The Nameless City: Auhagen 15103 駅舎セットをエアブラシで塗装

2017年6月4日日曜日

Auhagen 15103 駅舎セットをエアブラシで塗装

模型も塗装も初心者だけどエアブラシにも手を出してしまい宝の持ち腐れ感。
とりあえず届いて不具合がないか確認と練習も兼ねてAuhagen 15103の駅舎セットの塗装開始。

一応事前にYoutubeでエアブラシの基本の動画を色々と見て、中でも長谷川迷人氏の動画が
分かりやすかったので氏のDVDも購入。

以前Fallerのストレージを制作した時にレンガ色らしいものを持っていなかったのでタミヤの
レッドブラウンにアクリルガッシュを混ぜで調色していた。
ガッシュはそのままでは溶けなかったので溶剤を混ぜで攪拌したけど塗膜は弱いかもしれない。

今回はタミヤのアクリルでハルレッドをそのまま希釈してエアブラシの練習をして見る事にした。
長谷川迷人氏はその時々で湿度や温度も違えば塗料の瓶の中の状況もかわるので明確な希釈率ではなく
感覚でこのくらいしゃばしゃばに、など動画で見せていた。
一応まだ開けたばかりのハルレッドなので1:1でやってみた。

練習も兼ねているので裏に吹いてみたりキムワイプに吹いてみたり、吹き出し量を調整したり色々やってみた。
出る量を少なく遠くからまんべんなく吹き付ければ失敗する事はなかった。
初めてなのでとにかく楽しい。あっという間に希釈した塗料がなくなってしまった。

前回外箱の写真だけだった
タミヤ 74541 エアーブラシシステム スプレーワーク HG コンプレッサーレボII
タミヤ 74534 エアーブラシシステム スプレーワーク ペインティングブースII
どちらも思いの外小さかった。とくにこのコンプレッサーは小さく静か。
となりにあるエアブラシクリーナーボトルも便利。

本格的に吹き付け開始まで結局10分くらいしか練習しなかった。
ハルレッドなので塗装中はむらが見えないけどエアブラシはすぐに乾くのでじわじわ見えてくる。
そのうち吹き付け量を増やして時間短縮しようと思うけど、今はまだ少量で少しずつ。

こういう窓枠などがある場合は最初に裏から窓枠を塗装すべしと言っていた。

実はペインティングブースの排気は外へ出していない。飛び散りさえしなければ良いので
とりあえず実験で箱をかぶせて簡易的にキムワイプをフィルターにしてみた。

外へ直接排気しない理由はこの建物の他の住人や隣にミシュラン1つ星のレストランがあるため。

ペインティングブース自体のフィルターも専用なだけあって優秀。
実は筆で塗っていた時よりも臭いも少ない。
単純にエアブラシにした事によって塗装量を減らせてるからかもしれない。

簡易キムワイプフィルターを裏から見るとさすがにハルレッドがついていた。
Auhagen 15103 駅舎セットのレンガ全部でこれくらいの量。

この実験を踏まえて排気ダクトにキムワイプフィルターを取り付け可能にしつつダクトを延長して
トイレへ排気。そこから換気扇を伝って外へ排気するようにしたいと思う。
換気扇から外へ匂いが少し漏れそうだけど建物の設計的に住人や近隣から遠い所に
排気口があるので大丈夫なはず。

ところでこのファン2つのペインティングブースIIはダクトをまとめる事は出来なかったんだろうか。

塗料の臭いについて調べているとたびたび出てくるシタデルカラー。
臭いがまったくなく水溶性で扱いが楽なのに何にでも塗れる万能塗料。
昔から知ってはいたけど高いので除外していた。

販売はイギリスのGames Workshopで本来Warhammerと言うミニチュアゲーム用の塗料。
自分は元々小学生の頃からテーブルトークゲームなどを経験してきたり南新宿駅か代々木駅近くに
あった頃のポストホビーへ良く行っていた事もあり確か中学くらいの頃にはすでに知っていたゲーム。
Warhammerの初版が1983年とWikipediaに書いてあるのでだいたいあっている。
テーブルトークゲームはルールブック以外お金がかからないけどミニチュアゲームは
ミニチュアがないと始まらないのでどうしても高額で自分は未経験。

そのGames Workshop製品をヨドバシカメラが去年から扱い始めたのでまた興味が戻ってきた。
何と言うか懐かしい!って感じと、中二病魂がふつふつと蘇る感覚。
中高と中二病ガッツリ青春時代にメタルを聞きすぎてWarhammerの世界観だけはずっと染みついている。

とくにイギリスのデスメタルバンドBolt Throwerは新宿ディスクランドですぐにジャケ買いした思い出。
バンド名からして中二感あるけどセカンドアルバムRealm of Chaosがタイトルも中身も
Warhammer 40000を題材にしている。

1989年 Earache Recordsから発売。
Warhammer 40000の初版の画像をそのまま使ったジャケット。
WikipediaによるとGames Workshopから使用して欲しいと依頼があったと言う。
当時デビューまもない、そもそもジャンル自体マイナーなデスメタルでこんなに高価なアートワークを
使えたのは幸運としか言えない、日本では絶対にありえない。

ガッシュで描かれたJohn Sibbick氏の描くWarhammer 40000の世界観は当時食い入るように見て
この絵自体良く真似て書いていた思い出。
このなんとも男臭い、そして周囲を囲まれて抗う感じが中二病魂を揺さぶる。

そう言えば大学の頃生まれて初めて作ったホームページの名前をDark Millenniumにしていた。
Warhammer 40000の第2版の名称でもある。

話を戻してシタデルカラーを試して見ようとヨドバシでWarhammer 40000のSpace Marineが
3体と小分けにされたシタデルカラーがセットになったPaint Setを買って見た。
このセットは体験版と言った感じだし何より安い。

マニュアルは入っていない、箱に描かれたもので100%理解できるようになっている。

中身は小さいポットに入ったシタデルカラーが8色、そしてミニチュア3体。筆も入っている。

作り始めたけど塗料が固まっていてさっそくつまずく。
水で溶いたり、溶剤を入れてみたりしたけどアクリルガッシュのように一度固まるとゴムっぽい
感じで溶ける事は溶けるけど小さい粒子は残ってしまい断念。

青は割とまともに溶けたので2度塗りでなんとかここまできたけど他の色は無理なのでここまで。
しかしプラスチックなのにとても精巧で良く出来ている。可動部はないので組み立ては簡単。

安物買いの銭失いとはまさにこの事。
結局シタデルカラーはちゃんとした普通のポットに入ったもの、さらに公式サイトで買う事にした。
Games Workshopは国内に販売店を持っているので公式サイトでも日本円で同じ価格じゃないと買えない。

そして想像以上にミニチュアの出来が良くてさらに揃えたくなった。
今回購入するミニチュアには塗料は入っていないので普通にヨドバシへ注文した。
明日届くので楽しみ。

今月Warhammer 40000の新ルールブックセットが出るそうなので日本語版が出たらそちらも購入予定。
遊ぶ時間はないけどルールを知らないのもおかしい。

そしてこのブログにWarhammerカテゴリーが出来る予感。



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