The Nameless City: 樹木制作の練習:1回目

2020年2月13日木曜日

樹木制作の練習:1回目

仕事が落ち着いて来たけど確認のため画面からは離れられないので手持ち無沙汰のあいだに
樹木制作の練習をして見る事にした。

今回は様々なメーカーから出ているTree Armaturesと言う軟質プラスチックで出来た木のベースを使う。
だいぶ前に買ったFallerのDo-it-yourself Premium Eiche 181106を使ってみる。

適当にクネクネ木の枝を曲げてベースを作る、マニュアルを無視して良くある別の方法を使う。

2017年から妻に頼んでちょいちょい育てているTeloxys Aristataを使う。
2017年2月27日月曜日「Teloxys Aristataの種が届く」

これは様々な名前で呼ばれていて「Sea Foam」「Sea Moss」「オランダフラワー」などと呼ばれてる。
うちでは単純に「模型草」と呼んでる。
一度買って育てるのに成功すると大量に種が生産されるので無限に増殖する。
市販の模型草も種がたくさんついてるので普通に買って種を収穫しても良い。

ある程度育ったものを収穫してお湯に浸してからハンガーにかけ、下におもりを付けて
引っ張りまっすぐにする。

それから3年、ようやく模型草を使ってみる。
これにターフなどつけても良いけどH0スケールには小さすぎる。

適当に模型草をTree Armaturesの枝に付けて行く。

ボリュームが足りなそうな所はFallerのキットに付属の綿を付けてみた。
その後タミヤのスプレー塗料でブラウンに。

スプレーのりは海外のチュートリアルでも見るので同じように使ってみる。

まずはKATO(Woodland Scenics)のコースターフを付けてみた。

想像以上にスプレーのりが白い、枝もそうだけど綿もかなり白くなってしまった。

仕方なく次は薄めたSuperiFixをスプレーしてターフをふりかけた所。
あと綿もある程度切って剪定。

次にボリュームの足りない所にFine Leaf Foliageを追加。全高は180mmになった。

遠目には良いけど今回は失敗。

次の課題は
・綿は大きく使うのは避ける
・スプレーのりは白くなるので別の方法を探る
・綿より模型草をもっと使う。
・Fine Leaf Foliageをうまく使う。

次作る時はもっとうまく出来ると思うので塗装もしようと思う。
とにかく次期レイアウトでは樹木が大量に必要なので手前だけでも自作してきれいに見せたい。

今回作った失敗作は後ろの方へ設置する。
Silhouette製の同サイズだと同じくらいのクオリティで60~80EURくらいする。
練習を重ねてクオリティをあげていきたい。

追記:

晴れたので太陽光の元で撮影、素材感と影の出方のチェック。


Silhouetteのほぼ同サイズの既製品
まずはSilhouette製品を目指したい。

https://www.conrad.ch/de/p/silhouette-280-12-baum-eiche-130-mm-1-st-1858389.html

オーク:ヨーロッパナラの写真






4 件のコメント:

  1. 模型草を自家栽培してるの思い出しましたよ。へぇ、そんなことするんだぁって思った。笑
    レイアウトを作ると必ず必要になる木ですが、これをどうやって調達するか悩むところ。シーナリーにこだわる人ほど自作の道を選択するようです。
    私もfallerの木を使って作ったことありますが、やはり枝振りに納得できませんでした。
    トミーテックの木も買いましたが満足できませんでした。
    そして最後はやっぱり自作。
    私はポリウレタン線を使ったメジャーな方法で作りましたが市販のものより完成度は高かったです。
    木を作ってみて学んだことは、樹木の生え方でした。枝振りや葉の茂り方は方角によって変化しますし、木々の密度にも影響を受けています。
    より光合成しやすいように成長して木の形が出来上がることを意識すると自然な木に仕上がります。
    市販の木が不自然なのは形が良すぎるからです。
    剪定された庭園の木立としては使えますが、街路樹としても美しすぎるし、ましてや森林には絶対使えません。
    葉の素材や仕上げ塗装は最後の詰めって感じですね。
    これもまだ研究途中ですが、私の作った木も参考にしてみて下さい。
    https://gut.blog.ss-blog.jp/2012-01-21

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    1. Gutさん、おはようございます!

      さすがです!
      そうなんです市販のものは綺麗なものだったり、あと今回私が作ったようなざっくりとしたものだったりします。

      今回オークの木を考えてやってみましたが、しかしH0だとこれが大変なんです。
      距離感の問題なんですが、フォーリッジクラスターだとモコっとした塊感がぬぐえないんです。

      銅線ももちろん買ってあってある程度準備してあるものもあるのですがここまで巨大な物をやろうとするとこちらもすごく大変な事に気付きました。

      Gutさんの枝ぶりは数えるくらいで済んでいますが、私の希望する樹木にするにはその10倍以上、おそらく50倍くらい枝分かれが必要になります。
      さすがに絶望的になるので模型草を使った方法を模索してます。

      H0スケールで日本で自作してる方は少ないので効率が良くて見栄えのいい方法を模索しようと思います。

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    2. 確かにそうですね。
      HOというスケールを忘れていました。
      Nは俯瞰が多いですが、HOはアップにも耐えられるディテールが必要になりますもんね。
      なんか私も挑戦してみたくなってきました。
      模型草の栽培始めちゃおっかな。

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    3. そうなんですよね、ディテールと量産性のバランスが難しいですね。
      とは言えGutさんもやっているワイヤーから作る方法も一部で取り入れようと思っています!
      例えば崖の途中から生えてるようなケースですね。
      第1回練習は1時間ほどでしたが、第2回は時間をかけてやって見ようと思います!

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