The Nameless City: Märklin集電シュー追加場所変更

2018年4月18日水曜日

Märklin集電シュー追加場所変更

昨日行った「Märklin 26928 "1928 Rheingold" 集電シュー追加」でKönigさんに壊れる可能性をご指摘頂き
Yaasanさんからもおそらく対策されているので問題がないだけで外した方が良いとアドバイスを頂きました。

と言うわけで今回は別の方法を模索してみました。いくつか候補を考えてみると。

1- チラつきをあきらめる
2- デコーダの車両とその他の車両のあいだの通電カプラーを絶縁して独立させる
3- Rocoのように通電カプラーの線を追加していったんデコーダへ集める
4- シューをデコーダの車両に追加する

1はともかく2だと更にシューを追加した方が良くなるので5両中3両にシューがある事になって
何だかみっともない、3は完璧だけどかなり大がかりになってしまう。
4はシュー同士が近いので意味なさそうだけど、やってみる価値はある。

と言うわけで4を実験して見る事にした。

余分に買ってあるRocoのショートシューを使う。

コードがむき出しだけどこんな感じで別の台車から元からあるシューへ直結するだけのシンプルな方法。

シューが別の車両の時から比べると若干チラつく場所があるけどかなり良い感じになった。

しかし入り組んだヤードへ進入するとそこそこチラついてしまう。

そこで昨日取り付けた車両からフルサイズのRocoのシューを取り外して元からついているMärklinの
うるさいシューと交換してみる。

この標準でついてるシューがとても硬いので怖いけどボディを外す事にした。
Märklinでは標準的な幌パーツがロックになっていたので外す。

ボディの隙間ほとんどない、指で少し引っ張る感じで隙間をあけてピックを差し込む。
後は隙間をゆっくりなぞるだけでパチパチと留めを外せる。

傷をつけないようにゆっくりゆっくりやったら事故なく開けられた。
そして現れた巨大なスピーカー!!音が良い分けだ。

左にはカバーされた大きなキャパシタのようなもの。そうだとしたら役にたってない。
そのうちカバーを少しあけて確かめてみよう。

逆側から、スピーカーには振動を抑えるためかクッションがまかれていていた。

デコーダの寄りも撮っておいた。

ここまでくればシューの後ろから押して出せるので簡単。

ついでに追加したシューのコードも室内へ。

ボディをかぶせる前に問題がないかテスト。

Rocoのシューだけで構成された荷物車。

Rocoのシューは静かなだけでなくエッジがプラスチックでガードされているのでレールに
衝突してもショートしない利点もある。

Märklin純正のシューからRocoに変えただけで劇的に変化、全路線走らせて99%チラつかない。
残りの1%は複雑なヤード内のレール側の問題だと思うのであとで修正する事にする。

と言うわけでMärklin 26928 "1928 Rheingold" 集電シュー問題はこれで解決。
そもそもシューを追加せずに元からあるMärklinのシューをRocoに変えるだけで良かった気もする。
あとはUmbauwagenも同様にシューの場所を変更しよう。

KönigさんYaasanさん助言ありがとうございました!



10 件のコメント:

  1. なるほど、そうなりましたか。
    三線式お家元のシューよりROCOのシューの方が性能がいいというのは皮肉ですね。
    数年前の倒産騒ぎといい、歴史と伝統が探究心を鈍らせてしまったのでしょうかね。
    実は私、はじめての鉄道模型がMarklinなんです。
    まだ小学生になったばかりだったので詳しいことはよくわかりませんでしたが、とにかく好きでした。
    だからMarklinのロゴを見ただけで、今でも幸せな気分になります。
    ですからMarklinには頑張ってもらいたいと思います。(買わないくせに(笑))

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    1. なに~!!Gutさん大先輩じゃないですか!!そしておはようございます(笑)

      Märklinは長らく設計を変えてないだけだと思います、おそらく半世紀以上!!
      車輪の幅とフランジもMärklin3線式は違うのですがRocoはMärklinよりも様々なレールに対応するように設計されていて、こちらもMärklinよりも優れています。

      「歴史と伝統が探究心を鈍らせてしまった」まさにその通りだと思います!
      Märklinはある意味保守的で古いレール、古い規格を大切にしています。
      しかし時代には合っていません、2線式にはない魅力で新しい客層を取り込むにはいつまでも暖簾に胡坐をかいていてはダメと言う事ですね。

      小学生でMärklinを経験したなんてどれだけ恵まれた環境でしょう!羨ましいです!
      サウンドがあるとやはり3線式は圧倒的に有利だと思います。
      通電カプラーなしでもシューが面でレールについているわけですからね。強いですよ!
      と言うわけでH0始める際は是非3線式も検討してください、と言うのは嘘です!
      デメリットも多いのでおすすめしません!

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  2. リレーが入っているので、照明のON/OFF制御はリレー式と推定できます。となると、無理矢理センターレールを直結しても、故障することは無いと思います。

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    1. Yaasanさん、こんにちは。

      なるほど!このパナソニックの白い箱はリレーですね。
      ボディをかぶせていると気付かなかったのですが、開けたまま室内灯ファンクションを押すとカチッと音がしたのでそうじゃないかと思っていました。
      Märklinは私のような人間の事も想定していそうですね。

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  3. こんばんは。

    先ほどはアドバイス有難うございましたm(__)m
    こちらの記事を改めて読んでDCCデコーダー搭載以外の客車の作りが当然同じなので参考になりました。客車のチラツキが治りました。
    DCC搭載の方は開けないで初期不良として交換ないし修理を依頼する事にしました。まだ到着して2日目なので受け付けてくれそうです。さきほど事細かな画像付きメールをしましたので明日にでも返事が来ると思います。こちらの記事はいずれまた参考になると思います。

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    1. JR浜松さん、こんばんは!

      修理依頼するんですね、了解です!
      たぶんすぐ直る問題だと思いますのでメーカーではなくショップが直してくれる気がします。
      欧州の鉄道模型でデコーダが壊れてると言う事はまずないですからね。

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  4. 早速のご返信有難うございます!

    確かにデコーダーの読み取りは出来るので配線ないし接触だと思います。
    ショップで直してくれればありがたいのですが。ただ台車を止める芯棒がゆるいのでいつまた外れるか心配です。正常な方は硬く止まっていますので。Lippeで1ヶ月かかりましたから、Sebnitzだとどのくらいかかるか、でも仕方がないです。いろいろといつも有難うございます。

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    1. 台車が緩いことで接触が悪くなると言うのも妙な感じですね。
      接点などはないと思います。台車のゆるみは私の場合L.S.Modelsで多いですね。
      Marklinで硬い場合がありましたがやすりで削って対処しました(笑)

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  5. こんにちは。

    さきほど返送する前に今回の事象を追記しました。
    それと仰っていた車輪を一箇所気づかずに逆にしていた為に集電シューを直した後で自動認識出来なくなっていました。今は向き直したので認識されますが、室内灯だけは点灯しないままです。ECoSにも登録メニューに載りません。台車の軸パーツがゆるい抜けて来る恐れがあるので困ります。

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    1. やはり車輪逆にしてたんですね、良くやってしまうことだと思います。
      ECoSがショートを検出せずにどれくらい通電してたかによりますが長時間だとデコーダが破損した可能性もありますね。
      Sebnitzに診てもらうのが確実ですね。

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