20万円を超える郵便物を輸入する場合手続きが必要という事を知ってはいたけど
いよいよ自分もやる事になったのでメモ。委任する分にはとても簡単。
鉄道模型に関して20万円を超える輸入をブログなどに書いている人が
見つからず、ほとんど検索にヒットするのは自転車の輸入に関してだった。
しかし、ほぼ同じ感じで参考になるので探すと良いかも知れない。
まずいつものトラッキングを見ると「輸入申告手続中」と言う
いつもと違う表示になる。
次に速達で川崎東郵便局から特定記録付きの封筒が届く。
「通関に関する書類在中」とある。
「輸入申告手続中」となった翌日に届いた。
表からもなかの「輸入(納税)申告を必要とする可能性があ」とまで読める。
中に書類がいくつか入っている。
まずは2016年10月から変わった手数料のお知らせから。
知らなかったけど2016年10月から20万円を超える郵便物の通関手続き手数料が
1件2つまで6600円、1件6つまで9300円、1件7つ以上で12000円になったらしい。
それまでは少額郵便物と同じ200円だったそうでだいぶ値上げしたようだ。
おそらく個人輸入が増えて人件費がかかるのだろうと予想。
右はペイジーでの支払いの案内で、税金の納付などに使われるシステム。
自分はよく使うので説明はいらないけど戸惑う人が多いのか詳細に書いてある。
そしてペイジー以外でも手数料を支払う事は出来るけど支払い確認が出来ないと
手続きを開始できないので一番早いペイジーを推奨している。
営業時間の案内も入っていた。
次に申告に関する手続きの選択と委任状。
左が通関手続きの案内と選択で、自分はいつものように日本郵便へ
代行を委任する事にした。
上記のように2016年10月から手数料が変更されている事に注意。
連絡先電話番号にはすぐにつかまる携帯の番号を書いておいた。
右が委任状で自分はまた書くのも面倒なので有効期間は2年間にチェックを入れた。
右下に自分の情報を書くけど輸入者符号と言うのはもちろんないので書いていない。
次は通関手続きに関する確認事項と規約。
左の通関手続きの納付方法は一番早いペイジーを選択した。
下の内容品に関する情報には分かる範囲で記入するように書いてあったので
その通り鉄道模型と型番を書き価格も書いておいた。
申告価格は通常送料を引いた額だと思ったので送料を引いて書いたけど
よく見たらC&F(商品代金+郵便料金)のチェックがあったので合計でも良かった。
右の規約は先程の委任状の規約。
これらを一度に郵送するための封筒もついているけどすぐに対応して欲しいので
FAXですべて送った。すると3時間後に確認の電話がかかってきた。
まず申告者の個人利用かどうかの再確認。
あと内容品をメインの車両しか書かなかったので他に購入したものの確認。
すべて答えるとメールかFAXで納税、支払いの案内をするのでどちらが希望か
聞かれたのでメールアドレスを書いていたのでメールでお願いした。
最後にFAXで送ったものすべて郵送した方が良いか聞くと、委任状だけ原本が
必要なので送ってくださいとの事だった。
次に1時間ほどしてPDF付きのメールが届く。
本日17:30までに納税と手数料の支払いをすると本日発送になるとの事。
このメールが届いて1分後にまた電話がかかってきてメールを送りましたと
連絡がきた。細やかな対応がほんと素晴らしい。
いつもの少額の郵便物の輸入の場合は持ってきた配達員の方に直接支払いを
するけど今回はすべてペイジーで済ましているのでその場での支払いはなくなる。
17:30まで1時間を切っていたので即ネットバンクでペイジー支払い。
PDFにペイジーの支払いの案内と納付番号の書類が二つ、そして輸入申告書。
まずは手数料。
そして納税。
そこそこ高額だったけど、課税対象は鉄道模型なので関税なしの60%に消費税だけ。
拍子抜けするほど消費税も安い。と言うか20万ギリギリ超えてるだけだったので
付属品を別で購入すれば良かったかも。でも経験したかったので良かった。
そもそも為替もあるのでなかなかギリギリを狙うのは難しい。
支払いを済ますと5分後には発送されていた。早ければ明日届くはず。
ここまでとてもスムーズで早く、さくさくと進むのでありがたい。
おそらく代行作業は支払い前に裏で進めているのだと思う。
申告時の品名や商品説明が詳細に書けなかったけど、ドイツのショップの
書いた品名はペイジーの案内のPDFに添付されていた輸入申告書で分かった。
「ELC TRAIN MODEL(INC. TRACK) OF BASE-METAL」
これもいつもと違う書き方でドイツ側で指定された書き方だったのかもしれない。
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