欧州客車はコンパートメントが多い、とくに寝台車となると室内灯が点いてる部屋はまばら。
そこでいろいろとお世話になっているHalberstadtさんが素晴らしい室内灯を開発。
点灯箇所を自分で決められるだけでなくデコーダで2グループに分けて点灯させる事が出来る。
さらにオプションでテールランプなど別途ライトを追加できる。
ESUの室内灯も一応グループごとに点灯出来るけどコンパートメント向けではないしデコーダが
搭載されているので少々お値段高め。
ハルバーさんが開発したものは現在
UIC-Z 2等コンパートメント車 DR Bm / ÖBB Bmz / MÁV Bmz 等用
UIC-Z 開放座席車 ÖBB Bmpz Ampz / MÁV Bpmz Apmz 等用
の2種類で使い勝手がとても良いもの。
WLAB173.1用も開発中との事でこちらも楽しみ。
私が頒布して頂いたのは、この2つのキットと2等コンパートメント車用の完成品。
なぜ完成品を頼んだかと言うと、自分が電子工作に慣れていない事、完成品でデコーダのチェックをして
どのような動きをしてどのような構造になっているのかを確認する事。
そして何より完成品を見ればはんだの盛り方など参考になる。
ハルバーさんの技術力の高さは写真を見れば一目瞭然。
工作難易度は相当高そうなので私に出来るかどうか正直分からない。
出来ても半分は失敗する予感がする。
それでもチャレンジする意味があるので頑張ろうと思う。
まずはデコーダを搭載した動画から。
ハルバー重工製室内灯のデコーダ制御出来た!!凄い!!
— Nardi (The nameless city) (@NamelessCityTky) February 9, 2021
とりあえず8pinがどこに接続されているかテスターで確認して壊しても良いすでにサウンド機能が壊れてるLokSound V4でFX風に結線し直してテストした。 pic.twitter.com/mKQ5zn9wlN
完成品の裏表。
またアナログ用にコンデンサの取り付けなども可能で至れり尽くせり。
LED側、コンパートメントと廊下用のLEDがあるのがわかる。
しかも抵抗を付ける場所で回路を2グループ分ける事ができ、デコーダで制御できる。
良く見ると抵抗の場所がそれぞれ違うのがわかる。
完璧な製品になっていてハルバーさんの技術力の高さがわかる。
ここからは私の拙いハンダ工作写真。
そしてアナログの場合はLEDを単純に減らす事で消灯の部屋を作る事が出来る。
アナログはさらにコンデンサーを搭載する事が出来る。
LokPilot FXを持っていなかったので前にCityjetでサウンド機能だけ破損したLokSound V4を使ってテスト。
ここでNEM652の配線チェック。
うちにあるNEM652 デコーダはどれもこの仕様。
ハルバー重工 UIC-Z用 室内灯 の配線をテスターで確認すると…
廊下 → オレンジ
客室グループ1 or 2 → ホワイト、グレー
給電やU+など後は同じ。
つまりLokPilot FX にピッタリな仕様。
NEM652のFXじゃないデコーダを直接つなぐとモーター接続が客室になってしまう。
と言うわけでサウンド機能が死んでるLokSound V4のパッドに直接ハンダ付けして即席FX化。これをデコーダテスターで試した所サウンド以外完璧でモーターやAUX3と4も普通に生きていた。
給電とU+以外は変更、AUX1をホワイトに、AUX2をグレーに、Light Frontをオレンジに接続してみた。
うちに余っていたNEM652のコネクタに直接ハンダ付け。とりあえずデコーダと基板の関係性は理解出来たので、時間が出来たら工作にチャレンジ!
実際室内灯工作が完成しても次は恐怖のLSM客車のAC化と言う更に難易度の高い工作が待っている。
あと勝手にAUX1とAUX2で制御するものだと思っていてLokPilot 5 ノーマルを追加で買ってしまったので
届き次第この室内灯用に改良する予定。
もう理解してるし工作は簡単なのでFX代をケチったと思えば良さそう。
0 件のコメント:
コメントを投稿