まずは各ポイントに共通して行っている事から。
ポイントはシューがレールをまたぐためにセンターレールの高さを変えている。
横から見るとセンターレールの高さが徐々に変わっているのがわかる。
分かりやすくCGで極端に表現するとこんな感じ。赤いのがセンターレール。
別の角度から。フログ側は急坂なのがわかる。
トング側はポイントの長さにもよるけど緩やか。
実際にシューがどうやって通過するか写真でまとめた。
このRocoのショートシューはK-Gleisのポイントと相性が良くトラブルが少ない。
徐々に上っていき。
リードレールをまたぐ。
またぐと下っていく。
各センターレールは最初からある程度角を丸く作られているけど、メーカー問わず
シューが乗り上げずにセンターレールの側面にぶつかり停止する事が多い。
そのセンターレールの角をやすりなどで削る。実際には鋭利になるので怪我に注意する。
イメージとしてこのCGくらい角を落とす。
たったこれだけの事でスムーズに走行できるようになる。
次に他の方も苦労してるし代替品も存在するK-Gleis2275ダブルスリップから。
A:これはやらなくても大丈夫だけど安定させるために各ガードレールにプラ版を追加。
B:センターフログ上にあるセンターレールの側面に車輪がたまに接触してショートするので絶縁。
C:各リードレールにFrog Juicer、車輪でもシューでもどちらにも対応するために極性反転させる。
BとCはやらないとMärklin純正品だろうが他社品だろうが100%まともに通過させる事ができない。
(うちではRocoのTaurusだけFrog Juicerなしで100%走行できる)
この件は何度も書いているけど代替品があるくらい問題化してるのにMärklinは対策していない。
K-Gleis2260ダブルスリップの方はここまで大きな問題はおきない。
見た目は変だけどセンターレールの位置、センター付近の絶縁と底面の金属化と言う工夫がされている。
底面の金属化は2275でも試す予定。
次にこれは個別の車両の問題になるけど、ある程度共通化していえる問題。
まずRocoのショートシューは問題は少ないけど、ちょっとだけ加工した。
先端のプラスチック部分は最初から丸みがあるけど、さらに削る事でセンターレールへの衝突が減る。
さらに車両によるけど、ポイントでシューの高さが変わった時に抵抗が増して走行が遅くなったり
シューを取り付けるバネの両端を1mmほど切り落とし押し付ける力を弱めて抵抗を減らす事ができる。
このČD Railjetは自分でAC化したものだけど、ポイント加工前に良くシューをぶつけてしまい
バネ自体何度か折れてしまっているけど、まだまだ使える。
両端を少し切り落とし、車両におもりも追加する事で脱線がまったくなくなった。
MärklinのBR64は車両自体小さくテストにもってこいなので酷使している。
シューが大きいせいか抵抗が大きくすべりが悪いので銅箔テープを張ってスムーズにさせている。
BR64が一番まともに走らないのでベンチーマークになっているけど、ポイント側も色々と
加工する事でだいぶ良くなってきた。それでもまだ低速で止まる時があるので何とかしたい。
そして最後にECoS上のレイアウト。
ダブルスリップのアイコンがz21のようにうまく並べられない。
4方向スイッチだと上下左右の接続になり45度で置く事ができない。
と言うわけで自分にしか分からないような置き方になってしまった。とは言え快適で楽しい。
Railcomの表示場所も作って今後の制作に備える。
走行テストもそこそこ出来たので、次は各モジュールへの給電方法をさぐったり接続方法を試す予定。
こんにちは masatoです。
返信削除私もレイアウトを作るなら目立つ所はK-Gletsでと思っていてK-Gleis2275ダブルスリップも使うと思われるので、取り寄せてテストをしてみました。
確かにBの部分ではまれにショートする事が確認できましたので、何らかで接触対策が必要ですね・・
ただ弊社所属のBR64でテストしましたが、どの方向にかなりゆっくり走らせても集電不良で止まる事は一度もありませんでした。個体差でしょうか?
他の機関車でも集電不良で止まる事はありませんでした。
>masato様
返信削除こんにちは、コメントありがとうございます。
masato様のBR64大丈夫なんですね、止まるのはごくまれなんですがダブルスリップが連続しているのも問題かもしれません。
K-Gleisはセンターレールの突起もレールによって飛び出し方がまちまちでドライバで裏から押すと良くなったりもするので正解がわかりません。試行錯誤してみようと思います。
Bの部分の絶縁ですがそのうち削れてきますが側面を塗料で塗るだけで大丈夫です。お試しください。