の続き!
今回はPIKO ICE4 詳細編で写真大量。
そのド迫力な大きさとディテールを見ていく。
まずは先頭車から、Railjetの制御客車(標準的な全長303mm)と比較。
今まで見た事のない大きさでビビる。全長は実車28.606m、模型328.9mm。
オーバーハングが結構ある事がわかる。
前方から、デザインのせいもあると思うけどどっしり感ある。
連結部分、PIKOとRocoでクオリティに差はあまり感じられない。
続いて中間車、こちらは318.9mmで先頭車より10mm短い、それでも長い。
中間車の連結部分。
ほぼ真俯瞰で比べてみた、まずは先頭車。
続いて中間車。
先頭のロゴ部分。
車両番号はタイプコードや国籍などは薄く、大きく変わるドイツ国内番号が濃い色。これは実車も同じ。
プリントはかなり細かい、ほんと出来が良い。
続いて中間車。
中間車の台車はカバーのない車両がある、これは実車も同様。
最近のRocoの塗装よりも良いかもしれない、台車も結構細かい。
若干濃い数字がずれてる気がするけど俯瞰してみれば気にならない。
そして通電カプラー、PIKOはアナログ車両もDigital Readyなのでこの通電カプラーが標準。
10ピンなので連結は難しいかと思ったけど、Railjetよりもスムーズに入る。
このカプラーの特殊な構造の詳細はのちほど。
パンタグラフ周り。
連結付近の碍子など。
食堂車の屋根のプリント。
NOCHの作業台を大きくはみ出る。試しに増結車両58593のアナログ車両を分解。
ネジは台車部分に計4ヵ所ある。
ネジを外してもボディは簡単にゆるまない、ぴったりとくっついているのでピックを入れる隙間もない。
これは素晴らしい事だけど、外すのに中央部分をグイっと押し上げる必要がある。
アルコールなどで出来るだけ脱脂した指の腹でやると簡単に外れる。
両端が特にひっかかるので中央部を広げたら爪やピックを入れて両端を外す。
外れたボディ側と室内のついたフレーム側。
模型的にはT車だけど室内パーツの下に基板が見える!
そして照明ユニットのためのコネクタがすでに用意されている!
室内パーツを外すと通電カプラーから配線された基板が出てきた。
どうやらM車と共通でデコーダもつけられそうな雰囲気。
ACとDC共通で使える工夫もしてありそう。
通電カプラー部分のコードのまとめ方も美しい!
反対側、かなりカプラーが飛び出るので余裕をもたせてある。
その飛び出るカプラーの機構。
このおかげでメーカー公称R421、実際はR360曲がれる。
戻ると何事もなかったような形に。
カバー付き台車は、他社でも良く見られるタイプ。
良く見ると通路狭くない?ボディ側の関係とPreiserなどのフィギュアを乗せる事を考えて
通路を犠牲にしたのかもしれない。
ボディを戻す時は端からはめると簡単にきれいにはまってくれる。
このT車はM車と共通なためかスピーカーをいれる所があった。
先ほどの基板の裏にスピーカー配線がちゃんとある。
あとでこれにモーターとデコーダーを追加して2ヵ所からサウンドを出しても良いかも。
2019/11/07 スピーカー搭載スペースについて追記:
仕事中ふと、ひょっとしたら基板にあるLS-AとBはデコーダ搭載車からスピーカーの出力が来てるかも?
と思いテスターで調べて見ると案の定10ピンのうち2つが繋がっていた。
オス側正面から見て一番右側の上下2ピンがスピーカー用っぽい、一応あとでデコーダ搭載車も見てみる。
カタログのデコーダの所に別売りでICE4用のスピーカーがある事に気づいた。
まだLippeにないけど、これは買うしかない!
とりあえず手持ちの8ohm/1Wのスピーカーで試してみよう。
追記ここまで・・・
グラスカステン君と並べてみた。
グラスカステンと1216 Taurusをもってしてもこの長さには及ばない。
食堂車などを連結して7両すべてつないでみる。
ČD Railjetと並べてみる。
7両+機関車のRailjetの方が若干長い、うちのレイアウトはRailjet基準なのでICE4は7両で良さげ。
ECoSの電源を入れるとmFx+で読み込みが開始された!
ファンクションもすべて自動で読み込まれた、だけど後でDCC制御にしよう。
ファンクションは0~26。
サウンド付きデジタル4両基本セットは室内灯も標準装備。M車も室内灯装備。
先頭車の室内灯の様子、明るすぎず暗すぎずで素晴らしい。
増結車両は購入した時まだ別売りの室内灯が発売されていなかったので買っていない。
食堂車用がようやく発売された所。
軽く走行もさせてみたけどとてもスムーズ、サウンドのクオリティは正直低い気がする。
あとセンターレール用のシューがうるさいタイプでRocoのシューに変えたい。
ちなみにM車にはシューがない、両端の先頭車についてるので集電効率が良さそう。
模型的にディテールや塗装は素晴らしくぱっと見では問題点はなかった。
あと個人的にうれしかったのはPIKOにありがちな窓の厚みが気にならない、うまく工夫して隠されてる。
PIKOと言うとExpertでも窓だけなんだか残念なのでICE4はほんと良く出来てる。
価格は高めだけど、これだけ充実した装備とディテールなので個人的には安い方だと思う。
今回初のICE、いつか1,2,3も揃えて行きたい!
次の仕事が落ち着いたら動画の撮影をする予定。
続き:
こんにちは!
返信削除ついにPIKOのICE4デジタルが発売されましたか。でかいですね。顔つきが家にあるICE3 407とそっくりなので車体の長さの違いが目立ちますね。動画楽しみです。
JR浜松さん、こんにちは!
削除BR407 Velaroをカクカクにした感じのデザインですよね、大きさもあまり変わらない感じで長さだけ長いって感じです。
KATOもカプラーの工夫が素晴らしいですがPIKOもよく考えられていて素晴らしい製品でした!
動画了解です!
これは当たりですね。
返信削除全体の造形も細部の作り込みも素晴らしいし通電カプラーや室内灯用の配線もあるので満足度は高いと思いました。
KATOを入手して気づいたのは台車が車端からかなり入り込んだところに設置してあって台車間隔は一般的な車両とあまり変わらない点です。
これのおかげて思っていた以上に建築限界に余裕があるので、うちのレイアウトでも問題なく運行できることがわかりました。
Nardiさんのところでも問題なく走れるようでよかったです。
動画、楽しみにしています!
Gutさん、こんにちは!
削除なるほど確かに台車の間隔は一般的なUIC車両と同じでオーバーハングだけ長いって感じですね!
GutさんのレビューでKATOのカプラーが良く出来ていたのでPIKOはどんな感じかと楽しみにしていましたがKATOと似た感じで良く工夫されて素晴らしい出来でした!
カーブでのオーバーハングはさすがに一般的な車両以上に飛び出るのでうちではこの車両が新基準になりそうです。
そしてMärklinはショーティとは言えカプラーをどうするのか楽しみです。
動画了解です!
こんにちは。
返信削除詳細なレビューありがとうございました。スピーカーが中間車にも追加搭載出来るのは驚きました。かなりの爆音が出そうですね。
ICE3までは実際に乗車しているので所有しているのですが、ICE4は迷っています。物欲が沸いてしまいます。TRIXの緑ラインのICE4が気になってます。
Fuka-Pさん、こんにちは!
削除まさかスピーカー追加できるとは思いませんよね!
動力分散方式の電車型だとたくさん音出したくなる気持ちありますもんね。
そこへPIKOがこういう形で答えてくるとは予想しませんでした!
今日か明日配線してチェックしてみる予定です。
ICE4はこれから良く乗るICEになるんじゃないでしょうか!
Märklin/Trix版はショーティとは言え300mmを超える立派な車両なので実は私も追加で欲しいと思っていたりします!
grünspottingラッピングの出るんですね!Märklinからも出ないかな~。
Nardiさん、こんにちは。
返信削除メルクリン版の緑帯ICE4も発売予定です。
時々買う、ドイツ・HildenにあるModellbahn Karmmからのニュースレターによると、基本セット・中間車セット・単品中間車の三種類の発売です。
メルクリン版の品番が、
基本セット #39716
中間車セット #43726
中間車単品 #43728
先程受信した、Menzelsからのニュースレターにも掲載ありました。発売は2020年だそうです。サウンドがどんな感じか楽しみです。
Fuka-Pさん、ありがとうございます!
削除私もちょっと追加するならこっちが良い気がしてきました!
とは言えMärklinなら再販あるのですぐにはかわないかもしれません。