The Nameless City: ウォーハンマーとゲームについて

2020年2月24日月曜日

ウォーハンマーとゲームについて

ほんの数人でも同士が増えるとうれしいのが趣味の世界。
しかも鉄道模型界隈で誰も興味ないだろうと思っていたので更にうれしい。

軽くWarhammerの歴史とちょっとうざい自分のゲーム歴史を交えて備忘録的にブログに残す事にした。
写真は自分かWikipediaからの引用。

私はもう良い歳したおっさんだけど今でも鉄道模型と同じくらいゲームを楽しんでいて
とくにApex Legendsは1年経ってもまだやっている。
次の画像は昨日の対戦の勝確の留めの瞬間、この日2度目のチャンピオンだった。
Respawn Entertainmentの基本プレイ無料オンラインバトルロイヤルゲーム Apex Legends

小学生の頃に任天堂から発売されたファミリーコンピュータから始まったゲーム人生。
今の子も言われるけど当時も「ゲームなんてしないで外で遊べ、勉強しろ」と言われ
ゲームは悪と社会現象にもなってた。

次の写真は兄と2人で集めたゲームのほんの一部、実家解体時に処分した。


ゲームは悪と言われていたけど四六時中ゲームをやっていたかった。
うろ覚えだけど小学校高学年くらいから確か代々木駅近くにあったポストホビーへ良く見に行っていて
そこでダンジョンズ&ドラゴンズと言うテーブルトップゲームに出会った。
日本ではテーブルトークゲームと言われるルールブック、データシートとサイコロがあれば
どこでも遊べる優れたゲーム。

下の画像のようにジオラマがあるとベストだけど買えないので紙に地図を描いて紙の駒を作って遊んでいた。
https://en.wikipedia.org/wiki/Dungeons_%26_Dragons

ダンジョンズ&ドラゴンズはその時すでに日本語化されていて赤い箱に入っていた記憶。
学校の休み時間でも友達とゲームが出来たのでゲームボーイもスマホもない時代に意地で
ゲームをやっていた。

友達が遊べない時は当時翻訳されていたスティーブ・ジャクソン作の「ソーサリー」など
ゲームブックを良く遊んでいた。
ゲームブックも本とデータシートとサイコロがあれば遊べる一人プレイ専用で良く出来ていた。

そしてダンジョンズ&ドラゴンズで使えそうなミニチュアフィギュアがポストホビーに売っていて
高価なので小中学生では買えないけど食い入るように見てた記憶。
https://en.wikipedia.org/wiki/Dungeons_%26_Dragons

後でWikipediaで知った事だけど、丁度この頃ダンジョンズ&ドラゴンズのミニチュアを作っていたのが
イギリスCitadel Miniatures社、最近書いているGames Workshopの子会社。
当時ポストホビーにWarhammerのルールブックもあって名前だけは知っていた。
当時日本語化されていないけど、やはりミニチュアフィギュアを使ったゲームと言う事で興味津々だった。

Warhammerはテーブルトップゲームの戦闘だけに特化したストラテジーゲームで
ミニチュアフィギュアを使って遊ぶウォーゲーム。
このWarhammerを作った会社Games Workshopは元々イギリスでダンジョンズ&ドラゴンズなどを
売っていたショップで子会社のCitadel Miniatures社を通してミニチュアフィギュアも作っていた。
(現在、会社は統合されブランド名だけ残ってる状態)

このGames Workshopを立ち上げたのが先ほど書いたゲームブック「ソーサリー」を書いた
スティーブ・ジャクソンとその友人2人。
https://en.wikipedia.org/wiki/Games_Workshop

当時Games Workshopは子会社Citadel Miniatures社に入社したRick Priestleyにミニチュアを
よりたくさん購入するように無料のファンタジーミニチュアウォーゲームの開発を依頼。
これがWarhammerの最初。
https://en.wikipedia.org/wiki/Warhammer_(game)

Rick Priestleyは入社前から古典的なファンタジーとSFを融合した「Rogue Trader」と言う
ゲームも開発していたけどGames WorkshopはSFは売れないと思っていたそうだ。
しかしその後社内で盛り上がり発売する事になった、これがWarhammer 40000。
First edition (Warhammer 40,000: Rogue Trader) (1987)
https://en.wikipedia.org/wiki/Warhammer_40,000:_Rogue_Trader

私は高校生になるとメタルばかり聞いていて当時バンドブームもあり音楽活動に専念。
ゲームとは無縁になったけど脳天に直撃するアートワークを使用したバンドがいた。
1989年イギリスEarache Recordsから発売されたイギリスのバンドBolt Throwerのアルバム
「Realm of Chaos: Slaves to Darkness」のCDジャケット。

https://en.wikipedia.org/wiki/Realm_of_Chaos_(album)

おわかりいただけただろうか?
Warhammer 40,000: Rogue Traderのイラストがジャケットになっている。
裏ジャケットにはGames Workshopのロゴがある。
Games Workshopからイラストを使用するようにバンド側へ提案があったそうな。
曲もWarhammer 40000を題材にしてる。

当時このアルバムの日本版なんてあるわけもなく新宿に存在したDISCLANDと言う
輸入メタル専門店でジャケ買いした。
ちなみにBolt Throwerは当時デスメタルとしては珍しい女性ベーシストがいて目立っていた。

このイラストがWarhammer 40000の物と知ったのはこのブログを書き始めてから。
2017年6月4日日曜日「Auhagen 15103 駅舎セットをエアブラシで塗装」

大学に入るとゲームを再開するけどほとんど輸入ゲームでしかもFPSと言われる一人称
シューティングばかり、初代Doomから始まり今のApex Legendsにつながってる。
社会人になってすぐにゲーム会社へ就職したけど1年でやめてフリーランスになりそして
今は会社を作ってゲームはたまに協力するくらいでほとんど遊ぶだけになってる。

過去のブログにも書いているけど鉄道模型をはじめてからGames Workshop製品を
ヨドバシカメラでも買えるようになり私も購入してシタデルカラーとともに勉強を開始。
こうして書いて見ると恐ろしい事に30年ニアミスしながらぐるっと回って戻ってきた感じ。
30年も経つとルールも変わり、世界観も広がってる。
とくにWarhammerのSF版であるWarhammer 40000は広大な宇宙と多種族の争い
おまけにファンタジーのWarhammerとDemonが共通なので大規模になっている。

私の原点回帰と言えるWarhammer 40000は現在TAU EMPIRE XV104 RIPTIDE BATTLESUITを制作中。

脚部だけでもSpace Marineより遥かに大きい。

最初の方にも書いたけどゲームは悪だとか、依存症だとかニュースになる事もあるけど
人類の1/3がプレイし市場規模も15兆円と言われているので単純に悪く見える確率が増えた
だけでほとんど場合人類には無害で映画などと同じでむしろ人を豊かにしてくれる最高の
テンターテイメントだと思う。
日本では更にマイナーで何かと叩かれやすいけど私は鉄道模型同様楽しんで行く。
と言うかそもそも海外ゲームをやる事が多いので日本の市場なんてほんとどうでも良いと思ってる。


2 件のコメント:

  1. そんなこと言われたらやるしかないし、いつか手を出してみたいと思っていた世界だからやっちゃうか!
    もうだいぶ前だけど鉄道模型で動画撮影したいと言ったらNardiさんからシンパシーを感じてたのはそういうこたかって言われて嬉しかった。
    この記事を読んで私もNardiさんからシンパシーを感じてたのはそういことかと確信しました。
    ゲームとの出会いや価値観がほんとびっくりするほど同じです。
    ファミコンやゲームブック懐かしいですね。
    私は出版されているゲームブックだけでは飽き足らず、自分で作ってました。
    ミニチュアフィギュアも東急ハンズのショーケースにあったのを食い入るように見て憧れていたのも思い出しました。あれはWarhammerだったんだろうか?箱絵の感じが似ているから多分そうなのかな。
    とにかくNardiさんと私は色々似てて驚きです。
    もしかして子供のころ一緒に遊んでたんじゃないかとさえ思ってしまいます。

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    1. Gutさん、こんばんは!

      さっそくのコメントありがとうございます。
      なんとゲームブックをプレイしていたとは!
      しかも自作までしていたなんて凄い!
      私もD&Dの基本セットでは飽き足らずオリジナルゲームデザインをしてストーリーやマップの研究をしてました。
      ちなみにRPGでよく言うHP=ヒットポイントの大元はD&Dでアーマーの耐久度でした。
      和製RPGのせいで体力みたいな表現になってしまいました。

      ほんとGutさんと恐ろしいほど価値観似てますね!
      歳も近いですし経験してきたもので話が早いですし、なぜシンパシーを感じるか本当に良く分かります!

      しかし!Warhammerはほんと危険です!
      やるとしてもスタートセットだけ、ルールブックまで手を出すとかなりの出費になるのでほんと要注意です。
      でもそのうち一緒に遊びましょう!

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