前回に引き続きMärklin 39417 E41 と 室内灯付き客車のUmbauwagenとの通電方法を考えてみる。
前回の「Märklin 39417 E41 を開けてリレーを確認する」で書いた通りUmbauwagenとは
標準の通電カプラーは使わずに独自に集電する事にする。
しかし出来るだけシューのある車両は減らしたいのでE41とは別の方法で通電させてみる。
長い間放置されていたNE262 ネオジム Φ2×2.5(N40)を使った通電マグネット。
これはYaasanさんのブログ「電気屋の毎日」でいつしか書かれていた二六製作所と言う所で
だいぶ前に購入してあったもの、いつかこれを試そうと思ってなかなか重い腰があがらず数ヶ月眠っていた。
種類も豊富でどれを選んだら良いか分からなかったけどとりあえず実験なので適当な大きさで
出来るだけ低価格な物を選んで50個購入。
ハンダ付けが出来るかまず不安だったけど問題なかった。
テスターで一応通電する事を確認したけど弱々しい感じだった。
これくらいの距離ならギリギリ大丈夫だけどネオジム磁石なのですごい勢いでくっついてしまう。
ショートしないようにカバーもしてみた。
とりあえず実験なのでUmbauwagenの方はカプラーをまず通常のループカプラーにして
通電マグネットは適当に引っ張り出しておいた。バッファより小さいのであまり目立たない。
E41側も集電シューに直接通電マグネットのコードをハンダ付け。
恐ろしい事に金属製のカプラーだと開放状態になってしまう。
これはプラ製に変えれば良いだけなのでとりあえず実験を進める。
何の問題もなく点灯。
ボディもかぶせてさらに走行させて確認、これはかなり使える。
2線式からしたら何でこんな苦労してんの?って感じだけど。
この安いマグネットでは所謂マグネットカプラーのようにH0の列車を牽引するほどの磁力はないけど
小さくて目立たないし車両間の通電にはまったく問題ない。
本当は極小コネクターがあれば良いけどなかなか見つからないしマグネットは簡単で楽できる。
これでUmbauwagen側は1両だけシューを履いた車両があれば問題なさそう。
そしてこれは他の車両にも応用が利くのでこの方法で室内灯をどんどん設置して行こうと思う。
街灯や照明設備もこれでやればいいんじゃないかって気がしてきた。
そうすれば取り外し可能なので収納も楽だ。
こんにちわです。
返信削除ネオジム磁石って、ハンダ付け出来るんですね。
これなら言われるようにストラクチャーへの給電接続に使えるので、可能性は大いに広がります。
真鍮板などの接触だと不良も起こる事もありますが、これだと強力接着ですからその心配は無くなりそうですね。
あとは通電の抵抗はどうでしょうか?(^-^;
がおう☆さん、こんにちは。
削除ハンダ付け出来ました!一応製品情報の所をみて金属が含まれている事を確認しました。
表面はニッケルメッキ処理されているので実際には現物でやってみるまで分かりませんでした。
抵抗ですがテスターを導通確認にしか使っていないためいまだに見方を知らないのでマニュアルにある測定方法を元にΦ2×2.5(N40)を2個つなげて両端にテスターをあててみました。
SANWAのPM3と言うテスターでΩに合わせてみると000.7~000.9と言った感じでした。
参考になりますか?(笑)
ちなみにKATOのNゲージの128mmレールで000.6でした。
これは使えますね。
返信削除うまくやれば通電カプラーができちゃうかもしれません。
プラスマイナス両方通電させるとネオジム磁石の接点もバッファーのように2個必要ですよね?
ちょっと、ややこしくなりそう。
Gutさん、こんばんは。
削除Nなら間違いなく通電カプラーとして使えると思います!
磁力が足りなければ大きくするだけなので考え方も簡単です。
おっしゃる通り2線必要になります、ただその2線をもしまとめる場合で磁極を逆にしていた場合近づくと反発するので強力に接着する必要がありそうです。この辺もそのうち実験する予定です!
頭が混乱しないためにViessmannの通電カプラーのように上下で極性を決めようと思っています。
磁極も逆にしておけば間違う事はなさそうですけどね。
磁石を高温にすると、減磁(磁力が低下)します。熱くするとどんどん落ちるので、気をつけてください。
返信削除Yaasanさん、こんにちは。
削除熱で磁力が落ちるんですね、しばらくランニングテストして温度も測ってみる事にします。
他の車両へも取付けを開始してるので完成したら複数両連なった時の温度上昇などもチェックしてみます!
高温っていっても、100℃以上とかのことなので、半田付けの際の注意点として・・・。コテを長く当てすぎないようにしないといけないです。
削除なるほど、ハンダ付けの際ですか。
削除ネオジムだと結構ハンダごてが吸い寄せられるので今回は一瞬で付く様にしてました。
後で他の安物ネオジムで実験してみるかもしれません。