The Nameless City: 3Dプリンター:新水洗いレジンテスト
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2018年8月23日木曜日

3Dプリンター:新水洗いレジンテスト

ツイッターに書いていたまとめメモ。

10日前にSK本舗さんで購入したWanhaoの水洗いレジンをテストしたばかりだけど購入直後に
新しい水洗いレジンが入荷するとアナウンスがあって新しい方もテストする事にした。
(検索で来られた方へ:まだ総出力回数が十数回なのであくまで参考程度にお願いします)

旧水洗いレジンのテストはこちら
2018年8月12日日曜日「3Dプリンター:水洗いレジン比較」

そこそこ使う前提だったので旧水洗いレジンは1リットルを買ってしまったけどもう出番はないかもしれない。
新水洗いレジンは右の500mlサイズ、パッケージの違いはないけど中身は見た目から全然違う。

あとレジンバットがバラ売りされるようになったので追加購入。
これで洗うあいだに次をすぐに始められるしFEPフィルムの交換もじっくりできる。

出力前に水洗いレジンの分離具合を新旧見て見る事にした。
左が新水洗いレジン、右が旧水洗いレジン、どちらも白だけど旧の方が黄色っぽい。

24時間Photonの中に放置したところ、写真では分かり難いけど結構分離してる。

コントラストを上げて見た所。
新の方は水面から5mmくらいは分離してる。

旧の方は水面から1㎝くらい分離してる。

ボトルへ戻して瓶に残ったものを見た所。
新の方が旧より多少粘り気があり残ってる、旧は分離した濃い部分が少し残ってる感じ。

そのまま水を注いだところ、どちらも水洗い出来るだけあって水に浮く。
新の方の底へ残った部分はしっかり洗わないと落ちない、しかしどちらも最後はIPAで洗浄した。

ツイッターにも書いたけど、油のように水に浮くのでシンクへそのまま捨てない方が良い気がする。
この瓶に付着してるくらい大量にある場合は紙などに吸わせて、更にこしてからシンクへ流すことにした。

ここから過去にAnycubic純正レジンで成功したデータを使ったテスト。
まずはFeldbahn用の橋のデータ。若干垂れ下がる部分もあるけど収縮も少なく使える。

次にFeldbahn 1fスケールドライバーのデータ、こちらは完璧と言っていいかもしれない。

このくらい塊のあるデータはAnycubic純正レジンの設定で行ける事が分かった。

プライマーサーフェイサーを吹いた方がAnycubic純正レジン、下が新水洗いレジン。
指や衣服のしわなどしっかり同じ感じで出力されてる。

ここまで0.01mmだったけど次はかなり大きいので0.02mm。

 こちらもパッと見完璧に出力されたように見える。

3回目は厚みも大きさも全然違うので水洗い後しっかりUVライトで硬化させ、最後にさらにIPAで軽く洗浄。

プライマーサーフェイサーを吹いてディテールを確認。
3ヵ所ほど断層のように線が入っているので出力中に少しずれた事がわかる。
プリンターに衝撃は与えてないのでFEPフィルムから剥がれる時のショックかもしれない。

若干細部がつぶれてるけど純正レジンとほぼ違いがない。
純正レジンの方が全体的にカッチリしてる感じもする。


3回ともすべて純正レジンと同じ設定なので、ここから追い込めば更に同じ結果に近づけるはず。

個人的な印象だけど、やはり完璧なのは純正レジン。
私の場合10時間以上かかる物が多く分離するのが一番の問題な気がする。

純正レジンは収縮が皆無、更に設定の追い込み回数も少なく済む、何度やっても同じものが出力できる。
次に今回の新水洗いレジン、若干収縮するけど相当細かいものでなければ問題ない。
旧水洗いレジンは自分の作る物には適さない。どう設定しても柔らかい部分が出てくるので
相当短時間の物でなければ使えないかもしれない。

最後にレジンバットについて。
3回テスト出力、総時間50時間以上。
出力毎にレジンバット内に残骸がないか確認したけどそのまま洗わずにレジンを追加して使用した結果。
目に見える分離した粒子は残ってるけど固形物はなかった。こちらはIPAで洗浄した。

レジンバットを拭く時、前はキムタオルを使っていたけど少し傷が付くような気がして
今回からレンズを拭くための「ニコン シルボン紙」と「ダスパー シグマ」を使用してみた。
どちらも質感が似てるけどシルボン紙の方が厚みがあって良い、しかし取り出し式の
ボックスではないのでシグマの方が使い勝手が良い。





4 件のコメント:

  1. レジンの価格は結構バカにならないですね。
    しかし、これから3Dプリンターを本格的に使っていくには必要な実験。
    それを惜しげもなく公開しているこのブログは文献としてすごく貴重だと思います。
    もちろんDCCについても同じことが言えます。
    どのブログより詳しく、わかりやすくて、本当にすごいと思います。
    駅のトラスをお願いしていたら、製作時間もさることながら、材料費も結構な額になりそうですね。
    あぶねーあぶねー(笑)

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    返信
    1. Gutさん、おはようございます!

      ありがとうございます!!そう言って頂けると投資した甲斐があります!
      パーソナルな3Dプリンターでレジンを使う物は最も材料費が高い部類かもしれませんね。
      もっと普及すれば安くなるのかもしれませんが、レジンはレジンですから高いままかもしれません。
      レジン以外にも結構かかりますしね(笑)

      私のブログで最近アクセス数が急上昇してるのが3Dプリンターの記事なんです。
      Gutさんのおっしゃる通りまだまだ参考事例が少ないと言う事なんでしょうね。
      私は3Dプリンター初心者なのであまり参考にならないと思いますが出来るだけ記録していくつもりです。
      失敗は成功のもとですし、誰もが最初は初心者ですから失敗を恐れずにチャレンジして欲しいと願ってます。

      DCCも3Dプリンターもそうなんですけど、たいていの方は成功例しか載せないんですよね。
      その背後にある地道な努力も実はあるんだよって文章で書いていても、やはり大きな写真で見れた方が良いですよね。
      DCCもほとんどの人がこんな事出来たと言う結果を載せる事が多くて初心者には分かり難い事が多いと思います。
      DCCではFuka-Pさんのブログも分かりやすくたくさんの写真を載せて解説して頂いてますので大変貴重です。

      レイアウト制作の大先輩であるGutさんやJR浜松さんも解説を詳細に写真と共にブログを残していらっしゃるので同じように私のDCCや3Dプリンターの話題も数年残ってくれたらなと思ってます!

      駅のトラスですが、もちろん頼まれたら無償でやるつもりでしたよ!
      材料費なんて気にしてはいけません、と言うか見ちゃいけません(笑)


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  2. 「成功例しか載せない」
    あー、そう、そうなんです。
    私も意識しないと成功例ばかりの記事になっちゃいますが、成功の裏に隠された経験談や失敗例の写真があると本当にわかりやすいんですね。
    マニアックになればなるほど、文字だけでなく写真も交えて書かないと、正直、何言ってるかわからない記事になっちゃいますし。
    製作記ブログを書く以上はやっぱり誰かの役に立つといいなぁという思いがありますから、そこは意識して書かないといけないなぁと改めて思いました。
    あれだけの量のトラスを無償だなんて、恐縮してしまいますよ。
    そのうち他の簡単なものをお願いするかもしれませんが(笑)

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    1. そうですよね、マニアックになればなるほど写真の重要性が増しますよね。
      どこかで読んだのですが人はあまり興味のない文章を2000文字以上いっきに読まないそうなんです。
      そこで私は出来るだけ写真を多めにして言葉を少なくしています。
      逆に伝わらない事も多いかもしれませんが、そういう場合は質問してくれると思うので読まれないよりは良いかなと思ってます。

      Gutさんのブログは間違いなく後世に語り継がれるでしょうね!So-netが続く限り!
      現状でもとても分かりやすいですし、すごくためになる事が多いので勉強になります。
      それがただで読めてしまうなんて!良い時代になったものです。

      3Dプリントですが遠慮なく申し出くださいませ!
      ちなみに強度を増したトラスもモデリングがほぼ完了していますが、現在別の物を優先してしまっているのでまた先送りになってしまいました。
      やはり3Dプリンター2台欲しくなりますね・・・。
      普段の仕事ではPCを最大10台回してるんです。3Dプリントも似たような感じになってきました。

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