The Nameless City: TRAINS ヴィジュアル歴史図鑑 世界の鉄道
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2016年12月2日金曜日

TRAINS ヴィジュアル歴史図鑑 世界の鉄道

そろそろ鉄道の勉強をして無知っぷりを出来るだけなくそうと思い始めた。
いくらか断片的には知っていて、今はネットもあるのである程度は知る事が出来るけど
やはり時系列に沿ってしっかりと勉強したい。

しかし調べると写真や図解付きだと2万~3万と学術書か!と思えるものばかり。
実際学術書や論文レベルなのかもしれないけど。

しかしすぐに自分に丁度良い本を見つけたのでメモ。

ヴィジュアル歴史図鑑 世界の鉄道 フランコ・タネル著
英名は TRAINS From Steam Locomotive to High-Speed Rail
161202A_0000.jpg
4000円ほどでオールカラーと言う素敵な本。

届いてすぐに読み始めて仕事そっちのけで読み終えてしまった。
文章も読み応えがあって勉強になった。

本の半分ほどは戦前でほぼ蒸気機関車の時代。
これがすごく面白くて知らない事だらけだった。
スティーヴンスン以前からしっかりと書かれている。
161202A_0001.jpg

戦中、戦後はしっかり書かれているけど近代になるにつれ情報量が多いので割愛しますと
どんどん加速してマグレヴまで行ってしまうのがちょっと残念。
もうちょいディーゼルや電機機関車の歴史を書いてほしかった。
ちなみにアジアは紹介程度、日本は鉄道史に重要な新幹線とマグレヴのみ。
あとPullmanってCIWLの客車などで良く見るのでベルギーの人の名前か何かと思ったけど
この本を読んでアメリカ人だと知った。走るホテルがアメリカ発祥と知らなかった。

そして自分が疑問に思っていて解けなかった謎がこの本によって解けた。
ミッシングリンクが見つかった感じでほんと買ってよかった。
その疑問は、なぜイギリスとアメリカは鉄道先進国だったのに今は若干後進国になって
しまっているのか。
飛行機や車の発展と言うのは知っていたけど、それだと他の国も同じではないのか?と。

これは本に直接書いてあったわけではないので確かではないかもしれないけど
この本の戦争の章を見るとわかる事がある。
それはイギリスやアメリカはほとんど本土を爆撃されていないからだった。
ドイツに至っては主要な駅は破壊され線路もドイツ自ら撤退時に破壊してしまった。
Schienenwolf
Bundesarchiv_Bild_101I-308-0799R-11,_Italien,_Itri,_Schienenwolf_zerstört_Gleise.jpg
引用元:https://de.wikipedia.org/wiki/Schienenwolf

戦後鉄道網が残ったイギリスとアメリカは先に発展するはずではないか?と思ったけど
実際にはそうではなくエネルギー資源とのバランスを見る必要があった。
鉱山も豊富ですでにインフラの整ったイギリスやアメリカは電化などを急ぐ必要がない。
対してヨーロッパでは破壊された鉄道インフラがまさにいちからやり直しなので
ディーゼル機関車の普及や電化が急速に進んだ。

その間イギリスでは国内で蒸気機関車のスピードを競ったり、アメリカでは輸送のために
パワーを求めたり、方向性も違うので面白い。
国営か民営かでもインフラ整備に差が出てしまったのが本を読んで勉強になった。
そしてイギリスとアメリカは結果的に後れを取る事になってしまった。
アメリカに至っては民営鉄道会社は採算の取れない旅客をやめてしまったので
国営でアムトラックを始めたと知って驚いた。
アメリカで仕事をしていた時に鉄道を使ったけど失礼だけど確かに低所得者っぽい人が
利用してるイメージだった。観光地や例えばサンフランシスコなどはまた別の話。
そういえば良く乗ったMUNIのサーバがハッキングされてニュースになったばかり。

人類が拡大して行く過程で、道を作り、川に橋をかけ、車輪が誕生し、馬や牛を利用し
動力が蒸気に変わって、電気へと移り変わる。
このテクノロジーと社会の広がりにどれだけ鉄道が役にたったか思い知らされた。
もちろん悲劇的な戦争や事故も忘れてはならない。

メモと言うか変な感想文になってしまった。

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