The Nameless City: Peco H0 Code100 レールの3線化:配線&走行

2019年2月10日日曜日

Peco H0 Code100 レールの3線化:配線&走行

先日開始したPeco H0 Code100 レールの3線化の続き
2019年2月7日木曜日「Peco H0 Code100 レールの3線化:テスト開始」

走行動画

今回は配線から走行テストまでいっきに行った。
と言うのも思ったよりスムーズに事が進んで、想像以上に簡単な作業だった。
まずは動画から。


ESUのLokSound V5を搭載した最新のV60が3軸&巨大シューでK-Gleis 2275ダブルスリップを
通過する時想像以上にガタガタしていた。
今回Peco Code100でやってみるとスムーズ、欧州の人もどうやら走行に問題がないか注目していた
人も多かったようで早めに動画を作って良かった。

配線

続いて作業の詳細を自分用にメモ。
まずは電気的な繋がりをテスターでチェック、Code100のダブルスリップにはElectroFrogがなく
仕方なくInsulFrogを購入したけど特に問題なかった。
InsulFrogと言う事もありトングレールの方向に関係なく常にすべて導通してる。
(知らない人のために、ElectroFrog=フログは導通 / InsulFrog=フログは絶縁 )

3線式だとすべて導通してるとシューがまたぐので都合が悪い。
以下の写真の場所をすべてカット、トングレールの基点パーツだけ歪まないように注意する。

続いてシューがまたぐ所をすべてFrogJuicerで自動極性反転させるのでコードをハンダ付け。

表の中央のレールは出来るだけ中央でカットする、これで電気的に4つの島に分かれる感じになる。
ハンダ付けした時に中央のレールのプラスチックが溶けて曲がってしまったのでこの後
瞬間接着剤で修正した、次回は熱が伝わりすぎないように注意する。

Weichen Walterのセンターレールを取り付ける。
以下の写真のように中央は楕円にした方が良い、今回は予備のセンターレールを後で追加した。

すべてのセンターレールを導通させる。

センターレールとFrogJuicerに行くコードが接触しないように注意する。

初めてWeichen Walterのセンターレールを付けたので汚いけどまったく問題ない。

センターレールに熱を伝えて枕木に埋め込んだのでCode83/75用でも問題なかった。
逆にこの方法だとCode100用は高すぎるかもしれない。

Peco純正のPL-10Wポイントマシンを直接付けるとセンターレールのように飛び出すので絶縁する必要がある。

K-Gleis用のセンターレールジョイナーは枕木の間隔が違うので使用不可。

Code83/75用のジョイナーも使用不可だったのでK-Gleis用のジョイナーを使用した。

シューが短い車両は問題なかったけど、ESU V60のように台車もなくシューが長いと中央の
レールの角へぶつかってショートするので絶縁した。

これでまったく問題なく走行する、Hex Frog Juicerが忙しく作動する。

テストレイアウトはこんな感じ。
ダブルスリップの中央4カ所をHex Frog Juicerで自動極性反転。
Peco純正のポイントマシンPL-10WはDCC ConceptsのDCD-ADS8FXデコーダで制御。

速度は超スローにしたり速くしたり、引っかかる所はセンターレールの角度を少しいじって調整。

とは言えそんなにいじってない、大きくは先ほど書いたように中央にセンターレールを追加したくらい。

とりあえず短い車両で、しかもシューが大きな車両が問題なくなったのでこれから他の機関車も
少しずつテストして様子を見る予定。

追記:
K-Gleis 2275 ダブルスリップとの比較




1 件のコメント:

  1. らすと~ぶさん、こんばんは!

    ドイツでも困ってる人がいるK-Gleisダブルスリップですが、結局ダブルスリップだけC-Gleisにしたり
    高額なK-Gleis仕様のPecoのダブルスリップの完成品を買う様で相当大変なんだろうなと思っていました。
    所が実際にやってみると想像以上に簡単でこれなら量産しても苦ではありません。
    まだ何カ月かかるか分かりませんがモジュールレイアウトを一新します!

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