The Nameless City: KATOスマートコントローラーを使ってみる

2018年5月18日金曜日

KATOスマートコントローラーを使ってみる

追記:
他社のスマホ/タブレットコントローラとの比較動画作りました。

正直あまり書く事もないけどKATOスマートコントローラーを買ってみたので使ってみた。
ハード的に詳しい事はYaasanさんがレビューしてます。

本当は水曜日に届く予定だったけど丸一日いなかったので受け取れず、今朝届いて先ほどようやく開封。

ACアダプターがないので箱は小さく軽い。

中身はこれだけ、スマートコントローラ本体にサウンドボックスと接続するためのケーブルとマニュアル。

KATO純正の16番用のACアダプターをつけてスイッチオン。
ペアリングは一瞬で終わる、何も考える事はないしすぐに使える。
サウンドボックスはもっていないのでただ操作がスマホに置き換わっただけ。

触ってみた最初の感想はレスポンス悪っ!ってところだった。
加速と減速はどうもソフト的に制御しているようで滑らかなんだけどDCCと違って車両毎に個別に設定できる
わけでもないしアプリ上に設定があるわけでもない。何となく感覚で覚えるしかない。
コントローラのSTOPボタンを押すと急停止できるけどこれもDCCほどレスポンスは良くない。

ここからスクリーンショット。
起動画面、下にfor SOUND BOXと書いてあるのでやはりサウンドボックスがないとほとんど意味がない。

バージョンは1.0.0

起動してすぐのペアリング画面、私の場合は起動したらもうBluetoothのペアリングが完了していた。
別のスマホに接続したい場合は接続済みの方のBluetoothを切って、スマートコントローラの
ペアリングボタンを押せば簡単に別のスマホもペアリングできた。

シリアルナンバーっぽいものをクリックすると操作画面にうつる。
サウンドボックスをつなげればサウンドの操作の他Start、Volume、Syncの設定もいじれるっぽい。

ペアリング画面の一覧からいけるヘルプはアプリ情報以外ブラウザを起動するためのただのリンク。

オンラインマニュアルを見るとAndorid上のChromeではまともに見れたものではなかった。
普通にPCで見た方が見やすい。しかしアプリの操作画面の説明はいっさいない。

ここから他のメーカーのスマホ、タブレットコントローラ。

最新のZ21アプリの画面、私が唯一認めるスマホ、タブレットアプリで 最も使いやすい。
もう発売してから6年経つのでユーザーの意見もたくさん取り入れてるだろうし進化してる。
正直他のメーカーはこれを真似るだけで良い、しかしどのメーカーもどうして独自に開拓しようとするのか。

私が散々DisってるRokuhanのeトレインコントローラ。
もはや書くことはない。ダメすぎる。何度見ても噴き出すほど笑える。

少し前にスマホやタブレットはやり難い、物理的なコントローラが欲しいという意見を見たけど
好き嫌いで物事をはかってしまうと話はそこで終わってしまう。

鉄道模型をはじめたばかりでZ21アプリから入った私からするとただの慣れの問題だと思う。
正直はじめたばかりの人間からすれば物理コントローラーだろうがスマホの画面だろうが触りながら
どのポジションがどのくらいの速度なのかを覚えていくことになるので同じ事。

Z21アプリの場合慣れれば画面を見なくても操作ができる。
上のスクリーンショットを見てもわかるけどZ21の速度調整部分は大きく、片側に配置されているので
見なくても簡単に操作できる。
対してKATOのスマートコントローラは真ん中だしRokuhanはとても小さい。

正直Z21のRoco以外の会社はUI/UXを学んでいない、そして学ぼうとしていない。
まずは自分たちがUI/UXに関して素人だと言う事を学ばなければならない。
そしてUI/UX専門のアーティストを雇う必要もある。
ほとんどの人はUI?UX?何それ?だろうから日本の鉄道模型業界は世界のスタンダードに絶対に追いつけない。

そのうち各アプリの詳細比較をやるかもしれない。



2 件のコメント:

  1. こんにちは

    「スマホを持ち歩き、好きな場所で鉄模を眺めよう」という商品コンセプトなのでしょう
    しかしながら、サウンドボックスのスピーカは、固定されたまま。したがって、模型が動けは、あらぬ方向からサウンドが聞こえることになります。レイアウトがA3サイスのBトレレイアウトなら・・・許容できますけどね(笑)いくら実音を再現しても、模型とサウンドの乖離は、「それがほんとにリアルなの?」と。首をひねるばかりです。

    そもそも・・・走らせることしか能を持たないアナログモデルに、スマホって?必要ですか。宝の持ち腐れです。デジタルモデルでは スロットル以外の多ファンクションを操作すから、コントローラをスマホに移さないと、機器が増える、だからスマホを使い、コントロールの一元化を図る。ここが本筋なんですよ。そこから派生して 画面に「機能的なデザイン」が求められるわけです。

    まあ 模型業界がアナログを前提にしている限り・・・売る側は「単に走ればいい」わけで。これでは 優れたアプリなど期待薄。というか 無用です。

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    1. PianoRiseさん、こんにちは。

      ほんとおっしゃる通りですね、すでにデジタル鉄道模型そして実際に車両から音が出ているのを楽しんでる身からするとサウンドボックスに魅力を感じません。

      アナログが定着し進化をやめてしまった日本の鉄道模型業界では苦肉の策なんでしょうが本末転倒です。
      いよいよスマホでコントロールとなってみたは良いもののちゃんとユーザーの目線にたって考えたとは到底思えない代物です。
      だいたいサウンドボックスなんてなくてもスマホから音を出せば良いだろうとはならなかったんでしょうかね(笑)
      すべてが後手に回ってデジタルに移行できなかったツケが回ってきてるようですね。

      アナログで画面に「機能的なデザイン」が求められる事はないと思いますが遠くから操作できるというのは間違いなく便利な事だと思います。
      そのために購入したんですがUIのデザインはまだまだ甘い感じです。Rokuhanより100倍良いですけど(笑)

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