The Nameless City: Loupedeck CT を試す!

2020年5月15日金曜日

Loupedeck CT を試す!

久しぶりのブログの更新が映像関係機材。
クリエイティブを生業としている方々にはお馴染みフィンランドのLoupedeckの
その名もLoupedeck CTを購入したのでブログに記録。


Loupedeckのコントローラ自体はLoupedeck+を2018年に発売、もともと写真に強く
Lightroomを使う人にアピールしていて映像関係はおまけ程度だと思っていた。

映像関係だとストリーマー向けデバイスのElgatoのStream Deckなど便利なツールがあり
自分もそのうち買おうと思っていた。
しかし今年Loupedeck CTを発売、液晶パネルを搭載してカラーグレーディングなど
映像編集に必須の機能をコントロールしやすくなって登場。

日本に代理店もあり普通に大手量販店で買える。

高級感のある箱をあけるとシンプルにデバイスとケーブルと保証書のみ。

これがLoupedeck CT、これだけでは一体何をするデバイスなのか良く分からない。

付属のケーブルがL型なのがうれしい、キーボード周りに置くのでケーブルは邪魔になりがち。

とりあえずUSBをつないで起動した所。
上部の3x4のボタンもすべて液晶パネルでStream Deckなどと同様に機能を変えられる。

ドライバを入れてAdobeのソフトを立ち上げるとすでに設定されているプロファイルが自動で立ち上がる。
驚いた事に一部日本語になっていた。

ツールのページは英語のままだけど問題なく使えるし自分で変更もできる。

Premire Proで使うには環境設定のコントロールサーフェスの追加で選択する。

超強力な機能!下部ホイールもタッチパネルの液晶でLumetriのカラーホイールを同期できる。
これでDaVinci Resolveを使ったカラリストの真似事ができる。実際操作感も悪くない。

Lumetriのホイールやスライダーをグリグリ動かせる、これは便利すぎる。

ホイールのパネルもそうだし、上部のパネルもすべてスライドしてページ移動ができるなど
普通にスマホをいじってる感覚に近い。

Loupedeckの設定を変更すればすぐに反映されるので作業しながら気になった所を修正できる。

上部ボタン部分のカスタム、機能もアイコンも変更できる。

物理ボタンも割り当てを変えられる。

この手の物理コントローラを何度か試してきたけど、どれもマウスやキーボードをエミュレーション
してるだけなのでレスポンスが悪かったり不具合もあって仕事にはつかえなかった。
Loupedeck CTはプロユースを意識していてその点まったく問題なし。

前はElgatoのStream Deckを買おうと思っていたけど、Loupedeck CTが代わりにもなる。
OBS用のプロファイルも用意されていてストリーマーが使っても良いし、Zoomミーティングに使っても良い。

現状公式で対応してるアプリケーションプロファイル。
Ableton Live
Adobe After Effects
Adobe Audition
Phase One Capture One
Adobe Illustrator
Adobe Lightroom Classic
Adobe Photoshop
Adobe Photoshop Camera Raw
Adobe Premiere Pro
Final Cut Pro X 
Streamlabs OBS

今後追加やBluetoothでの何かの接続が出来る模様。
液晶の寿命が気になるけど長い付き合いになりそう。

素晴らしいデバイスを手に入れたぞ!

0 件のコメント:

コメントを投稿