The Nameless City: Märklin 39417 E41 を開けてリレーを確認する

2018年4月19日木曜日

Märklin 39417 E41 を開けてリレーを確認する

先日から皆さまのおかげで新しい知識となっているMärklinの室内灯関連。
昨日の「Märklin集電シュー追加場所変更」の写真を見てYaasanさんから
「照明のON/OFF制御はリレー式と推定できます」とコメントを頂きました。

その前の「Märklin 26928 "1928 Rheingold" 集電シュー追加」ではKönigさんからコメントで
「デコーダーからの出力が”リレー(電磁スイッチ)”に入ってそれがシューからの電流を断続している
という回路構成なら大丈夫」とコメントを頂いていたのでまさにこの事かと思いE41も調べて見る事に。

このオールドスクールな金属ボディのE41に果たしてリレーは搭載されているのか。
室内灯ファンクションを押してもRheingold荷物車のようにカチッという音はならない。

とりあえず開けるために裏へ回ってネジを外す。

オールドスクールなだけあって架線集電対応だった。2017年製品とは思えない鉄の塊感。
プラ素材の方が少ない、ボディの金型は何十年も前のかもしれない。

モーターは新しい感じだけど基板はシンプル。

白い箱があったので寄ってみる。
型番から東芝のTLP172A フォトリレー(MOSFET出力, 1a接点) っぽいのでYaasanさんに聞いてみる。

回路構成にもよるけど、と言う前提でリレーの動作について教えて頂きました。
・普通のリレー(電磁石式) 電気流れるとコイルが動いてスイッチをONにする。
 なので、逆から電圧を掛けてもなんともない
・フォトリレー 内部でLEDを光らせて、光で反応するスイッチがONする。半導体スイッチなので、
 逆から電圧を掛けると壊れることもある(ダイオードで迂回させた構成だと、壊れないこともある)
との事でした。

加えて
「TLP172Aを見ると、逆並列にダイオードが入っているので、推測される回路構成では
壊れることはたぶん無いと思います」との事でした。
Yaasanさん解説ありがとうございます!

Rheingold荷物車にあったリレーはPanasonicの
TQ2SA-12V シングルスティブル型、サーフェスマウント端子、12V DC
TQリレー 薄型5mm 2c 2A(サーフェスマウントタイプ)リレー
で電磁石式。


と言うわけで安全を優先してE41は客車側から電流を流す事はやめる事にした。
むしろ昨日修正したRheingold荷物車は大丈夫だったと言う事だった。

あらためてYaasanさん、Königさんありがとうございました!



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