The Nameless City: L2122:次期レイアウトDCCデバイス構成

2023年6月6日火曜日

L2122:次期レイアウトDCCデバイス構成

ようやく仕事がひと段落。
少しずつ考えていた次期レイアウトのデバイス構成を備忘録でまとめる事にした。

元々3線式の頃から少し前までメインのDCCコマンドステーションは現状メインのESU ECoS で行くつもりだった。
次期レイアウトを構想してから時間が立ち過ぎて様々な製品が出てきて、その中でもRoco の
Z21 シリーズのリニューアル内容が素晴らしく、なによりRailCom 対応Detector が他社より
圧倒的に安く8ポートもついてる。

次期レイアウトでは、ほぼ全線在線検出(RailCom でアドレスも取得)するのでESU Detector だと
とんでもないコストになってしまう。
それがRoco のリニューアルされたZ21 シリーズだと半額以下になる。
しかもESU だとECoS Link しかなく閉鎖的、Z21 だと汎用インターフェース。

Z21

2020年頃から次々リニューアルされたRoco のZ21 シリーズ。

自分が持っているz21 は白いスターターセットのもの。
買ったのも2016年2月、懐かしい。
IMG_2838.JPG

白のz21 はスターターセットと言うのもあって使えるインターフェースが少ない。
私が買った頃はまだz21 start ではないのでWiFi がいきなり使えたのが良かった。

今回黒でなければCAN-BUS がないのでRailCom Detector が使えない。 
そんなわけで次期レイアウトでは思い切ってZ21 黒を購入する計画。
おまけでBooster やSignal Decoder もZ21 シリーズで統一する事にした。

次期レイアウトDCCデバイス構成全体図

3本のループが2セットあるのがDCCバスパワーライン。
レールは複雑にギャップを切るのと外周は2線3線式切り替え式なので3本のバスパワーから
レールへ給電する形になる。
ループが2セットあるのは総延長が地上だけで120メートル、地下のヤードも含めると200メートルを
超えるためブースターで給電を分ける必要がある。

Hex Frog Juicer 

次期レイアウトではポイント集約部でリバース出来るけど、極性反転するにはクロスポイントの
中央だけでは短すぎてショートする可能性がある。
安定性と分かりやすさも重視して2ヵ所で極性反転することにした。
しかし今回Hex Frog Juicer は2個しか使わない、大量に買ってあるのでバックアップに取っておこう。
Z21 multi LOOP と言うアナログでも極性反転できる新製品もあるけど、Hex Frog Juicer が
優秀だし、独立したデバイスなので特にZ21 シリーズにこだわる必要もない。

2線式と3線式切り替え、普通のDCC とMärklin の共存

今後購入する車両を2線式にするとはいえ3線式を手放すわけでもないので切り替え式にして
走行できるようにする。
DCCバスパワーラインの1本をホットとグラウンドを切り替えられるようにする。

経験上3線式の場合は電流式在線検出はセンターレールで行った方が良いけど、その場合は
切り替えが複雑になってしまうので現実的ではない。
それに3線式の在線検出で問題が出るのは車軸が絶縁されている3線式モード時のESU 機関車だけ。
詳細は過去記事参照。

ブースター!!

今回はブースターが大量にいる。
私が所有するECoS はV2 なので7A と大容量だけどZ21 黒は3A しかない。
とは言えECoS ブースターより安いのでZ21 シリーズの方が結局コストパフォーマンスが良い。
シングルブースター(かデュアルブースター)とアクセサリー用にライトブースターを使う予定。
すべてZ21 とB-BUS でカスケード接続されるのでケーブル類もシンプル。

在線検出!!

今回Z21 シリーズに切り替える最大の理由であるDetector。
RailCom 対応8ポートで96.50EUR はほんと安い。
そしてこちらもCAN-BUS をカスケード接続できるのでケーブルがすっきりシンプル。
台数は地上だけで4台以上、地下も4台以上になる予定。
CAN-BUS 自体の給電が間に合わない可能性があるのでCAN-HUB も買うかもしれない。

iTrain

ECoS からZ21 シリーズにするデメリットがシャトル運転機能がなくなる事。
結構便利なのでECoS ではよく使ってる。
とは言え次期レイアウトからはソフトウェア制御をいれるのでECoS のシャトルの出番はなくなる。
デモ版を試用してみてコスパも良いし使いやすかったのでiTrain でDCC をすべて制御する。
スマホやWLANmaus も使うのでZ21 は良い。

ECoS も使わないわけではない。
RailCom を使用した車両登録が楽なので、こちらで車両のセットアップなどは行う。
普通に全体をコントロールも出来るのでZ21 Sniffer ポートへ接続する。
今まではECoS のSniffer へz21 を接続していた。

アクセサリーデコーダ

ポイントデコーダはDCC を始めた7年前からずっと愛用してるDCC Concepts の製品群。
今回も安定のDCC Concepts DCD-ADS シリーズを使う。
LED出力もあるので信号とは別に自分確認用のポイントランタンも自作する予定。

他にアナログスイッチでも制御できるようにすでにテスト済みのCobalt Alpha も使う。

Z21のシグナルデコーダも実は優秀。
Z21 アプリを使用してCV を意識する事なく自由に制御可能。
DB、ÖBB、SBB など一般的な信号もセットアップ済みなのでプリセットを選ぶだけでも良い。
最初3線式で考え始めた時はViessmann のMultiplex シリーズを使って信号のための在線検出も
任せてしまおうと思っていた。
しかし今回2線式になるのでもう在線検出する余裕がない、細かくギャップを切れば出来なくはないけど。
あとMultiplex シリーズにÖBB がない。
Multiplex のDB 信号をたくさん買っちゃってるけど他で使おうと思う。

まとめ

すべてテストしないと本番には行けないのでまずはポイント集約部の制作から開始する。
小さいオーバルにもするのでこれらの機器の一部も先に購入してテストしよう。

やはり仕事が忙しい時の方が頭が趣味に使える。
コロナでたぶんプチウツだったんだろうけど、SSRI 使うほどでもなかった。
でもなかなか遊びに頭がいかないもんなんだな。
今年はもう半分来ちゃってるけど趣味を楽しもう。




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