The Nameless City: 3Dプリンター:検討編
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2018年6月29日金曜日

3Dプリンター:検討編

検討編と書きつつ購入する機種は決まっているけど自分用のメモも兼ねて色々ブログへ書き残す事に。
仕事中に時間を見つけてダラダラ書くので長くなるかもしれない。

ブログへ書いていなかったけど素材集のデータを使ったりモデリングしたりと、いつしか
3Dプリンターを購入する時のためのデータの準備を進めてきた。

たびたびこのブログでも出てくるAutodeskの3dsmaxと言う3DCGソフト(この業界でも実はDCCと呼ばれる)
まずはダラダラとその3dsmaxで制作中のFeldbahn用のデータのレンダリングを色々な角度から。

このFeldbahnでよく見るトロリーは自分で出力して作って見ようと考え中。

作業着のお兄さんもハイポリゴンなデータなのでこのまま出力に耐えられる。

一瞬実物に見えるかもしれないこのレンダラーはブルガリアのChaosGroup製のV-Rayを使用。

Autodesk 3dsmaxの画面。

ハードサーフェスな工業パーツに対して人体は有機的なのでどうしてもハイポリゴンになる。

映像やゲームでは細かい凹凸はノーマルマップと言うピクセルに法線を持たす事で表現できるけど
3Dプリンターで出力するにはメッシュで凹凸が表現されていなければならない。

個人的に3Dプリンターを最も活用したいポイントは人物を自由なスタンスに出来る事。
座っていたり、飲み物を飲んでいたり、本を読んでいたり。

リグと言われるけど人体にはボーンを入れて自由に動かす事が出来るので3Dプリンターで
何種類も生産する事が出来る。・・・予定。

良く「CADを使う」と言う言葉を見るけど、私の使っているツールは正確にはCADではなく映画やゲームなどで
使われる所謂3DCGツール(DCCツール)で有機的なもの、エフェクト何でもできて主に映像向け。
CADは正確な入力が出来る工業用のツールの事で私の使用している3dsmaxの会社AutodeskはAutoCADで有名。
ちなみにAutodeskはメジャー3DCGソフト会社をすべて買収してしまったのでハイエンド市場はほぼ独占中。
SoftimageXSIは去年更新を停止したので事実上Softimageの歴史は途絶えてしまった。
私はSoftimage3Dも使ってきたのでなかなか悲しい思いもある。

ここからこのブログの振り返り。

まず3Dプリンター自体は鉄道模型の趣味を始める前から検討していて、周囲からもなぜ早く
買わないのか?とよく言われていた。
答えは単純で3DCGが出来るからってとくに出力したいと思う事がなかったからだった。
3Dアーティストではないので仕事以外で作品を作って出力と言う気もなかなか起きない。
しかし、鉄道模型と言うか模型、ジオラマ趣味をはじめて見ると様子が変わってきた。

製品にないものは作るしかない、既製品をキットバッシングしても良いし、粘土をコネても良いかもしれない。
しかし時代は3Dプリンター、しかも3DCG出来るならマウスでポチポチやった方が早い。

と言うわけで去年末に書いたこれ。
2017年12月20日水曜日「Spur1f Feldbahnの検討」


この時にも書いたけど1番ゲージのナローに興味があって色々検討しているうちに自分で
作ろうと言う結論になり、その前に3Dプリントされた機関車の強度など知りたいと
思ってShapewaysを利用した。

オーダーから11日で届いた3Dプリントパーツの記事。
2017年12月26日火曜日「Shapewaysの3Dプリント1f機関車が届く」


結局まだ塗装もしていないんだけど、3Dプリンターが本格的に稼働したら1番ゲージナローレイアウトも
制作開始するかもしれない。仕事のタイミングによるのでいつになるやら。

そもそも1番ゲージナローに興味を持ったのは去年スイスのMarcel Ackleさんの作品を知ったからだった。
http://www.feldbahn-modellbau.ch/

日本ではアメリカ基準のOnやHOnと良く見るけども、私はヨーロッパのH0鉄道模型をやっているせいで
0eやH0eと言う表現になれてしまった。
その中でも1番ゲージや2番ゲージナローになるとより細かい分類があって「m」「e」「f」がつく。
私は16.5mm軌間を使用した1番ゲージナローで行く事に決めたので「1f」になる。

そしてモジュールレイアウトのジオラマ作成のお手本にしていたのはMarcel Ackleさんではなく
もっと前からYoutubeで見ているオーストラリアのLuke Towanさんのチュートリアル。
https://www.youtube.com/channel/UCjRkUtHQ774mTg1vrQ6uA5A

この方の動画はとても分かりやすく映像演出も優れているので見ていて飽きない。
そして2ヵ月ほど前にこの方のチュートリアルを見てどの3Dプリンターを購入するか決定した。

Anycubic Photon – Ultimate detail 3D printing

このAnycubic Photon 光造形タイプの3Dプリンターに決定。
さらにFDM方式の3Dプリンターを使用している3Dアーティストの友達からもAnycubic Photonが
3Dアーティスト界隈でも流行っていると聞いたのが決め手になった。
しかも最近ツイッターの鉄道模型クラスタでもAnycubic Photonで制作した模型の画像を
見て望んでいたものはこれしかないと思った。

はじめての3Dプリンターが光造形タイプで大丈夫なのか不安だったので友達に聞いて見ると
はじめてでも全然問題ないとの事だったので仕事が落ち着いたら購入する事にする。
データも色々と他にも用意してあってチャレンジしたい事は盛りだくさん。
私の場合はおそらく車両を制作する事よりもジオラマを制作するために使用するかもしれない。

全然関係ないけど最近Youtubeのチャンネル登録者数が3日で100人超えたり再生数も1日で
13000を超えるようになり、この勢いなら動画ももっとアップしていきたい。
総登録者数が100人超えたときの感動が懐かしい。
ほんと皆さまに感謝感謝。


8 件のコメント:

  1. 3Dプリンターはずっと前から注目していますが、最近はかなりお手頃価格になっててびっくりです。
    これで人が作れたら確かに便利ですよね。
    Preiserの人々は大型レイアウトの住人になってもらうには少々高価なんです。
    かと言って気合い入れて作った街が過疎化してるのも悲しいし。
    しかし、Spur Nの人も作れるもんでしょうか?

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    1. Gutさん、こんにちは

      ほんと良い時代になりましたね!
      光造形タイプなんて数十万円になって画期的と言われたのがほんの数年前で、Photonはついに65000円ですからね。今後更に低価格ハイクオリティ化は進むと思います。

      先日Nスケールの車両をPhotonで出力した写真を見ましたが手摺りまで出力できていたのでPreiserレベルはまだまだかもしれませんがレイアウトに大量に配置する分にはまったく問題ないレベルだと思います。

      光造形タイプはFDMタイプと違って積層が目立たないので有機体には特に有利だと思います!

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  2. Elecrowの出力サービスもあるので、うまく併用すると良いんじゃ無いでしょうか。試作やちょっとしたものは自分のプリンタ、やたら大きい物とか、数を作りたいときはElecrowに投げるとかです。

    https://www.elecrow.com/3d-printing-service.html

    基板製造&部品はんだ付けは高頻度に大量にElecrowに頼んでますが、3Dプリント出力は試したことが無いので、誰かやってくれないかなという勝手な期待もあります・・・。

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    1. Yaasanさん、こんばんは

      Elecrowの出力サービス前も言ってましたね!
      他の3Dプリント専門サービスから比べるといまいち詳細がわからないんですよね。
      そのうちDSairのケースなど作って見て試してみますか!

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  3. こんばんは。
    実は私もメタセコでチョロッとMMD関係のモデリングをしたりしますけど、模型にせよモデリングするには図面を入手するのがかなり難題なんですよね。
    一回クモハ40関係をモデリングしましたけど、図面集の入手だけで数万円かかって手元にきても不鮮明で数字が読めないとか、結構難儀しましたよw
    でも建築物とかならそこそこフリーハンド的なモデリングでもいけるかもしれませんね。

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    1. Königさん、こんばんは

      実物を忠実にモデリングするのに図面だけでもだめですしね。
      私はゲーム会社に勤めていた時に車のモデリングをしていたのですがメーカーから正確な図面をもらって再現しても必ずデフォルメが必要になりました。
      よくKATOとかも設計時にデフォルメすると書いてますよね、あの気持ちは良く分かります。
      いかにそれっぽく見えるかがとても重要でやはり実物を見て、出来れば触って質感から捉え方を見る必要がありますね。
      例えば角やアールがついている部分は塗装や質感で捉え方が変わって来るのでとても難しいですね。

      私は鉄道に詳しくないのでもし図面をもらって作ってもたくさんの突っ込みが入る事は間違いありません(笑)
      餅は餅屋でメーカーに任すのが一番ですね!

      おっしゃる通りで私はフリーハンド的に出来るほとんどの人が見た事がないドイツのFeldbahnやジオラマ用に主に使う予定です。

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  4. こんばんわ
    ちょうど、ツイッターで見ていたのですが
    https://twitter.com/sieku24Lv/status/1010738596154707969
    使ってないと上澄みのレジンがどんどん死んでいくから量産工場とかじゃないと維持出来ない感じがする。

    というツイートを見ましたので、メンテナンスとかコストも調べた方が良さそうです。

    あと、レジンも結構お高い。
    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07DKZYV21/ref=ox_sc_act_title_1?smid=A2FMNJ04VZ5EJI&psc=1

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    1. あやのすけ。さん、こんばんは

      情報ありがとうございます!
      メンテナンスとランニングコストはもちろん知っています。
      例えばPhotonの場合はベースとなるフィルムの張り替えもYoutubeで動画で公開してますのでその点も考えています。

      上澄みのレジンが硬化するのは明るい所でやっているからではないでしょうか?
      UVレジンは紫外線が少しでも入ると硬化するので暗室か分厚いUVカットのフィルムで保護する必要がありますね。

      とは言え基本的に放置するものではないそうなので上記のYoutubeチュートリアルにもある通り毎回戻す必要はあります。
      戻してもだいたい6ヶ月しかもたないそうです。
      と言うわけでおっしゃる通り少量生産ではかなりコストがかかりますのでただの金食い虫ですね!

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