The Nameless City: ESU 2021 / ついに KATO DCCフレンドリーデコーダ互換 LokSound5 発表

2021年2月1日月曜日

ESU 2021 / ついに KATO DCCフレンドリーデコーダ互換 LokSound5 発表

ESUは去年からサプライズ的に発表するようになって困る。
今年の発表まだかなぁ?なんて思ってフォーラム覗いたら1月22日にこんな事を公式が書いていた。


1~2月の発表はないけど予定してる新製品は確実に納品するよと。
と言いつつ2月1日になっていきなり発表っていう。
そしてまさかのKATO用 DCC フレンドリーデコーダ互換 LokSound5!!

DCC フレンドリーデコーダはKATOが古くから発売してる簡単に車両をDCC化出来る規格。
独自規格だけど簡単だし安いDigitrax製を使う事で気軽にDCCの世界へ飛び込める。

それが2019年KATOのICE4発売に合わせてZimoがフレンドリーデコーダ互換でサウンドデコーダを発売。

それに対抗したのか?日本のオープンサウンドデータ事情を知ってか?2021年になりESUも発表。
理由は両方な気がする!
LokSound 5 micro DCC Kato
サウンド 16bit / 31250Hz 3W出力(4~32Ω)128Mbitメモリ
モーター 128ステップ 最大0.9A。
DCCじゃなくてもサウンドありでアナログでのコントロール可能なのはもちろん、RailComやABCも既存のLokSound同様に搭載。

Zimoもスペック的には優秀だけどツールが良くない、空のデコーダもないと言う事でやる気は感じられない。
オーストリアの小さなDCCメーカーがICE4用を出してくれただけでも素晴らしい事、強くは言えない。

対してドイツのESUはDCCメーカーとしては巨大。
こちらがフレンドリーデコーダを出してきたと言うのは日本型に取ってはかなりでかい出来事。
と言うのも日本では大規模になったオープンサウンドデータがある。

日本でのDCCのネックはNスケールが普及してる事、そしてKATOのDCCフレンドリーデコーダではなく
多機能デコーダを使うには改造が伴う事だった。
オープンサウンドデータは優秀だけどH0/16番の方が改造が簡単と言う事もあって限定的だったと言える。
Nスケールで搭載するには相当技術力が必要。

それがLokSound 5 Micro Kato の登場で変わるかもしれない。
スピーカーは別売りとの事で多少のはんだ付けは必要だけど、敷居がいっきに下がる。
デコーダは本当に差し込むだけ。

実はESUは他にも最新のデコーダを発表してる。
低価格なBasic、モーター出力をなくしたアクセサリー用のFXなどあるけどNanoが凄い。
配線をパッドに自分ではんだ付け専用にする事でESU市場最小のサウンドデコーダになった。
スペック的にはモーター出力が0.75Aになってる以外KATO用のデコーダと同じスペック。

他にはSwitchPilotがV3になって画面付きになり更に高度な事ができるようになった。
今までも他社アクセサリーデコーダより割高だったけど更に付加価値を付けて差別化してきた。

そしてこちらもサプライズ。
Vossloh G1000BBを発表!


スイス以外ではVoithTurbo Gravita へ移行してるのでスイス型をやってる人には朗報かもしれない。

しかしKATO DCC フレンドリーデコーダ対応はめでたい!
ありがとうESU!ありがとうオープンサウンドデータ!ありがとうZimo!!

最後にデコーダのスペック表とカタログPDFの直リンク。






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