The Nameless City: 各コマンドステーションでコンタクトレールテスト

2017年11月26日日曜日

各コマンドステーションでコンタクトレールテスト

(追記あり)

本日届いたDigikeijs DR4088CSを使ってコンタクトレールのテスト。
今回3台のコマンドステーションと3線式、2線式両方でテストする。

前回やろうとして出来なかった3線式のコンタクトレールはセンターレールをコンタクト化。
まずは同じメーカーDigikeijs DR5000コマンドステーション。

DR4088CSではまったく問題なく検知しさらに機関車の動作もOK。
このセンターレールのコンタクト化が「Digikeijs DR4088GNDに敗北する」の時に
出来ると思っていたけどGND式では出来ない事が分かった。

センターレールのコンタクト化が出来ると言う事は2線式にも使えると言う事なので
KATO Nゲージ Unitrackでテスト、こちらもまったく問題なく検知して動作もOK。
これもGND式では出来ない。

続いてコマンドステーションをDesktopStationに切り替えてみると問題発生。

S88Nで接続すると前回同様全チャンネル検知になった。
DesktopStationソフトを再起動してみてみると普通に検知しているように見える。

しかし走らせてみると前のチャンネルが検知したまま。

更に移動させると3分割している3箇所すべて検知になってしまう。

次にECoS2.1ではどうかやってみる。
S88をS88Nにするアダプターをかまして接続してみると同様に全チャンネル検知状態。

どういう事だろうとまずDR4088とECoSの接続についてググってみる。
あまりヒットしなかったけどドイツのフォーラムに書いてあった。
Stummis Model Railway Forum「ESU Ecos2 with Digikeijs DR4088CS
読むと「S88のケーブルには4種類あるよ」と。S88とS88Nのそれぞれに2種類づつ。
良く分からないのでS88-A-SRでググってみると。詳細を書いているショップを見つけた。

tams elektronik http://tams-online.de/
このサイトにあるインストラクション。
これを見るとS88デコーダをデイジーチェーンする時にIN側とOUT側で違う事が書いてある。

ひょっとしてと思ってECoS裏のS88をS88Nに変換するアダプターを逆にしてみた。

たったこれだけでECoS解決。検知も動作も問題ない。

Digikeijsのサイトを見るとこのS88アダプターをUhlenbrockのIntelliboxに接続している写真があって
それと同じ方向に最初からしていれば良かった。情弱と言うよりケアレスミス。

ECoSはS88アダプターを逆にするだけで解決できたけどDesktopStationはそういうわけにいかない。
しかしこれはDesktopStationのせいではない、DR4088を他社製品で使う場合にクセがある。
DesktopStationでも自動化を色々やろうと思ってCSにしたけどどうしたものか。

結局DesktopStationでS88デコーダを使うにはMärklinの2線にも使えるS88DCを買うか。
Art.Nr. 60882 Decoder s 88 DC

もしくはMärklin純正のS88→S88N変換ケーブルを買うか。
Art.Nr. 60884 Adapterkabel

DesktopStation用のデコーダはまた何か買う時についでに買う事にしよう。
安いからとDR4088にするから安物買いの銭失いになっている。
おそらくMärklin純正ならこんな事起きないんじゃないだろうか。DC版あるの知ったのは最近だけど。

とりあえずDigikeijs DR5000とESU ECoSで使えるのでこれからじっくり自動化の勉強をしようと思う。

追記:
Yaasanさんにコメントを頂いてから、もう1つやっていない事を思いついたのでやってみた。
Digikeijs DR4088CS > Yaasanさん製S88 Button Decoder > DesktopStation DSmain

これでまったく問題なく検知してくれるようになった。
1~8がS88 Button Decoder、9~24がDR4088。
1と3はS88 Button Decoderのボタンを押しているので検知している。

車両を動かすとちゃんと10が消えて9が点いてくれた。

やはりDR4088のS88Nポートはデイジーチェーン用なのだろうか?
これでDesktopStationの自動化も勉強出来る。




7 件のコメント:

  1. レビューありがとうございます。
    なんでDSmainだけ、変な動きになってしまうんでしょうかね…。一応通信はちゃんと出来てそうに見えます。電流検出式だと、線路のギャップの切り方で、私もたまに間違えることはあります。

    S88は、古典的な枯れた技術なのでdigikeijのせいではないと思います。配線IN,OUTの勘違い、線路の検出用配線の取り扱いなど、何か原因が潜んでいると思います。

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    1. Yaasanさん、おはようございます。
      コメントを頂いてやっていない事を思いつきました。
      DR4088 > S88ボタンデコーダー > DSmainです。
      これでまったく問題なく認識してくれました!
      やはりDigikeijs側のS88-NポートのIN/OUTがデイジーチェーン専用になってる気がします。
      通常のS88ポート > DSmainならすんなりいきそうな気もします。
      そんな複雑な話ではないですか?

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  2. お尋ねします。いつも楽しく拝見させていたぢています。ところで、S88Nへの変換ソケットS88-A-BRかBLのどちらを選べば、Ecos50200に問題なくはまりますか?教えて下さい。

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    1. TKさん、こんばんは。
      ご覧いただきありがとうございます!

      S88-A-BR/BLはTamsが販売してる製品名でして、私が使用してるDigikeijsの変換アダプターとは異なります。
      Digikeijsの変換アダプターがTamsのBR/BLのどちらに該当するか実はわかりません。
      ですが本文にも書いている通りシンプルな話で反対にすれば良いだけなので簡単です。
      BR/BLは単純に反転してるだけの製品とお考えください。
      もし間違って買っても反対にすれば使えます、壊れる事もありません。

      現在私はDigikeijsの変換アダプターではなくMärklinのアダプターを使用しています。
      こちらも問題なく使えますのでご安心ください。
      たまに外して方向が分からなくなりますが認識しなかったら反対にしてます。

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    2. 有難うございました。早速Digikeijsの変換アダプターを調べてみました。少し延長コードの付いたものもあることが分かりました。購入を検討してみます。

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    3. Digikeijsのケーブル付き出てたんですね、確認した所S88側がL字コネクターのようなのでECoSだと上向きの場合本体と干渉するかもしれません。
      サイズが分からないので何とも言えませんが無理やり曲げれば入りそうです。

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    4. 情報ありがとうございます。もう少し、寸法などを調べてみます。

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