ブログを書くペースをもっと上げたい、あっという間に前回から時間が経ってしまった。
今回は2月21日と3月7日に届いたPeco Code100のポイントの2線式向けに導通を確認。
毎回書いているけどPeco製品には同じポイントでもInsulFrogとElectroFrogと2種類存在するものがある。
InsulFrog=フログが絶縁されている
利点は何も考えなくてもショートする事がないのでアナログでもデジタルでも扱いやすい。
欠点は軸間の短い2軸機関車で絶縁部分で止まってしまったり、室内灯がチラついたりする。
ElectroFrog=フログへ通電している
利点は常に通電するので軸間の短い2軸機関車が止まる事もないし室内灯もチラつき難い。
欠点はフログレール自体の極性を切り替える必要がある事。
スプリングポイントとして使用する場合は自動極性反転もする必要がある事。
InsulFrog ST-241 / SL-88
ST-241(InsulFrog)はeco ST-100 Setrack Starter Track Set - Second Radiusに入っていた物。
SL-88(InsulFrog)はSL-E88との比較用に購入、軸間の短い2軸機関車などの検証用。
これはどのポイントでも同じだけどPecoはトングレールが密着して通電するので何かが挟まると致命的。
ST-241の直進、分岐側のトング、リード、フログへは通電しない。
ST-241の分岐、同じく直進側へは通電しない。
SL-88の直進、分岐側のトング、リード、フログへは通電しない。
SL-88の分岐、同じく直進側へは通電しない。
Code100のInsulFrogはとてもシンプルで昔から安定して使われてるのが良く分かる。
どちらのポイントもウィングレールは通電していなかった。
この図からどれくらい無通電区間があるかわかる、SL-88のように長くなると止まる機関車も多そう。
ElectroFrog SL-E88
次はSL-88のElectroFrog版SL-E88、見てすぐわかる違いがフログレールが直進側と分岐側ともに繋がってる。SL-E88の直進、トングレールが接触した側がトング、リード、ウィング、フログすべてに影響する。
SL-E88の分岐、すべて導通してるので逆にするとこうなる。
ElectroFrogはフログレール側をジョイナーで絶縁しないとショートしてしまう。
InsulFrogと同じくElectroFrogでもトングレールの接触で通電するので何かが挟まった時に問題が起きる。
InsulFrogでは裏でリードレールと結線してしまえば簡単に解決できるけどElectroFrogは
フログまで一体型なのでそうはいかない。
このCode100 ElectroFrogはあらかじめリードレールが切断されてる箇所がある。
裏から見ると線で繋がってる状態。この線を切断するだけでリードレールの途中からフログまで
ごっそり電気的に独立させる事ができる。
裏に出ている線は独立した時にポイントマシンから出るフログ用出力やFrog Juicerなど自動極性反転
モジュールを接続できるようになってる。
Nゲージ用のPeco Code55では自分でリードレールを切断したけどCode100は最初から準備されていて楽。
Nゲージ用PECOのDCC化関連の記事のまとめはこちら。
2016年5月24日火曜日「PECOのDCC化関連の整理」
とりあえずCode100のDCC2線式用の準備は出来たので次はトラムウェイのキハ40のDCC化。
時間のある時にやらないといつまでも出来ない。
忙しいのはありがたい事だけど。
更新、お疲れ様です
返信削除裏面等の配線等ありがとうございます!
インサルフログがDCCに向いてるのがよくわかりますね。極性のこととか考えなくていいのはとても楽ですよね
お忙しいようですので体調崩されないようお気をつけください
キハのDCC化も楽しみにしております
ネレトーさん、こんにちは!
削除ありがとうございます!
夏や年末はだいたいこんな忙しさなので慣れてるのですが花粉時期にここまで忙しいのは今まであまりありませんでした。
実際アナログやDCCに向いてる向いてないと言う話はあまり意味がありません。
本文にも書いていますが軸間の短い機関車など無通電区間をどう処理したいかの方が重要ですね!
InsulFrogではその点どうにもならないのであきらめるしかありません。
しかしElectroFrogなら逆に自由にどういう方法も取れるので私はElectroFrogをオススメしたいと思います。
切り込み入っていますしCobalt iP digitalのフログ用の線を繋ぐのも簡単ですし、スプリングポイントにするのも楽です。
コストはかかりますけどね。
キハ40は今夜撮影する予定です!