以前考えたSCARMでのHOレイアウトを実現すべく、とりあえず外周だけ線路を揃えたけど
まずはポイントなどの動作チェック。
ここまでスムーズに動かせるまで実は色々試行錯誤した。
ネットを徘徊してMärklin三線式の良さをたくさん知った後、よし!色々安定したHOに
移行する!と決めてみたものの、実際動かしてみるとMärklin三線式だって完璧ではない
やはり何かしら問題は起きる事がわかった。
まずは適当にテストトラックの制作から。
PROSESのParalel Track Toolを使って複線間隔をそろえたり。
Märklin標準の複線間隔は64.6mm。
本当はこれに合わせないと行けないけどポイント同士直接接続し片渡りを作って
若干狭い複線間隔を作ってみた。だいたい55.5mm。
ダブルスリップも連続でつないで見てテストする。
純正ポイントマシンは2個だけ買ってあるので1箇所だけz21とNではいらない子になった
10775デコーダでテスト。
ダブルスリップ同士の間隔はもう少し狭かった。
この方法で行くと少々フレキシブルで調整が必要になりそう。
そして、いざBR03を走らせて見るとダブルスリップで問題が発生。
ダブルスリップは他社でも同様に色々問題を聞くので何かあるとは思っていたけど
思いのほか深刻でびっくりした。
まずはBR03が何かにぶつかって止まる事。
何かはすぐにわかった、シューがどこかに引っかかり進めなくなる。
しかし何度か走らせると平気な時もある。
そしてもう一つ、ダブルスリップでショートする。
ショートなんてMärklin三線式にはあってはならない事だ!なんて思ってたけど
そりゃなる時はなるだろうよ、ダブルスリップだし、と勝手に納得。
ちなみにC-Gleisはぜんぜん形が違うので安定してそうな予感。
そしてここから試行錯誤開始。
まずシューが引っかかる問題は後ろから照明をあててシルエットで確認。
中央のセンターレールの2本にそのままシューが乗らずにぶつかっていた。
結局その2本の角を1mmほどやすりで削って解決。
ググるとRocoのシューは短いらしい。そして静からしい。
それが原因かわからないけど、とりあえずMärklin純正と長さが違う事がわかった。
次にショートする問題。
これはNゲージでもやっていた方法だけどひたすらマスキングテープで絶縁して
ショートする箇所を探す。
ほんと地道な作業。これを何度も繰り返す。
そしてわかったのが結局これ。
センターフログの外側の一部にシューが。
センターよりのトングは導通ないけどあやしいのでマスクする。
そしてセンターレール、先ほど削った並びの両端2本にたぶん動輪がぶつかる。
これらをマニキュア用のトップコートでコーティング。
そのうち削れてくると思うので後ほどアクリル塗料でコーティングしようと思う。
これですべて解決!一番最初の動画のようにスムーズに走るようになった。
けどHOでも結構車体がガタガタする。いつしか脱線しそうだ。
ただこれはMärklinに限らずPecoのOOでもガタガタなるのをYoutubeで確認済み。
Rocoのシューの問題もそうだけどMärklin純正はフランジのサイズが大きいそうで
これも理由の一つになってそう。
そして前回考えていたポイントマシンの件。
こちらのサイトをみて方針を決めた。
Point machines for underground installation
Conrad Electronicというドイツの(たぶん)大きな電気屋さん。
そこが作っているMärklin用のポイントマシンのマニュアル。
やはりやっている人が多いデフォルトの手動ポイントマシンを加工する方法のようで、
結果これが一番安上がり。
Märklin 7548を使う方法も教えて頂きましたが、サーボが安くても結局結構な額に
なってしまうのでConrad ElectronicとDCC Conceptsの方法で行く事に決めた。
決めたとは言えこの手動ポイントマシン、結構楽しいのでしばらくは手動で行く。
遠くにポイントが出来たら徐々に電動化していこう。
そしていよいよRailjetが届いたのでのちほど。
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