The Nameless City: クモハ41+クハ55 ExpBoardで3線+DCC化

2019年6月27日木曜日

クモハ41+クハ55 ExpBoardで3線+DCC化

最近進めている日本型H0の3線化で1月にDCC化したクモハ40だけは見た感じ不可能。

しかしオープンサウンドデータの旧型国電吊り掛けサウンドは何度も聞きたくなるサウンドなので
どうにかMärklin3線式レイアウトで動かせるようにしたい。
T車があれば給電だけ任せられるので思い切ってクモハ41+クハ55セットを購入。

写真上にいるクモハ40からデコーダとスピーカーは移植する。

T車の台車はセンターレール用のシューを履かせるのに完璧な空間がある。

徐々に予備のシューがなくなり56mmしかなかった、とりあえず42mmが届くまでこれで。
完全に接着はせず両面テープで仮止め。

今回はDesktop StationのExp Board for KATO HOを使う。
他にもテスト用にlaisdcc OEMデコーダも購入。
おまけでExp BoardのNext18版、Tomix版などを頂いたのでこちらもテストしなければ。
Yaasanさんにはほんとお世話になりっぱなし、おかげでどんどんスキルが磨かれていく。

クモハ41の中身、前にDCC化したクモハ40とほとんど同じ。

Exp Boardはウェイトを外して同じ場所へ設置する便利な基板。

KATOのH0は最初からデコーダ用のソケットを用意してくれているけどモーターにしか接続されて
いないのでほとんど意味がない。
Exp Boardを付ければ多少のはんだ付けで配線がとても簡単になるので適合車種なら必須。

ウェイトの場所へ乗せるとぴったり!純正のような美しさ。というかKATOさん採用して!!

NEM652 8pinを半田付け、これも難しくなくとても簡単に出来る。

表から見ると欧州鉄道模型のような基盤に!

必ずテスターで導通確認、びっくりするほど簡単にモーターやライトなどへ結線しやすくなる。
通常の鉄道模型の2線式ならこれでほぼ作業は終わったようなもの。

ここから3線化に向けた改造が始まるのでせっかくのExp Boardの機能を殺してしまう。
まずはカプトンテープで絶縁、ライトユニットは基板のパターンカットはせずにFL12を使う。

3線式なので両方の車輪からの給電はつなげてしまう。これだけでも集電効率がかなりアップする。

Exp Boardへの給電は2線式ならそのまま下から行えるけど3線式なので一度絶縁した。

T車から給電するため窓に穴をあけた。模型工作NOOBなので雑。

続いてT車の改造、床がネジで固定されてるのを初めて見た。

ライトユニットへの給電を片側阻止。センターレール用のシューからのコードは穴をあけて通した。

動作確認するとまったく問題なし。

今回ライトユニットのパターンカットはしないので最近やっているFL12を使う方法で。
せっかくExp Boardなのに無駄だけどボディを外せる利点もある。

FL12のICの足からライトユニットへ給電するだけ。

テスターで確認してからライトユニットへ接続。


テストも問題なし。

続いておかしな加工、ライトユニットの給電部分をさらにカプトンテープで絶縁。

そのカプトンテープの上に銅板を接着してFL12へ給電。
 ライトユニットへは直接給電せずにあいだにFL12をはさんだ形。

M車のスピーカーは座席の上に設置しようかと思ったけど、スピーカーが大きすぎてボディがはまらない。

結局前回のクモハ40と同様に屋根部分を大胆にカットしてスペースを作った。

3線化、DCC化が完了したのでパーツの取り付け。
細かいパーツが多いけどさくさくはまってくれるので意外と簡単。

ルーペ付きのLEDライト便利。

軽く撮影したのでツイッターへアップ。

そして日本型の3線化が楽しいのでまだまだ続く。次はE5新幹線!

去年一度買おうと思ったけどYaasanさんが一度3線化にチャレンジして失敗しているので自分が
出来るわけがないと思って諦めていた。
しかし最近やっている通電カプラー方式なら可能な事がわかり再度購入。
基本セットをIMONで、4両増結をホビセンで購入。2両増結セットの新品はプレミアがついていたので諦めた。

2013年モデルなのでかなり古い、しかしまだ新品で手に入るのはありがたい。

うちでは初の日本型1/87 H0モデル、欧州鉄道模型ともスケールがばっちり合うので楽しみ。

次回の3線化はこの新幹線。
そのうちE6系新幹線も出る事を期待して!



2 件のコメント:

  1. あぁ、もう最先端ですよ、最先端。
    長らく日本の鉄道模型ファンが頭を悩ませて工夫したり捻りを加えても実現できなかったことをいとも簡単にやってのけてる。
    たくさんの仲間がいるからできるんだって謙遜すると思いますし、それも正しいとは思うんですけど、やっぱりNardiさんは新しい風をビュンビュン吹かせていると思うんです。
    古くからのあれやこれやのしがらみが一切なくて柔軟だからこそ短期間でここまでできるんだなぁと心底思います。
    日本にも鉄道模型の新しい夜明けがそこまできているのを感じます。
    これからもずっと仲良くしていたいっす!笑
    追伸、はやぶさも大いに期待してます。

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    1. Gutさん、こんばんは!

      ありがとうございます!
      新しい風だなんて!ただの怖いもの知らずと言えますね(笑)

      おっしゃる通り私は鉄道模型を始めてまもないですし周りに詳しい友人がいたわけでもありませんでした。
      父も私が始めたら影響を受けて40年ぶりに古いものを引っ張り出して楽しんでいる状態です。

      ネットのおかげで情報はいくらでも入ってきますから好きなようにやっていたらいつのまにか今のような怖いもの知らずになっていたって感じです。
      おっしゃる通りしがらみがないからですね、鉄道模型を始めた時に詳しい人が周りにいたらある意味作法が分かって土足で入ってくるような真似はしなかったと思います。

      とは言え後悔は一切しておりません、私自身楽観主義的な所がありますがGutさんもご存じの通り私は日本の鉄道模型をかなり悲観して見ています。
      これは鉄道模型初心者として純粋に思った事でしたのでありのままをブログに書いてきました。
      なかには嫌悪感を持ったり反論したりする人もいらっしゃいます、長年その人が楽しんできた鉄道模型を否定されるように感じる事もあるからです。
      それも私は良いきっかけになればと思ってますのでどんどん異論反論すればいいと思います。
      細かい事にはもういちいち相手にはしませんが本当に言いたい事がある人はブログにコメントをするはずです。
      ただ言うだけは簡単です、手を動かし実行してる人間にはかないません。私はまだまだですが後者になりたいと思っています。
      そして微力ですがYaasanさん中心にDCCをすすめている皆さんをバックアップして行きたいと思ってます。

      最近の簡単工作は「工作初心者でもここまで楽しむ事が出来るという事」「この程度のはんだ付けは少しの練習で出来る事」が重要と思ってます。
      あとこれは私自身承認欲求が少ないというのもあるかもしれませんが、何も誰もが褒め称えるものを作ることが目標じゃないと思うんです。
      餅は餅屋という言葉がありますがやりたい事、出来る事、そして目標とするものがそれぞれあってそれぞれの楽しみ方があれば良いわけですから私のようないい加減な工作もありだと言う事を広めたいですね。
      そしてその何でもありな環境のベースをメーカーには作って頂きたい、コアなユーザーのためだけでなくもっと広い視野を持ってもらいたいものです。

      私にとってもGutさんとの出会いは人生において最高のイベントです!こちらこそ今後ともよろしくお願いします!

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