最近良く書いている「もうHOで行こう」問題。あっという間に
Märklin K-Gleis各種とRoco 78208/BR03.10とRoco 67128/低価格NS貨車セット
がやってきた。まだ別のものがどんどんくる。
仕事が落ち着いたと同時に到着とか我ながらタイミングばっちり!
今回は写真が多め。
いつものトラッキング。
今回は早い、時差あるけど注文から1週間ちょっと。
Modellbahnshop-Lippeから過去最大の大きさでやってきた。
下のテーブルが幅160cmなのでたぶん長辺130cmくらいの箱。
そしてさすがに角にへこみが目立つ。
開けるといつもどおり梱包材だらけかな?と思ったら今回は違った。
いつもの箱in箱ではなく、一応箱in箱してるけど中の箱の蓋は
切り取られて緩衝材にされてる。
下には通販で良くあるエア緩衝材がヨドバシなみに大量。
エア緩衝材を取り除くと結構大雑把に商品が入っていた。
今回はじめてラフな感じ。
できれば車両だけでも別の箱にして欲しかったけど、特に問題はなかった。
下側も上同様エア緩衝材と箱を重ね合わせて強度を出している。
出した中身たち。
箱が大きかったのは真ん中にあるフレキシブルレールのせい。
小さなK-Gleisの箱は元からだと思うけど結構へこんでいる。
eHatton'sからPecoのフレキシブルレールが来た時は別便扱いだった。
まずはRoco 67128/低価格NS貨車セット。
Rocoの中では、というかHOもNも含めて最安の貨車セットじゃないだろうか。
VAT引くと約42EUR。その代わり裏を見るとベトナム製。
でもクオリティは十分高い。
本当はDBかÖBBが良かったけど売り切れてた。
そしてこの立派な箱。初のRoco機関車だけど他も同じパッケージなんだろうか。
おそらく今日か明日にくるRailjetでわかる。
中身はRoco 78208/BR03.10 AC リッチディテールモデル。HOでかっ!
豪華版だけど、2015年モデルのせいか通常版と近い価格になっていた。
BR01にもリッチディテールモデルでないかなぁ。
取り出すとケースに収められていて、仮のレールにはボルトでとまっている。
さわってもピクリともしない。
リッチディテールじゃないモデルをまだ見た事ないので比べられないけど。
すごく細かいし重厚感がすばらしい。
横から見ると動輪周りの作りこまれ方がすごいのがわかる。
プラスチック丸出しなパイプ周りをウェザリングしたい所。
そして想像通りセンターシューはほとんど見えない。
テンダードライブだけど、シューは動輪の間にある。
以前購入したNゲージのBR52と比較。
こうして見るとBR52の精巧さもすばらしい。
その代わり値段同じ。と言うか今回はHOの方が安い・・・。
当たり前だけど全長も倍近くあってNと比べると巨大さが目立つ。
NゲージのBR52がHOのBR03の動輪の高さくらいしかない気がする。
そういえばNでArnoldからSchlieren発売された、BR52で引っ張ると良いかもしれない。
Nだとパイプのよれよれが目立つけど、HOくらいになると目立たない。
カプラーは前回書いたデファクトスタンダードなループカプラー。
ただ付属品が色々入っていたのでRocoの交換カプラーはすべて入っているかもしれない。
前方はダミーのようだ。
付属品の数々。
マニュアルにパーツを取り付けるとR3以下ではぶつかって破損する恐れありと書かれている。
R4でも危険ゾーンらしいので取り付けないでおこう。
あくまでディスプレイ用と書いてある。
そして最初の箱をかぶせるとまさにディスプレイモードになるのですばらしい。
ケースはプラなのでアクリルでちゃんと作った方が良いかもしれない。
先ほども出てきたNS貨車セット。
低価格だけど梱包もしっかりしてるし手抜き感なし。
ただしこれからこの貨車たちがテスト走行の犠牲者になる予定。
いよいよBR03をレールから外す。
このように手で回せるボルトで止められている。
ボルトを外したところ。
Lippeの出荷前ステータスでクオリティコントロールとなっていた事があったので
たぶんテスト走行してくれたと思ってたけど、実際シューに少し傷が付いていた。
シューで証拠になるのもすばらしい。
そして通電!
z21からはデコーダーの種類をMotorolaにして後はDCCと同様に設定するだけ!
リッチモデルの特徴でもあるシャーシに仕込まれたLEDが美しい。
写真撮った時忘れたけど前進後退のLEDもきれい。
BR52も低速は優秀だけど、BR03ももちろん低速が恐ろしく安定している。
この時、隣のBR52も同時にコントロールして動かしたので、当然z21からは
DCCシステムとMärklinシステム同時にコントロールしてる事になる。
二線と三線で違うけどやってる事は変わらない。
さてK-Gleisのダブルスリップ、ドイツ語ではDoppelkreuzweicheで良くDKWと
略されてフォーラムなどに書かれている。
心配だったモーターの取り付け方法を確認。2個同じサイドには付けられない。
そしてダブルスリップもそうだけど、通常のポイントも手動駆動用のレバーが
付いていて手動でも楽しい感じ。
しかしPecoのレールのようにロッドを通せる穴がどこにも空いていない。
当然のように他社のポイントモーターの事は考慮されていない。
しかも手動レバーも簡単に外せて簡単に自社ポイントモーターがカチっと気持ち良く
くっつけど、このポイント内部の構造がブラックボックス。
あけるには裏のセンターレール用の鉄板を削り取る必要がある。
本当はDCC Conceptsのデコーダー付きサーボにしたかったけど加工が必要。
調べると数人チャレンジしてるけど、それぞれ決まった方法はなく
手動レバーを改造する人、本体の裏面を削って加工する人、いろいろいた。
トングレールの先端が加工しやすいけど、それだとスプリングポイントが
生かせなくなってしまう。
ちなみにトングレールはPecoのようにバネではなくプラスチックの
パーツで軽く押し付けていた。
良く出来てるけど枕木の下にむき出しなのでバラストを撒く時は要注意だと思う。
PecoでDCCは多くの人が加工をしているので情報が多く助かったけど。
K-Gleisはほんと少ない。
しばらくMärklin純正ポイントモーター+デコーダで行くか、それとも
加工してデコーダ付きサーボで行くか悩む事になりそうだ。
mä7548 裏面マウントキットを使えばポイント無加工でもロッド穴をつけられますよ。(それに気づいたのが素組み後だったためサーボとかは使いませんでしたケド)
返信削除https://twitter.com/yakumo9/status/753363258464083968
>S.やくも様
返信削除コメントありがとうございます。
またしてもすばらしい情報ありがとうございます!
7548使えないのかな?とは思っていたのですがドイツでもガイドにする人は
いても実際に使用してる人は見つかりませんでした。
確かにコスト考えると無駄な気もしますが、無加工は魅力的です!