Märklin K-Gleisを使ってモジュールレイアウトを作っているので将来的に
システム全体をMärklinにしようと思っていたけど、ここにきて暗雲が。
Central Station 3(以後CS3)をバグが取れて安定してから買おうと思って
いたけど、もうWishlistから消してしまった。
引用元:http://www.maerklin.de/de/produkte/details/article/60216/
「風のおひるね鉄道王国」さんと言うCentral StationでMärklinを楽しむための
TIPSやHowToが大量にある素晴らしいサイトで衝撃を受けた投稿が昨日あった。
リンクフリーと言う事でリンクさせて頂きます。
こちらの「CS3の機能と対応について」と言う投稿。
問題は現状CS3ではCS2で出来ていた事が出来ない事。
将来も実装されない機能がある事。
上位互換をあきらめた事。
これらがMärklinの直接の回答だと言う事で驚いた。
ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンスはソフトウェア的に
改善して行くとは思う。Youtubeを見るとマウスで操作している人が多い。
しかし単純なシャトル運転すら出来ないと言う事で自分がやろうとしていた事が
あっさり出来ない事が分かってしまった。
自分の場合レイアウト自体小さいので8両編成のRailjetをエンドレスで走らせると
センサーと閉塞区間を作る意味がほとんどない。
最初は単純なシャトル運転で我慢して将来的に固定レイアウトを夢見てCS3や
Märklinのセンサーなどを揃えて行こうと思っていた。
イベント機能を使えば可能と言う事だけど、CS2も触った事がないので実感がない。
工夫すれば出来るのなら良いか、なんて思ったけど衝撃的だったのは上位互換を
諦めていたので将来性がないことだった。
将来性がないのであれば他にたくさんあるコマンドステーションとたくさん
あるソフトウェアで制御と言う選択肢があり、こちらの方が汎用性も高い。
Märklinと言えば(どこかのサイトに書いてあった言葉を借りると)三世代に
わたって楽しめる鉄道模型だったのではないだろうか。
それはつまり上位互換にする事で新しいシステムを導入して行っても古い物を
そのまま使っていけるので孫の代までと言う事だと思う。
しかし、今回の投稿を見ると完全にそのコンセプトがなくなったようだ。
(元々オフィシャルで言っていたかどうかは知らないけど)
コマンドステーションはECoSも2.1が出るし、自分はESU製品に期待したい。
またはRailcomが素晴らしくシャトル運転も簡単なLenzで行くかもしれない。
そもそも自分がMärklinで行こうと決めた理由は過去に書いているけど三線式の
優位性で、実際このブログでも先輩方の意見を聞いたり
「風のおひるね鉄道王国」さんを見て制御が楽しそうに思ったので
最終的に三線式に決めた。
しかしこの優位性もMärklinの製品内でばらつきがある事も分かってきた。
K-Gleisのポイントはとにかくトラブルが多い、解決すれば安定するけど
それなりの出費や工夫を覚悟する必要がある。
二線式の方が製品も多いし選択肢も多いのでCS3のガッカリ感もあって
二線式でDCCの方が将来性があると思う。
現状のコマンドステーションはほとんどDCCとMärklin両方対応しているので
デジタル的にはどちらを選択しても問題ない。
あとこれは自分の環境だけかもしれないけど、Märklin製のBR64が
z21のせいか分からないけど、複数の機関車を同時に制御していると
コマンドを受け付けない時がある事。STEP数も少ない気がする。
シューの問題だけではないのも最近Märklinにガッカリしてるポイントだった。
そこへきてのCS3の問題。ガッカリに次ぐガッカリ。
三線式レールは堅牢だし室内灯がチラつく事もないし音が途切れる事もないので
レールは茨の道だけどこのままK-Gleisで行こうと思う。
ちなみに最近の機関車で高級なモデルは大型のキャパシタを内蔵して瞬断を
なくしているので二線式DCCでもまったく問題ないともいえる。
コマンドステーションはしばらくはz21で行くけど、将来的にはCS3以外を
検討しようと思う。期待していただけにほんとガッカリ。
0 件のコメント:
コメントを投稿