(追記あり)
3線式最大のデメリットである室内灯関連。
3線式で行こうと決めた時まさかここまで大変と思わなかった。
まず2線式と違って必ず1ヵ所集電シューが車両に必要になる、通電カプラーを使う事で列車全体に
供給も出来るけど集電シュー1ヵ所だとチラつきが起きてしまう。
RocoのAC版室内灯付きRailjetは機関車と制御車の2カ所のシューで集電してしかも大型キャパシタが
ついているのでいっさいチラつく事はない、しかもデコーダで制御も出来る。
Märklinの室内灯付きUmbauwagenはシューがないので専用の通電カプラー付きE41がないと点灯しない。
最初私はE41を購入する予定はなかったので自分でUmbauwagenにシューを追加して集電させた。
しかし結局カプラーポケットの位置が高く他の機関車と連結出来ない事がわかりE41を購入。
これで2カ所集電のUmbauwagenセットが完成した。
Märklin 26928 "1928 Rheingold" は客車と機関車は通電カプラーで結ばれてはいないので
1ヵ所からしか集電していない。そこでもう1両客車から集電する事にした。
Umbauwagenの時に購入して余っているMärklinのシューを使う。
台車の付け根にシューの取り付け穴があるのでポン付けできるはずだ。
すでに出ているコードを一度外し、ボディの外し方が分からなかったのでシューからの
コードはそのままカプラーの銅板にハンダ付けした。
ところがこのRheingold客車の台車は大きくてMärklin純正のシューだと丁度良い所に車軸がきて
シューと接触する、絶縁をして走らせたけどシューが分厚いのでポイントで車輪を浮かしてしまう。
そこで結局Rocoのシューの出番。
ポン付けは出来ないのでゴム系接着剤で取付け、RocoのシューはMärklinのシューに比べて数倍静かなので
どちらにしてもRocoが良かったかもしれない。
単体でも室内灯が付くようになった。その代わり常時点灯になりデコーダでオンオフできなくなる。
全客車連結してみるとまったくチラつかなくなった。
やはり3線式の室内灯の場合2カ所にシューを設置した方が良さそうだ。
Märklin純正のシューはうるさいのでRocoのシューを大量に購入しておこう。
追記:
Königさんから逆方向からの電流はデコーダを壊す恐れがあると教えて頂き、別の対策をしたいと思います。
Yaasanさんからも電気的な話を伺いやめた方が良いとの事でした。
お二方助言ありがとうございました!
続き→「Märklin集電シュー追加場所変更」
おはようございます。
返信削除一両だけ常点灯となってしまう事と引き換えとはいえ、チラつきが無くなったことは良かったですね。DC版はどうなんだろう?全車両で集電していれば良いのですがDCC制御だからやはり一カ所からっぽいですね。この辺が洗練されているROCOなんですよね。
JR浜松さん、おはようございます。
削除確かにTRIX版がどうやっているのか謎ですね、カプラーがどうなっているか届いたら教えてください。
Rocoは上に書いたようにデコーダでコントロールも出来るのに全車集電+通電カプラーなんです。
全車集電した電気をまずデコーダへ集めてそこからまた全車へ戻してます。
つまり通電カプラーは4本線が通っているんです!
Märklinは残念ながら通電カプラーは1本です。これはセンターレールのみ通電させています。
TRIX版もひょっとしたら同様かもしれませんね。全車集電はしているけど片方だけかもしれません。
ただその場合常点灯でよければどこかの車両で直結するだけなのでやはりMärklinより10倍楽ですね!
TRIX版もMärklin同様で片側集電な事が分かりました。
削除HovermotionのJimさんの動画が分かりやすかったです。
https://www.youtube.com/watch?v=rfYQmJF2dpM
通電カプラーは1本ですね。この場合荷物車が逆側の通電を担っているようです。
車軸からは片側分しか集電していないので更にレール2本から集電するにはどこかの車輪を逆に取り付けてコードも付け替える必要がありますね。
とは言えJimさんの動画見る限りチラつかないのでやはりシュー1個よりは1両丸々逆側の集電の方がはるかに効率が良さそうです。
室内灯のチラつきは気になり出したらいてもたつてもいられないですね。
返信削除私はまだ室内灯には手を出していませんが、いつか絶対にやろうと思って諸先輩方のブログを読みあさっています。
やはり集電ポイントは多いに越したことはなく、通電カプラーがあれば完璧というのが結論。
あとはオンオフ問題です。
デジタル化は避けられない?
Gutさん、おはようございます。
削除2線式は通電カプラーにするだけでかなり良さそうですね。
Märklinは集電性能が良いと言う風に言われていますがそれはあくまで1両に限った話ですから室内灯でこんな事になるとは思いませんでした。
そもそもMärklinのシューの性能が良くないのでチラつくと言うのもあります。
本家ではない他社のシューの方が性能が良いと言うのはおかしな話です。
やはり完璧に集電するなら2線式+通電カプラーですね!
ただ上でJR浜松さんのコメントの返事にも書きましたがオンオフを1個のデコーダでやる場合はこの3線式と同じ問題が起きますね。
ESUのデコーダ内蔵室内灯はすべてにデコーダを内蔵するので一括制御も出来ますし個別制御も出来て素晴らしいです。N用もあります。
こんにちは、室内灯のチラつきは室内灯の整流後の直流部分に電解コンデンサーを繋ぐとかなり解消されますよ。
返信削除それと、本来デコーダーのファンクション出力が来ている通電カプラーの電極にシューからの電流を接続するのは場合によってはデコーダーがいかれてしまうかもしれないのでお勧めできないかも・・・・・
もし、シューを2箇所にするなら、デコーダーの入力側に繋がるようにした方がいいと思います。
ただ、通電カプラーが2極以上の接点がないと実現できませんから難しいですけどね。
フィースマンで2極(上下に電極がある)の通電カプラーがあるハズです。
ESUのものは左右で2極なので車体の向きが180度回ってしまうと結線が入れ替わるからその場合には不向きかもしれませんね。
Königさん、こんにちは。
削除デコーダいかれちゃいますか!E41は今の所大丈夫なので安心しきっていました。
ACの片方を車軸から集電しているので単純にオンオフしてるだけかと思ったんですが何か特殊な事やっていそうですか?
電気に詳しくないものでコンデンサーをどこへ接続すればいいかわかりません。
DC変換後と言う事は各車両ですよね、それはそれで面倒なので避けたいですね!
ESUのデコーダ付き室内灯搭載だけでも億劫で途中で止まっています(笑)
またデコーダ入力側へとなると結局Rocoの通電カプラーのように4線にする事になるのでこれまた大変です。
おっしゃる通りESUの通電カプラーは左右決まっているのでこれもどうしようかと思ってある代替案を温めてパーツも実は買ってあるんです。
Viessmannの通電カプラーもこのブログで一度紹介してますが大きさが気になって使用していません。
とは言え今回の件でこれから搭載しようと思っている室内灯を進める気になったのでその代替案を開始する予定です。
その案が上手くいけばMärklinの室内灯搭載車両にも応用するかもしれません。
回路構成を見てみないと断定はできませんけど、デコーダーからの出力が直に機関車の通電カプラーに来ていた場合は恐らく壊れると思います。
削除デコーダーからの出力が”リレー(電磁スイッチ)”に入ってそれがシューからの電流を断続しているという回路構成なら大丈夫なんですけどね。
自分のところにもMarklinのV80があってそれが通電カプラーで被牽引車の室内灯のON/OFFをやってるんですけど、その辺の関係もあるのでシュー付きの車両とは未だに繋げた事がないですね。
もっともメーカーがそれを”禁じ手”にしているという話も聞いたことはないのでもしかするとリレーが入ってるのかもしれませんけど。
未確認の情報で申し訳ありません。
あとでV80を分解して検証してみようかしら・・・・
DCC/MMに詳しいYaasanさんに聞いてみます!mFxでも大差ないと思いますので。
削除聞いた所即答頂きまして回路側で対策されているので問題になっていないだけでKönigさんの仰る通りやらない方が良いとの事でした。
削除電気的な細かい事も教えて頂きましたが良く分からないので、そのうち直接お会いした時に実物を見ながら説明を聞こうと思います(笑)
ともかく警告して頂きありがとうございました!
デコーダ車輌側を対策するか、そもそもその他の車両を独立させるか考えたいと思います。