The Nameless City: 旧型国電(吊り掛け)とC11 SLサウンドを楽しむ

2019年1月27日日曜日

旧型国電(吊り掛け)とC11 SLサウンドを楽しむ

今回はDesktop Stationで頒布されているサウンドデータを楽しむ。
日本型をやるとあれこれ言われる事があるので正直書こうかどうしようか迷っていたけど楽しみ方は
人それぞれだし、何より自分が信じている楽しむ様子を見て更に楽しんでくれる方々もいるし
そのうちの何名かは実際に同じようにやって見て頂けると言うポジティブな流れを重視したい。

これから紹介するサウンドデータの頒布場所はこちら。
https://desktopstation.net/sounds/
素晴らしいクリエイター達によるサウンドは現在2種類。
それぞれクリエイター自ら収録して編集したデータ。
書き込み及び使用する際は上記URLに書いてある注意事項を読んでからお願いします。

旧型国電(吊り掛け)とC11蒸気機関車サウンド動画

動画から。

クモハ40にサウンドデコーダを仕込む

まずはRMM283号に乗っているkuma@trta01さんのクモハ12052の写真や制作記について。
日本型を全く知らない私でもその素晴らしさは十分わかるし拘りとサウンド搭載による妥協の
バランスが絶妙で犠牲になっている部分があっても全体としてマイナスに感じない。
むしろ超絶ハイディテールにサウンドと言うギミックで鉄道模型の楽しさが何倍にも広がってる。
製作記はこちらにもまとまってる → https://togetter.com/li/1222823

1月21日に公開された旧型国電(吊り掛け)サウンドデータは公開されて即クモハ40に入れて聞いて見た。

とにかく良い音で聞きたいのでYouChoosの巨大なスピーカーを使用。
本当に素晴らしく欧州型でこんなに優れた吊り掛けサウンドは聞いた事がない。

サウンドが良いとディテールもアップしたくなる、放置していたパーツの取り付けを開始。

Kumaさんのクモハ12は大量のディテールアップパーツを使用しているけどきれいに出来る自信がないので
純正のものを取り付けていく。

汚いけど手摺りやサボ、インレタを貼った所。

標準でついているNEM652デコーダ用コネクタ。

この基板の裏はこんな感じだけどピンが4つ足りなくて使えない。

と言うわけで自分でピンで取り付けられるようにしようと思う。
しかし後述するけどこれも変更する。

スピーカーを運搬する車両状態だけど、出来る限り隠そうと努力してみる。

天井部分を大胆にカットしてしまう。

5mmほど天井に寄せる事が出来た、実際天井にRがついているのでもう少し小さいスピーカーも試したい。

デコーダも天井に仕込む事にした。

KATOは相変わらずヘッドとテールライトを結線してくれていない。
LokSoundからの結線方法が分からなかったのでKATOのFL12を使う事にした。

進め!DCCさんに書かれていた方法を試してみた。
【NゲージDCC】 683系 DCC化 FL12デコーダ改造


まずはワニ口でテスト。

まったく問題なく点灯。
レールの電圧に関わらず5V固定と言う事を戸田プロダクションさんに教えて頂きました。
このクモハ40に関して明るさは問題なさそうだった。 

前後方向を間違えないようにハンダ付け。

次に中央のNEM652の基板を外してモーターの配線を変える。

NEM652用にあいていた床を塞ぐ意味でもKumaさんの真似をしてみる。
このSTウッドとSTカラーは調べたら2017年に買ったもの。

組み立てる前にテスト、問題なさそう。

スピーカーやデコーダは接着せずに天井にテープで貼り付けた。

自作コネクタではグラグラしていたのでNEM652基板をコンパクトにして流用する事にした。

しかしテスト段階では問題なかったのにボディを戻してからサウンドは出るけどモーターがじーじー
言うだけで動かない。テスターで見てみると若干ショートしてるっぽい。

半日調べたけど、どこが原因かよくわからずウェイトになっている鉄板をカプトンテープで絶縁。
なんとこれで解決!

70年代のクモハ40のカラー写真をアップしている方がいて見てみると側面はべこべこ、天井は錆だらけ。
模型だとフラットすぎるのが気になってくる。

と言うわけでシタデルのNuln Oilとタミヤのウェザリングマスターで簡単な汚し。
何となく雰囲気が出て楽しくなってきた。

天賞堂C11蒸気機関車の集電箇所を増やす

続いてはC11蒸気機関車がKATOのHOユニトラックの6番ポイントでフログに差し掛かると
止まってしまうのをなんとかする。
出来ればフログも金属にしてFrog Juicerを使いたい所だけど車両をなんとかした。

従輪に自前のシューを取り付け、動輪中央に良い感じに集電出来る部分があったのでそこへハンダ付け。
これで全く問題なくなった。

エンドウ ワフ29500の集電箇所を増やす

こちらもデコーダを搭載して室内灯もつけたけど集電が左右のレールで1輪ずつだったので
せめて2輪ずつにしたいと思い集電シューを自作。
これでもフログ通過時に点滅してしまうけど妥協する。

KATO HOユニトラック 6番ポイントをDCC化する

続いてKATOのHOユニトラック6番ポイントをDS51K1を使ってDCC化。
とても簡単で基板にも何色の線を付ければいいか書いてある。

DS51K1もいつ買ったのかと思ったら2017年夏だった。
こんな感じで取り付け。ポイント内部は余裕があるのでDS51K1がすっきり収まる。

まずは動作確認、さくさく動いてくれる。

ポイントアドレスの設定は他社と似た感じで簡単。
デコーダから出ている黄色いコードを黒のコードを結んだレール側に臨時で付ける。
その後任意のアドレスを打ち込めば覚えてくれる。2,3回切り替えたら黄色いコードは外す。

最後に素晴らしいサウンドデータを作成したお二人に感謝。
C11 蒸気機関車サウンドデータ No.147@hankyabu_01さん
旧型国電タイプ(吊り掛け)サウンドデータ MB3110A@zhengdao_Xさん

そして無償でサウンドデータを公開する場を設けてくれたDesktopStation Yaasanさんに感謝!

JR浜松さんもクモハ12のサウンド化にチャレンジするそうなので楽しみ!
JR浜松鉄道Offical Page 浜鉄Blog「サウンド付きクモハ12形を作ってみる1」

最後に並べて撮影



4 件のコメント:

  1. おはようございます。

    FL12に前照灯とテールライトを任せてしまうやり方なら、ハンダ付けさえ出来ればやれそうなんですね。小さなデコーダーだから屋根裏に隠せそうですし。
    クモハ12ソケットはより完全なものだと思いますが、モーター配線済みの箇所が正しいのか?わからずに、このまま配線して良いのもか疑問が出てしまいました。DCC専門書と配置が違うんですよね?質問なのですが、
    このクモハ40は未完の基盤が使えないためにKATOモーター配線(黒)とサウンドデコーダーからのモーターグレーとオレンジ線をまとめてしまっている理屈からすればクモハ12の完成されたNEM652基盤内でこれと同様の小さな配線が出来るという風に解釈しても良いのでしょうか?
    サウンドデコーダーが届けばグレーとオレンジの位置で確認出来るので、繋げるように基盤内で配線したいところです。
    あとはFL12を用いて別に配線を済ませて、車両アドレス登録(初期アドレス3)の時に同じアドレスでOKというもので行けそうですよね?
    室内灯はわからないので常点灯で行くつもりですが、ECoSの電圧18〜19V(欧州対応)でも大丈夫でしょうか?ヤバそうならば他のコマンドステーションで運転します。

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    1. JR浜松さん、こんにちは!

      FL12はPICの足からなので結構ハードル高いかもしれません、私もちゃんとハンダ付けされてるか自信がありませんでした。

      クモハ12の基板ですが表に書いてある番号とモーターがついている場所が違うのであればレールの二つと交換でも大丈夫です。
      一度外して結線しなおしてしまいましょう!
      ちなみにレールに極性はないのでどちらでもOKです。モーターは進行方向が変わるだけでこちらもどちらでも大丈夫です。

      クモハ⒓の基板はおっしゃる通り同様の事が可能です、デコーダが届けばなんだ!こういう事か!となるはずです。簡単ですよ!
      FL12はクモハ⒓は無駄なので標準の基板を使いましょう!
      HTCと書いてあると思いますがHがヘッド、Tがテール、Cがコモン(ヘッドテール両方に使う)なのでハンダ付け場所も分かりやすく簡単です。
      基板の方も本に書いてある8pinの所へ結線すればそのままデコーダで制御できます。

      室内灯は予備端子を使いますが常点灯の方が分かりやすいですね。
      ただおっしゃる通り18Vなど電圧が高いと壊れてしまいますのでCRD(定電流ダイオード)などが必要になります。
      こんな記事も書いてますので参考にしてみてください。
      https://www.namelesscity.tokyo/2018/04/led16v-dcc.html

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  2. ご回答ありがとうございます!

    ライト基盤のパターンカットという部分が引っかかっておりますが、クモハ12のものは仰るこのまま基盤に線を繋ぐだけで良いのですか!?もしそうならば私でも出来そうです。

    それと基盤のモーター配線の件は自分でUPした画像で(単純に裏側)勘違いでした(汗)というか(笑)です。お騒がせですね(^^;これでNardiさんの作業含めてスッキリしました。仰るようにESUのサウンドデコーダーが手元にあれば配線も理解し易いのですが・・・あと10日くらいかかるのかな。
    それとデコーダーに付いている極細電線ですが、みなさんのお使いの電線はどこのものですか?
    近日中に放熱クリップと合わせて購入したいと思っております。記事もこのあと拝見させていただきます!
    それと私の記事の宣伝有難うございます!
    C11も天賞堂製で魅力ありありですね♪また南武線でたまに乗車していたクモハ40は仰るようにかなり痛んでいた車両を記憶しています。鶴見線クモハ12は(特に52)いつも綺麗に整備されていた感じです。

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    1. パターンカットはしなければなりません、ですがカットするように基板が出来てるので安心です。
      KATOは確かに不親切ですが最近はこうした自作ユーザー向けに細工をしてくれていてエンジニアのやさしが垣間見えます。
      クモハ40は残念ながらそうなっていませんでしたけど(笑)

      勘違いでしたか、とは言え8pinは分かりやすいので配線しなおすくらいの気持ちでも大丈夫です!
      極細線ですが、私のこのクモハ40に関していえばすべて最近いじってるLenzのデコーダのあまった線やESUのデコーダの線です。
      柔らかくて良いんですよね。
      あとはモノタロウなんかで買える細いものを使ってます。
      https://www.monotaro.com/p/0523/6236/?displayId=5
      硬めの方が都合がいい時はジュンフロン線と言うのを使っています。

      昔の国鉄の雰囲気も是非話を伺いたいですね!また今度ゆっくり聞かせてください!

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