今回は自分メモ用に長めの投稿。
今年からいよいよ制作を開始する次期モジュールレイアウト。
ブログのエントリー名もPeco Code100 モジュールとしていたけど、Code100とは限らないので
今年から名称を若干変更してモジュール2021にした。
現行のモジュールレイアウトの不満点をすべて解消すべく次期モジュールレイアウトの計画を開始した。
一番の理由はMärklin K-Gleisに対する不満が大きい事。
更にその不満点をMärklin Users フォーラムで話題になり指摘された事。
C-Gleisなら解消するよって書かれていて、そりゃそうなんだよ。
でも見た目が微妙で使いたくないからセンターレールをWeichen Walterで調達し
3線式レールを自作する方向にした。
以下その軌跡。
2019年2月7日木曜日「Peco H0 Code100 レールの3線化:テスト開始」
2019年2月10日日曜日「Peco H0 Code100 レールの3線化:配線&走行」
2019年2月17日日曜日「新モジュールレイアウトプラン」
2019年3月4日月曜日「Peco Code100 モジュール:プラットフォーム」
2019年3月23日土曜日「Peco Code100ポイント検証 (ST-241 SL-88 SL-E88)」
2019年7月20日土曜日「Train-Tech SD2 Smart Screenなどが届く」
2019年7月21日日曜日「Weichen Walter製センターレールが届く」
2019年8月6日火曜日「Peco Code100 モジュール:プラン更新」
2019年8月10日土曜日「Peco Code100 レール追加が届く」
2019年8月15日木曜日「レールやIGRA MODEL製ストラクチャーなどが届く」
2019年8月24日土曜日「RTS-GREENKEEPER 55 kV などが届く」
2019年10月12日土曜日「Magnorail テストレイアウト制作&テスト走行」
2019年12月11日水曜日「Tam Valley Depot - Hex Frog Juicerが届く」
2019年2月10日日曜日「Peco H0 Code100 レールの3線化:配線&走行」
2019年2月17日日曜日「新モジュールレイアウトプラン」
2019年3月4日月曜日「Peco Code100 モジュール:プラットフォーム」
2019年3月23日土曜日「Peco Code100ポイント検証 (ST-241 SL-88 SL-E88)」
2019年7月20日土曜日「Train-Tech SD2 Smart Screenなどが届く」
2019年7月21日日曜日「Weichen Walter製センターレールが届く」
2019年8月6日火曜日「Peco Code100 モジュール:プラン更新」
2019年8月10日土曜日「Peco Code100 レール追加が届く」
2019年8月15日木曜日「レールやIGRA MODEL製ストラクチャーなどが届く」
2019年8月24日土曜日「RTS-GREENKEEPER 55 kV などが届く」
2019年10月12日土曜日「Magnorail テストレイアウト制作&テスト走行」
2019年12月11日水曜日「Tam Valley Depot - Hex Frog Juicerが届く」
長い、長すぎる、実験とプランだけで2年たってしまった。
2020年はコロナで何もしてないけど。
さて去年末からいよいよ本格的に再始動し、すでに購入済みの材料と合わせて不足のものを検証。
まずは最新のレイアウトプランから、名称も今回からちゃんと考えた。
プラン
運転重視モジュールと言ったいたモジュールは「ネルトリンガー・リース・モジュール」
Nördlinger Ries Modul A/B/C 下2つ左からAとB、Bの上がC。
情景重視モジュールと言ったいたモジュールは「プラート・モジュール」
Prato Modul A/B 下2つ左からAとB。
現状入れ替えるモジュールは下2つだけなので上2つの名称を「バージス・モジュール」と呼ぶ事にした。
Basis Modul A/B 左からAとB。
ターンテーブル部分はまだ発売してないし予定地なので特に名称なし。
名称の由来を少し。
「ネルトリンガー・リース・モジュール」
世界的にも有名でクレーター内に市壁で囲まれた都市ネルトリンゲンが元になってる。
Wikipediaから引用実際のクレーターの大きさは直径24kmで中心部の盆地にローマ時代から続く都市がある。
今回は30㎜のアルミフレームで高価だけどガッチリ強固に固定できるしバラせる。
スペースの都合でレールには高低差をつけないのでレールより低い土地を作成する。
低地に都市が来るのでネルトリンゲンに似てると思ったのでこの名称にした。
しかしネルトリンゲンそのままだと実際に駅が存在するし超が付くほど有名な鉄道博物館もあるので
うちではもっと大きく出てクレーターの名称にした。
「プラート・モジュール」
有名で誰もが作っているゴッタルド峠ではなく、ゼメリング峠を一部再現しようと計画を進めていたけど
結局ゴッタルドの再現をするのに良い場所を見つけてしまい両方の良い所取りをする事に。
その場所がプラートにあるのでこの名称に。
ゴッタルドはPolmengo Brücke と Boscerina Tunnel。
ゼメリングはKrausel Tunnel 付近を再現予定。
SüdrampeにあるPrato-Spiraltunnel、この右のループの右側が図面には書いていない
Boscerina TunnelとPolmengo Brücke、105 Polmengo Tunnelとの間になる。
現状2つのモジュールでドイツ、スイス、オーストリアの良い所を切り取る形。
構造
次に構造について、レールはPeco Code 100 をメインにポイント以外ではMärklin K-Gleis も使う。
単線3本のエンドレスは既存のモジュールレイアウトから継承。
外周1本は2線式でも使えるように切り替え式にする。
3本エンドレスと言う、うちでの特徴的なプランは撮影の都合上とても便利で外周2本に高速列車を
走らせていても入れ替えなどが内側で行え、しかも自動シャトル運転をすれば見栄えを良くなる。
今回もそれを継承しつつモジュールを入れ替えて内周は見えなくしてしまうプランもある。
モジュール オン モジュールなので、ベースになるモジュールが存在する。
正確にデータを出す為に3dsmaxでサイズなどを割り出す。
こちらはすでに購入済みの30mm アルミフレーム。
現行では28mm エレクターパイプを使っているけど重いしグラグラ揺れる。その代わり低価格。
その上にこれも低価格で匂いがきついOSBパネル、そこへ神戸コルク3mmだった。
1つを詳細に見て行く、2000㎜のアルミフレームに足がついているだけ。
赤い部分はアルミ平板、上にのせるモジュールを20㎜角に変更したので嵩上げ用に追加。
20mmのアルミフレームで組んだ各モジュールレイアウトが上に乗る。
スライドし正確にまっすぐピッタリ隣と結合する。
モジュール間の接続部分の詳細。
H0ユニトラックは通電と固定用(60mmと書いてあるのは長さ方向)
レール自体もModelTech製 ProTrack Rail Aligner を使うけど上下には固定できない。
H0ユニトラックと併用する事で上下左右ガッチリ固定する。
レールノイズを可能な限り低減するために音が響きやすい硬いものを使わないのも理由の1つ。
この実験からも分かる通り空気の層が入れば入るほどノイズが減る。
サンダムのような重い遮音シートはどちらかと言うと足音など低音対策として使用される。
シャーと鳴る模型のレールノイズは高音成分が多いので空気の層の方が重要な事が実験で分かった。
この実験でも書いてるけどベストは音楽スタジオなどにあるメラニンのピラミッド状吸音材。
さすがに耐火性メラミンを大量に使うと高いし柔らかいので今回はスタイロフォームと
Homasote素材のWoodland Scenics製トラックベッドで行く。
バラストを固定すると結局音が跳ね返ってしまうのでバラストも厚くならないように注意する。
アングルチェック:ネルトリンガー・リース・モジュール
せっかく構造を3dsmaxで検証してるので上にくるものも検証してみる。
私は撮影がメインなのでカメラのアングルチェックも出来ると言う一石二鳥っぷり。
まずはネルトリンガー・リース・モジュールの全景、ストラクチャーなどすべてダミー。
車両もMÁVのKISSで発売もされてないけど2階建て所謂DoSto車両なので検証に良い。
レンダリングしたカメラのレンズはすべて35mmレンズで検証。
レンガの部分がS-bahn駅舎、まだ作ってないけど高さだけ検証した。
高架の列車、駅の列車、そして一番奥のバージスモジュールの列車も見える。
たぶんここからは撮影出来ないけど一応バージスモジュール側から駅部分を見る。
S-Bahn駅舎の周りは小さな広場になる予定。置けたらトラムも置く。
駅への分岐部分を列車の高さから。
上から見ると街のなかへ列車が取り込まれる感じになる。もう少し隠しても良いかもしれない。
高架橋側から、現行レイアウトでも良く撮影するアングル。
分岐内側からの眺め、建物を見切れさせて撮影は今まで出来なかった。
分岐部分ギリギリから撮影、駅付近の建物が低い建物に見える。
モジュール間に体を入れるスペースがあるのでバージスモジュールと合わせて撮影もできる。
特徴的なBoscerina Tunnel は実在し19世紀に建設された時は単線だったけど10年後には複線化された。
少し煽り気味で撮ると緩いバンクが強めに出て良い表現になるはず。
Polmengo Brücke側から、実際もBoscerina Tunnelと並んでいる。
かなりダウンサイジングして高さも10cmしかないのでアーチにする意味はなさそう。
アングルチェック:プラート・モジュール
次は情景を楽しむプラート・モジュール。
R2600~R3000のゆるやかなS字カーブがメインで最大1.00mm~1.25mmの角度を付ける予定。
左側がゴッタルド峠風、右側がゼメリング峠風のハイブリッドになる予定。
予定ではMagnorailを仕込む予定だけどまだ未定。
Polmengo Brücke を逆側が見るとこんな感じである程度ごまかしてる。
ちなみに2019年に作ったMagnorailテストレイアウトは今も元気に動くので結構耐久性高い。
最近Magnorailが周知されてきてうれしい、私が最初にブログに書いたのは2017年で誰も知らなかった。
アーチの奥行を短くするために内周はガーター橋にした。
3線の橋なので色々面倒だけど、いろいろ検証した結果なんとか見た目重視に落ち着いた。
Boscerina Tunnel の歩道側は欧州山岳部で良くある連続するアーチ構造でレール路盤を支える。
実際のBoscerina Tunnel は盛り土のようで若干陥没してる。
置く場所さえなんとかなればどんどん増やせる。
最後にバージスモジュールのみの全景、こちらはまだ考える余地があるのでしばらく寝かす予定。
次期モジュールレイアウトは奥行45cmとは言え様々な表情を見せられるように工夫した。
撮影時にモジュールを入れ替えるので見る人は大きなレイアウトに見えるはず。
Weichen Walterのセンターレールを使うので見た目も良いはず。
プランだけで2年もかかっているけどその分濃い内容になった。
モジュールとは言え在線検知用にギャップも大量に切る、信号もたくさん入れる予定で
将来的に自動スケジュール運転もする予定。
とりあえず最初はシャトル運転が楽しい構成にしてる。
後は作るだけだけど、その前に現行レイアウトで撮影しなければいけないものがたくさんある。
すでに劣化の始まっている現行レイアウトも若干の修正予定。
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