仕事は終わっていないけど待ち時間にいじってみる事にした。
この2ヵ月は仕事の忙しさと母の入院と死で全然手を付ける事ができず色々と買うばかりだった。
普通解説サイトや公式サイトのWikiを見てセッティングして行くと思うけど今回あえて何も見ないで
壊すの覚悟でどこまで素人が触ってセッティングできるかやってみる。
自分がやった所で意味はないと思うけど何となく敷居の低さをアピール、だけどDCC経験が
まったくない人は公式サイトのWikiを必ず見てください。
Yaasanさん製のDSmain R5.1 完成品。今日初めて電源を入れる。
壊すの覚悟とか書いたけどせっかくのYaasanさん手作りなので壊したくない。
USBでパソコンと接続するだけで電源が入った。
試しにUSBの5Vで動かせるのか試して見ることにした。
フロントパネルのPWRは点灯しているけどRUNが点灯していない。
右下のプレイ/ストップボタンがRUNボタンだと思い押してみるとさっそくエラーが出た。
そりゃそうか、と言うわけで付属していたACアダプターを接続。
ここでDSmain R5.1は単体で機関車を動かせるはずなのであえてUSBは外す。
プレイボタンでRUNがオレンジに点灯、画面にあるLOCの後に続く数字が機関車アドレスだと思うので
上下ボタンでアドレスを入力。今回E69を動かすのですでに機関車側に設定済みの1009。
フロントパネルのボリュームをひねると簡単に動いた。ここまで5分かかっていない。
アナログDCのコントローラと変わらない感覚。
進行方向を変える時はECoSと同じでボリュームをMin方向へ回してカチッとなれば変わる。
手を離さずにコントロール出来るのがとても便利。
進行方向アイコンがプリントされているけど残念ながら上からだとほとんど見えない。
これだけコンパクトかつ本体だけである程度操作出来るので確認用コマンドステーションとして重宝しそう。
LOC番号が出ている時にENTERボタンを押すとファンクションのF00がONになるので機関車のライトが付く。
ちょっとした機能だけどすごく便利。
簡易的だけどフロントパネルだけでポイントの操作、CVの読み込みと書き込みも出来るのがすごい。
機関車が3桁アドレスならLOCの画面からESCを押してCVReadを選びENTER。
CVNo 1の状態でENTERをまた押せば機関車アドレスもすぐに確認できる。
4桁だとロングアドレスなのでCV17と18を読む必要がある。
次はパソコンと接続してドライバを入れて、肝となる制御ソフトDesktopStationを使ってみる。
まずは公式サイトへアクセスしてメニューのダウンロードへ。
http://desktopstation.net/index_jp.html
次にデスクトップステーションからDesktopStation最新版をダウンロード。
DSmain用USBドライバも一応ダウンロード。
USBで接続すると今回使うWindows10ノートパソコンではドライバの催促がなかった。
すでにESUのLokProgrammerやSPROGを使っているせいかもしれない。
試しに別のWindows10パソコンへ接続すると自動でドライバが入った。
次にDesktopStationを解凍しbinの中にあるDesktopStation.exeを起動。
とくにインストールの必要はなさそう。
起動するとこの画面。
このまま開始ボタンを押してもシリアルポートが見つかりませんと下に出て反応なし。
上のアイコン群にあるプロパティボタンを押してみる。
ここにシリアルポート設定がありポート番号が選べるのでCOM1以外にしてみる。
もう一度開始ボタン。
本体からぴっぴっと音がなってファンクションボタンなどが押せるようになる。
右側にあるDB ICE3と書いてあるプルダウンの下の真ん中のボタンが機関車追加ボタン。
押すと機関車の追加画面が出るので、すでにレールに乗せているE69の設定をして見る。
かなり詳細に設定できるようでいじるのが楽しみ。
OKを押して戻るとプルダウンメニューに追加されているので選択。
フロントパネルではF0しかONに出来なかったファンクションキーもF15までボタンがある。
追記:Yaasanさんからコメントを頂きShiftを押すとF16以降が表示される。
キーボードのファンクションキーでも使用可能だそうです。便利!
F1を押してサウンドを出してみるとレスポンスも良くすぐに音が出た。
この状態で本体のフロントパネルのボリュームで操作するとパソコン上のDesktopStation側も
即反応してスピードメーターが動く。ただし動きはカクカク、パソコン上で操作する場合はスムーズ。
とりあえず今回の紹介はここまで、ほんの数分でここまで行けるのはほんとすごいと思う。
このDesktopStation DSmain R5.1は低価格なのに超高機能なので少しずつ機能を紹介して行こうと思う。
RokuhanのコマンドステーションのUIはDISっていたのになぜDesktopStationはDISらないのか?
と思う人もいるかもしれないので少し。
もちろん最低限のデザインだし良くはないと思う、重要なのはこのハードもソフトも
たった1人、Yaasanさんによって生み出されているという事。
価格を考えたら赤字、完全にボランティアだと思うのでDISれない。
そのため注意点は前にも書いた事があるけど、屋号はあってもあくまで個人なので過度なサポートを
求めてはいけない、何かあればDesktop Station Forumで質問すると良いかも知れない。
制作者のYaasanさんのDesktopStation DSmain誕生までの歴史をYaasanさんのブログ
「電気屋の毎日」で垣間見れる。
その一部をリンクを張って時間軸を追ってメモしようと思う。
2012年04月06日 フランクフルトで鉄道模型を買う
2013年03月05日 メルクリン・モトローラ方式の線路信号解析
2012年11月11日 DIYでコンピュータからメルクリンを制御するための準備
2013年04月29日 Available "Railuino GUI tool" for windows
2013年05月18日 Railuino Stationの名称変更と自動運転機能
2013年07月03日 Desktop Station 0.81c release
2013年10月23日 Desktop Stationの反省と方向性
2013年11月20日 Desktop Stationの今後の予定
2014年01月25日 Arduino用鉄道模型シールドを設計完了
2014年03月12日 MM2/DCCシールド 基板到着
2014年04月15日 もうすぐ一周年
2014年06月09日 Desktop Station main試作機
2014年07月10日 DS-main R2の有償頒布・お試しサービスの告知
2014年12月10日 入力ボードの検討
2015年04月20日 DSmainR3のコンセプト
2015年05月05日 DSmain R4設計完了&試作基板発注
2015年06月21日 DSmainR4 頒布開始
2015年08月29日 DSmeister(仮)の設計状況
2015年09月18日 DSmeister 試作1号機
2015年10月09日 DCC Manufacturer IDを発行してもらいました
2015年11月27日 DSmainR5 販売価格発表
2016年01月13日 DSmainR5 受付開始&Gゲージデコーダ とりあえず動いた
それぞれ細かい内容が何日か続いて書かれるので興味のある方は連続して読むと良いかも知れない。
私もまだまだすべてを読み切れていないので最新に追いつくまでゆっくり読んで行こうと思う。
ご紹介ありがとうございます。デザインセンスは…すみません。
返信削除PCの操作で、右側レバーはマウス右クリックで変更できます。
ファンクションは、右クリックで機能変更、シフトキーでF17以降がいっぱい増えます。キーボードのファンクションキーも使えます。
元々、私はPCソフトをメインに作っていたので、一番作り込みが細かいです。何かあれば直しますので辛口でご指摘ください。
Yaasanさん、おはようございます。
削除購入からだいぶ遅れてすみません。自動制御も含めどんどん使っていく予定です!
デザインはデザイナーがやるべきですからね、とは言えすごく使いやすい配置です。
後でタッチパネルでやってみたいと思います。
PCでの操作色々もありがとうございます。
さっきはマウスつなげていないので分からなかったのですがホイールでもレバーのコントロールできたんですね。
のちほどdigikeijs DR5000など他のコマンドステーションとの比較もしてみる予定です!