The Nameless City: 【OLD】ModellbahnShop-Lippeについて 2019

2019年1月18日金曜日

【OLD】ModellbahnShop-Lippeについて 2019




この記事は古いので新しく書き直しました。
2020年1月1日水曜日「ModellbahnShop-Lippeについて 2020」


-----------ここから2019年10月までの情報です-----------

最近、海外通販を積極的に利用する人が増えてきて、その都度説明するのは苦ではないけど
ブログに残しておけば説明が簡単な事に今更気付いたので書く事にした。
そしてシリーズ化しようと思う。

オススメショップは去年書いたものもあるので合わせて参考に。
2018年2月11日日曜日「オススメ海外ショップ2018と利用方法を書かない件」

ModellbahnShop-Lippe

今回は私が最も信頼していて最も利用しているドイツのショップModellbahnShop-Lippeについて。
https://www.modellbahnshop-lippe.com/

鉄道模型をはじめてから間もなく4年、現在までModellbahnShop-Lippeは約60回利用している。
最近ちゃんと見ていなかったけど色々変わっていたので自分の確認の意味でも
ModellbahnShop-Lippeについて再確認。

ローカルショップ

Detmoldにある大型店でドイツ本国でも必ず話題に出るしSpielwarenmesseでは
インタビューも積極的に行い情報も早い。
去年まではBremenにも大きな店舗があったけどいつの間にかなくなったようだ。
ドイツの大型店も縮小傾向にあるとは、今更知って驚いてる。

親会社

一度でも購入した事がある人は知ってると思うけど、メールなどはCASISOFT MindWare GmbH
と言う会社から来るし、Invoice(納品、請求書)にもそう書いてある。
実はこのCASISOFT MindWare GmbHはModelleisenbahn Holding GmbHのグループ会社で
つまりRocoやFleischmannと同じグループ会社。

Modelleisenbahn Holding自体は2005年にRocoが破綻した時に出来た救済会社で
Fleischmannを2008年に吸収合併した。
喧嘩別れしていたRocoのオーナーが2017年末に戻ってきて権利を持っていた
道床付きRocoLineレールを復活させ事は記憶に新しい。
http://www.modelleisenbahn-holding.com/
https://salzburg.orf.at/news/stories/2872488/

ではRocoやFleischmann製品が優先的に発売されたり有利な事があるのかと言うと全然関係ない。
これはTTゲージでおなじみのTillig Modellbahnenが最初に併設する博物館に作った模型店がベースの
ModellbahnShop-Sebnitzも同じ。別にTilligが有利になるわけじゃない。

むしろRoco製品に至っては地元オーストリアのMemobaにいち早く入荷する事が多い。

価格表示

ModellbahnShop-Lippeを初めて見た方は他より価格が高いと思われる事が多いけど、実はログインしないと
値引きされた価格がすべて見れないのとVAT(付加価値税)が加算された状態なので高く感じる。
ログインして何か商品をカートに入れて送料を決定する所まで進めばVAT抜きの価格になる。
その状態でカートの中身を消しても他の商品もVAT抜きの状態で見れるのでオススメ。
一定時間が過ぎるとリセットされるので再度ログインして同じことをすればOK。

例えば最初ログインした状態でESUのV60シリーズを見ると399EUR(定価419EUR)

上記の方法を行った後にこのページを見ると335.29EURになる。

これはドイツのVAT(付加価値税)19%が引かれた状態。
日本へ輸入する場合は免税になるのでこの価格が正しい。
ただしこの場合日本国内で消費税が請求される、詳細は以下の記事で。
鉄道模型輸入時にかかる費用について

プレミアムメンバー

ModellbahnShop-Lippeはアカウントを作成してログインするだけで日本でも良くある購入額に
応じてポイントが貯まって行くシステムがある。
MSL Bonus-System

アカウントを作るだけで購入額の3%が貯まって行く。(現在Bemoだけは適応外)
更に2016年末からプレミアムメンバー制度がスタートした。
https://www.modellbahnshop-lippe.com/premium/0/0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-gb-0-0/premium.html

プレミアムメンバーになるには1年間41.18EUR(VAT抜き)2019年1月現在の為替で5110円ほどかかる。
https://www.modellbahnshop-lippe.com/produkt/modellbahn_2_shop+lippe/31-7-0-269296-024-0-0-0-0-0-0-grp-gb-p-0/ein_produkt.html
これを購入すればプレミアムメンバーになれる。
なったかどうかは自分のプロフィールで分かるけど、更新に数日かかるのですぐに権利を
使いたい場合はその旨を伝えれば大丈夫。

プレミアムメンバーになるとポイント還元が4%になり、期間中1度だけ好きなカタログが無料に
期間中1度だけ1商品を10%オフする権利がある。
そしてあまり利点はないけどフラッシュセールと言って48時間優先的に発売される商品がある。
これは主に安売り品やB-Stock品に多いので私もたまに購入してる。

41.18EURが安いか高いかは利用頻度による、先日発売されたRailjetの8両セットのように高額な
商品を購入する予定がある場合にプレミアムメンバーになるのがお得。

10%オフしたい商品や無料カタログが欲しい時は購入時のフォーム「Add notes here.~」の所に
アーティクルナンバーと一緒に書けばOK。
「Add notes here.~」は下の方にある。

私はプレミアムメンバーに制度がスタートしてすぐになったので2016年12月27日が
初日になってるのがちょっと自慢。
このスタート時から現在までを考えたら約15万円分以上ポイントや10%オフで得してるはず。

予約

近年欧州鉄道模型は予約で生産量を決定するので必ず欲しい物は予約した方が確実。
予約でメーカー完売と言う事も珍しくない。
ModellbahnShop-Lippeの場合去年から予約のキャンセルが出来るようになったので助かる。
しかしドタキャンは無駄な在庫になるのでショップにとってあまり良くない事なので避けた方が良い。
予約時から価格が上昇した場合交渉すると予約時の価格で購入できる事もある。

送料と梱包

送料は定額ではなく大きさや重さで決定するタイプで特に重いと送料がガッツリ上がって行く。
送料が定額の所の方が安上りな事もあるので色々なショップを比較すると良いかもしれない。

梱包は他店とは比べ物にならないほどしっかりしてる。
この画像は持続可能性を考慮する前に書いてあったもの。

他店では右の写真のように新聞紙などで荒く包んだ梱包だけどうちはドイツ国内だと左の写真
国外だと中央の写真のようにしっかり梱包するよ、と言うアピールをしていた。

しかし去年持続可能性を考慮した梱包に切り替えると宣言があり、アンケートも取っていた。


持続可能性は説明する事もないと思うけどサステナビリティとも言われていて地球上の文明に関わる
システム全体を持続できるかどうかと言う大きな話。
これに企業として貢献します、と言う事で梱包のやり方を変えることにしたそうだ。

具体的には作業員の手間は増えるけど箱を2重の段ボールの壁にして再生紙を緩衝材に使う。
これは2017年頃からたびたびやっていたので特に驚かない。

最も良かった時代の写真はこれ。
「箱 in 箱」でも中の箱が浮いた状態で緩衝材に守られてる。

2017年あたりから次の写真のような感じが増えてきた、これでも浮いてる。


2018年末の写真はこちら、壁は2重だけど浮いてない。
これを私は持続可能性梱包と呼ぶことにした。

今でも時々「箱 in 箱」で来るけど箱と箱の間は再生紙で埋められているだけなので浮いていない。

Märklin-Händler-Initiative

ModellbahnShop-Lippeは残念ながらMärklin(LGBやTrix含む)のMHIではない。
MHIはMärklin-Händler-Initiativeの略で店舗限定商品を扱うショップの事。
ModellbahnShop-LippeもMHIだった事があるけど、大きくなりすぎたか親会社が
Modelleisenbahn HoldingになってMHIから外れた可能性がある。

問い合わせ

ModellbahnShop-Lippeに限らないけど日本以外の国では客を神様なんて言わないので
理不尽に思うかもしれない、これは商習慣や生活習慣の違いもあるので理解するしかない。
日本人に良くあるのが焦りや不安、それも理解出来るけど他の文化を敬い理解してから利用して欲しい。
偏見はあってもまだ仕方がない、私もまだまだあるけど無知である事を知り理解して行けば良い。
ただ差別だけは絶対にダメ、国や文化は関係なく人として問題がある。

ModellbahnShop-Lippeや多くのネットショップでは土日休日と思っていた方が良い。
実店舗は土曜日半休な事も多いそうなので現地で土曜日の場合は早めに行くと良いかもしれない。

例えば日本時間木曜日の夜に注文したとして、金曜日に出荷してくれるだろうなんて思うけど
そういう場合ももちろんあるけど基本的にショップ側の都合が最優先なのですぐには処理されない。
金曜日も無反応、土日は当然無反応、日本の月曜日はまだ半分日曜日なので無反応。
火曜日か水曜日になってようやく処理されるかどうか、と言うイメージ。

せっかちな人は週の前半に注文する事を強くオススメしたい。
後半だと土日月を挟むので相当遅く感じるから。

問い合わせに関しても同じ、特にModellbahnShop-Lippeの場合は処理が順番制でチケットが発行される。
早い時ももちろんあるけど、たいてい返答に2~3日かかる。
これでも他店よりも遙かに速い。他店、とくに少人数の所は1週間~2週間かかる事もある。
ModellbahnShop-Lippeの良い所はネットショップだけでかなりの人数で動いている所。
他店よりもレスポンスが良く、修理や不足品の対応も早い。

問い合わせる場合はチケット制なので必ずContactから送る。
https://www.modellbahnshop-lippe.com/kontakt/0/0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-0-gb-0-0/kontakt.html')
必ず購入日や購入したオーダー番号、製品番号と製品名を書く。
写真を送りたい場合はどこかへアップするか返答があってから再度メールに添付する。



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