昨日届いたKM1 111849FS BR18.478 Museum Nördlingenをいよいよ
レールに乗せてテストしてみる。
動画を撮影したので先に動画から。
この蒸気機関車はもと王立バイエルン邦有鉄道S3/6型の4536。
1918年製で最後の王立バイエルン邦有鉄道S3/6型になる。
製造はJ.A.MaffeiでJ.A.Maffeiもその後Kraussと合併しKrauss-Maffeiになり
Krauss-MaffeiがWegmannと合併しKrauss-Maffei Wegmannになり
Siemensに吸収され現在Siemens Krauss-Maffei Lokomotivenになった。
このS3/6は1116 1216 Taurusのおじいちゃん的存在。
ドイツ国営鉄道になってから型番が変わりBR18.478になった。
なぜこのKM1のモデルがS3/6の姿かたちなのにBR18.478なのかと言うと
ドイツ国営鉄道時代は黒と赤でディフレクタをつけていたけど引退後
ネルトリンゲンにあるバイエルン鉄道博物館に保存されS3/6カラーに戻され
車番もネルトリンゲンの3673に復元。
Märklinがスポンサーになって修復したりして、そのたびMärklinオリジナル
カラーにされたりしてカラーパターンは複数ある。
Märklin破綻後にバイエルン時代の深緑カラーに戻された。
(以上だいたいWikipediaより)
このKM1のモデルは王立バイエルン邦有鉄道最後のS3/6の
最新の姿という事になる。
もともとはランタンの数も二つでもう少し外装もシンプルだったようだ。
KM1はそのオリジナルの旧型も模型化している。
値段は一緒だったので自分は博物館仕様をチョイスした。
実は兄弟機であるバーデン大公国邦有鉄道IVh型のシリンダーが若干むっくりした
形も好きなんだけど、なぜかそちらはドイツ国鉄時代の18.3形の方が欲しい。
KM1は過去に模型化しているけどもう売っていない。
ここから動画を撮影するまでの作業の様子。
まずはベースから外す作業、怖いのでテンダーから。
HOでも良くある裏からねじ止めしている。
重いのでテーブルに乗せて少しずつ出して外した。
レールに乗せると重さが良く分かる。
こちらの方が重いので慎重に乗せた。
車輪を固定している発泡スチロールを外すのが結構大変。
とくにココ、何かを壊しそうなので慎重に外した。
そしてまた大変なのがテンダーとつなぐドローバー部分。
先にコネクターをつなぐ。
上から見るとこんな感じで接続時に手を入れる余裕がない。
ドローバーをかけるのに先の細いドライバーなどを使ってなんとかはめた。
テンダーとのあいだはほとんどない。
幸い梯子部分や扉が稼働するので少しぶつけたくらいでは折れない。
そしてこれは急カーブも曲がれるようにするための工夫なのかもしれない。
スモークもテスト。
思った以上に入れて大丈夫だった。ただあっという間になくなる。
動画撮影後のテーブルはこのようにオイルだらけ。
Spur1 1/32、SpurHO 1/87、SpurN 1/160の比較。
Spur1 1/32、SpurHO 1/87、SpurN 1/160の比較。
正面から。そのうち同じBR18かs3/6を揃えたい。
この160㎝の打ち合わせテーブルの上で動かすだけでも楽しい。
当然z21でも問題はまったくない。
しかしただ円を回るだけでもいいのでエンドレスにしたくなる。
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