The Nameless City: 撮影機材強化:Zoom H5購入

2017年10月4日水曜日

撮影機材強化:Zoom H5購入

最近自分のアップしたYoutube動画がヨーロッパの方々に好評なので調子に乗って撮影機材をアップグレード。

ブログではあまりお見せする事がない撮影機材。
鉄道模型を動画撮影する際に使用している基本的なセットがこちら。写真は基本Canon 6Dを使用。
カメラ:Sony α7S
レンズ: SEL2470GM他いろいろ
マイク:オーディオテクニカ AT9943 AT9941
ミキサー:TASCAM DR-60DMKII
4k収録:ATOMOS SHOGUN

音はそこそこ拘っていてジョイント音をしっかり録りたい時はレイアウト下にもマイクを設置する。
そのためミキサーをいれてカメラ近くの音とジョイント音とバランス良く録る必要があった。
ミキサーのTASCAM DR-60DMKIIはその点すごく便利で音も良かったんだけど、ケーブルがごちゃごちゃして
取り回しが難しくなる問題があった。

そこで今回Zoom H5を導入。上位機種のH6にしなかった理由はラインアウトのゲイン調整の有無。
H5は後発なだけあってラインアウトのゲインを下げる便利機能がついていてDR-60DMKIIのような扱いが出来る。
コンパクトでさらにマイクがつくので簡単に4ch収録が出来る。
H5標準のショックマウント付きのステレオマイクはまぁまぁというレビューだったので
上位のステレオマイクXYH-6も購入。
レンズのようにマイク部分を交換できるのが面白い。

DR-60DMKIIと比べてシンプルでコンパクトになったマイク周り。

4ch以上収録したい場合はDR-60DMKIIも使用すれば良いから選択肢も広がった。
ステレオマイクだらけで、もはや何を撮影したいのか良く分からない。

4k収録を高画質で出来るATOMOS SHOGUNも組み合わせる事もあるかもしれない。
ここには写ってないけどSony DSC-RX100M5もサブ機にしてる。
α7SもRX100M5もS-LOGに対応しているので撮影後カラーグレーディングの楽しみもある。
早くこのセットでジョイント音を録りたい。




15 件のコメント:

  1. おお!!
    さすがですね☆ここ数日いろんな機種を研究しており、マイクはもちろん録音機のこだわりは素晴らしいですね♪
    今悩んでいるのはSONYのPCM-D10かD100(DSD録音出来る)いずれも192kHz/24bitハイレゾ対応で評判も良いみたいです。D100は発売から4年も経っているわりに価格が倍ほど違い悩みます。外付けのマイクはAdphoxBME200のバイノーラルマイクとD10の組み合わせで出せる予算ギリなのでD100の場合ローランドCS10EMになってしまいます。電車や機関車の音でどのくらいの差が出てくるのか例がないので分かりませんが。
    それに小型のテクニカの外部マイクとウインドスクリーンを考えている最中です。キハや伊豆急、185系の音を走っている今のうちに収録しておく重要性(笑)に気づいてしまいました。

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    1. PCM-D10良いと思いますよ!
      JR浜松さんがどの程度のサウンド編集が出来るかわかりませんがDSD収録するほどのクオリティが必要かどうかは考えた方が良いと思います。
      先ほどのコメントにも書きましたがモニター環境が良くないとその差を体感する事は難しいからです。
      まして鉄道模型から出るサウンドなんてたかが知れてますからね。

      しかし予算に余裕があるなら最高スペックで行く事が正解です!20年後くらいには鉄道模型でも再生できるかもしれませんからね。
      個人的には48khz/16bitでもほとんどの人には問題ないと思っています。
      ミュージシャンがそれ以上のクオリティで作業するのはエフェクトなど非破壊編集だけでは音楽が作れないからですね。

      バイノーラルマイクにする理由はなんですか?別コメントでも書きましたがマイクは重要です。
      ASMRでもない限りレコーダーに対してかなり非力になると思います。

      モノラル再生しか出来ない鉄道模型用にバイノーラル収録するのであればまったく無意味です。
      それよりも高性能なガンマイクとショックマウントに予算を回した方が良いと思いますよ。
      適度に周囲の雑音を拾わずにピンポイントに撮りたい音が録れるかが重要です。

      私の動画で皆さん気付いてるかどうかわかりませんが生活音や外の雑音がほとんど入っていない事が分かると思います。

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  2. D10の太鼓判!助かります。
    収録は模型用なのですが、実車音を将来の DCC音源に使う為にバイノーラルイヤホンは欲しいアイテムの一つなんです。(駅ホームや乗車中の収録の難しさから仕方がない方法)
    外部マイクの仕事ぶりには目をみはるものがありますね。サウンドのクリアさや解像度が全く別物になりますものね。これらをいっぺんに購入するのは厳しいので来月になったらテクニカあたりのこれもあまり目立たないもので、おすすめがあればアドバイスして欲しいです。

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    1. 確かにバイノーラルで収録しておくと臨場感もあり良いのですが、当たり前ですが無駄な周囲の音も全部拾います。全部と言うのは口の中や心臓の音も含めてです。
      しかも安いバイノーラルマイクは簡易的なステレオマイクでしかもイヤホンタイプと言うバイノーラルの意味が薄れるものです。

      ご存じかと思いますが本格的なバイノーラルマイクは頭蓋骨まで計算されていて人の形をしており100万以上します。これなら人を模してるので心臓もなくクリアな音が録れます。

      個人的にガンマイクを勧めてる理由の1つは音圧です。
      スペックに目が行きがちなんですが、全音域でそれなりの音圧がカバーできていないと後処理でどんなに頑張っても迫力のある音にはなりません。
      将来のために収録しておくのであればプロユースのマイクを使用する事をオススメします。

      もしバイノーラルにする理由がただたんにイヤホンタイプにしたいと言う理由ならばD10標準のマイクで収録する方が何倍も良いと思いますよ。
      列車の中なら柔らかいバックの上にでも置いておけば良いからです。

      と言うわけで目立たないで、もっともベストな収録が出来るオススメはずばりD10内蔵標準マイクだと思います!
      バランス入力があるので後々高品質なマイクもつけられますしね。

      収録の参考になる動画のリンクも貼っておきます。

      How To Record Audio - Shotgun Microphone
      https://www.youtube.com/watch?v=jM4Nt-MVovg

      How To Record Audio - The Basics
      https://www.youtube.com/watch?v=0FijomwaDYo


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    2. 参考動画追加、こちらは工場などでの収録の違いがわかる動画になってます。

      How Shotgun Microphones Work
      https://www.youtube.com/watch?v=h3LSEnI3ko0

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  3. 詳しい情報ありがとうございます!
    バイノーラルイヤホンマイクはキャンセル出来たので、買うならば外部マイクですね。
    最初は内蔵マイクで様子見します。周囲の雑音を防ぐ意味でも単一指向性から選ぶべきなんでしょうね。

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    1. そうなんです、出来るだけ単一指向性が良いと言う事ですね。
      ただたぶん本当は車両によってはピンポイントすぎても良くないと思うので、ガンマイク2本~4本で2ch~4ch別々に録ったり工夫が必要かと思います。
      内蔵ステレオマイクも優秀でしょうからまずはそこからですね。
      ちなみに私はサウンド編集にはAdobe Auditionを使っています。ノイズ除去が簡単です。

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  4. たびたびすみません
    機器はまだ予約していないので、迷いに迷っております。ZOOMのH5は上級SPにワンタッチで取り替え出来る優れものですし、ラインアウトのゲインを絞れる使い方が出来るしプライス的にもとても優しいしで、魅力的ですね。ガンショットマイクでピンポイントにコンプレッサー音など容易に狙えて扱いやすそうです。鉄道の実車音を録る場合に素人の私でも扱いやすそうな機器としても行けそうですか?発売されたばかりのD10にばかり目がいってましたが、拡張性を考えるとこちらの方がプロユースとしても良さそうですね。ご意見をお願いいたします。

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    1. Zoomは元々ギターなどの低価格なエフェクターメーカーだったので、私もそんなに期待していませんでした。
      しかし時代は変わりレビューなどを見るとH5/H6の評価が高く、低価格と言う事もあって購入してみたんです。
      これが正解でした!おっしゃる通り取り回しの良さやゲインの調整、マイクの変更などコンパクトかつ多機能でほんと素晴らしい製品です。価格だけではわからない部分です。
      マイクをいろいろ揃えると結局高くなってしまいますけどね。

      私がH5にした利点はこの記事に書いた通りですが用途が夜中の静かな時間に鉄道模型の走行音を録る事なので実車の録音とは大きく異なります。
      しかもラインアウトをそのままカメラへ入力するので出力ゲインの調整が必要でした。
      実はラインアウトの出力ゲイン調整が出来るレコーダーは少ないんです。

      PCM-D10ですがマニュアルを見てみました。
      利点はずばりBluetoothによるコントロールとH5/H6と同じバランス入力ですね。
      アッテネーターも内蔵しているしローカットフィルターもついているのである程度D10でノイズ除去ができます。
      ただBluetoothのノイズ対策がどうなっているのか気になります。
      あとラインアウトのゲイン調整はできないようですのでカメラなど外部への出力はおまけ程度に考えた方が良さそうですね。

      どちらもプロユースに耐えるスペックで素晴らしいと思います。
      昔と言うか今も持ってますがソニーのPCM-M10も持っています。
      これもコンパクトでとても音質が良いので気に入っていますので同じソニーと考えるとD10も間違いない製品だと思います。

      正直レコーダー自体は誰でも扱えるくらい簡単です、それよりも録音と言う作業そのものの知識が必要になってきます。
      レベルをどれくらいに抑えれば良いか、ローパスフィルターは使った方が良いか、録音後にコンプレッサーをかけた方が良いのか、などなど。
      ただ何度もやっていれば慣れてくると思います、まずは自動調整はオフにしてヘッドホンでリアルタイムで聞きながら音が割れないギリギリを狙って録音してみてください。
      うまく行ったらフィルターやイコライザーを試してみてください。

      フィールドレコーディングに関する入門書や教科書を読んでも良いかもしれませんね。

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  5. 詳しい解説本当に助かります!
    この記事も過去に一度は読んでいるはずなんですが、内容が高度でその時に必要性を感じないと素通りしてしまっていると思います(^^;
    外での録音がメインとなりますから、最初はウインドスクリーンなどに気を遣いたいと思っています。ZOOMの魅力が分かってしまい揺れに揺れてますが、カメラなどとの組み合わせまで考えておりませんのでSONYを買ってみますね。
    ESUのサウンドに出会ってからというもの、Nardiさんをはじめとする(何度も書いてしまいますが)皆さんに着いていくのが大変ですが面白い内容なのでやってみます。これでも学生の頃はSONYのミキサーやティアックや友人所有のルボックスのオープンでお遊びでの編集をして遊んだ事があるので、Nardiさんの仰っている意味は分かります。
    入門書も近日中に買って読んでみますね。

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    1. 私のブログは雑多過ぎて全部読んで頂いていても忘れてしまいますよね!
      全然忘れて頂いて大丈夫です!人間ですから!

      フィールドレコーディングについて調べたらきれいにまとまってるサイトを見つけました。

      Aaron Marks Special: A Practical Guide to Field Recording [Part 1]
      http://designingsound.org/2010/10/22/aaron-marks-special-a-practical-guide-to-field-recording-part-1/

      Aaron Marks Special: A Practical Guide to Field Recording [Part 2]
      http://designingsound.org/2010/10/26/aaron-marks-special-a-practical-guide-to-field-recording-part-2/

      私も後で読んで見ます。

      ところでオープンリールで遊んでいたんですね!私は見た事もないので憧れます。
      今はデジタルで編集出来てしまうのでアナログ編集時代はすっかり忘れ去られてしまいましたよね。
      音響関係も凝り出すときりがないですから私はミュージシャンに聞いて良い所取りしてます。
      ProToolsを自由自在に扱う彼らをほんと尊敬します。

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    2. アナログ人間のまま大人になってしまいました(笑)
      ルボックスオープンリールのダイナミックレンジはナカミチのカセットデッキ(カセット比べるのは酷ですが)以上に伸び伸びとしたクリアで粒々感のある綺麗な音でしたね。編集時に斜めにカットして友人がお遊びで深夜ラジオ番組に応募し放送されてました。親が某大学教授に地下室専用音楽ルームでピアノ教室をやっていてオーディオも当時の高級オーディオ完備。編集と聞くとその頃のイメージで想像してなんとなく判断しています。その影響でティアックオープンやミキサーを貯めていたお年玉で購入しました。その後タンノイアーデンmkⅡをSPにしてナカミチや現在でもOHして使っているアンプやCDプレーヤーに繋がって行くのでサウンドと聞くとその頃の感覚が蘇ってしまうんです(^^。

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    3. 素晴らしい貴重な体験されてるんですね!
      私はナカミチと言えばMOドライブしか思い浮かびません(笑)
      今でもコンシューマーレベルでのダイナミックレンジはアナログにはかなわないと思います。
      結局デジタルになってもAD/DAコンバーターの性能やアナログ部分で言うとアンプは大切ですよね。
      私もアンプは(10万以下ですが)こだわっていました、しかしミュージシャンの友人に聞いて今はパワードスピーカーに落ち着いています。
      しかもいまやツイーターもリボンツイーターで技術の進歩を感じてます。
      どこかのお店にあったらADAMのスピーカー体験してみてください。

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  6. ナカミチも最後はCDチェンジャーを作っていたのですね。手放してしまったおそろしく剛性感のあるTD1200Ⅱというカーカセットデッキもこだわりがありました。CDが出始めの頃は聴けたものじゃなかったですが、その後の進化は素晴らしいですから。SPも場所問題でB&WのCM-5を使っているので今の音も気に入ってます。
    ADAMっていうんですね。コンサート会場で見たような気がします。最近オーディオ店から遠ざかってしまいましたが、機会があったら体験してみます!アドバイスありがとうございました。

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    1. 返信遅くなってすみません。
      良いスピーカーお持ちですね!しかもコンパクト。
      ADAMはモニタースピーカー(スタジオやミュージシャンが使うもの)と言う意味で優秀なのでB&Wからすると用途が違うのでまったく別物に聞こえると思います。
      録音したものが直球で聞こえるのでサウンド編集には必須といえます。
      ピュアオーディオな人達からすると聞きづらいスピーカーかもしれません。

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