The Nameless City: C11 蒸気機関車にサウンドデコーダを搭載する

2019年1月20日日曜日

C11 蒸気機関車にサウンドデコーダを搭載する

まずは全然タイトルと関係ないÖBB Railjet "Spirit of Venezia" の動画を作成したのでこちらから。

Kuma氏のDCCサウンド&ハイディテール化(2019.02.10追記)

前後してしまいますがKuma氏のC11のDCCサウンドとハイディテール化の分かりやすい
解説、そして超絶技法が見れるまとめは下記ツイートのTogetterからどうぞ!


天賞堂51043 C11 171号機 JR北海道 DCCサウンドデコーダ搭載

いつものような前置きを書きつつさっそくデコーダ搭載のメモ。
実は個人的にリスペクトする超絶技巧モデラーのKumaさんが先にC11を購入していたのでDCC化するのを
待ってからやろうと思っていたけど最近の色々があって早めにやってしまう事にした。

まずはツイッターにアップした動画から。


最初あまりのディテールに触るのも怖かった天賞堂のC11だけど、一度開けてしまうと怖くなくなった。

開け方は簡単、裏からビスで止めてあるだけ、ただボディ全体に細かいパーツがついているので
置く時はパーツが地に付かないようにした。

キャブ下にある基板にNEM652 8pinコネクタが用意されてる。
購入時はアナログ走行用の基板が刺さっている。

基板を取り除きあらかじめC11のサウンドをインストールしたESU LokSound V4を刺してテスト。
サウンドデータ頒布元 https://desktopstation.net/sounds/

基板の下にはスピーカーを搭載できそうなマウントパーツがある。

ESU LokSound V4に付属のスピーカーがぴったり収まる。

しかし付属のスピーカーは微妙なので別のスピーカーを検討する。
まずはスピーカー用のマウントパーツを外して空間を確保。

私の購入してるLokSound V4 はフルサイズだけどキャブに入る事は事前に確認済み。
しかし大きなスピーカーを乗せたい場合キャブの方が空間が大きいのでデコーダをもともと
スピーカーを設置するであろうスペースへ搭載してみる。

ぐいぐい押し込んでこんな感じに、モーター側ギリギリだったのでボディ側の火室下側を5mmほど切断。

キャブ側にZimoの13x13x18mmが入る、もちろんキャブ内を犠牲にするので見た目が悪くなる。
これは私が今回インテリアを潰してでも音重視にしたいのであって作りこまれたインテリアを
嫌っているわけではないです。(こういう事を書かないとなぜか否定される)

塗装もされた素晴らしい椅子もあるけどスピーカー搭載のため取ってしまう。

作業中カプラーがポロッと取れてしまって、折れたかな?と思ったけど取れたビスで同じように
とめてみたけどとまらない。
どうもビスの長さが短い様子なので仕方なくボディをとめている長いビスを代用した。

この後、若干動きがギクシャクしたのでLokSound V4の標準機能であるBEMFのオートアジャストをした。
CV54を0にしてから、120㎝くらいの直線レールを用意してF1を押す。
すると勢い良く進み自動で停止する、これで自動でBEMFの設定がされる。
もういちどCV54を読み込むと変わってるのがわかる。

あと集電が動輪だけのようなので、あとで他からも取れるように改造しようと思う。





6 件のコメント:

  1. こんばんわ、TKと申します。
    以前自動運転のソケットで情報を頂き有難うございました。
    今回は、私も天賞堂のC11をDCCサウンド化しようと専門店のK店にお願いしましたが、
    C11は集電が悪いので、今は加工受付をしていないとの事でした。
    そこで、この記事を読み自分で加工するしかないなと思っておりますが、
    DCC化後の集電は問題ないでしょうか?
    また、ヘッドライトとテールライトへの制御はLokSound V5microで出来ますか。
    付属のキューブスピーカーを収納するスペースがあるでしょうか。
    わかる範囲で教えていただけませんか。
    私も、一度KATOのキハ110にLokSound V5microを取り付けた経験があります。
    よろしくお願いします。

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    1. TKさん、こんばんは。
      こちらでもコメントありがとうございます!

      集電は確かに良い方ではないですが私のC11は2線式という事もあり小さいオーバルでしか運転しないので問題ありません。
      工作の参考は私ではなくこの記事の最初に紹介しているKuma氏の工作を参考にしてください。
      Kuma氏はESUのパワーパックミニを搭載する事でどこのレイアウトでもとても安定して
      走行しています。

      ライト関係ですが天賞堂のC11はバックマン製という事もあり8ピンのNEM652コネクタが用意されDCC化前提になっていますので問題なく制御可能です。
      キャブライトだけ自分で配線する必要があります。

      付属のキューブスピーカーについてもKuma氏の置き場所が最適だと思います。
      この場所はサウンドも迫力がありますのでおススメです!
      私の設置した場所はキャブ内を犠牲にしますし見た目も良くありません。

      キハ110に搭載経験があればまったく問題ないと思いますがKuma氏のような加工の場合はボディを削るなど加工が必要になります。
      とは言えプラスチックなので加工は容易だと思います。

      私も車両の加工は素人同然ですので壊す事、見た目が悪くなる事を恐れずに体当たりで作業しました。

      あと一つ注意点があります。
      もし無償で配布されているオープンサウンドデータのC11を使う場合、この頃の私とKuma氏のデータとは現在諸事情により変わっています。
      BackEMFの調整など不要かもしれませんので私の記事は参考程度にして必ずしもやる必要はございません。
      クマタ製の天賞堂のC11に最適化されたデータの場合は調整不要かもしれませんがC11自体個体差が結構あるようですので多少の調整は必要かもしれません。

      何かわからない事があれば遠慮なくコメントください。
      TwitterだとKuma氏が直接答えてくれるかもしれません。
      やさしく教えてくれる方です。

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    2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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    3. アドバイス有難うございました。
      本日決断してクマタからLokSound V5microを購入することにしました。
      取り付けは、スピーカーを基板の下部に配置しようとするとデコーダーが
      特殊な配線の為、収まりにくいと想定し、kumaさんのパワーキューブの取り付けを参考に
      テンダーを削らなければならないかもしれませんが、チャレンジしてみます。
      また、報告します。

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    4. C11のDCCサウンド化に成功しました。
      最初は、標準でデコーダーについている小型のキューブのスピーカーを搭載して走行さえたのですが、音量が小さくて不満でした。
      そこで、クマタから23mmのスピーカーを新たに取り寄せて、昨日取り付けました。
      カンタムほどではないですが、まずまずの音量が確保できました。
      キャビネット内も機関士を二人乗せて、キャネット灯も制御できるようにしました。
      ZIMOほどの音量は無理にしても、そこそこの音量が確保できました。問題は、KATOのポイントを低速で通過するときの集電不良です。
      パワーパックミニを搭載できるスペースが確保できないため、今回はここまでかなと思っています。ありがとうございました。
      また、今度は自動運転のJMRIについてお聞きするかもしれません。
      その時は、お力添えをお願いします。

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    5. TKさん、こんにちは。
      すみません、返信が遅れてしまいました。

      C11のサウンド化成功おめでとうございます!
      付属のスピーカーはパワー不足ですぐに改善されたんですね。素晴らしいです!

      集電についてですが、私もまだチャレンジしていないのですが先従輪から取れないかな?とも思っております。
      集電シューをリン青銅版などで自作する必要がありますが多少は改善するかもしれません。

      私のJMRI経験は使っているうちに入らないのでお答えできないかもしれません。
      Desktop Station製品であれば簡単な自動化が可能なのでこちらもオススメです。

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