The Nameless City: とれいん1992年1月号

2017年12月3日日曜日

とれいん1992年1月号

前回の「とれいん1977年6月号7月号」に続き今回は1992年1月号を少しスキャン。
ちょうどバブル崩壊時期。今回も欧州型を紹介しているページ中心。

前回の1977年からするとかなり分厚くなり、装丁もしっかりしたものになってる。

デザインが良い、もうこの時代になるとQuarkXPressなどを使ったMacでのDTPに移行しているかもしれない。

この号は世界の鉄道が特集されていて読み応えがある。
製品紹介にはROCOやLIMAのモデルが並ぶ。BBIIはタンクでマレーなんだな~欲しい。
DBはまだ西ドイツ国鉄時代の物が製品化されている、1990年にドイツは統一したけど
統一後のDBの製品化はまだまだ先なのかもしれない。

このBEMOのRhB車両にツヤを出すスプレーをする記事は面白い。
実物のRhBの塗装は結構ピカピカしていると言う事だった。
写り込む物のスケールがそれなりに奥行を感じるならピカピカしていても良いけど、模型のように
小さなものに家の物が映り込むとただおもちゃっぽくなるだけな気がする。
大規模なシーナリーがあれば写り込む方が良いかも知れない。
そもそもピカピカとツヤは違うとか感性の話になってきそうだけど。

この号にはRhBの駅の路線図も出ていて勉強になる。ええな~。

天賞堂は海外製品も積極的に広告を出していた。
さっきのマレー式のタンクは39200円、1992年だと今と物価は大して変わらない。

まだ元気っぽいカツミもROCOなど海外製品取り扱い開始と書かれてる。
今も扱っているだろうか?

天賞堂とカツミがROCOの取り扱いを開始したけどほとんどのショップにはまだない。
まだオーストリアの鉄道模型会社は地位が高くなかったのだろうか?

ROCOとFleischmannは2007年に合併してModelleisenbahn Holding GmbHを設立。
本社はオーストリアのザルツブルク。

この熊田貿易はESUの輸入をしているクマタと同じだろうか。
HO1067やOJが書いてあるからそうかもしれない。

マレー式タンクの詳細が書かれているページが後半にあった。
構造を見るとこのままではAC版は出せなさそう。

裏表紙は天賞堂の広告。




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