The Nameless City: KATO ICE4用 ZIMOサウンドデコーダ搭載と試運転

2019年12月6日金曜日

KATO ICE4用 ZIMOサウンドデコーダ搭載と試運転

先ほど到着したKATO ICE4用Zimoサウンドデコーダを早速搭載してみる。
KATOのEM13互換のフレンドリーデコーダ、しかも世界初のサウンドフレンドリーデコーダを
Zimoが作ってくれた!オーストリアからはるばる日本のKATOのために!
このビッグウェーブに乗らないわけには行かない!
と言うわけでキャンセルして買わなかったKATOのICE4を結局買った。
しかも在庫はけてない店だと結構安い。

Zimoがやってくれた、まさかこのサイズでサウンドデコーダとは想像もできなかった。
しかも先頭車用のヘッドテールライトデコーダが2個ついて90EURだから安すぎる!!

スピーカーはZimoでお馴染みの3Dプリンターで出力したエンクロージャに収まってる。
そしてとても小さい。

スピーカー側にはコードがはんだ付けされているけどデコーダ側はついていない。
マニュアルにスピーカーをどこにはんだ付けするか書いてある、正直難易度高めだと思う。

マニュアル反対側にはCV値などが書いてある。この大きさでほんと恐ろしい。
ZimoのプログラマーMXULFAとコマンドステーションMX10でアップデート可能と書いてある。
つまりZ21(黒)でも可能なはず。

左:KATO(Digitrax)EM13、右:Zimo K10950-DS(MX605)

左:KATO(Digitrax)EM13、右:Zimo K10950-DS(MX605)

左:KATO(Digitrax)FL12、右:Zimo K10950-DS(MX605SL)

左:KATO(Digitrax)FL12、右:Zimo K10950-DS(MX605SL)

7両基本セットしか買っていないのでデコーダを搭載するのはこの3両。

まず先頭車、KATOの他の日本型フレンドリーデコーダ搭載車両とまったく同じデザイン。

パカっと開くと中にデコーダを入れるところがある。

デコーダの裏と表を間違えるとデコーダが即死するので注意。

入口が狭いのでまず斜めに差し込んでから水平になるように置く。

そこからグイっと押し込むけどICE4は他のフレンドリー車両と比べて緩い。
接触も悪いようで確認しながらグイグイ押してなじませた方が良いかもしれない。

コマンドステーションで前後ちゃんと点くか確認。

反対側の先頭車にはデコーダを前後逆に付ける、これは日本型のFL12と同じ。

続いてM車のデコーダ取り付け、全然フレンドリーじゃないので覚悟が必要。

ボディはピッタリ収まってるので台車付近からピックなどを入れて少しずつ外す。

ボディが外れた所、日本型のフレンドリー車両とは違い床下のパーツが簡単に外れない。

インテリアパーツは外さなくても良かったけどバラしてみた。

インテリアパーツとカプラーは一緒になっているので外すときバネが飛び出る。
必要でなければ外さない方が良い。

床下パーツを外した所。爪は全部で4ヵ所を外すだけで良い。

デコーダを挟むにはドライブシャフトを外す必要がある。これは日本型でも同じ。

スピーカーを付ける前にテストしたいのでまずデコーダだけ搭載してみる。裏表間違えないように。

シャフトを戻す。

ガイドになってるプラのパーツを挟まないように注意して床下パーツを戻す。

コマンドステーションで操作して問題ない事を確認。と言うかアナログでテストするの忘れてた。

続いてスピーカーの準備、コードは自分で剥く必要がある。

デコーダ側のスピーカー取り付け部分にはんだを盛っておいた。

ちょんちょんっと軽くはんだ付け、あまり長く熱を伝えるとデコーダが破損する恐れがある。

もう一度デコーダを戻す、正直スピーカー側のコードを外してからやった方が簡単かも。

コードを出す隙間がちょうど良い所にある。

もう一度動作確認、F8が動力の音。PIKOより全然良い音かもしれない。
スピーカーを良くしたい、と言うか移植したい。

インテリアパーツを戻してスピーカーは購入時についていた練りゴムで貼り付けた。

横から見るとこんな感じ。

ボディを戻すときも爪が外側へ来ないように少しずつ戻す。

3両まとめてテスト、この大きさでしびれるサウンド!買って正解だった!

最後に簡単に撮影した動画、駅アナウンスも3つ入っていて最高。




2 件のコメント:

  1. DCCフレンドリーで、ZIMOのプログラマーでサウンドのアップデートも可能と言うことで、これは、今後の大いに期待ですね。ZIMO向けの日本型データをどこかがどんどん出してくれるのを期待するところです。ウチはさすがにZIMOまでカバーするのは無理です(汗

    スピーカーもまあ、許容範囲内かなと思います。

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    1. Yaasanさん、こんにちは!

      Zimo用まで作るにはハードル高すぎですよね・・・。
      KATOも最初からESUに頼めば良かったのに!なんて消費者目線で思ってしまいますがアメリカでのDigitraxとの対立を見ると避けたかったかもしれませんね。
      Zimoならアメリカではスピーカーくらいだと思うので当たり障りない。

      SUSIインターフェースがあるっぽいのでESUがSUSIモジュールを作ってくれれば良いのですが今度はESUがSUSI規格に入っていないっていう!
      結局ESUがKATO向けにフレンドリーデコーダ開発しない限り難しい問題ですよね。

      と言うわけで日本型向けZimoサウンドデコーダ利用は考えない方が良いかもです!

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