Loconetケーブルでうまく行かなかった時、そしてアナログ環境だけの時用にSnifferアダプター。
実はこれは安くて凄い、アナログユーザー必見。

DCC Concepts DCD-ACL RJ12 6pin Curly Cord for NCE Powercab and Cobalt Alpha – 2 metres
Sniferアダプターとエンコーダーを接続するケーブル。

Cobalt Alphaは決して新しい製品ではないけど、検索しても日本で使ってる人は出てこない。
人柱的に実験してみる、失敗して結局ゴミになるかもしれない。



2021年1月26日火曜日

RailCom Display

DesktopStationさん、Nagodenさん共同開発の RailCom Display を譲って頂いたので
うちにあるDesktopStation以外の各コマンドステーションでテストを行った。

まずこのブログを良く読んでいる方は知っていると思うけど、そもそもRailComとは何ぞや?と言う所から少し。
欧州DCCをやっている人はほぼ標準で対応してるRailComは在線検知時にアドレス表示。
そしてRailCom+だとファンクション自動登録とMärklin mfxのように多機能で出来る事は幅広い。

RailCom+による自動ファンクション登録の様子はこちら(後半はmfxによる自動登録)
 

ESU RailCom Detector の在線検出とアドレス(機関車名)表示の様子。

Desktop Stationさん、Nagodenさん共同開発の RailCom Display はLenzが販売している
LRC120の機能と同じアドレス表示をするディスプレイ。

ESU ECoSがRailComアドレス表示機能を持っているのでLRC120は持っていない。
そもそも結構なお値段。

これと同じ機能を純国産でしかも低価格で登場するのがRailCom Display。

まだ正式販売はないけど、そのうちこちらで販売されるはず。

接続も至って簡単、ギャップを切ったレールに接続するだけ。
ギャップ区間へRailCom対応デコーダののった車両を乗せるとすぐに認識する。

うちにあるRailCom対応コマンドステーションをいくつか試した。
まずはESU ECoS、車両のいない状態では線1本。

ZimoデコーダのRocoのVectronを乗せるとすぐに1004の表示。


次にMärklinの車両でRailCom非対応だけどESU RailCom Transmitterを搭載したBR64を乗せた所。


このMärklin BR64にESU Railcom Transmitterを搭載した記事はこちら。

このトランスミッターはSenderと呼ばれるものでNagodenさんが同様のものを開発中との事。
Nagodenさんは他にDetectorも開発中との事で今年はいっきに国産RailCom機器が増えそう。

次にうちにあるz21(白)でのテスト。
z21のRailComは悪さをする事があってOFFにしていたのでONにする。
同一LAN上でZ21 Maintenance Toolを使ってactivate RailComにチェックを入れる。
デフォルトではON。

Zimoデコーダ、まったく問題なく表示された。

Märklin mfx + ESU RailCom Transmitter も問題なし。

次はDigikeijs DR5000、こちらもまったく問題なし。


試しにRocoの10764と言う古いコマンドステーションを試すとRailCom非対応だった。

この他に絶対対応してないだろうRokuhanのe-トレイン コントローラーもやって見たけど当然だめだった。

RailComは最初に書いたようにDCCの可能性が更に広がるので純国産で日本語でこうして
機器が増えるのは本当にうれしい事。
アドレス表示だけでも運転会で大活躍だし、アドレスを忘れた場合などにも便利。
更に在線検出を組み合わされればどこで何をしているかが分かり、自動スケジュール運転の手助けになる。

ちなみにRailComと似ているDigitrax独自のTranspondingと言うのもあるけど専用の技術で
RailComのように各社足並みを揃えようと言う技術ではないので注意が必要。



2021年1月21日木曜日

2021 購入予定リスト

毎年1月末から開催されていたSpielwarenmesseがコロナ禍で夏開催へと変わり各社オンラインの形で
2021年の新製品を発表しはじめた。
おそらく夏へ向けてまだまだ発表はあるだろうけど、細かく発表が続くと思うので今年も予定リストを
その都度更新して行く事にした。
とは言え新レイアウトにコストがかかるので車両は少なめで行く予定。

まずは2020年のSpielwarenmesseで発表があってまだ発売してないもの、そして予約済みの物。
いくつかはキャンセルした。

新製品のコンパクトなターンテーブルはいつでも良いから出してほしい。
Art.Nr. 74861 C-Gleis Drehscheibe 2019/4/3に予約。
発売日:2020 Q2 → 2021 Q2 → 2021.4.7入荷
Art.Nr. 74871 Erweiterung zur Drehscheibe 74861 2019/4/3に2セット予約。
発売日:2020 Q2 → 2021 Q2 → 2021.4.20入荷

2024年発売なんて言われちゃってるけどこれはキャンセルしてない。2020/1/30に予約。
BRAWA 44265 BR 4024 DER ÖBB 2020 Q3 → Q4 → 2021 Q2 → 2021 Q3 → 2021 Q4 → 2022 Q2

JägerndorferのDoSto CityShuttleのCityjetカラー版。発売日不明。
2020/2月17 予約 → 2021.4.23入荷

2020/2月17 予約 → 2021.4.23入荷

Jägerndorfer のカタログも発表されて実際の製品写真が出てきた、発売もそんなに遠くなさそう。
1822も買うかも。


2020年のSpielwarenmesseで発表されて予約済みで発売されていないものは以上。
去年買おうとしてキャンセルしたものはたくさんある。

他にこれから新モジュールレイアウトで必要なものでHatton'sのトランクシステムに預けてある物。


DCC Concepts DCD-ADS-4SX
当初Frog Juicerですべてのポイントの3線式化をしようと思ったけどDCC Concpetsのソレノイドデコーダは
フログ出力がついているのでPL-13と合わせてリードレールの極性反転をする事にした。
いくつかのポイントはTrain-Tech製のPC2ソレノイドデコーダを使おうと思ったけどフログ出力がないので
追加でDCC Concpetsの4チャンネルを購入。

DCC Concepts DCD-DSB Cobalt Alpha Switch D
個人的に次期レイアウトで目玉になるミミックパネル。
そのミミックパネルのLEDは光るだけでなくボタンとして機能しポイント切り替えが可能になる。

DCC Concepts DCD-AEU Cobalt Alpha Main encoder unit
ミミックパネルのボタンをデジタル化するデコーダ。

DCC Concepts DCD-RGB Cobalt Alpha 3 Wire RGB Ribbon
ミミックパネルのコード。

DCC Concepts DCD-ACL RJ12 6pin Curly Cord for NCE Powercab and Cobalt Alpha
ミミックパネルのコード。

Peco Products SL-88 Right hand large point - insulfrog
2線式3線式切り替え路線用にInsulfrog追加、単純にElectroFrogからの改造がもったいないため。

トランクのものと一緒に送って欲しい在庫なしの予約品。

PL-13
簡単なスイッチだけどFrog Juicer節約のために導入する事にした。
Nの時に使っていたやつを使おうと思ったけど強力な接着剤でくっつけていて外せなかった。

SL-90
足りているけど3線式対応にするため過激に改造するので破損時の予備に1つ。

ST-244
プラン変更で必要になったので追加。

他にHatton'sになくてGaugemasterにあったDCC Concpets製品。
逆にHatton'sにあるものはGaugemasterになかった。


DCC Concepts DCD-DTX Cobalt Alpha Adaptor Digitrax
DigitraxのLoconetにコードを変換するアダプター。
ECoSとCobalt AlphaをL.Netコンバーターを介して接続できるかテストするため。

DCC Concepts DCD-SNX Cobalt Alpha Sniffer Adaptor
もしECoSとの接続が出来なかった場合とりあえずCobalt AlphaをSniffer接続で使うため。

Loconetで接続できればDCCの操作を相互通信するはずだけど、そこまで出来ない場合は
普通にSnifferポートでDCCコマンドを受け取れば良い。
でも出来れば相互通信してほしい。
最悪DCC ConcpetsのCobalt Alpha Box ユニットを使えば更に複雑な事ができる。

そして次期レイアウトの目標でもある自動スケジュール運転、核となるソフトはiTrainで行く予定。
Pro版は必要ないのでPlus版にする予定。
以前試用をしてみた時に結構良かったのと、ここ数年のFreiwald氏の話をフォーラムで読んでいて
Train Controllerの将来性の無さ、しかも高額と言う点で導入は見送った。
とは言え使いやすさでは今でも1番らしい。

ここからは買うつもりだけどいつになるか分からない物、2022年になる可能性もある。

Viessmann 52292 Spur Neutral Doppel-Multiplexer 大量

Viessmann 4721 Spur H0 Licht-Blocksignal 大量
https://www.modellbahnshop-lippe.com/Zubeh%C3%B6r/Elektrisches++Zubeh%C3%B6r/Viessmann-5236/de/modell_45703.html

ここからは同じくいつ買うか分からないけど買う必要のあるストラクチャー大量。
Fallerの新製品からいくつか。

Faller 190077 このアクションセットは今まで普通に売っていた物を安くして再販するシリーズ。

裁判所、このジオラマ写真にもある通りS-Bahn駅舎の近くに置く予定。
https://www.faller.de/de/de/Produkte/Neuheiten-2021/H0-Programm/Die-Stadt-das-Dorf/pid.14.17.1271/agid.2679.2687/atid.28397/ecm.at/Amtsgericht.html

古い市壁と合うタウンハウス。
https://www.faller.de/de/de/Produkte/Neuheiten-2021/H0-Programm/Die-Stadt-das-Dorf/pid.14.17.1271/agid.2679.2687/atid.39457/ecm.at/Historisches-Stadthaus.html

消防署

古い信号所

常に再販され続ける市壁も買うかもしれない。
他にもこの中で必要になったら買おうかな?と言うストラクチャーリスト。


2021年1月17日日曜日

モジュール2021:構造とアングルチェック

今回は自分メモ用に長めの投稿。

今年からいよいよ制作を開始する次期モジュールレイアウト。
ブログのエントリー名もPeco Code100 モジュールとしていたけど、Code100とは限らないので
今年から名称を若干変更してモジュール2021にした。

現行のモジュールレイアウトの不満点をすべて解消すべく次期モジュールレイアウトの計画を開始した。
一番の理由はMärklin K-Gleisに対する不満が大きい事。
更にその不満点をMärklin Users フォーラムで話題になり指摘された事。
C-Gleisなら解消するよって書かれていて、そりゃそうなんだよ。
でも見た目が微妙で使いたくないからセンターレールをWeichen Walterで調達し
3線式レールを自作する方向にした。

以下その軌跡。

長い、長すぎる、実験とプランだけで2年たってしまった。
2020年はコロナで何もしてないけど。

さて去年末からいよいよ本格的に再始動し、すでに購入済みの材料と合わせて不足のものを検証。
まずは最新のレイアウトプランから、名称も今回からちゃんと考えた。

プラン

運転重視モジュールと言ったいたモジュールは「ネルトリンガー・リース・モジュール」
Nördlinger Ries Modul A/B/C 下2つ左からAとB、Bの上がC。

情景重視モジュールと言ったいたモジュールは「プラート・モジュール」
Prato Modul A/B 下2つ左からAとB。

現状入れ替えるモジュールは下2つだけなので上2つの名称を「バージス・モジュール」と呼ぶ事にした。
Basis Modul A/B 左からAとB。
ターンテーブル部分はまだ発売してないし予定地なので特に名称なし。

名称の由来を少し。
「ネルトリンガー・リース・モジュール」
世界的にも有名でクレーター内に市壁で囲まれた都市ネルトリンゲンが元になってる。
Wikipediaから引用
実際のクレーターの大きさは直径24kmで中心部の盆地にローマ時代から続く都市がある。

スペースの都合でレールには高低差をつけないのでレールより低い土地を作成する。
低地に都市が来るのでネルトリンゲンに似てると思ったのでこの名称にした。
しかしネルトリンゲンそのままだと実際に駅が存在するし超が付くほど有名な鉄道博物館もあるので
うちではもっと大きく出てクレーターの名称にした。

「プラート・モジュール」
有名で誰もが作っているゴッタルド峠ではなく、ゼメリング峠を一部再現しようと計画を進めていたけど
結局ゴッタルドの再現をするのに良い場所を見つけてしまい両方の良い所取りをする事に。
その場所がプラートにあるのでこの名称に。
ゴッタルドはPolmengo Brücke と Boscerina Tunnel。
ゼメリングはKrausel Tunnel 付近を再現予定。 

SüdrampeにあるPrato-Spiraltunnel、この右のループの右側が図面には書いていない
Boscerina TunnelとPolmengo Brücke、105 Polmengo Tunnelとの間になる。

現状2つのモジュールでドイツ、スイス、オーストリアの良い所を切り取る形。

構造

次に構造について、レールはPeco Code 100 をメインにポイント以外ではMärklin K-Gleis も使う。
単線3本のエンドレスは既存のモジュールレイアウトから継承。
外周1本は2線式でも使えるように切り替え式にする。
3本エンドレスと言う、うちでの特徴的なプランは撮影の都合上とても便利で外周2本に高速列車を
走らせていても入れ替えなどが内側で行え、しかも自動シャトル運転をすれば見栄えを良くなる。
今回もそれを継承しつつモジュールを入れ替えて内周は見えなくしてしまうプランもある。

モジュール オン モジュールなので、ベースになるモジュールが存在する。
正確にデータを出す為に3dsmaxでサイズなどを割り出す。

こちらはすでに購入済みの30mm アルミフレーム。

現行では28mm エレクターパイプを使っているけど重いしグラグラ揺れる。その代わり低価格。 
その上にこれも低価格で匂いがきついOSBパネル、そこへ神戸コルク3mmだった。
  160925A_0001.jpg

今回は30㎜のアルミフレームで高価だけどガッチリ強固に固定できるしバラせる。
1つを詳細に見て行く、2000㎜のアルミフレームに足がついているだけ。

赤い部分はアルミ平板、上にのせるモジュールを20㎜角に変更したので嵩上げ用に追加。

20mmのアルミフレームで組んだ各モジュールレイアウトが上に乗る。
スライドし正確にまっすぐピッタリ隣と結合する。

20mmアルミフレームは各モジュールで若干構造が違う、高さ100mmと言う部分だけ共通。

20mmアルミフレームに3mmシナベニアを固定、これはスタイロフォームと制御機器固定用。

スタイロフォームとトラックベッドを設置したイメージ。

モジュール間の接続部分を真横から。

モジュール間の接続部分の詳細。

H0ユニトラックは通電と固定用(60mmと書いてあるのは長さ方向)
レール自体もModelTech製 ProTrack Rail Aligner を使うけど上下には固定できない。
H0ユニトラックと併用する事で上下左右ガッチリ固定する。

そして木材は機器や一部レールの固定用に使用するだけで出来る限り使わない。
レールノイズを可能な限り低減するために音が響きやすい硬いものを使わないのも理由の1つ。

この実験からも分かる通り空気の層が入れば入るほどノイズが減る。
サンダムのような重い遮音シートはどちらかと言うと足音など低音対策として使用される。
シャーと鳴る模型のレールノイズは高音成分が多いので空気の層の方が重要な事が実験で分かった。
この実験でも書いてるけどベストは音楽スタジオなどにあるメラニンのピラミッド状吸音材。
さすがに耐火性メラミンを大量に使うと高いし柔らかいので今回はスタイロフォームと
Homasote素材のWoodland Scenics製トラックベッドで行く。
バラストを固定すると結局音が跳ね返ってしまうのでバラストも厚くならないように注意する。

アングルチェック:ネルトリンガー・リース・モジュール

せっかく構造を3dsmaxで検証してるので上にくるものも検証してみる。
私は撮影がメインなのでカメラのアングルチェックも出来ると言う一石二鳥っぷり。

まずはネルトリンガー・リース・モジュールの全景、ストラクチャーなどすべてダミー。
車両もMÁVのKISSで発売もされてないけど2階建て所謂DoSto車両なので検証に良い。
レンダリングしたカメラのレンズはすべて35mmレンズで検証。

特徴的な右側中央の駅はFallerのS-Bahn駅舎を並べる。

レンガの部分がS-bahn駅舎、まだ作ってないけど高さだけ検証した。

たぶん、あまり作る人のいない平面のレールプランに低い土地を組み合わせたモジュール。
検証した結果、低い分高い建物を置くと良い感じの抜け感になる事がわかった。

こうして見ると高架レールを置いているように見えるけど実際は周りが低くなってる。

手前も高架風になってるので抜け感をチェック。
高架の列車、駅の列車、そして一番奥のバージスモジュールの列車も見える。

たぶんここからは撮影出来ないけど一応バージスモジュール側から駅部分を見る。

S-Bahn駅舎の周りは小さな広場になる予定。置けたらトラムも置く。

駅への分岐部分を列車の高さから。

上から見ると街のなかへ列車が取り込まれる感じになる。もう少し隠しても良いかもしれない。

高架橋側から、現行レイアウトでも良く撮影するアングル。

分岐内側からの眺め、建物を見切れさせて撮影は今まで出来なかった。

分岐部分ギリギリから撮影、駅付近の建物が低い建物に見える。

モジュール間に体を入れるスペースがあるのでバージスモジュールと合わせて撮影もできる。

アングルチェック:プラート・モジュール

次は情景を楽しむプラート・モジュール。
R2600~R3000のゆるやかなS字カーブがメインで最大1.00mm~1.25mmの角度を付ける予定。
左側がゴッタルド峠風、右側がゼメリング峠風のハイブリッドになる予定。

特徴的なBoscerina Tunnel は実在し19世紀に建設された時は単線だったけど10年後には複線化された。

少し煽り気味で撮ると緩いバンクが強めに出て良い表現になるはず。

Polmengo Brücke側から、実際もBoscerina Tunnelと並んでいる。

かなりダウンサイジングして高さも10cmしかないのでアーチにする意味はなさそう。
でも見た目重視でアーチ型にして下には川と歩道が来る予定。

歩道はレールにそってモジュール手前を登っていく。
予定ではMagnorailを仕込む予定だけどまだ未定。

ちなみに2019年に作ったMagnorailテストレイアウトは今も元気に動くので結構耐久性高い。
最近Magnorailが周知されてきてうれしい、私が最初にブログに書いたのは2017年で誰も知らなかった。

Polmengo Brücke を逆側が見るとこんな感じである程度ごまかしてる。
アーチの奥行を短くするために内周はガーター橋にした。

3線の橋なので色々面倒だけど、いろいろ検証した結果なんとか見た目重視に落ち着いた。

Boscerina Tunnel の歩道側は欧州山岳部で良くある連続するアーチ構造でレール路盤を支える。
実際のBoscerina Tunnel は盛り土のようで若干陥没してる。

Boscerina Tunnel の車線間隔が広すぎるかと思ったけど、このくらいの方が見栄えが良さそうだった。

実際ゼメリング側から見ると良い感じに見える。

ゼメリング側の丘の上は若干の森を追加する予定。

Boscerina Tunnel をモジュールの間に体を入れて撮影してみた所、もう1本線路があるとは思えない。

H0としてはかなり贅沢な使い方だけど、これこそモジュール オン モジュールの醍醐味。
置く場所さえなんとかなればどんどん増やせる。

最後にバージスモジュールのみの全景、こちらはまだ考える余地があるのでしばらく寝かす予定。

次期モジュールレイアウトは奥行45cmとは言え様々な表情を見せられるように工夫した。
撮影時にモジュールを入れ替えるので見る人は大きなレイアウトに見えるはず。
Weichen Walterのセンターレールを使うので見た目も良いはず。
プランだけで2年もかかっているけどその分濃い内容になった。

モジュールとは言え在線検知用にギャップも大量に切る、信号もたくさん入れる予定で
将来的に自動スケジュール運転もする予定。
とりあえず最初はシャトル運転が楽しい構成にしてる。

後は作るだけだけど、その前に現行レイアウトで撮影しなければいけないものがたくさんある。
すでに劣化の始まっている現行レイアウトも若干の修正予定。