The Nameless City: 新モジュールレイアウトプラン

2019年2月17日日曜日

新モジュールレイアウトプラン

毎年2月はある程度余裕がある事が多いけど今年は様子が変わって普通に忙しい。
忙しい時は鉄道模型を触る時間がないけどずっとPCを操作してるのでSCARMを立ち上げて
あいまにレイアウトの構想をして息抜きしてる。

現在考え中のものはこれ。


今回の記事も新モジュールレイアウトへの一歩として過去を振り返りつつ自分用のメモ。

初期モジュールレイアウト

2016年にスイスのPhilippさんのBLS Nord- und Südrampeと言うレイアウトを見てH0スケール
そしてMärklin K-Gleisでモジュールレイアウトを作ろうと決めた。


複数の連なる中央駅のようなダブルスリップを通過する様が個人的に刺さった所でK-Gleisなら
安定した走行でこれが出来るのか!と思った。
しかし実はPhilippさんはWeichen Walterの完成品ダブルスリップを使っていてK-Gleisではなかった。
これに気付いたのは後の話。
2016年9月1日木曜日「憧れのK-GleisレイアウトとTrain-Safeについて」

Philippさんのような大規模なレイアウトを作るスペースはないし、仕事場でもあるので
簡単に片づけられるモジュールレイアウトで行く事にした。

ウィーン西駅のヤードを参考にSCARMで色々考えた。
引用元Wikipedia:
https://de.wikipedia.org/wiki/Datei:Railjet_Wien_Westbahnhof_1.jpg

現在のK-Gleisモジュールレイアウトはこの時のプランがベースになってる。
2016年7月27日水曜日「追加のレールなどが届く」

最初はお金をかけずに単線エンドレスをベースにして入れ替えを楽しめるプラン。
HO_PlanA.jpg

最終的には3線エンドレス、複線リバースで行こうと考えていた。
HO_PlanB.jpg

K-Gleisのフレキシブルレールは他社とは比較にならないくらい硬く曲線を短く加工するのは
不可能に近い、追加で製作は困難と判断して一気に作る事にした。

このプランが2019年現在最新のもの。
リバースは1本で後付けしたTrain-Safe入線用の線が追加された。

製作途中の全景、個人的にこのレイアウトは大成功でSCARMで悩みに悩んで良かった。

特に入れ替えを楽しむために中央を複雑にして良かった、現実にはあり得ない構成だけど。

片付ける時は分割して立掛けるので色々と妥協点も多い。特にポイントがモジュールを跨げないのが痛い。

製作途中のブログで何度も書いているけど、なぜPhillipさんのレイアウトではK-Gleisの2275
ダブルスリップが使われていないのか使えば使うほど身に染みて分かる。

ダブルスリップが最も大きな問題で、ある程度解決できるまで相当時間がかかった。
それ以外にもモジュール間の接続も途中で考えを変えて後から変更したのでレールの隙間が広い。

色々と問題の多いモジュールレイアウトなのでいつか作り直したいと思っていた。

新モジュールレイアウト

最初のモジュールレイアウト制作開始から2年半、先日から開始してるPeco Code100レールを使った
3線式レール化の実験が想像以上にうまく行ったので今年から来年にかけて新モジュールレイアウト計画を
進める事にした。

2019年2月7日木曜日「Peco H0 Code100 レールの3線化:テスト開始」
2019年2月10日日曜日「Peco H0 Code100 レールの3線化:配線&走行」

Weichen Walterのセンターレールを去年1月に購入していたのにずっと先延ばしにしていた計画。
先日marklin-users.netで私のレイアウトが取り上げられ、背中を押される形でようやく動きはじめた。

今までの問題点をクリアしつつK-Gleisも出来るだけ使わないモジュールレイアウトを考える。
初期のモジュールレイアウトの構成が気に入っていたので同じイメージで再構成。
しかもこれから発売予定のMärklinのターンテーブルを入れる構想。

ターンテーブルの場所が中途半端なのと曲線を隠す2層目レイアウトは再利用したい。
最初のプランをベースに更に洗練させた。
思い切ってターンテーブルをリバース途中に入れてしまうプラン。
リバースへの進入も内側エンドレスだけだったのを全エンドレスから可能に。

複雑な入れ替えを楽しむヤードも左右対称にして使い勝手と遊び重視に。
オレンジはTrain-Safe用地で今回は200㎝まで置ける。
グリーンがモジュールオンモジュールで交換可能にする場所。

モジュールオンモジュールの場所にはストラクチャーを大量に置いたモジュールにしたり
MagnorailやFaller Car-systemを入れても良いかもしれない。
手前のモジュールを変えるだけで撮影時に絵替わりになるというメリット。
こうする事でジオラマ制作欲も満たされるし将来的に拡張したい場合の接続場所にもなる。
Railjet 1編成くらいは収まるのでヤードとしても便利。

まだあくまで構想だし予算考えずにポイントも置いているので更に削るかもしれない。
Weichen Walterのセンターレールも何メートル必要なのか計算しなくては。
しかし少しずつ始めないとあっという間に2019年が終わってしまう。
割と急ぎで実行しようと思う。



5 件のコメント:

  1. ついに本格始動ですね。
    ターンテーブルが端っこにあるプランはシーナリーを作りやすそうですが、モジュールであの場所は確かに難しそう。
    リバースにターンテーブルを使うプランはかなり斬新だけど、列車がターンテーブルを通過することに違和感がありそう。
    どっちにしても、この企画段階が一番楽しいときですよね。
    欲張りすぎちゃって下さい!

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    1. Gutさん、こんにちは!

      ほんとおっしゃる通り考えてる時が一番楽しいですね!
      しかも前回のプランを作って見て想定通りの飽きの来ない楽しさを実現できたので間違いありません。

      今回もターンテーブルの位置やポイントの配置など思い切って楽しい方向へ舵を切りました。
      実はリバースは今でもあまり使わないんです。
      と言うのもレイアウト自体小さいですから本当に必要な時しか通らない事がわかりました。
      と言うわけでスペースの有効利用と言う意味で斬新なリバース中にターンテーブルを持ってくることにしました。
      しかもこの位置だとターンテーブルなしのリバースにもすぐに変更できるんです。
      いろいろ融通の利くところもモジュールレイアウトの利点ですね。

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  2. こんにちはです。

    レイアウトプランをあれこれ考えるのは本当に楽しいです。
    リバース線中央にターンテーブルは確かに通過を前提とすると違和感がありますが、これが両方向への入出庫線と考えると、極めて良い線路と言えると思います。
    モジュールレイアウトの良さで、ターンテーブルの代わりに橋か何かに差替えたりと、内側の風景だけでもセレクトが出来たりするのも楽しいのでは?(^-^;
    モジュールの組み換えは、また違う発見が出てくるかも知れませんよ~

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    1. がおう☆さん、こんばんは!

      まさにおっしゃる通りモジュールレイアウトの良さはそこにありますね!
      Gutさんのコメントの返信にも書きましたがターンテーブルの所は置き換え可能にして様々な用途にしようと思っています。
      ターンテーブル自体まだ発売していませんがサウンド付きなのでとても楽しみでレイアウトに置けなくても買うつもりです。

      最初のモジュールレイアウトはとても楽しく飽きが来ませんが汎用性がなさすぎました。
      がおう☆さんのおっしゃる通りモジュールレイアウトの可能性をもっと広げたいと思います!

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  3. らすと~ぶさん、こんばんは!

    ありがとうございます!
    8字状の立体交差or平面クロス良いですね!いつかやってみたいです。
    鉄道模型の楽しみって情景を作りこんだり出来るだけ模型的リアリティを追及するのもありますが、走らせる楽しさも追及するのも最近は重要視しようと思っています。
    その方が動画を撮影していても絵替わりがして良いんですよね。

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