The Nameless City: Twitterでのシタデルについてのやりとりについて

2020年3月15日日曜日

Twitterでのシタデルについてのやりとりについて

TwitterでFF(フォロー・フォロワー)以外の方が引用RTをして何かを書くと引用RTした人の
フォロワーへ元ツイートを見せつつツイートを追加して公開し、元ツイートのユーザーへは
RTされた通知だけが来ます。

私も千、数百RTされるものもあるし大抵の場合気になる引用RTはありません。
しかし今回はGames Workshopのシタデルカラーについて書いたら「自称中の人」と言う方が
勘違いしているのにも関わらず公式公開処刑のような形で引用RTしたので誤解のないようにブログにも
書いて残そうと思います。

「自称中の人」の名前とアカウント名は本人の名誉のため一部モザイクで隠しました。
またTwitterの埋め込みだと元ツイートを消すと読めなくなってしまうのでスクリーンショットにしました。


事の発端のツイートはこちら。


FF外の方なのでおそらく「シタデル」と言うワードで検索して辿り着いたのだと思います。
これだけなら、まぁ何か言ってるなぁくらいでスルーするのですが公式の方と言う事でこの方を
フォローしている方々は同調して私のツイートの文脈を無視してコメントしてきます。
これがFF外の引用RTの怖い所です。

この方の引用RTについたリプライ、コメントの一部もスクリーンショット撮りました。



どちらの意見も私も同意見です。
このブログにもいかにWarhammerの世界がカッコ良いかを散々書いています。
https://www.namelesscity.tokyo/search/label/Warhammer40k

問題はなぜか私がシタデルはダメだと言ってるかのように捉えられてる所です。
引用RT元でも何を言いたいか少しわかると思うのですが言葉尻を捉えて集団で1人を叩く
と言ういかにも日本的ないじめの構図が出来上がっています。

私のツイートの下に「このスレッドを表示」とあるようにツイートは続きます。
こちらが私の元ツイートのURLと画像です。
https://twitter.com/NamelessCityTky/status/1236644386298982406


説明するまでもないけど、鉄道模型=実車の鉄道をベースにした模型を楽しむユーザーにも
シタデル・ファレホを使う人が増えてきたので模型の傷の修復や自作モデルを作る際に
実車と同じ塗装をする場合は国際標準カラーチャートに合わせた塗料を使うのが近道で
カラーチャートに合っていれば調色も簡単にできます。
その見方で行くとシタデルは国際標準カラーチャートに合わせていないGames Workshopの
ゲームの世界観に合わせた色しかないので鉄道模型にそのまま使うのは難しいと書きました。
これだけで200文字を超えるのでツイートでは文字数限界を超えます。

しかし「自称中の人」は一部だけを読み私の事を「誤解してる、海賊版防止のため独特の名前がついている」
と引用RTして書いています。
つまり海賊版防止のため独特の名前だけど鉄道模型など他にも使える色があるんですよ
と言いたいのだと思う。

そこで私は以下のように質問しました。


これも解説するとドイツの標準カラーチャートであるRAL(Reichsausschuß für Lieferbedingungen)
に対応した番号があれば「自称中の人」の方の言うように他社と同じように検索しやすく
鉄道模型に使いやすい塗料と言う事になります。
私が知らないだけでどこかに書いてあるかもしれないのでこのように聞いてみました。

ところが戻ってきた返事はこちらです。


驚いた事にカラーチャートには対応していないと言う。その後は私も知ってる謳い文句が続きます。
私の元ツイートはカラーチャートの話をしているのにペイントシステムがいかに優れているか
を私に言いたいようです。

鉄道はじめプロダクトデザイン、グラフィックデザイン全般でカラーチャートは重要で
人はそれぞれ脳が違うし、地球上の場所によって太陽や重力や天候や空気まで違うので
色と言うのは「赤」1つ取っても様々な「赤」がある。
標準カラーチャートで色指定をする事で世界中どこの人でも、違うコンピューターや
キャリブレーションされていないモニターで見てる人でも同じ色を使う事が出来る。
これを私は当然だと思っていたのですが世の中そうでもない事が今回の件でわかりました。
この話を妻にすると「美大マウントしてる」と言われてしまいました。

例えばRailjetのワインレッド部分に傷がついて補修したい、どの色にすべきか考えて見ます。
赤でも暗い赤だからシタデルだとKHORNE REDが良いのではないか?となるのかもしれません。
実際に塗ってみればわかりますが全然違います。
今回の件で赤っぽければ良いっていう謎の理屈で語られて困惑しました。
KHORNE REDは単純な赤ではなくイメージで言うとずっしりと重く深みのある赤です。
CMYK、RGBの数値で見ると相当複雑なのは間違いありません。
これを赤と片付けてしまうのではイギリスGames Workshop本社に失礼です。

「自称中の人」はシタデルカラーアプリで撮影するとシタデルカラーの再現候補が出るので
お試しくださいと言う。前からシタデルカラーアプリは便利で使わせてもらってます。
しかしちょっと詳しい方なら分かるけど室内の照明、明るさ、何よりカメラの性能で
撮影される色味は変わってしまいます。
とくにスマホやタブレットはオートが基本でホワイトバランスでさえ信用できません。
そんな中実際に模型を撮影して候補に出た色をそのまま使って下さいと言います。

そう伝えると「アプリはシタデルペイントシステム」に合わせた検索ツールなので
そこまで厳密な再現までは想定されていないと言います。

申し訳ないけどこの返信を見て私は返事を書くのをやめました。
なぜなら浅い知識だけで自社の製品はすごい!だけを言いたい。営業の鑑ですね。
調色するにしてもガイドとなるものがないと難しいのに色々試して慣れろと言うのだろうか?
シタデルペイントシステムに熟練した人なら分かるかもしれません。
しかし1本600円する塗料をテストのためだけにじゃんじゃん使えるわけがありません。

カラーチャートやマンセルカラー体系のどこか分かればそのまま使えるか、調色しやすい。
そういう話をしていたのに曲解し、しつこい自社製品の優秀さだけをアピールするのは
正直敷居が高く初心者向けではないと感じました。
私を引用RTで晒し上げていじめのような構図を作るのは構いませんが、もし始めたばかりの
初心者が同じ目にあったらどう思うでしょうか?
相手をはなから誤解してると決めつけて謎の理屈を押し付けてるようでは素晴らしいシタデルも
嫌味で敷居の高い塗料とレッテルを貼られてしまうのではないだろうか?

無視してから2日後にこんな返信がまた来ました。


「自称中の人」がちゃんとした中の人だと言う事をアピールしつつ混乱を招いてしまったようだ
とまた曲解して来ました。
もうどこまで人を小馬鹿にしてくるんだろう?と思ってズバッと返事を書きました。

本当に公式の中の人であるならこんなにひどい事はない。
ぶっちゃけて言うとイギリスGames Workshop製品を詳しく知らずに上から目線で語り
本来の優秀な製品の良さを台無しにする。
そして「人の褌で相撲を取る」事を忘れ世界中で優秀と認められてる製品だからと
基礎知識なしに素晴らしいと語ってしまう。
おそらくイギリスで本社の中の人とのやり取りだったら私の言ってる事もスムーズに通じたはず。
浅い知識だけでマウントを取ろうとするのは公式の人が一番やっちゃいけない事だと思います。
最後に謝罪を頂いたので名前とアカウント名にはモザイクをかける事にしました。

今回の事を踏まえて映像向けの色彩理論についても書いています。

模型映像制作概論-5 色彩理論
https://www.namelesscity.tokyo/2020/03/filmtech-5.html

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